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2005/11/27

Paths, Prints/Jan Garbarek

1223ヤン・ガルバレクのリーダー作。おなじみのエバーハルト・ウェーバーとヨン・クリステンセンに、ビル・フリゼールが加わっていて、そのギターでの音の広がりでサウンドがかなり影響を受けていることが分かります。フリゼールは万能の選手ですね。この包み込むような、浮遊するギターが、印象深くせまってきます。それでいて、全体のサウンドものバランスも崩すことなく、まるで4人が以前から共演していたような、練れた雰囲気もあり、さすが、このメンバーだと思いました。それに、このアルバムも全曲ガルバレク作曲なんですよね。それでも4人の音楽として聴こえるのは、やはり人選の妙かな、と思いましたです。

 

Paths, Prints/Jan Garbarek(Ts, Ss, Wood Fl, Per)(ECM 1223)(輸入盤) - Recorded December 1981. Bill Frisell(G), Eberhard Weber(B), Jon Christensen(Ds, Per) - 1. The Path 2. Footprints 3. Kite Dance 4. To B.E. 5. The Move 6. Arc 7. Considering The Snail 8. Still

(99/05/02)全曲ヤン・ガルバレクの作曲。彼のサックスなどの存在感がある一方で、参加している他のメンバーも個性がけっこうあります。ゆったりした曲調のものが多い感じ。1曲目の何気ない音の連なりでも聴く人を説得してしまいます。パーカッションがエキゾチックな味を醸し出している10分台の2曲目、メロディアスでノリの良い3曲目、スペイシーな、サックスとギターで包みこんでいるような4曲目、不思議な浮遊感のあるテーマで、途中ビートがありながらも浮遊感は持続する5曲目、ゆっくりとしたサックスのメロディに他の音がさりげなく絡む6曲目、エキゾチックなサックスという点ではここでも印象的な7曲目、牧歌的で空間的にも広がりをみせている8曲目。こういう世界があってもいいかも。

 

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