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2005/09/27

Blues For Marcus/Steve Wilson Quintet

1073
Criss Cross順番聴き2日目。今日はスティーヴ・ウィルソンですが、後にチック・コリアのオリジンに参加するなど、かなりの実力派。ここでもオリジナルには非凡な才能を見せつけるし、他人の曲でも演奏は素晴らしい感じです。ただ、オーネット・コールマンの1曲目に関しては、スマートできれいすぎるかな、という感じも少々。あのリズム感やメロディのズレを表現する方が難しいか。だから良い意味で都会的で現代的だと言うことはできると思います。曲も演奏もこのレーベルでは一歩抜きん出ているような気もしています。ちなみにタイトル曲の「Blues For Marcus」のMarcusとは、誰のことかと思ったら、息子さんだそう。


Blues For Marcus/Steve Wilson(As, Ss) Quintet(Criss Cross 1073)(輸入盤) - Recorded January 4, 1993. Steve Nelson(Vib), Bruce Barth(P), James Genus(B), Lewis Nash(Ds) - 1. Jayne 2. Patterns 3. Ms. Angelou 4. I Should Care 5. Diaspora 6. Cornerstone 7. The Haunted Melody 8. Blues For Marcus

(05/09/24)Steve Wilsonの作曲は全8曲中3曲(3、5、8曲目)で、ジャズメン・オリジナルが多い。オーネット・コールマン作を整然と演奏してメロディのエッセンスをすくい取るような1曲目、ジョー・チェンバース作のアップテンポで、時に自在なテンポのけっこうスリリングな展開の2曲目、ちょっと浮遊感を感じるメロディの、淡色系のボッサでゆっくりめにせまる3曲目、スタンダードをピアノとのデュオで自由自在に吹きまくる4曲目、変拍子で幻惑される感じもあるミステリアスな作風でドラマチックに盛り上がる5曲目、Bruce Barth作の、不思議なコード進行だけれどすんなり聴けでややハードなミディアムの6曲目、ローランド・カーク作の美しいメロディのバラードの7曲目、アップテンポで豪快に進行していくタイトル曲の8曲目。

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