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2005/09/11

But Beautiful/Jimmy Raney Trio

1065
Criss Crossレーベル順番聴き再び1日目。まだ先月の国内盤新譜が残っているのですけれど、気分転換に方向を変えてみました。ジミー・レイニーは大がつくほどのベテランで、たぶんこういう聴き方をしなければ出会うことがなかったと思いますが、今の大部分の若手ギタリストとは違って、テーマでもアドリブでも軽快でフレーズがよく歌っています。その辺が気楽に聴ける要素でもあるし、必然的にどれをかけようかな、というときに手が伸びるアルバムでもあります。ただ、ベースソロやドラムソロもそれなりにあって、ここでジャズを聴いているんだという感覚に引き戻されるという(笑)。この時期、若手のリーダー作の録音が多くなってきているので、こういうアルバムは貴重だとも言えます。


But Beautiful/Jimmy Raney(G) Trio(Criss Cross 1065)(輸入盤) - Recorded December 5, 1990. George Mraz(B), Lewis Nash(Ds) - 1. Long Ago And Far Away 2. But Beautiful 3. Indian Summer 4. Someone To Watch Over Me 5. I Get A Kick Out Of You 6. Elegy For Ray Parker 7. He Loves And She Loves 8. The Way You Look Tonight 9. Long Ago And Far Away (Take 2) 10. Blues Cycle

(05/09/10)Jimmy Raneyの曲ないし共作は6、10曲目。スタンダードが多く、ギター・トリオなので露出度高し。ベテランの味わい。ちょっと淡い感じながらメロディアスに軽快な4ビートを進む1、9曲目、しっとりとした曲を流麗なギターで奏でていくタイトル曲の2曲目、陽性でやはり和やかなメロディに耳を傾けるような感じの3曲目、出だしのソロ・ギターも良ければ控えめなサウンドの上の運指も滑らかな4曲目、アップテンポのベースの上をちょっとほのぼのするフレーズで進む5曲目、オリジナルでもスタンダードのような感じの6曲目、やや淡白ながらけっこう歌っていると思わせる7曲目、ややアップテンポでメロディを自在に操っているようなギターの9曲目、ブルースを演奏してもメロディアスで軽めになってしまう10曲目。

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