共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Of Mist And Melting/Bill Connors | トップページ | At The Main Event/Bryan Lynch Quintet/Sextet »

2005/09/14

Wish List/Don Braden Sextet

1069
Criss Crossレーベル順番聴き4日目。ドン・ブレイデンの演奏は、今っぽいながらバップ色がやや強く(もちろんメカニカルにも吹けます)、作曲もけっこうイケる感じなので、好きな方だと思いますが、このアルバム、サイドで参加している人たちの方が今では有名になってしまっているようです。そういう意味では、なかなか興味深いアルバム。曲によってはブレイデンよりも他のメンバーの方がメカニカルな感じも強く、特にキーマンはピアノのベニー・グリーンではないかと思います。結果、こういうメンバーが集まったからこそ都会的な現代ジャズとしてアルバムがまとまったということもあって、他のアルバムよりは引っ張り出して聴く回数が多くなりそう。


Wish List/Don Braden(Ts) Sextet(Criss Cross 1069)(輸入盤) - Recorded December 21, 1991. Tom Harrell(Tp, Flh), Steve Turre(Tb), Benny Green(P), Christian McBride(B), Carl Allen(Ds) - 1. Father Me 2. When You Wish Upon A Star 3. Falling In Love With Love 4. Mr. C.M.B. 5. Sophisticated Lady 6. Search For Peace 7. Just The Facts 8. Wish List

(05/09/11)Don Braden作は全8曲中4曲(1、4、7-8曲目)。今見るとなかなかスゴいメンバー。フリー風にはじまり、リズムがファンク風で都会的なサウンドとハーモニーを聴かせる1曲目、優しく3管ならではのテーマのメロディ(ハーモニー)と、割と自由に明るいアドリブの(4拍子と3拍子の部分があるようだ)の2曲目、クァルテットで彼のバップ的なテナー・サックスをアップテンポでけっこう聴かせる3曲目、テーマ部が目まぐるしく変わってアドリブでは比較的ストレートだけど起伏のある4曲目、またクァルテットでホンワカと演じる5曲目、同じくマッコイ・タイナー作のバラードをしっとりと歌い上げる6曲目、アップテンポで今っぽく突き進んでいくような7曲目、ワルツでちょっと地味めですがやや盛り上がりもあるタイトル曲の8曲目。

« Of Mist And Melting/Bill Connors | トップページ | At The Main Event/Bryan Lynch Quintet/Sextet »

音楽」カテゴリの記事

Criss Crossレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

Criss Cross1051-1100番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Wish List/Don Braden Sextet:

« Of Mist And Melting/Bill Connors | トップページ | At The Main Event/Bryan Lynch Quintet/Sextet »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト