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2023/02/04

Thunder/Stephan Micus

2757 ECMの新譜聴き。これはジャズというよりは民族音楽だなあと、彼のアルバムを聴いていていつも思うんだけど、でも世界各地の楽器を集めていてそれで演奏しているので、結果として無国籍的になってしまいます。便宜上ジャズに入れているだけで、実際は違うと思います。ここでは長いチベットのホーンが割とあちこちに出てきて、それと世界各地の雷神に捧げられているというのがポイントですが、ECM(JAPOを含む)で何枚もアルバムを出していて、1人多重録音という手法を使いながら、よく聴くとどれも微妙に違っているというのは、なかなかできないことだと思います。そこが彼の魅力でもあるんですが。収録時間は51分。

 

Thunder/Stephan Micus(All Instruments, Voice)(ECM 2757)(輸入盤) - Recorded 2020-2022. - 1. A Song For Thor 2. A Song For Raijin 3. A Song For Armazi 4. A Song For Shango 5. A Song For Vajrapani 6. A Song For Leigong 7. A Song For Zeus 8. A Song For Ishkur 9. A Song For Perun

(23/02/01)独自の音世界を築くステファン・ミクスの「雷」というタイトルのアルバム。1曲目でいつもより派手に打楽器を打ち鳴らし、なるほどなあと思わせます。世界各地の、主に民族楽器を使って、無国籍的な民族音楽を聴かせるところはいつもと同じような手法ですけど、1枚1枚聴いていると、それぞれにテーマがあるような気がして、微妙にそのサウンドが異なっているような気がしています。このアルバムでは大きなチベット製のドゥンチェン・トランペットを多く使用しているとのこと。派手めの曲は少ないけど、タイトルを連想させるようなサウンドの曲が(たとえ静かな曲にしても)続いている感じです。世界あちこちの国の雷神に捧げられているらしい。好みは分かれると思いますが、なぜか追いかけてしまっています。

2023/02/03

A Short Diary/Sebastian Rochford

2749 ECMの新譜を、時間があれば先に聴いていきます。このアルバム、Sebastian Rochfordが本職はドラマーなんだけど、作曲に重点を置いてあるところが特色で、それを彼とマンフレート・アイヒャーが共同プロデュースしているところも特色かもしれません。彼はECMだとアンディ・シェパードとの共演していたこともあります。今回はキット・ダウンスに旋律をまかせて、ドラマーとしてはけっこう奥に引っ込んだポジションを取っていて、一聴するとピアノがリーダーのアルバムのようにも聴こえます。作曲のレベル云々は置いておいて、温かみのある、割と素直なメロディがゆったりと迫ってきて、心に響きます。

 

A Short Diary/Sebastian Rochford(Composition, Ds)(ECM 2749)(輸入盤) - Released 2023. Kit Downes(P) - 1. This Tune Your Ears Will Never Hear 2. Communal Decisions 3. Night Of Quiet 4. Love You Grampa 5. Our Time Is Still 6. Silver Light 7. Ten Of Us 8. Even Now I Think Of Her

(23/01/31)最後の曲だけ詩人の父だったGarard Rochford作(’19年没)で、他の曲は全部Sebastian Rochford作。ドラムの音も聞こえてはきますけど、やや地味な登場の仕方で、彼は作曲により重点を置いてアルバムを作ったものと思われます。ほぼすべてが優しい彼の愛情を感じるメロディです。収録時間は36分と短めで、彼とマンフレート・アイヒャーとの共同プロデュースになってますが、マンフレートの一貫した方向との矛盾はないです。珍しく録音年月が書いてないのですが、作曲をはじめたのは彼の父が亡くなってからだそうです。キット・ダウンスがピアノをゆったりと弾いていて、彼が主役という感じもしないでもないですが、作曲に重点を置いているがために、出来上がったものはやはり共同性が感じられます。

2023/02/02

J.S. Bach/Andras Schiff/Clavicord

2635 ECM New Seriesの新譜が届いているので、先に聴きます。ECMの方も3枚あるのですけど、繁忙期になっているので、毎日連続で更新できるかは、その時になってみないと。これは私の大好きなバッハのアルバムで、しかも演奏がアンドラーシュ・シフ。でも楽器がクラヴィコードという、当時バッハが使っていたという鍵盤楽器です。音的な好みはやはりハープシコードやピアノでの演奏ですけど、こういう録音を残すのは歴史的価値があるようで、いろいろと賞をもらっているみたいですね。収録時間は83分と、CD2枚にするには微妙な時間ですけど、あえてこの価値で録音したものを残すという、強い意志が感じられます。

 

J.S. Bach/Andras Schiff(Clavicord)/Clavicord(ECM New Series 2635/36)(輸入盤) - Recorded July 2018. - Johann Sbastian Bach: [CD1] 1-6. Capriccio Sopra La Lontananza Del Fratello Dilettissimo BMV 992 7-21. Inventions BMW 772-786 22-25. Four Duets BWV 802-805 26. Recercar A 3 BWV 1079 [CD2] 1-15. Sinfonias BWV 787-801 16-17. Chromatic Fantasia And Fugue BWV 903

(23/01/31)J.S. Bachは18世紀ドイツの作曲家。今回は主に彼の初期の頃の作品を、アンドラーシュ・シフが当時の楽器、クラヴィコードを使って弾くという初めてのアルバム。ピアノやハープシコードに比べて、ちょっとおもちゃに近いような音が出ていますが、これが当時の彼の作曲環境だったんですね。そういう意味では歴史を再現していて、知っている曲もあるし、非常に興味深い内容になっています。やはりバッハだなと思います。

2023/02/01

My Palette/外山安樹子

Toyamamypale 新譜が届いたので、聴いていきます。といいつつ、そろそろ仕事も繁忙期になってきているので、連続で聴けるかは分かりませんが。今日のアルバム、外山安樹子さんの9作目のアルバムにして、初のソロピアノでのアルバムとのこと。このところトリオでのアルバムが続いていましたが、ソロもなかなか良いと思います。今回は勧められて初録音を迎えたと書いてありましたけど、彼女の手がソロピアノを欲しているような感じにも聴き取れました。選曲も、特に出だしの3曲は個性的に見えますが、結局旋律の強さが前面に出てきて、聴き心地が良くなってくる、もう一人の自分がいました。ピアノと相性もけっこういいですし。

 

My Palette/外山安樹子(P)(YPM Label)
My Palette/Akiko Toyama(P)(YPM Label) - Recorded September 14, 2022. - 1. Kayak 2. Resting In The Shadow 3. Dreams And Water 4. 500 Miles High 5. Bittersweet/You Van't Go Home Again 6. Nostalgia 7. If I Should Lose You 8-11. 童謡メドレー 12. Open Arms 13. Calm Days 14. Before Dawn

初のソロピアノのアルバム。6、13-14曲目が外山安樹子作曲。他にも、ケニー・ホイーラー作(1曲目)、ラース・ヤンソン作(2曲目)、アルド・ロマーノ作(3曲目)、チック・コリア作(4曲目)、ラフマニノフのドン・セベスキーアレンジ(5曲目)などがあり、ロック、ポップス、映画音楽、童謡なども。けっこう個性的な選曲だけど、その多くがオリジナルの曲を含めて強いメロディを持っていて、今っぽい、そして落ち着いたピアノで聴きやすい。収録時間は52分で、心地よいピアノの音に委ねて、繊細さと同時に大胆さも時々あって、楽しく気聴き通すことができます。ピアノの個性も上手く引き出せているようで、良い録音で良い旋律を聴けました。構成もなるほどと思わせる順番で、心に残って何度も聴き直したくなるアルバム。(23年1月25日発売)

2023/01/31

Obsession/Wallace Roney

Wallaceobsess ゲイリー・トーマスのサイド参加作。ウォレス・ルーニーとはフレーズの組み立て方が、聴いていてゲイリーと似ているようにも感じるので、それで彼のアルバムに何枚も参加していたのだと思います。ある意味メカニカルなフレーズを、当時はカッコいいものとして聴いていましたし。この時は若手ミュージシャンとして認識があったのですが、今では有名な人もいますしね。今聴き直しても、やっぱりカッコいいなあ、と思います。こういうサウンドにはちと印象を書く語彙力が不足してるかなあ、とも思うのですけど、当時から好みの傾向はあまり変わってないですね。シンディ・ブラックマンのバタバタいうバスドラムが、らしいというかなんというか。

 

Obsession/Wallace Roney(Tp)(Muse) - Recorded September 7, 1990. Gary Thomas(Ts, Fl), Donald Brown(P), Christian McBrighd(B), Cindy Blackman(Ds) - 1. Obsession 2. Scenario One 3. Alone Together 4. Seven 5. Black Moon 6. Donna Lee

録音を重ねるごとに、完成度が高くなってくるウォレス・ルーニーのアルバム。 6曲中2曲が彼の作曲です。1曲目からいきなりアップテンポの曲がハイテンションでせまってきます。2曲目は比較的静かな曲ながらも後半のドラムソロも印象的。3曲目はスタンダード。ミュートトランペット、フルートで奏でられるテーマとアドリブが渋い世界。アップテンポで基本的にはドラムとベースだけをバックにソロが受け継がれてゆくスリルあふれる4曲目、落ち着いた感じで渋めな5曲目。そして6曲目はあの「ドナ・リー」。アップテンポで、メカニカルなサックスとクロマチックにせまるトランペットが迫力。シンディ・ブラックマンのドラムが少々うるさいように感じる部分もありますが、全体としてみるとジャズの王道を行く1枚。

2023/01/30

Incognito/Tony Reedus

Tonyincognitoゲイリー・トーマスのサイド参加作。このアルバムもデイヴ・ホランドの時に取り上げるべきだったのですけど、こう考えてみると、ホームページからブログへの移植作業、けっこうもれがあることが分かります。今日のアルバムもほとんどスタンダードやジャズメン・オリジナルなので、元々持っているイメージに近いところと、けっこう冒険しているなあ、と思うところとあって面白いです。このアルバムは冒険の要素が強いかなあ、とも思いますけど。たまたまゲイリーの参加作で似たような趣向のアルバムが続きましたが、そのメンバーの違いや、構成する楽器が違うところなどで、比べる楽しみもありますし。ドラマーのリーダー作ですがトニー・リーダスは、何枚か持ってますね。

 

Incognito/Tony Reedus(Ds)(Enja) - Recorded December 1989. Gary Thomas(Ts, Fl), Steve Nelson(Vib), Dave Holland(B) - 1. House Call 2. Incognito 3. Green Chimneys 4. For Heaven's Sake 5. Probin' 6. Dreams 7. Lazy Snake 8. Bye Bye, Blackbird

トニー・リーダス作は8曲中1曲のみ。スタンダードやジャズメン・オリジナルが多め。ピアノレスのクァルテットなのでサウンドの自由度はけっこう高いアルバムかも。1曲目から豪快にゴリゴリと迫ってきます。タイトル曲の2曲目は一転フルートでちょっと渋めで控えめ。相変わらず非メロディを奏でています。セロニアス・モンクの曲にしてはやはり豪快な3曲目、やたら幻想的で静かにはじまるスタンダードの4曲目、彼のサックスを堪能できる急速調で迫力のある5曲目、けっこう盛り上がってくる6曲目、デイヴ・ホランド作の彼らしい7曲目。8曲目はドラムとサックスの延々8分以上にわたるデスマッチ。ただ、このアルバムが良いと同調してくれる人がどれだけいるか、少々不安。やっぱりゲイリー・トーマスで聴くべきアルバムか。(00年2月23日発売)

2023/01/29

The Standard Bearer/Wallace Roney

Wallacesstanda 再びゲイリー・トーマスのサイド参加作に戻ります。おなじみウォレス・ルーニーのアルバム。当時としては若手で組んだバンドだったのでしょうけど、その後有名になったミュージシャンもいて、けっこう聴きごたえがあります。あえてここではスタンダードをメインに据えて、おなじみの曲が多くてこれを彼ら流に演奏するということで、アドリブでは割とハードな仕上がりの部分もあり、なかなか渋いアルバムになっています。ある意味企画もの的なアルバムだったのですが、こういうアクセントがたまにあってもいいなあ、と改めて今聴いて思いました。割と素直な解釈の曲もあって、その混ざり具合も良かったりします。これまた20数年もアルバムタイトルに誤字があって直しました。

 

The Standard Bearer/Wallace Roney(Tp)(Muse) - Recorded March 3, 1989. Gary Thomas(Ts), Mulgrew Miller(P), Charnett Moffett(B), Cindy Blackman(Ds), Steve Berrios(Per) - 1. The Way You Look Tonight 2. I Didn't Know What Time It Was 3. Don't Blame Me 4. Con Alma 5. Giant Steps 6. When Your Lover Has Gone 7. Loose

邦題「ジャイアント・ステップス」。スタンダードが中心のアルバムで、 オリジナルはなし。比較的若手で固めたメンバーはけっこう強力。歌心あふれるフレーズもけっこうキマリます。1曲目はややテンポが速く、自信たっぷりのクインテットによる演奏。各パートのソロが見事。2曲目でオーソドックスに近いゲイリー・トーマスのテーマといつも風のソロというのが面白い。3曲目のバラードでは抑制が効いてメロディアスなトランペット。4曲目は歌うトランペットとメカニカルなサックスとの対比が。5曲目は迫力もの。聴いてみる価値はあると思います。トランペット、ドラムス、パーカッションのトリオで繰り広げられる7曲目のフリー・インプロヴィゼーションも緊張感があふれます。ゲイリー・トーマスは1-2、4-5曲目に参加。

2023/01/28

Extra Special Edition/Jack DeJohnette

Jackextraspe ジャック・ディジョネットのリーダー作で、彼のアルバムはこれで一段落。エクストラ・スペシャル・エディションというくらいだから今までの集大成のような気もしますが、やっぱりサウンド的には少し特殊かなあ。この後にその名前を冠したアルバムが今のところ出ていません。ボビー・マクファーリンが出ているのもこのアルバムの目玉かなとも。でも、好みの問題はあるかも。個人的にはギターのマーヴィン・スーウェルが独特の渋さを持っていて好きです。ここでもゲイリー・トーマスが参加していますし、次回からまた彼の参加作に戻る予定です。スペシャル・エディションというとECMの諸作が話題になりがちですが、国内制作のこのあたりのアルバムも、もっとスポットライトが当たってもいいかなあ、とも思います。

 

Extra Special Edition/Jack DeJohnette(Ds)(Somethin'else) - Released 1994. Michael Cain(P), Lonnie Plaxico(B), Gary Thomas(Ts, Ss, Afl), Bobby McFerrin(Vo), Marvin Sewell(G), Paul Grassi(Per) - 1. Numoessence 2. Elmer Wudd? 3. Then There Was Light 4. You Can Get There 5. Inside The Kaleidoscope 6. Ha Chik Kah 7. Seventh D 8. Rituals Of Spring 9. Liquid Over Tones 10. Speaking In Tongues 11. Summertime 12. Memories Of Sedona

ボビー・マクファーリンがゲストで大きくフィーチャー(1-6、10曲目)されています。1、4-5曲目のようにフリー・インプロヴィゼーションを思わせる曲もありますが、まとまりが見事。2曲目はベースパートをヴォーカルがとる部分もあり、アドリブで盛り上がります。緊張感のあるピアノとヴォーカルのデュオの3曲目、ラップ風でノリの良い6曲目、彼らにしてはシンプルな演奏の7曲目、メロディアスで美しい8曲目、エキゾチックな10曲目。11曲目だけ彼ら流のスタンダード。パーカッション中心で旋律がたゆたう12曲目でアルバムは幕を閉じます。ゲイリー・トーマスは1、4-8、10、11曲目に、マイケル・ケインは2-4、6-8、10-12曲目に参加。また、マーヴィン・スーウェルのギターが極めて個性的。

2023/01/27

Music For The Fifth World/Jack DeJohnette

Jackmusic5th ジャック・ディジョネットのリーダー作。これはちょっと異色で、ロック畑からもミュージシャンを呼んで、ファンクというよりはロック的に聴こえる部分もあるアルバム。ヴォーカルも多く、アフリカ色の強い曲もあったりと、けっこう多彩なサウンドを持つアルバムではあります。ただ、普通のジャズ/フュージョンのファンが聴くと、このサウンドを受け入れられるかどうか、という点もちょっと気になります。ジョン・スコフィールドも曲によって参加していて、そういう面でも興味深いとは思うんですけれども。ミキシング的にも、1曲目のようにリバーブがかかったようなドラムサウンドの曲もあり、これはこれで独立して聴けば面白いと言えるかも。

 

Music For The Fifth World/Jack DeJohnette(Ds, Per, Vo, Synth)(Eau) - Recorded February 1992. Michael Caine(P), Will Calhoun(Ds, Vo), Joan Henry(Vo), Lonnie Plaxico(B), John Scofield(G), Vernon Reid(G), Farah DeJonette(Vo), Ethel Calhorn(Vo), Robert Rosario(Vo) - 1. Fifth World Anthem 2. Dohiyi Circle 1 3. Miles 4. Two Guitar Chant/Dohiyi 5. Deception Blues 6. Witchi Tia To 7. Darkness To Light 8. Dohiyi Circle 2 9. Aboriginal Dream Time

9曲中6曲がジャック・ディジョネットの作曲。ロック畑のリヴィング・カラーから2人を迎え、ジャンルを超えた仕上がり。2ギター、2ドラムの迫力はホント、重量級。ディジョネットのアルバムの流れからすると、ちょっと異色。変拍子もある重量級ロック・ヴォーカルアルバムで、メロディも明快な1曲目、5声のヴォーカルのみの素朴な2、8曲目、タイトルどおりマイルス・カラーのファンクの3曲目、出だしがアフリカン・エスニック・ヴォーカルの4曲目、レゲエ・ファンクのヴォーカル曲の5曲目、やや素朴なポップ・ヴォーカル曲の6曲目、ドラマチックな進行でロック的に盛り上がる12分台の7曲目、変拍子ファンクとでもいうべき9曲目。ジョン・スコフィールドは1、3-5、7、9曲目に、マイケル・ケインは3-5、7、9曲目に参加。

2023/01/26

Earth Walk/Jack DeJohnette's Special Edition

Jackearthw ジャック・ディジョネットのリーダー作。制作は国内レーベルになってますが、内容的には、けっこういいです。当時のことゆえ、収録時間も74分と大サービス。スペシャル・エディションには今までピアノ(シンセサイザー)のミュージシャンを迎えることはなかったはずですが、ここでは、マイケル・ケインが参加していて不思議にバンドサウンドに溶け込んでいます。演奏的にはフュージョン・ファンク的なものからジャズ的なものまであって、このアルバムもブログに今ままでアップされていなかったのが不思議。全体的に見ると、バラバラなようでいて、トータルサウンドでまとまっているのかなと思います。奥の方に入っていて久しぶりに聴きました。

 

Earth Walk/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds)(Somethin'else) - Recorded June 18-21, 1991. Greg Osby(As, Ss), Gary Thomas(Ts, Fl), Michael Cain(P, Synth), Lonnie Plaxico(B), Joan Henry(Synth) - 1. It's Time To Wake Up And Dream 2. Blue 3. Where Or Wayne 4. Priestesses Of The Mist 5. Earth Walk 6. On Golden Beams 7. One On One 8. Lydia 9. Monk's Plumb 10. It's Time To Wake Up And Dream

ピアノが不在だったジャック・ディジョネットのバンドにマイケル・ケインが加入。シンセサイザーも使用してサウンドに広がりが出ています。このアルバムはいわゆるコンセプト・アルバムらしい。1曲目の出だしからピアノの個性的な演奏。テーマは明るい。2曲目はECM盤でも聴いた渋めの曲。エキゾチックなサックスとピアノが印象的な3曲目、やはり神秘的な4曲目、タイトル曲の5曲目は動物の鳴き声が効果的に配されたノリの良い大作。ある種フュージョンのような印象でソロは深い6曲目、インプロヴィゼーション度の高い7曲目、ピアノトリオで厳かに奏でられる再演の8曲目、曲調はアヴァンギャルドでファンクっぽいモンクにトリビュートされた9曲目。そして最初の曲が一部最後(10曲目)で繰り返されて幕を閉じます。

«Parallel Realities/Jack DeJohnette

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