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2005/08/27

Moods Volume 1/Philip Catherine Trio

1060
Criss Crossレーベル、また順番聴き1日目。今回のアルバムはCriss Crossレーベルにしては変わっていて、ベルギーのギタリスト(初めてのアルバムではないですが)で、主に変則トリオで4ビートジャズらしからぬジャズをやっています。このレーベルというとギンギンの4ビートの濃い演奏が多いのですが、ここではいかにもヨーロッパという感じのサウンド。リーダーのフィリップ・カテリーンもバップのギタリストというよりは、エレキ・ギターとアコースティック・ギターをうまく使い分けて、何となくジャンゴ・ラインハルトを現代風にしたような感じもあります。本来ならばVol.1とVol.2を同時に紹介してしまえば良いのでしょうが、そうするとネタ切れになってしまうため、Vol.2はまた明日。


Moods Volume 1/Philip Catherine(G) Trio(Criss Cross 1060)(輸入盤) - Recorded May 19 and 20, 1992. Tom Harrell(Flh, Tp), Hein Van De Geyn(B), Michel Herr(Key on 1, 5, 7) - 1. Cote Jardin 2. The Man I Love 3. Moods 4. December 26th Variation 1 5. Romance 6. Fridge Blues 6. Cote Cours 8. Angel Wings 9. A Time For Love

(05/08/22)Philip Catherine作は全9曲中5曲。他のメンバーの曲も。編成も変則的ですが、ジャズというよりはムードミュージック的な内省的なインプロヴィゼーションが多め。スパニッシュな感じで、映画音楽のようにゆったりしたと思ったら時々盛り上がる12分台の1曲目、ガーシュイン作を前半バラード、後半4ビートで奏で上げる2曲目、哀愁もあり、静かな小品のタイトル曲の3曲目、しっとりとした繊細な世界から中盤でラテン風に盛り上がる4曲目、Tom Harrell作のメランコリックなバラードの5曲目、8分の6拍子で淡い感触のあるブルースサウンドの6曲目、静かにキーボードをバックに奏でる小品の7曲目、アコースティック・ギターの多重録音で味わい深く聴かせる8曲目、テンポのないゆったりしたメロディを聴かせる9曲目。

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