共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Piano Improvisations Vol.2/Chick Corea | トップページ | Ruta + Daitya/Keith Jarrett/Jack DeJohnette »

2005/06/27

Invitation/Kenny Barron Quartet

1044
Criss Crossレーベルの順番聴き4日目で、またここで小休止。久々に大物、ケニー・バロンの登場ですが、いやー、上手いわ、この人。ただバリバリと速いフレーズを連発するピアニストは多いけれども、この人、ただ速いだけではなくて飽きさせず、それでいてバラードやミディアムの曲でも速弾きをして見せてもサウンドの雰囲気を壊さないんですね。そして極めつけは7曲目。そんな感じでソロ・ピアノで1曲弾ききってしまっているんですね。たいしたもんです。こういうアルバムに出くわすことがあるから、とりあえずレーベルを順番に聴いてみて良かったなあ、と思います。でも全体的にCriss Crossのアルバムは平均点はやや高めかも。


Invitation/Kenny Barron(P) Quartet(Criss Cross 1044)(輸入盤) - Recorded December 20, 1990. Ralph Moore(Ts), David Williams(B), Lewis Nash(Ds) - 1. Namely You 2. And Then Again 3. Dewdbop 4. Invitation 5. Joanne Julia 6. An Afternoon Paris 7. You Don't Know What Love Is 8. Blue Monk

(05/06/25)Kenny Barronの作曲は全8曲中3曲(2-3、5曲目)。スタンダードが多いですが、聴きやすいサウンドで、時々オッとくるようなフレーズを弾いてくれます。1曲目はミディアムで明るい曲調でも、雰囲気そのままにバリバリとピアノを弾く場面もあり、なかなか。スリリングなアップテンポの曲なのに明るさがけっこうある2曲目、しっとりとしているバラードで、やはりピアノの存在感がさえる3曲目、なかなかジャズっぽい展開の4ビートでタイトル曲の4曲目、やや元気のある、そして色調が少し淡いようなボッサが心地良い5曲目、軽いサウンドで体も軽くなりそうなジョン・ルイス作の6曲目、なかなかにテクニックを見せつけるバラードでのソロピアノの7曲目、セロニアス・モンクの曲をミディアムでジャジーに演奏する8曲目。

« Piano Improvisations Vol.2/Chick Corea | トップページ | Ruta + Daitya/Keith Jarrett/Jack DeJohnette »

音楽」カテゴリの記事

Criss Crossレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

Criss Cross1001-1050番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Invitation/Kenny Barron Quartet:

« Piano Improvisations Vol.2/Chick Corea | トップページ | Ruta + Daitya/Keith Jarrett/Jack DeJohnette »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト