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2021/03/04

ラルフ・ピーターソンが亡くなる

今までは私より明らかに年上のミュージシャンが亡くなっていたのが、だんだん世代的に近くなり、私がホームページで特集したミュージシャンの中では、とうとう私より年下のミュージシャンが亡くなってしまいました。若い頃は「Out Of The Blue」というグループや、ラルフ・ピーターソンのリーダー作がカッコ良くて、何度も聴いていたのでした。もう20年以上前に書いた文章から拾うと「はじめてラルフ・ピーターソンの名前を知ったのは、「OTB」のアルバムだったと思います。メインストリーム系のグループにしては曲作りが非常に新鮮で、ラルフ・ピーターソンの提供している曲も、すばらしいなあと思ったのがきっかけです。叩き方がはでなのか、音数が多いのか分かりませんが、けっこううるさく感じます。逆に言えば存在感があります。やはり俺が俺が、というタイプのドラマーもいいのではないでしょうか。最近は参加作品が少ないのが残念。」と書いてありました。今考えると、目立ちたがりというよりはけっこう計算された効果的なドラマーだったようにも感じます。’10年以降は参加作も少なかったですけど、ライヴシーンでは割と最近まで活躍していたと聞いています。

ホームページで特集を組んで亡くなったミュージシャンは以下の通りです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

ラルフ・ピーターソン(1962年5月20日-2021年3月1日)

チック・コリア(1941年6月12日-2021年2月9日)
ゲイリー・ピーコック(1935年5月12日-2020年9月4日)
ライル・メイズ(1953年11月27日-2020年2月10日)
ジョン・アバークロンビー(1944年12月16日-2017年8月22日)
ジェリ・アレン(1957年6月12日-2017年6月27日)
アラン・ホールズワース(1946年8月6日-2017年4月16日)
ポール・ブレイ(1932年11月10日-2016年1月3日)
ルー・ソロフ(1944年2月20日-2015年3月8日)
チャーリー・ヘイデン(1937年8月6日-2014年7月11日)
ポール・モチアン(1931年3月25日-2011年11月22日)
マイケル・ブレッカー(1949年3月29日-2007年1月13日)
トニー・ウィリアムス(1945年12月12日-1997年2月23日)
ジャコ・パストリアス(1951年12月1日-1987年9月21日)
ビル・エヴァンス(1929年8月16日-1980年9月15日)

2021/03/02

CDを処分せよと悪魔がささやく(続)

よく断捨離とは言うけれど、物のない生活、実は私はあまり好きではないです。確かに以前、マンガ単行本はじめ書籍類を、ブックオフとまんだらけと近所の昔からある古書店と、それぞれ向いているところ3か所に分けて大量に売って、効率的に多少は稼げたし、いらないものは全部引き取ってもらえました。経年劣化でギリギリのところでもあった本も多かったですし。まあ、これらは後になって再び読もうとは思わないな、というものばかりで、必要なものは残せました。そして、楽器も必要最小限なもの以外を処分しました。まあ、こちらは年齢的に運べるもので弾きやすいもの、という基準かな。これらが主にオーディオに化けたわけです。

自分の趣味で、あとはオーディオは長男との共同所有のものが多く、彼がそのうち家を建てたら半分以上は持って行ってしまうだろうな、とは思います。ここ数年は2人で買っているので増えるペースもはやいです。

残る大きいものがCDなんですね。ストリーミングが流行ってきて、便利になってくるとそれだけあればだいたいの音楽は聴けるのだけど、CDが現在持っているもので最大のものに今はなってます。これを思い切って処分できるのか、というと、なかなか思い切りができないのが実情でして。それでも、CDラックがパンパンなので、ある程度は処分しないとまた置き場所が無くなってくるのは確実。過去にも数百枚は処分したのだけど、増える方が多いですし。思い切りよく出張買取に「来てください」と言ってしまおうか、とも思ったけど、これはストリーミングをCDの補助的に使っている今の段階ではちょっと思い切りが良すぎるかなあ、と反省してもいます。これを処分してしまうと心のよりどころが無くなってしまうかも、というのはちょっと大げさでしょうか。でも人生何があるか分からないものです。しばらくは現状維持ですが、ここにCDを大きく処分しました、って書く日が来るかもしれませんよ(笑)。

2021/03/01

CDを処分せよと悪魔がささやく

’84年頃にCD収集をはじめてから、そのあたりで昔のLPを全部処分してしまったし、還暦を迎える今年まで、ずっとCD追っかけの時代を過ごしてきました。時代がCD全盛期でもあったということもありましたが。ただ、実情はというと、買ってしまって何度も聴いたCDって多くないんですよね。先日、LPは多かったけどCDが少なかったため苦労して集めたGordon Beckの「Sunbird」があっけなくストリーミングに上がっていたことに脱力したこともありましたし。

基本、新しいCDを買っていくというスタンスではあったのですが、あるミュージシャンのアルバムを集めるにあたって、その落穂拾いのようなこともしてきましたし、なかなか出てこないアルバムを何十年も待っていたということもあります。1枚の中古CDに7千円ぐらいかけたこともありました。まあ、それ以上はないし、通常は3千円台ぐらいにとどめておいてますが。その点LPよりは安いんじゃないかと思います。

そこへきて最近のストリーミングの時代。ストリーミングもジャケットやライナーが分からなかったり、曲が途中で途切れることもあったり、ネット上にはなかったり、とまだ弱点は多いですけど、私は今Amazon Music HDを使っていて、一部ハイレゾの恩恵を受けていたりもしています。今年後半にはSpotify Hi-Fiも出てくるので併用も考えてます。まあ、CDの整理整頓がなかなかできてないので、CDを探すよりはストリーミングで検索した方が早いものもありますし。そこで最近の夢に出てきたのが、大部分のCDを処分してしまって、その費用で車を買ったらどうだ、との甘いささやき。私は個々の取引は面倒なので、ヤフオクなどに出すよりは業者買い取りを選ぶでしょうし、それをやってみたい、という欲求も少々あります。ただ、今までCDのアイデンティティでやっていたホームページやブログはどうなるんだという心配もあります。もちろんこれからもCDは新譜を中心に買うのは変わりないですけれどもね。

まあ、妄想(と思ってください)はいろいろ広がっていきますが。なお、ごく親しい方を除き、個別に直接取引することはないので、その点ご了承ください。すでに過去に処分してしまったものもホームページ、ブログ上にはいくらかあります。

(追記)実際にはCDの中古相場は一部を除いて下がっているので、売って車を買えるほどにはならないとは思います。

2021/02/28

表参道の月光茶房、昨日(2月27日)閉店される

10gekkou 151111gekko1 昨夜、表参道の月光茶房が、営業時間が終わった後に閉店の告知を出されました。店主の原田さんはこのところ体調がきつかったらしく、お店を閉める前に告知すると人が集まり大変だと思い、閉店後の告知になったそうです。ひっそりと、閉店されました。事前に分かっていたら私も訪問していたかも、と思います。

とは言うものの、私も何度かくらいしか行ったことがなく、そんなに書けることもないのですが、原田さんとはECMを通じてのお知り合い、ということになります。「ECM Caltalog」の初版の作成に原田さんは関わっていて、その前に簡単な資料の受け渡しに行ったことと、’15年に1回訪問して、CDやLPを保管している喫茶店の隣の「ビブリオテカ・ムタツミンダ(ECMライブラリー)」の部屋をじっくり拝見させていただいたことがあります。その時だったか、別の時だったか、原田さんがお知り合いに頼んでわざわざ取り寄せてもらった「Re: Seoul」というECMの韓国だけで発売されたCDを受け取りに行ったりと、少ない訪問回数の中での思い出は大きかったですね。もちろんお店のコーヒーその他は本格的で、お店の調度も雰囲気がいいし、かかる音楽もセンス抜群で、店主さんの雰囲気がなかなか良くて、それがこのお店のファンを多くした理由だと思いました。

ある時期よりECMを集めることに関しては月光茶房を意識して、目標のような感じで自分の中ではありました。まだあと5枚、聴いていない音源がありますけど、あとはゆっくりとやることにします。原田さん自身はECMもBlue Noteも同じように好きで、実はコアとなる音楽は別のところにあると書かれていましたけど。閉店後の告知の仕方も雰囲気もスマートで、原田さんらしくていいなあ、と思いました。今までお疲れ様でした。まずはゆっくりと休んで、今後はプライベートで音楽にコーヒーに、と楽しんでください。

(注)写真は左が10年以上前のもの、右が5年ほど前のもので、今とは建物の外観の色など変わっているかもしれません。

2021/02/27

再びオーディオで聴いた音の話(静かなアルバムから語りかけるもの)

実は、ある程度のオーディオがあれば、音的には耳補正も効くし、アルバムコメントを書くのにも、影響は全然ないとつい最近まで考えていたんですね。音質等音の中身にまで言及しなければ。私のアルバムコメントの長さでは、音質が変わったところで書くスペースがなくてあまり意味はないですし。ただ、ここ数年、長男がオーディオの趣味を持っていて、学生時代から家を出た後も時々来ては調整しています。必然的に私の聴けるオーディオ環境の選択肢も増えたし、音自体も良くなってます。

最近ではAmazon Music HDで近年のECMに関してハイレゾ再生を直接オーディオで聴けることもあるし、ある日割と大音量で静かな曲をかけていたんです。そうしたら、音の情報量というか、質というか、そういうものが格段と上がった感じで。普通にジャズをかけていると、音数が多く賑やかな曲もあるので、音量を大きくしてもあまり印象に変化はないのですが、ECMのように静かな場面が多いジャズで、何気なく打ち出すドラムスのドゥンという単発の音が、かなり低い音域まで抱合されていて、それだけで心に響いてきます。けっこうな低音域ですがスピーカーが、特にサブウーファーがなくてもスーパースワンでも出てます。ドラムスに限らずなんですが、音の情報量がかなり繊細なところまで耳に入ってくるんですね。スペースが広いと、その分楽しむことができますし。なるほどこれがECMのある種の魅力なのか、とも思いました。ツイッターで音質に関しても含めて発信されている方もいるので、参考にもなりますし。私のアルバムコメント上には出てこないけれど、そういう聴き方があったか、とここ数日は、そのような静かなアルバムを多くかけて、心地よさを味わっています。

前にも書いたように、ジャズに関するブロガーで高級オーディオを持っている人の割合ってそんなに多くないですし、ポータブルで電車の中で聴いていても、書ける人は書けるんです。でも自分で楽しむのなら、しばらく次の新譜が出るまで間があるので、新しい聴き方で楽しんでしまおう、と思いました。オーディオファンの中にはジャンル問わず音の良いアルバムだけを集めている、という方もいるようですけれど、何となく分かるような気がしてます。ECMの新しい魅力に気が付いたのは「Streams/Jakob Bro」(ECM 2499)で、トーマス・モーガンとジョーイ・バロンのトリオのアルバムでした。まあ、このあたりエンジニアや演奏者にもよるので、印象の濃淡はありますけど、今まで地味なアルバムの印象が、何度も聴きたくなるアルバムに変わることもあります。しばらく続けたくなる魔力です。

でも、どうしてもドラムスに多く耳が行ってしまうのは、自分自身、28歳ぐらいまでとここ5-6年間、アマチュアとしてエレキベースを弾いていたことと関係あるのかもしれないです。

2021/02/26

The DeJohnette Complex/Jack DeJonette

Jackcomplex ふとディスクユニオンの中古盤のサイトを覗いていたら、このアルバムを発見。値段も送料を考えても手ごろだったので、購入してしまいました。実はこのジャック・ディジョネットの初リーダー作、持っていなかったんですよね。彼を知るにはこれを聴かずして、と思ってはいたんですけど、ズルズルと今になってしまいました。確かにここですでにいろいろ詰まっていますし。ストリーミングでも聴けるんだけど、やっぱりこういうCDは持っていたいですね。’91年のリマスター盤ですが、それでもちょっと低音が不足するとか、まあ、当時の録音ではやむを得なかったけど、それは脳内変換でけっこう楽しめました。今日は夕方の予定が無くなって、割とすぐに聴けました。

 

The DeJohnette Complex/Jack DeJonette(Ds, Melodica)(Milestone)(輸入盤・中古) - Recorded December 26 and 27, 1968. Bennie Maupin(Ts, Wood Fl, Fl), Stanley Cowell(P, Key), Miroslav Vitous(B on 1-2, 4-5, 8), Eddie Gomez(B on 3, 6-7), Roy Haynes(Ds on 1, 3, 6, and Per) - 1. Equipoise 2. The Major General 3. Miles' Mode 4. Requiem Number 1 5. Mirror Image 6. Papa-Daddy And Me 7. Brown Warm And Wintry 8. Requiem Number 2

(21/02/26)ジャック・ディジョネットの初リーダー作。1曲目がスタンリー・カウエル作、3曲目がジョン・コルトレーン作、5曲目がミロスラフ・ヴィトウス作(ベースがやたら目立つ)で、他は全曲彼の作曲。1曲目はエレクトリック・ピアノを使い、8ビート的なサウンドなので、’68年当時としては新しかったのでは。楽しめる雰囲気の曲も。曲によってはドラムスをロイ・ヘインズに任せて、自身はメロディカを弾いている曲もあるので、これも後年ピアノを弾くことが多かったことへの伏線。でも2-3曲目はかなりアップテンポの4ビートでハードな展開を示していて、4、8曲目の小品を含め、あらゆることを詰め込んだファーストアルバムと思えます。それにしても名のあるメンバーが集まっています。6曲目のメロディカもなかなか楽しそう。

2021/02/23

Uma Elmo/Jakob Bro/Arve Henriksen/Jorge Rossy

2702 ECMの2枚目を聴いて、一段落。ヤコブ・ブロのECMでは5枚目のリーダー作だそうです。やはりいかにもECMらしい空間表現で、マンフレート・アイヒャーのプロデュースのもと、彼の好みのサウンドに仕上がっているような感じですけど、これがまた他ではあまり聴くことがないので、なかなかいい。その代わり聴く人によって好みは出てくるかと思います。エンジニアはステファノ・アメリオなんですね。それにしても、これで61分の長さなのですが、聴いていて心が落ち着くのはやはり好みなのかな、と思わせます。トランペットも独特な風合いの音。やはり1曲目がいちばんドラマチックだったかな。こっち方面が好きな方はぜひ。

 

Uma Elmo/Jakob Bro(G)/Arve Henriksen(Tp, Piccolo Tp)/Jorge Rossy(Ds)(ECM 2702)(輸入盤) - Recorded August/September 2020. - 1. Reconstruction A Dream 2. To Stanko 3. Beautiful Day 4. Morning Song 5. Housework 6. Music For Black Pigeons 7. Sound Flower 8. Slaraffenland 9. Morning Song (Var.)

(21/02/23)全曲ヤコブ・ブロの作曲。収録時間は61分。デンマーク、ノルウェー、スペインのトリオ。そのサウンドは、かなり空間的な曲が続き、ベースレスでも十分にその表現ができることを証明している1枚。その叙情的なサウンドの中でややほの暗い空間はゆらゆらと動いて、少しずつ表情を変えて行きます。そしてそのまま情念的なサウンドに向かっていくこともあって、気が付いたら盛り上がっていたということも。特に1曲目にその流れを感じます。2曲目はトーマス・スタンコに、6曲目はリー・コニッツに捧げられています。曲によっては静かなまま進んでいくけど、時にややシリアスな展開になったりして、そのあたりはECMということで、好みはあろうかと思います。ホルヘ・ロッシィもこういう演奏ができるんだと改めて納得。

2021/02/22

Hallgato/Ferenc Snetberger(G)/Keller Quartett

2653 ECMからまた新譜が2枚届いたので聴いていきます。今日はFerenc SnetbergerとKeller Quartettのコンサート録音。両方出ている時もあれば、12曲目はギター・ソロ、ショスタコーヴィチとバーバーの曲はストリングスのみという編成での演奏ですが、うまくコンサートとして楽しめる構成になっています。ギタリストは過去に2枚ECMの方からアルバムを出してますけど、過去作品もあまりジャズという感じではなかったですし。New Seriesでもうまくマッチするので、このようなボーダーレスややクラシック寄り(だいぶかな?)の演奏でも別に違和感を感じません。印象的なコンサートになったことは確かだと思います。しかし、本文だけだと内容を書ききれなくなってきたな。

 

Hallgato/Ferenc Snetberger(G)/Keller Quartett(ECM New Series 2653)(輸入盤) - Recorded December 2018. Keller Quartett: Andras Keller(Vln), Zsofia Kornyei(Vln), Gabor Homoki(Viola), Laszlo Fenyo(Cello) - Gyula Lazar(B) - Ferenc Snetberger: 1-3. Concerto For Guitar And Orchestra "In Memory Of My People" Dmitri Shostakovich: 4-8. String Quartet No.8 In C Minor John Dowland: 9. I Saw My Lady Weep 10. Flow, My Tears Samuel Barber: 11. Adagio For Strings Ferenc Snetberger: 12. Your Smile 13. Rhapsody No.1 For Guitar And Orchestra

(21/02/22)コンサートの録音。奏者はいずれもハンガリー出身で、Ferenc Snetbergerの曲を前後にはさんで、20世紀のロシアの作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチ、イングランドの16-17世紀の作曲家、ジョン・ダウランド、20世紀の米国の作曲家サミュエル・バーバーと幅広い選曲。収録時間は66分。作曲もできる主役のギタリストに耳が行きます。彼の曲は哀愁度が高いのです。ギターのみ、あるいはストリングスのみの場面も。

2021/02/21

ECMのBOX化からストリーミングへの流れ

ECMで再発BOXが出た最初が’08年の「セッティング・スタンダーズ~NYセッションズ/キース・ジャレット・トリオ」(ECM2030-32)でした。実はこの時の国内盤で当初発売前後にすぐ回収された、オビに192k/24bitのリマスターの文字が書かれているプリントミス版をなぜか持っています。実際は当時はこれ、リマスターをやってなかったらしいんですが。それ以前にも、単発では番号を変えて再発、というのはいくつかあったのですけど。BOXで何枚かをまとめて、あるいは未CD化作をCD化して、または内容を完全化して出すということもその後やってますよね。けっこうな数が出ました。このあたり、「ECMとしてのBOXものの発売と、その完全化への経歴」というところに書いてありますが、その集大成として、’18年に「The Art Ensemble Of Chicago And Associated Ensembles」(ECM 2630)という21枚組BOXが出ていて、その後BOXものは出ていません。

そこで気になるのが今での欠番で3-4枚まとまっているところ。2543-45、2563-65、2595-97、2622-24、2634-37とあります。全部ではないにしても、BOX化として計画されていて、中止になったのでは、と思わせるような番号の空き方ですね。年代的にも’16年より後のあたり。たぶんストリーミング化とこの計画変更とは連動しているのでは、と思わせます。何がBOX化されようとしていたのかは気になるところ。

’17年の11月にECMはストリーミング配信をはじめます。これはけっこう反響を呼びましたですね。その後’19年7月から8月にかけて、JAPOレーベルを含み未CD化作を40作、CD化されないままにストリーミング配信が順次されて行きました。これは「ECMとJAPOレーベルの未CD化作のストリーミング配信情報」というところに書いてありますが、これでLPでしか聴けない音源は残り10数枚というところまで来ています。ゆくゆくは全部ストリーミングで全部聴けるようになるのが希望なんですけど、あれから2年、まだまだ道のりは遠そうです。

というわけで、私の場合、コレクターで、批評家的要素はほとんどないですね(笑)。

2021/02/20

Delphi 3/Chick Corea

Chickdelphi3 チック・コリアの「Delphi」3部作の3枚目。今回国内盤で入手できたのは、結果として良かったのですが、輸入盤だと「2&3」の2枚組になっている模様。それにしても、特に2と3は今となっては入手しづらいですね。たまたまあったので、少々高かったけど、手を出してしまったという感じです。ここでは、やはり印象に残るのは邦題のタイトル曲で、演奏時間は長いです。逆に言うと他は組曲の小品ばかりということになっていて、これもなかなかいいのだけど、そのあたり興味がどうあるか、ということになるかと思います。全3作聴いてみて、やはりCDで1組にして(CDだと2枚組になるかも)出してほしいなあ、と思いました。事情が事情なだけに、難しいかな?

 

Delphi 3/Chick Corea(P)(Polydor)(LPのみ) - Recordeed October 26 & 27, 1978. - 1. Mime I 2. Mime II 3. Ballet I 4. Ballet II 5. Ballet III 6. Ballet IV 7. Ballet V 8. Ballet VI 9. Ballet VII 10. Ballet VIII 11. Ballet IX 12. Ballet X 13. Ballet xi 14. Ballet XII 15. Poem I (Home) 16. Concerto Flamenco 17. Poem II (Liana) 18. Poem III (Thaddeus) 19. Poem VI (Remember The Hearts) 20. Poem V (Remember The Hearts)

(21/02/17)邦題「コンチェルト・フラメンコ」。全曲チック・コリアの即興演奏で、その3枚目の完結編。ここでは「マイム」「バレー」「ポエム」と小編がほとんどを占めますが邦題のタイトル曲は11分もあって、なかなかドラマチックな感じ。この中で「バレー」は曲数も多い代わりに各曲の時間が短め。うまくCD再発されれば、チックのピアノ集としてもっと認知されていたかもしれない内容であることは確か。曲名は後からつけられたものと思いますが、うまく曲調に合わせた感じで、特に「ポエム」の副題が興味深いです。フォークっぽいサウンド。それでもその内容を、ある時は真剣に、ある時は流しながら聴けるというのは、このアルバムの特徴かと思うけど、タイトルで分けていて、その中でもドラマを感じることができるし、通しても同じ。

«Delphi 2/Chick Corea

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