At The Main Event/Bryan Lynch Quintet/Sextet
Criss Crossレーベル順番聴き5日目。また明日から別方面に行きます。私があまり得意ではないオルガンジャズですが、これはなかなかカッコ良いアルバムだと思いました。ベテランのメルヴィン・ラインを配していますけれど、アレンジやハーモニーは今風で聴かせています。コンガも適材適所の曲で登場して、しかもメルヴィン・ラインの曲もなぜか現代的な作風。実質双頭バンドのような雰囲気だったので、良い意味でラフでルーズなところがあるかな、と思っていたのですが、それもあるにしても、やっぱり現代オルガンジャズ、といった感じに録音されていて、そこがうれしかったですね。考えてみたら、参加メンバーはいずれも腕におぼえのある人たち。あたりまえか(笑)。
At The Main Event/Bryan Lynch(Tp) Quintet/Sextet(Criss Cross 1070)(輸入盤) - Recorded December 29, 1991. Ralph Moore(Ts), Peter Bernstein(G), Melvin Rhyne(Org), Kenny Washington(Ds), Jose Alexis Diaz(Congas on 1, 5, 7) - 1. Dance The Way U Want To 2. At The Main Event 3. Blues For Woody And Khalid 4. Cry Me A River 5. Nite 'Vidual 1 6. Ecaroh 7. Nite 'Vidual 2
(05/09/11)Bryan Lynch作は1-3曲目。Melvin Rhyne作も5、7曲目にあり、実質双頭アルバムか。Melvin RhyneとPeter Bernsteinの組み合わせもけっこういい。8ビート的なジャズロック風の曲調がオルガンジャズの雰囲気に合ってゴキゲンな1曲目、ややアップテンポでなかなかカッコ良いテーマがあって、それぞれのソロもイケる4ビートのタイトル曲の2曲目、現代的なアップテンポの展開でスリリングなソロを聴くことができる3曲目、ワンホーンでじっくりとメロディを出しつつアドリブも見事なスタンダードのバラードの4曲目、やや複雑なハーモニーや構成のテーマを持っていながら、ラテンタッチでゴキゲンなアドリブの部分も持っている5、7曲目、ホレス・シルバー作をややメカニカルなアレンジで処理している今っぽい6曲目。
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