私の海/ロザンナ・&ゼリア
Enjaレーベルも好きなレーベルのひとつ。ECMレーベルと並んで、非ジャズ的な、民族音楽などの要素を持つアルバムも多く手がけています。それがジャズでなくても自分の興味にヒットする場合もあれば、そうでない場合もあるのですが、今日のアルバムはちょうどその真ん中辺かな、といったところ。ブラジル系の音楽にもいろいろあるようですが、自分の好みはメリハリが効いてスマートな音楽の方が、どちらかというと好みかも。
Aguas=Iguais/Rosanna & Zeria(Enja) - Recorded November 2003 - April 2004. Rosanna Tavares(Vo, G, Per), Zelia Fonseca(G, Vo), Marcio Tubino(As, Fl), Angela Frontera(Ds, Per), Davide Petrocca(B), Rosanna Levebtal(Cello), Paulinho Santos(Per), Tonihnho Ferraguti(Accordion), Joao Fonseca(G), Marlon Klein(Per), G-Strings - 1. Azulamento 2. Aguas-Iguias 3. Luarmina E O Mar 4. Os Amantes Da Ponte 5. Areal 6. So Joao 7. Mar De Mim 8. Ninho 9. O Jardim E A Fera 10. Elia 11. No Ar 12. Devocao
邦題「私の海」。Enjaのワールド・ミュージック系統のアルバム。ジャズ色はなく、ブラジル出身のシンガー・ソングライターで、ヨーロッパで活躍していてポップス的なエッセンスも少しあるという2人組の女性ユニット。やはりブラジルのサウンドを中心として、いろいろな要素が少しずつ混ざっている上でのフォークソング風のアプローチが郷愁を誘うこともあります。ボサノヴァ(の曲もありますが)ほどにはスマートではなく、もっと原初的なサウンドに近いものを持っているのですが、メロディ的にはある程度ひかれるものもあったりします。バックミュージシャンも都会的な面が少しと民族的な面が大半のような気がします。ヨーロッパではこういうニーズが高いようですが、日本ではやはり聴く人をある程度選ぶかもしれません。(04年9月22日発売)
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