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2004/06/23

Somethin's Burnin'/Peter Bernstein

1079
現在私の知る限り、ブラッド・メルドー(P)の参加作品としては最も早い方のアルバムではないかと思います。ピーター・バーンスタインとは同じ音楽学校出身だったとか(ちょっと記憶があいまいなんですが)。ただ、ここでのメルドーは確かにうまいんだろうけれども、まだ右手がメロディで左手がコンピングという、オーソドックスなスタイルでの演奏が多いです。あの強烈な右左バラバラのフレーズが紡ぎ出される個性が出てくるのはもう少し経ってからになります。

ふとした縁で、Criss Crossレーベルの参加ミュージシャンが私の好きな人が多かったので、20枚ほどこのレーベルのCDを集めることになりました。ただ、いつもはあまりオーソドックスな4ビートジャズを聴いていなかったので、アルバムのコメントのしづらいこと(笑)。でも、やっぱり王道を行く作品も聴いておかねば、とも思います。


Somethin's Burnin'/Peter Bernstein(G) Quartet(Criss Cross 1079)(輸入盤) - Recorded December 22, 1992. Brad Mehldau(P), John Webber(B), Jimmy Cobb(Ds) - 1. This Could Be Start Of Something Big 2. Afterglow 3. Booker's Little Blues 4. Mr. Kenyatta 5. On A Misty Night 6. Isn't This A Lovely Day 7. Love For Sale 8. Sideburns

(04/06/20)8曲中3曲(2-3、8曲目)がPeter Bernsteinの作曲。デビュー作で、若い時のブラッド・メルドーも参加。皆若々しいフレーズで、それをベテランのジミー・コブがプッシュしているという感じ。1曲目からノリの良いメロディアスなチューンで、オーソドックスながらも健康的なフレーズが繰り出されます。一転抑え目のバラードで、美しいメロディを聴かせている2曲目、なかなか現代的でスマートなマイナーのブルースの3曲目、リー・モーガン作の突っ切っていくような感じがカッコ良い4曲目、ソフトなメロディで語りかけてくるような5曲目、繊細なソロ・ギターではじまりバラードで優しいメロディがゆっくりと出てくる6曲目、おなじみの曲を8分の6拍子でちょっと変わった料理をしている7曲目、ラストはブルースでしめる8曲目。

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