From Kirk To Nat/Kirk Lightsey Trio
Criss Crossレーベル順番聴き6日目で、また明日からちょっと他の方面へ行くことにします。カーク・ライトシーのナット・キング・コールに捧げたアルバムということで、編成もピアノ、ギター、ベースで同じ、2曲で渋いヴォーカルを聴かせているところなんか、けっこう意識しているのだろうな、と思わせます。ここではケヴィン・ユーバンクスのギターが目立っています。もともとこの人、フュージョン系でデビューしたのだけれども、4ビートもアヴァンギャルドなものもできる人で、えらい速弾きや目立つフレーズも、調和したサウンドの中から時々飛び出てきます。彼だけ異色と言えなくもありません。
From Kirk To Nat/Kirk Lightsey(P, Vo) Trio(Criss Cross 1050)(輸入盤) - Recorded November 28, 1990. Kevin Eubanks(G), Rufus Reid(B) - 1. You And The Night And The Music 2. Sweet Lorraine 3. Never Let Me Go 4. Bop Kick 5. Sophisticated Lady 6. The Best Is Yet To Come 7. Close Enough For Love 8. Little Old Lady
(05/07/10)Kirk Lightsey作は全9曲中9曲目のみ。ナット・キング・コールに捧げたアルバムで、編成もギターを含むトリオで一緒。オーソドックスですがギターがスゴい。哀愁が漂っていてサウンドやメンバーの掛け合いもなかなかまとまっている1曲目、メロディアスで甘い雰囲気がなかなかの2曲目、なかなか味のあるヴォーカルを聴かせるバラードの3曲目、ナット・キング・コール作のアップテンポでメロディアスな4曲目、ベースのソロからはじまってやや静かな5曲目、ノリの良いサウンドで3者絡み合いながら進んでいく6曲目、またヴォーカル入りで、渋いアプローチでせまってくる7曲目、テンポも速めで、けっこう明るい雰囲気のメロディアスな8曲目、ややアップテンポでのブルースで、陽気な感じのあるウキウキする9曲目。
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