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2005/07/31

What Am I Here For?/Harold Ashby Quartet

1054
Criss Crossレーベル順番聴き4日目で、また一段落。今回は4回続けてテナー・サックスのリーダー作でしたが、それぞれ個性が違って、飽きさせませんでした。特に今日のハロルド・アシュビーは大ベテラン。そしてベン・ウェブスター派のサックスとなれば、他のミュージシャンとだいぶ違う雰囲気です。ただ、感想にはモダン以前の雰囲気云々と書きましたが、やっぱり現代のフレーズも彼なりに吹いているし、雰囲気を合わせつつもサイドのミュージシャンたちは、やっぱり今のフレーズを叩き出している部分も少なくないので、厳密に言えば、これも現代のジャズには違いありません。でもサックスの個性ってはっきりしていて面白いですよね。


What Am I Here For?/Harold Ashby(Ts) Quartet(Criss Cross 1054)(輸入盤) - Recorded November 30, 1990. Mulgrew Miller(P), Rufus Reid(B), Ben Riley(Ds) - 1. I Can't Get Started 2. What Am I Here For? 3. Mood Indigo 4. Frankie And Johnny 5. Once In A While 6. Poinciana 7. C Jam Blues 8. Prelude To A Kiss 9. September In The Rain 10. Perdido

(05/07/23)オリジナルは無し。長年在籍したデューク・エリントン楽団ゆかりの曲を多く演奏しています。ベン・ウェブスター派で、サックスはモダン以前の古き良き時代のジャズの雰囲気も。明るくゆったりとしていて味わいのある1曲目。エリントンの曲など、聴いた事があるメロディが次々と出てきて、サックスの奏法と合わせて懐かしさがあります。陽気だけれども速いフレーズも出る2曲目、有名なバラードの3曲目、トラディショナルでブルースのような4曲目、しっとりとスタンダードを聴かせる5曲目、有名な曲をムーディーなラテンタッチにした6曲目、ゴキゲンなブルースで明るく進行する7曲目、これも有名ですが懐かしい味わいのバラードの8曲目、4ビートだけれどもやはり明るい9曲目、ノリの良い曲で幕を閉じる10曲目。

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