Pictures/Jack DeJohnette
Pictures/Jack DeJohnette(Ds, P, Org)(ECM 1079) - Recorded February 1976. John Abercrombie(G) - 1. Picture 1 2. Picture 2 3. Picture 3 4. Picture 4 5. Picture 5 6. Picture 6
構築されたものがもともとあったのか、フリー・インプロヴィゼーションなのかどうか判断はつきませんが、1枚のアルバムがトータルサウンド的な作りになっているようです。 多重録音の部分もあります。3曲目のみジョン・アバークロンビーとの共作で、それ以外はジャック・ディジョネットのオリジナル。ドラムスのビートの上にかぶさるオルガンサウンドの図式の1曲目、淡々としたテンポのあるドラムスのみで8分弱を勝負している2曲目、ギターとのノリの良い自由なやり取りの3曲目、波間を漂うような静かな掛け合いの4曲目、アコースティック・ギターが渋い味わいを持つ5曲目、しっとりしたピアノを中心に叙情的に、かつ淡々と進んでいく6曲目。ジョン・アバークロンビーは3-5曲目に参加 しています。
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コメント
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デジョネットのドラムの魅力をうまく捉えたアルバムだなあ、と思いました。ドラムのソロ、を打音の美しさで聴かせるのも魅力。クロンビーもスタイルを変えて、の演奏で面白かったし。この頃のECMは粒揃いですね。
http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2016/10/11/065158
投稿: ken | 2016/10/11 06:54
>kenさん
コメントどうもありがとうございます。
この頃は最小限度のメンバーで、あるいは多重録音も加えて、それでECMらしい良さを引き出したアルバムも目立ってましたね。これも、その一つだったと思います。
投稿: 工藤 | 2016/10/11 08:38