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2020/08/04

Man-child/Herbie Hancock

Herbiemanchi ハービー・ハンコックのリーダー作の13日目。’70年代も半ばになってくると、ソウル・ミュージックやディスコなどを意識しつつも進化していくことが分かります。もう売れっ子なので、さらにポピュラーの世界で売れていかねばという使命感もあるのでしょうが、ここでの変化は決して嫌いではありません。むしろ最近個人的に正統派ジャズ周辺をうろうろしていたので、久しぶりに聴けて良かったと思うアルバム。確かこれらのアルバムの大半はCDで’80年代に購入しているのですけど、まだ当時は、アルバムが出た時期からそんなに遠くはなかったんですね。今聴いてもいいということが、自分の時があれから止まってしまっているのでは、なんてことを思わせます。

 

Man-child/Herbie Hancock(Key, etc)(Sony) - Recorded July 1975. Bennie Maupin(Ss, Ts, Bcl, Bfl, Afl), Bud Brisbois(Tp), Jay DaVersa(Tp), Ernie Watts(Sax, Fl), Jim Horn(Sax, Fl), Garnett Brown(Tb), Dick Hyde(Tuba, Btb), Blackbird McKnight(G), David T. Walker(G), Wah Wah Watson(G), Paul Jackson(B), Louis Johnson(B), Henry Davis(B), Mike Clark(Ds), Harvey Mason(Ds), James Gadson(Ds), Bill Summers(Ds), Stevie Wonder(Harmonica) - 1. Hang Up Your Hang Ups 2. Sun Touch 3. The Traitor 4. Bubbles 5. Steppin' In It 6. Heartbeat

1、3、6曲目が共作で、2、4-5曲目がハービー・ハンコック作曲。収録時間は45分。ヘッド・ハンターズのメンバーを中心に、クレジットを見ると分かりますが、豪華なゲストを迎えて入れ替えたり、ホーンセクションを増やした録音。聴いていてノリの良いビートの上にホーンのアレンジがけっこうカッコ良い。ただ、誰が何曲目に参加しているかクレジットからは読み取れませんでした。聴けばある程度分かります。徐々にサウンドが深くなっているような気がします。ノリの良さでは1、3、5-6曲目あたり、叙情性では2、4曲目あたりか。いわゆるダンス・ミュージック的に聴ける(当時のソウル・ミュージック的というか)のは、やはり音楽性が進化している感じがしてます。この辺マイルス・バンドと違う進化がなかなか興味深いです。

2020/08/03

Roundagain/Joshua Redman/Brad Mehldau/Christian McBride/Brian Blade

Joshuaroundまた新譜が届いたので先に聴いていきます。これだけのメンバーが集まるリユニオン・アルバムという先入観念があったので、それを排除して聴けばよかったかなあと。周りは大絶賛している人が多いのですけど、けっこう良い演奏なんだけど、大絶賛まで自分は行ってないような気も。通常はフリーだろうが難解なジャズだろうが、受け入れる方ではあるのですが。ただ、現代ジャズであるにも関わらず、それをあまり感じさせないような演奏は見事だなと思います。本来なら客観的に淡々と、というのが自分の方針なのですが、今回は気になる部分を確かめるために3回も聴き直したりしてました。本来ならだいたい1発回答で聴いた感想を引き出せるのですけれども。それが私の即興演奏の聴き方ですし。逆に言えば結果的にヘヴィー・ローテーションになっているという説も。

 

Roundagain/Joshua Redman(Ts, Ss)/Brad Mehldau(P)/Christian McBride(B)/Brian Blade(Ds)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded September 10-12, 2019. - 1. Undertow 2. Moe Honk 3. Silly Little Love Song 4. Right Back Round Again 5. Floppy Diss 6. Father 7. Your Part To Play

(20/07/31)1、3-4曲目がジョシュア・レッドマン作曲、2、6曲目がブラッド・メルドー作曲、5曲目がクリスチャン・マクブライド作、7曲目がブライアン・ブレイド作。26年ぶり再会のアルバム録音だそうで、よく今これだけのメンバーが集まったなあ、という印象。その曲と演奏自体はそれぞれのメンバーで高度なアプローチが繰り返されていて、もうこのある程度の変拍子とかフレーズとかは消化しきれて、現代ジャズの方向性としては間違っていないとは思います。3曲目のように少し肩の力を抜いて、分かりやすいジャズを届けてくれているところもありますし、2、4曲目も割と楽しめる曲だし。さすがこのメンバーと思わせる展開や絡みが興味深い。ただ、現代ジャズの範疇だし、少し聴く人を選ぶのではないか、というのはある。

2020/08/02

ECMのパット・メセニー11作が7月31日よりハイレゾ化

200731ecm 少し以前から情報が出ていて気にはなっていたんだけど、7月31日からダウンロード、ストリーミングにおいて(私の場合はAmazon Music HD)ECMのパット・メセニー11作がハイレゾ化されました。早速聴いてみました。

ストリーミングのAmazon Music HDでは(私の場合、PCを通さずスマホからHEOSでネットワークプレイヤーを操作してます)、まだ何作か1曲目だけハイレゾではなくて、1曲目の途中から音飛びして2曲目に行ってしまい、そこからハイレゾになる不具合のあるものもありますが(確認した中では「ウィチタ・フォールズ」音飛びあり、あと気が付いたとこでは音飛びしないけど「トラヴェルズ」)、そのあたりは配信側の不具合で順次直っていくのではないかと思います。ダウンロードの方は自分はする予定がないので確認はしていませんが、製品としてしっかりしているのではないのでしょうか。

ハイレゾ化は、ポリシーもあってか、派手な変化はなく、元の音とあまり変わらない気がする。むしろアナログの音に近づいた感じ? しかしメセニーを聴いていると、ECMカラーの薄いものもあり、改めてレーベルとして広い音楽性を持っているなあ、と思いました。まあ、ECMはもともとCD規格のレベルでもリマスターをするのを極力避け続けていたレーベルでもあり、なるほどなあ、と思わせるところも。今回もネットで検索したら、アナログ・マスター・テープから忠実に原音再生できるようにしたということで、リマスターという表現よりも、原音再生に近づけた、という方が適切でしょうか。

昔はよく聴いたECM時代のパット・メセニーですが、最近はとんとご無沙汰で、今回改めてまたまとめて聴いて、やっぱりこの時代はいいなあ、と思ってます。もともとリマスターには消極的だったレーベルではありますが、これからどんどんハイレゾ化、進めてほしいと思ってます。新譜ではだいたいですが’18年頃のものから、あとは昨年の未CD化作のストリーミング化でハイレゾになっているので、あとはこの流れでどんどん行ってくれれば。もともとCD音質でもあまり不満はないんですけれども(実際に私はCDを買ってますし)、有名でCD化が早かったものほどハイレゾ化を進めてほしいと思います。次はキース・ジャレットのLP時代の名盤あたりやってほしいですね。何作かはすでになっているようですけど。

2020/08/01

Flood/Herbie Hancock

Herbieflood ハービー・ハンコックのリーダー作の12日目。今日は日本でのライヴ。収録時間が74分なので1枚のCDにできなかったかな、とも思うのですが、当時ではLPと同じ収録になったのでは、と推測されます。でも’75年の日本のライヴ、すごいですねえ。私はまだ中学生だったので、こういうライヴの存在自体知らなかったけど、なかなかにファンキーなライヴになっています。当時のポール・ジャクソンはすごいなあ、と思います。友人からソウル・ミュージックを聴かされていた年齢でもあったのですが、それ以上のものを感じます。ファンク度でいけば、マイルス・バンドよりも好みだったかもしれないのに今、気が付きました。

 

Flood/Herbie Hancock(Key, etc)(Sony) - Recorded June 28 and July 1, 1975. Bennie Maupin(Ss, Ts, Bcl, Bfl, Afl), Paul Jackson(B), Mike Clark(Ds), Bill Summers(Per), Blackbird McKnight(G) - 1. Introduction - Maiden Voyage 2. Actual Proof 3. Spank-a-lee 4. Watermelon Man 5. Butterfly 6. Chameleon 7. Hang Up Your Hang Ups

2枚組CDで日本でのライヴ。収録時間は74分。6-7曲目は共作で、他は全曲ハービー・ハンコックの作曲(4曲目のアレンジはハーヴィー・メイソン)。曲は他のアルバムとダブっていますが、やはりライヴの方が迫力があるファンクという感じです。アコースティック・ピアノで静かにはじまる有名な1曲目は、後半メンバーが加わって徐々に盛り上がり、間髪を入れず2曲目に。例によって急速調のネバるリズムは健在。カッコ良い。3曲目も小刻みなリズムでネバります。おなじみの有名な4曲目もファンク・サウンド。静かなテーマが印象的な5曲目も中間部はやや盛り上がりを見せます。6曲目もけっこうノレますがシンセサイザーの使い方が時代を感じさせます。7曲目もゴキゲンなファンク・サウンドで、何と19分台の大作です。

2020/07/31

Thrust/Herbie Hancock

Herbiethrust ハービー・ハンコックのリーダー作の11日目。今日のアルバムは「ヘッド・ハンターズ」の延長線上にありますが、よりリズミカルになって、グルーヴ感がハンパではないアルバムに仕上がっています。ここではポール・ジャクソンのエレクトリック・ベースがブイブイものを言わせて聴かせているのがいいですね。こういうベース、あこがれてますが、私は全然ブイブイ弾けません。まだディスコのリズムには少し早い時期だけど、ここまでファンクネスを見せつけてくれるのは、ある意味爽快ですね。まあ、エレクトリックなので、時代のサウンドという感じがありますけど。それを超えてノリにのせてくれる、という感じのパワフルさもあります。

 

Thrust/Herbie Hancock(Key, etc)(Sony) - Recorded August 1974. Bennie Maupin(Ss, Ts, Bcl, Afl, etc), Paul Jackson(B), Mike Clark(Ds), Bill Summers(Per) - 1. Palm Grease 2. Actual Proof 3. Butterfly 4. Spank-a-lee

4曲目は共作で、他は全部ハービー・ハンコック作曲。けっこう強力なファンクのグルーヴ感。ヘッド・ハンターズとはドラマーがメンバー交替しましたが、少しずつ洗練されたサウンドになってきています。どの曲も10分前後ある(収録時間は38分)ので、当時のサウンドらしい感じはあるけど、クロスオーヴァーというにはちょっとダンサブル。エレキ・ピアノがなかなかいい感じで出てきます。素直なようでいてリズムがクセのある1曲目は、ベースのグルーヴ感がなかなか良くてけっこうノレます。急速調でネバるリズムの2曲目は聴いていてかなりスカッとくるタイプの曲。ファンクというには複雑なフレーズが続きます。3曲目はラテンの香りもする、少し静かでその後何度も演奏する有名な曲。4曲目もネバりにネバりまくるナンバー。

2020/07/30

Dedication/Herbie Hancock

Herbiededica ハービー・ハンコックのリーダー作の10日目。ハービー・ハンコックのアルバムを追っていくと、日本録音が混ざっていて、それが特徴的だったりします。今回はすでにブログアップしているものが多いので日本録音を飛ばしていくことが多いと思いますけど、このアルバムも、彼のこの時代では他にないソロ・ピアノと多重録音によるエレキピアノやシンセサイザーでのソロになっています。1枚ずつ作ってくれたら分かりやすくていいんだけど、コンサート前に数時間で録音してしまったそうなので、大したものです。’70年代に入ってくると、多様なアルバムが出てきて興味深いです。やはり自分にはこちらの時代の方が合っているのかも。

 

Dedication/Herbie Hancock(P, Key, Synth, etc)(Sony) - Recorded July 29, 1974. - 1. Maiden Voyage 2. Dolphin Dance 3. Nobu 4. Cantaloupe Island

来日中の録音で収録時間は40分。全曲ハービー・ハンコックの作曲。前半2曲がアコースティック・ピアノによるソロで往年の名曲を演奏しています。この時期では非常に珍しいことです。1、2曲目とも抑制の効いた叙情的なサウンド。2曲目は11分もの長さで、この時期のソロ・ピアノのブームも意識したようなドラマチックな弾き方。後半の2曲は同じくソロなのですが、エレクトリック・ピアノやシンセサイザーを駆使した演奏です。多重録音のようです。今からするとちょっと荒削りのサウンドかもしれませんが、聴いていてけっこうスリルがあります。当時の彼のシンセサイザーの取り組みがこの録音ではっきりと表れていると思います。4曲目は何と14分。LP時代の録音なので、A面B面というような分け方で録っているようです。

2020/07/29

Head Hunters/Herbie Hancock

Herbieheadh ハービー・ハンコックのリーダー作の9日目。いよいよ本格的にファンクの世界に入ってきました。’80年代あたりでジャズを聴き始めたときに、ハービーの追っかけをしていて、マイルス・デイヴィスと同じように録音した年代によりサウンドが違うということがあまり分かってないときには少し面食らってましたけど、それでもこのアルバムはけっこう好きな方でした。当時ジャズよりもクロスオーヴァーの方が親しみがあったこともあります。ジャズファン以外にけっこう売れたろうなあ、と思わせるサウンドです。まださらに先の段階で、どんどん変わっていくこともあって、久しぶりにこれを聴いて、いろいろ思い出したし、良かったでした。

 

Head Hunters/Herbie Hancock(Key, Synth, etc)(Sony) - Recorded 1973. Bennie Maupin(Ss, Ts, Bcl, Afl, Saxello), Paul Jackson(B, Marimbula), Harvey Mason(Ds), Bill Summers(Per) - 1. Chameleon 2. Watermelon Man 3. Sly 4. Vein Melter

1曲目が4人の作曲(インプロヴィゼーションか)で、2-4曲目がハービー・ハンコック作曲。収録時間は41分。当時のディスコ・ビートのようなはっきりしたシンプルでポップなサウンドになり、たいぶ方向性が変わったアルバム。1曲目は15分台の大作ですが、けっこうノレます。2曲目の「ウォーターメロン・マン」(編曲はハーヴィー・メイソン)はカッコよく再登場し、ゴキゲンなファンク・アルバムになってます。どの曲も印象的。3曲目のタイトルはスライ&ファミリー・ストーンからじゃないかと。センスの良い盛り上がるファンク。スローで渋めな、都会的なファンクの4曲目。ジャズからはどんどん離れていきますが、ジャズファン以外のファンを多くひきつけたことでしょう。ここでハービー自らはじめてシンセサイザーを操っています。

2020/07/28

Sextant/Herbie Hancock

Herbiesextant ハービー・ハンコックのリーダー作の8日目。ここからしばらくCBS(Sony)時代が続きます。このあたりになってくるとどんどんアルバムごとに進化していって、マイルス・バンドの向こうを張っているわけではないとは思いますが、雰囲気的にはそれも連想してしまいますね。ワンコードの反復的なリズムとか。まあ、面白い展開です。ある時期までは、かなり売れセンを目指していて、そして本当に売れたのではないでしょうか。今回も少し飛び飛びになってしまいますけど、ある程度順番に追えることを楽しみにしています。とはいっても今回は’97年録音のアルバムまでですけど。最近はリーダー作がないのが少し寂しい気もします。

 

Sextant/Herbie Hancock(Key, etc)(Sony) - Recorded 1973. Bennie Maupin(Ss, Afl, Bcl, etc), Julian Priester(Btb, Ttb, Atb, Per), Buster Williams(B, Per), Billy Hart(Ds), Eddie Henderson(Tp, Flh), Dr. Patrick Glesson(Synth), Buck Clarke(Per) - 1. Rain Dance 2. Hidden Shadows 3. Hornets

全曲ハービー・ハンコックの作曲で、収録時間は39分。CBS移籍後第1弾ですが、前作「クロッシング」とほぼ同じ編成で、曲調も似たような混沌系のアフリカン・ファンクサウンド。効果音的に、あるいはチープに、初期のシンセサイザーの使用が特徴的。意外にパーカッションの音と単調なリズムが心地良かったりしますが、やっぱりやや暗め。ポップな部分の萌芽も、何となく感じることもあります。1曲あたりの時間が長く、それぞれ9分、10分、19分。まだ自由なところもあるようですけど、彼ならではのファンクネスやキーボード、そして反復がカッコいい1曲目、ミディアムのワンコードでのファンクは当時の流れでシンセの使用が効果的な2曲目、反復するベースのフレーズが長時間にわたり、トランス状態を醸し出す3曲目。

2020/07/27

ビヨンド/フタリ

Fujiifutaibey 藤井郷子さん関連の新譜が20日余り遅れて届いたので、聴きました。今回のアルバム、冒頭の印象だけで書いていくと、特殊奏法中心に目が行きがちですが、途中からフリーながら通常のヴァイブラフォンとピアノのデュオのサウンドも出しています。また1曲の中に雰囲気を変えて行く曲もあったりして、久しぶりの2度聴き、全面書き直しということをやっています。それだけ枠にとらわれていないと思うのですけど、曲の途中で変わっていったりしてちょっとこれはこういう曲と書くのは難しいかな、と思います。緊密な2人の演奏の内容が伝わってくれたらいいのですが。ところで昨日の新譜と今日の新譜、意外なところでつながりが。両方ともマイケル・マルシアーノのミックス、マスタリングなんですね。なかなか面白い。

 

ビヨンド/フタリ(Libra Records)
Beyond/Futari(Libra Records) - Recorded June 26, 2019. Taiko Saito(齊藤易子)(Vib), Satoko Fujii(藤井郷子)(P) - 1. Molecular 2. Proliferation 3. Todokanai Tegami 4. Beyond 5. On The Ro0ad 6. Mizube 7. Ame No Ato 8. Mebius Loop 9. Spectrum

1、9曲目が2人のインプロヴィゼーション、3曲目が齊藤易子作曲、他の曲は全曲藤井郷子作曲。ピアノとヴァイブラフォンの組み合わせですが、冒頭1曲目では時にヴァイブラフォンに弓を使い持続音を出したり、ピアノも特殊奏法を交えたり(2曲目)して、フリー・インプロヴィゼーションかそれに近い音。間を聴かせる部分もあって、独特な空気感。通常のピアノとヴァイブラフォンのデュオの音は途中から出てきますが、作曲が前面に聴こえる3、7曲目で聴くことができ、またはフリー的には5、6、8曲目など。2人が合わせるのは大変と思われる部分が多々ありますが、そこが独特なデュオ・サウンドで思索的でもあり。タイトル曲の4曲目、ラスト9曲目も、自在に空間が変わっていく。曲によっては雰囲気が途中で変わります。(20年7月4日発売)

2020/07/26

From Here To Here/David Gilmore

1405 本当はこの新譜、昨年秋には出るはずだったのですが、Criss CrossレーベルのオーナーのGerry Teekens氏が亡くなり、いったんは発売が見送られたようです。そして やっとここにきて発売。6月10日には発売されていたようなんですけど、コロナの影響か、日本には入ってくるのが遅れて、やっと昨日入手したところです。それでも諦めていたアルバムだっただけにうれしいですね。M-BASE色の強いサウンドも、私にとっては’80年代のこのサウンドがジャズの根本で大きな部分を占めるので、聴くのがかなり快感になってます。メイン・ストリーム系だけでなく、こういうところにも目配りしていたレーベルオーナーだったので、亡くなったのは非常に残念です。

 

From Here To Here/David Gilmore(G)(Criss Cross 1405)(輸入盤) - Recorded September 18, 2018. Luis Perdomo(P), Brad Jones(B), E.J. Strickland(Ds) - 1. Focus Pocus 2. Cyclic Episode 3. Metaverse 4. Child Of Time 5. When And Then 6. Innerlude 7. Interplay 8. The Long Game 9. Free Radicals 10. Libation

(20/07/25)サム・リヴァース作が2曲目、ビル・エヴァンス作が7曲目で、他はすべてデヴィッド・ギルモア作。オーナーのGerry Teekens氏が’19年10月31日に亡くなっているので、トリビュート作でもあります。おそらくCriss Crossレーベル最後のアルバム。1曲目からいきなり変拍子とメカニカルなギターでのテーマで、やはりギルモアの出自はM-Baseなのだなあ、と思わせる展開になっています。他の曲も変拍子の曲が多めだし、彼のトンガリ具合が心地よく、収録時間66分という長い時間にも関わらず引きこまれていきます。他のメンバーもいいチョイスで、ベースはアコースティックとエレキの両刀使い。4曲目のようにアコースティックギターで割と静かに進む曲も今っぽい。7曲目は懐かしいテーマでここだけ別世界のよう。

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