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2005/08/15

The Legend/Melvin Rhyne Trio

1059
Criss Crossレーベル順番聴き5日目で、またちょっと明日から他の方へ行きます。今日のメルヴィン・ライン、意外に歳をとっているな、と思って調べてみたら、ウェス・モンゴメリーのリヴァーサイド・レーベル時代にクレジットがあるではありませんか。けっこうなベテランなんですね。それに若手2人が絡んでいく格好です。ギターのピーター・バーンスタインですが、白人だけれどもブラインドで聴いているとどっちか分からないくらい黒い部分もあるかも。(世間では白人のグラント・グリーンと呼ばれているそうですが)あまりブルージーではありませんけれど、フレーズがけっこういいです。実は私の一番苦手なジャズってオルガンジャズなんですが、このアルバムを聴いて、何とか克服できたような気がします。


The Legend/Melvin Rhyne(Org) Trio(Criss Cross 1059)(輸入盤) - Recorded December 30, 1991. Peter Bernstein(G), Kenny Washington(Ds), Brian Lynch(Tp on 8), Don Braden(Ts on 8) - 1. Licks A-Plenty 2. Serenata 3. Stompin' At The Savoy 4. The Trick Bag 5. Old Folks 6. Next Time You See Me 7. Groovin' High 8. Blues For Wes

(05/08/07)Melvin Rhyneの作曲は唯一クインテットでの8曲目のみ。他はトリオでの演奏。黒っぽいゴキゲンなオルガンを聴くことができます。サイドのギターも適材適所か。1曲目からそのイケイケの雰囲気は伝わってきますが、やっぱりこれがオルガンサウンドか、という感じ。逆に2曲目のようにバラードの曲でもけっこう渋めの味わいがあります。有名な曲を4ビートで軽めにメロディアスに料理している3曲目、ウェス・モンゴメリー作のスピーディな展開がスリルのある4曲目、有名なスタンダードで、抑制の効いたオルガンのバラードが心地良い5曲目、ブルース的な展開が黒っぽい感じを増強させる6曲目、エネルギッシュにアップテンポでウネりまくっている有名な7曲目、ホーンを入れてゴリゴリとブルースを演じている8曲目。

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