Focusing In/Dan Faulk Quartet
Criss Crossレーベル順番聴き5日目。明日からまた別方面に行きます。今日のダン・フォークという人、Criss Crossレーベルには、サイド参加作品はなく、リーダー作はこれ1枚だけという人。Amazonでも調べてみたけれど、最近フレッシュ・サウンド・ニュー・タレントから1枚出しているようですが、やっぱり少ないですね。けっこう上手いんだけれども、やっぱりそれプラスアルファの何らかの個性がなければ、この業界、目立つのは難しいということなのでしょうか。確かにテナー・サックスの印象度という点では、昨日紹介したウォルト・ワイスコフの方が、好き嫌いは分かれそうですが、強さはありますね。
Focusing In/Dan Faulk(Ts) Quartet(Criss Cross 1076)(輸入盤) - Recorded December 21, 1992. Barry Harris(P), Rufus Reid(B), Carl Allen(Ds) - 1. Quintagon 2. Peace 3. I Love Paris 4. Nutty 5. Lover 6. Epistrophy 7. Stairway To The Stars 8. Barry's Tune
(05/09/25)Dan Faulkの作曲は全8曲中2曲(1、8曲目)。バリー・ハリスの参加が目をひきます。1曲目は割とオーソドックスなブルース寄りの雰囲気で吹きまくるのが印象的。ホレス・シルバー作の落ち着いたメロディのバラードでゆっくり語りかける2曲目、哀愁の漂っているスタンダードで、短調長調と表情が変わる曲を自由に舞う3曲目、セロニアス・モンク作をうまくそれっぽく雰囲気を出して演奏する、ただピアノはマイペースな4曲目、スタンダードをこれでもかとアップテンポの速いフレーズで攻める5曲目、やはりモンクの作品をモンク風の味付けのアプローチで演奏する6曲目、ピアノのみをバックにじっくりとメロディを奏でていくバラードの7曲目、メロディアスながら哀愁漂い浮遊感もちょっとある、ちょっとハネる8曲目。
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