Soul Mates/Mike LeDonne Sextet
Criss Crossレーベル順番聴き3日目。この頃、マイク・ルドンはけっこうこのレーベルからアルバムを出しています。アルバムごとの参加ミュージシャンも楽しみのひとつで、ここでは何と初期の頃のジョシュア・レッドマンが参加、それにライアン・カイザーもいたりとけっこう興味深い人選。どのメンバーもソロをやらせたらスゴいということで、このアルバム、何度も聴き返すことになりそうです。5曲目はバラードなのですが、そこを漂うようなピアノはけっこう速いフレーズを曲調にジャマにならないように弾いていて、けっこうこの人もヤルな、と思ったりもしたものでした。やっぱりオリジナルの曲がいいかな。
Soul Mates/Mike LeDonne(P) Sextet(Criss Cross 1074)(輸入盤) - Recorded January 18, 1993. Ryan Kisor(Tp), Joshua Redman(Ts), Jon Gordon(As), Peter Washington(B), Lewis Nash(Ds) - 1. Jessica's Birthday 2. Shaky Jake 3. Soulmates 4. Four-Eight-Four 5. Homage 6. Willow Weep For Me 7. C And B
(05/09/25)Mike LeDonneの作曲は7曲中4曲(3-5、7曲目)。セクステットですが、もっとゴージャスな気がするのは気のせいか。その曲のゴージャスさが出ているクインシー・ジョーンズ作の1曲目はテーマのハーモニーがカラフル。シダー・ウォルトン作のミディアムのハードバップタイプのジャズながら、各人のソロがけっこう魅力的な2曲目、テーマのハーモニーが分厚いスローな4ビートで、ブルース的な進行のソロを中間部で聴かせるタイトル曲の3曲目、スピーディーな展開でスリリングなソロを聴けて、リズムに時々仕掛けがしてある4曲目、しっとり感の強いメロディのバラードと渋いソロを聴かせる5曲目、ピアノ・トリオでスタンダードをブルージーに展開する6曲目、リズミカルでシャープなテーマとソロが印象的な7曲目。
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