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2005/11/29

El Corazon/Don Cherry/Ed Blackwell

1230

ドン・チェリーとエド・ブラックウェルのデュオ。気ままに色々楽器を使って録音していくというのは、ECMでは他でもあるし、たまにはこういうアルバムが出てきてもいいんじゃないか、というタイミングで出てきますね。たぶん、テープを回しっぱなしにして、そこから良いテイクを取り出していく、という作業なんじゃないかと思いますけど。どちらもいろいろ楽器を変えてみたりして、楽しんで録音している姿が目に浮かびます。そういうアルバムなだけに、聴く人を選ぶ可能性はありますけど、このような奔放な演奏だったら、1度は聴いてみてもいいんじゃないかな、と思います。秘蔵のテープはまだありそうな気もしてますし。

 

El Corazon/Don Cherry(Pocket Tp, P, Melodica, Org, etc)/Ed Blackwell(Ds, Wood Ds, Cowbell)(ECM 1230)(輸入盤) - Recorded February 1982. - 1. Murton/Bemsha Swing/Solidarity/Arabian Nightingale 2. Roland Alphonso 3. Makondi 4. Street Dancing 5. Short Stuff/El Colazon/Rhythm For Runner 6. Near-in 7. Voice Of The Silence

(03/01/12)2人で、あるいは1人で気の向くまま流れる方向に楽しんでいる雰囲気の演奏。1曲目は15分台の4曲メドレーですが、4曲はそれぞれが独立している感じ。その中のパート2ではドン・チェリーがピアノを弾いてモンクの「ベムシャ・スウィング」を唐突にやったりしています。パート3、パート4は哀愁のあふれる音作り。ピアノになったりトランペットになったり忙しい。メロディカで素朴に奏でられる2曲目、打楽器のみでアフリカンな味わいの3曲目、ドラムスを中心にしたマーチ的なリズムの4曲目、打楽器のみではじまり、哀愁のメロディのピアノ、トランペットのタイトル曲を経て、ドラムソロにいく5曲目、アフリカンなパーカッションの素朴でリズミカルな6曲目、トランペットのみで淡々とメロディを奏でている7曲目。

 

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