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2005/11/15

Playing/Old And New Dreams

1205

オールド・アンド・ニュー・ドリームス(オーネット・コールマンのバンドに在籍していたメンバー)での2作目。ECMを順番に見ていくと、いかにもECM的だったり、北欧色が強かったりするアルバムも目立ちますけど、このように、黒いというか、オーネット・コールマンを中心に据えていたかのようなアルバムも、少々落ち着いたサウンドが多めながら、割と出ているんですね。これより後の時代になってくると、ギンギンのフリージャズもいくらかある(スティーヴ・レイクのプロデュースのアルバムなど)ので、一定の傾向は見られるものの、ECMサウンドというものはない、というマンフレート・アイヒャーの言葉が真実味を帯びてきます。

 

Playing/Old And New Dreams(ECM 1205)(輸入盤) - Recorded June 1980. Don Cherry(Tp, P), Dewey Redman(Ts, Musette), Charlie Haden(B), Ed Blackwell(Ds) - 1. Happy House 2. Mopti 3. New Dream 4. Rushour 5. Broken Shadows 6. Playing

(02/09/29)ライヴ録音で、このメンバーではECM2作目。オーネット・コールマンの曲が3曲(1、3、5曲目)とメンバーのオリジナルによる構成。雰囲気も新しめのオーネット・アコースティック・バンドという感じ。アップテンポで元気やノリが良いながらも、自由度が高い演奏が繰り広げられる11分台の1曲目、アフリカの大地を思わせるような原初的なメロディやリズムと、今風のドラムソロとの対比が面白いドン・チェリー作の2曲目、オーネットの曲らしくジャズの範囲での飛翔が感じられる3曲目、スピーディーでこれまた飛び跳ねているデューイ・レッドマン作の4曲目、渋さとアバウトさ、民族的要素が同居しているような5曲目、ベースソロではじまり中間部にもソロがある、緩急自在なチャーリー・ヘイデン作のタイトル曲の6曲目。

 

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