Wisteria/Jimmy Raney Trio
Criss Crossレーベル順番聴き4日目で、連続は今日まで。あとはまた日を改めて。今日のメンバーはなかなかスゴいですが、往年のギター・トリオのフォーマットということで、他のアルバムとは録音バランスが違っていてベースが大きめに入っています。ジョージ・ムラーツのベースの音色やフレーズも、他の、米国系のベーシストとはかなり違うので、そういうところも印象付ける要素にはなっているのかな、と思います。ベース・ソロの露出度も高め。ただ、ちょっとその録音バランスが自分とちょっと相性が良くなかった部分もあって、気になりました。あるいは3者の音がぶつかり合っているような気配がしたからかも。曲や演奏自体はけっこう良いのですが。
Wisteria/Jimmy Raney(G) Trio(Criss Cross 1019)(輸入盤) - Recorded Recorded December 30, 1985 and December 5, 1990. Tommy Flanagan(P), George Mraz(B) - 1. Hassan's Dream 2. Wisteria 3. Ovals 4. Out Of The Past 5. I Could Write A Book 6. Everything I Love 7. All The Things You Are
(05/03/26)Jimmy Raneyの作曲は3曲目のみ。あとは2曲目以外はスタンダードやジャズメン・オリジナル。トリオ編成ですが、メンバーがスゴいです。ベースがけっこう前面に出ている感じ。ベニー・ゴルソン作の哀愁漂うマイナー・チューンが心に残る1曲目、George Mraz作の、叙情感漂う静かなバラードがタイトル曲になっていて、ベースソロもあって渋好みの2曲目、ややアップテンポで流麗なメロディで進行していく3曲目、ベニー・ゴルソン作の、映画音楽にでもできそうなメランコリックな雰囲気を持っている4曲目、明るくて、ドラムスはいないけれどリズミカルに感じるノリの良い5曲目、やはりメロディアスでウキウキするようなサウンドのスタンダードの6曲目、これのみ’90年録音でソロ・ギターでの演奏の7曲目。なかなか。
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