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2005/07/13

Feelin' And Deelin'/Ralph Lalama & His Manhattan All Stars

1046
Criss Crossレーベル順番聴き2日目。今日のラルフ・ララマのアルバム、2管のフロントとピアノの性格のせいか、メロディアスで陽性なバップフレーズを次から次へと紡ぎだしていて、いわゆる暗くて渋めのジャズとは縁が遠いアルバムとなっています。唯一雰囲気が違うのは5曲目のオリジナルが現代的な音使いのサウンドかな、と思えるだけで、全体的に50年代のような懐かしい雰囲気(しかもニューヨークという感じではない)を味わうことができます。メンバーからして面白いとは思うのですが、トンガッているばかりがジャズではなくて、アメリカでもこういうジャズが生きてますよ、というサウンドは、逆に自己主張になっているのでは、と思います。


Feelin' And Deelin'/Ralph Lalama(Ts) & His Manhattan All Stars(Criss Cross 1046)(輸入盤) - Recorded November 23, 1990. Tom Harrell(Tp, Flh), Barry Harris(P), Peter Washington(B), Kenny Washington(Ds) - 1. So Nice 2. Third Time Around 3. Evol Deklaw Ni 4. Short Story 5. Theme For Mel 6. Microwave Blues 7. Paradox 8. Crazeology

(05/07/09)Ralph Lalama作は全8曲中2曲(5-6曲目)。ジャズメン・オリジナルが多し。ベテランのバリー・ハリスが加わっているのがミソか。メロディアスなホーン。エルモ・ホープ作の、50年代のミディアムテンポのサウンドをほうふつとさせる陽性な1曲目、ハンク・モブレイ作のアップテンポの曲で、ソロが快活にまわっていく2曲目、サド・ジョーンズ作のやはりメロディ系なゆったり気味で11分台の3曲目、ケニー・ドーハム作のやや哀愁系なサウンドを持つ、それでも元気な4曲目、ややエキゾチックながらも語りかけてくる息の長いバラードの5曲目、やっぱり陽気な感じのするブルースの6曲目、ソニー・ロリンズ作のどことなくトロピカルな雰囲気を持っている7曲目、バリー・ハリス作でアップテンポながら明るくせまる8曲目。

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