共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Pike's Groove/Dave Pike with The Cedar Walton Trio | トップページ | Back Home/Warne Marsh Quartet/Quintet »

2005/04/25

Presenting Michael Weiss/Michael Weiss Quintet

1022
このMichael Weissというピアニスト、Criss Crossレーベルではリーダー作がこれだけでサイド参加作もなく、Amazonで検索をかけても数枚しかリーダー作が出てこないので、かなり無名なミュージシャンなのだろうと思います。ピアノもオーソドックスな感じで、もちろんリーダー作をレコーディングするだけあって上手いんだけれども、何か、こう、もっと彼ならではの個性が欲しいです。そういう意味ではかなり損をしているのではないかな、と思います。やっぱりジャズの世界は、ブラインドでもよく当てられるようなクセがあって、それでさらに聴く人をひきつける何かがあってナンボ、の世界ですよね。フツーの往年のジャズとして聴く分には悪くないんですけれども。


Presenting Michael Weiss/Michael Weiss(P) Quintet(Criss Cross 1022)(輸入盤) - Recorded April 4, 1986. Tom Kirkpatrick(Tp), Ralph Lalama(Ts), Ray Drummond(B), Kenny Washington(Ds) - 1. My Melancholy Baby 2. Apres Vous 3. Enigma 4. B.G.O. 5. Riverbed 6. Gallop's Gallop 7. La Villa

(05/04/23)Michael Weissの作曲は2曲目のみ。ジャズメン・オリジナルが多い。オーソドックスなタイプのピアノで、あまりピアノがリーダーという印象がありません。明るく陽気でメロディアスなミディアムの4ビート作で1曲目がはじまり、あまり派手だという印象もなく。一転オリジナルで今っぽいテーマかと思うとアドリブ部はアップテンポで普通の4ビート的展開の2曲目、ゆったりとしたバラードでピアノが繊細なフレーズを紡ぎ出していく3曲目、メンバーのTom Kirkpatrick作ながら50年代のややアップテンポなマイナー哀愁系という雰囲気の4曲目、ジョー・ザヴィヌル作をちょっとベールのかかったようなピアノで奏でる5曲目、セロニアス・モンクの曲を比較的滑らかに演奏する6曲目、アップテンポで個々のソロも楽しい7曲目。

« Pike's Groove/Dave Pike with The Cedar Walton Trio | トップページ | Back Home/Warne Marsh Quartet/Quintet »

音楽」カテゴリの記事

Criss Crossレーベル」カテゴリの記事

ジャズ」カテゴリの記事

Criss Cross1001-1050番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Presenting Michael Weiss/Michael Weiss Quintet:

« Pike's Groove/Dave Pike with The Cedar Walton Trio | トップページ | Back Home/Warne Marsh Quartet/Quintet »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト