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2024/02/21

タワーレコードのCTIのSACDハイブリッド盤を7枚購入

240220cti1 240220cti2 結局、昨年暮れからまとめて購入したタワーレコード限定のSACDハイブリッド盤、2か月弱で31枚になってしまいました。その良さが分かるのか、果たしていいのか良くないのか、私の駄耳では判断のつかないところもあって、もうこれ以上は購入をストップしようと思います。今回はCTIのうち、欲しいもの3枚が通販では購入できなかったのですが、一番近場の、駅前のタワーレコードでその3枚が在庫ありで、定価だし、ポイントはあまりつかないけど買ってきました。この3枚は以前にブログで掲載しています。Amazon Musicのストリーミングでは、探してもなかったような気もするので、キングさん、ここでも音源だしてないのかなあ、なんて思ってます。あと、CTIはCDの廉価盤がけっこう出ていて、高価なSACDに手を出すメリットは?とも考えてます。

アランフェス協奏曲/ジム・ホール

枯葉/チェット・ベイカー

モントルーII/ビル・エヴァンス

そして、下記のものは、今まで持っていなかったか、LP時代の昔に持っていて処分してしまったもので、ブログにはアップしていません。

ピュア・デスモンド/ポール・デスモンド

春の祭典/ヒューバート・ロウズ

ラプソディ―・イン・ブルー/デオダート

グッドバイ/ミルト・ジャクソン

いい加減に繁忙期できついので、あと新譜を2枚聴いたら、この上記の4枚はしばらくして余裕ができたら、ということにしようと思ってます。この4枚は通販で割引とポイントアップの時に購入しました。そして、下記も有名盤ではあるのですが、ヴォーカルものであまり今までも縁がないということで、そちらは購入予定はありません。これで、一連の熱病状態が落ち着いてくれることを祈ってます。

ボルチモア/ニーナ・シモン

ジルベルト・ウィズ・タレンタイン/アストラット・ジルベルト

ストーン・フラワー/アントニオ・カルロス・ジョビン

2024/02/20

Words Unspoken/John Surman

2789 ECMの新譜が1枚届いたので、聴きます。最近は3-5枚ぐらいまとめて注文できたのに、これだけ1枚注文すると高くなり、何とも悩ましいですが、今回はポイントがたくさん貯まっていたので、Tレコードを使いました。さて、ジョン・サーマンの新作ですが、彼の演奏のマイペース差は相変わらずで、ブラインドをやっても、少し憂いを帯びていて短調のメロディを吹いているような、彼のフレーズって分かるんではないかなと思います。そこをメンバーに変化を持たせて飽きさせないように、今までも何枚もECMよりアルバムを出してきましたし。今回は持ち込み音源のような感じですが、それでもECMの道を外していない、というのは、もう彼自身がこの方向性だからなんでしょうね。

 

Words Unspoken/John Surman(Ss, Bs, Bcl)(ECM 2789)(輸入盤) - Recorded December 2022. Rob Luft(G), Rob Waring(Vib), Thomas Stronen(Ds) - 1. Pebble Dance 2. Words Unspoken 3. Graviola 4. Flower In Aspic 5. Precipice 6. Around The Edges 7. Onichi Ceilidh 8. Belay That 9. Bitter Aloe 10. Hawksmoor

(24/02/18)全曲ジョン・サーマンの作曲で、収録時間は61分。ソロないし小編成が多いサーマンですが、ここではギター、ヴァイブラフォン、ドラムスの参加で、いくらか賑やかなサウンドになっています。それでもホーンのフレーズはやや愁いのあるサーマン節がさく裂していますが。1曲目でソプラノ・サックスをけっこう吹いていますが、やや短調気味の演奏は激しくても彼らしいな、と思います。タイトル曲の2曲目は静かなバックのサウンドにバリトン・サックスの愁いを帯びた音。3曲目はバス・クラリネットと楽器を変えつつ、基調のサウンドが似た雰囲気なのは、やはり彼らしい。ドラムスが少し前面に出てくる5曲目。その後もメランコリックなもの、少し不思議な曲調(8曲目)だったりと、しっかり彼の要点を押さえています。

2024/02/19

Karnevel!/Scott Henderson

Scottkalne新譜がパラパラと来ているので、繁忙期ゆえ更新出来たらするということでお許しを。スコットヘンダーソンは、HMVのサイトを見るとレーベル名が書いてあるけど、CD自体には書かれてないので、自主制作という解釈で合っているのかな?3作目だったと思う、確か。ジョン・スコフィールドのようにジャズ寄りになっていくのもいいけれど、スコット・ヘンダーソンはずっとハードコア・フュージョンでやってきているところが、またいいなあ、と思います。時にブルースに寄ったこともありましたが。最近こういうサウンドをあまり聴いてなかっただけに、彼のアルバムが久しぶりに出てうれしいですね。基本、ギター・トリオですが、音の厚みもありますし。

 

Karnevel!/Scott Henderson(G)(自主制作)(輸入盤) - Released 2-24. Rmain Labaye(B), Archibald Ligonniere(Ds), Scott Kinsey(Electric Per), Roland Gajate Garcia(Conga) - 1. Step Right Up 2. Karnavel! 3. Haunted Ballroom 4. Covid Vaccination 5. Puerto Madero 6. Sea Around Us 7. Sky Coaster 8. Greene Mansion 9. Bilge Rat 10. Acacia 11. Carnies' Time

(24/02/17)全曲スコット・ヘンダーソンの作曲。収録時間は66分。以前はブルース色も強かったんですが、ここでは主にハードコア・フュージョンで攻めています。ファンク度合いもエレキ・ベースとドラムスとのコンビネーションが良くて、いいノリを出しています。ギターのフレーズも往年の彼の演奏を思い出すような思い切りのいいもので、こういう音楽を好きな人は多いんじゃないかな。けっこうマニアックな感じはしますけど。タイトル曲の2曲目は5拍子の曲だけど、自然な感じでファンクしています。ただ、収録時間が長いアルバムなので、聴く方にも体力がいるかも。また、時々オーバーダブをしているようなところも。それでも聴いている分には聞き流してしまうようなギター・トリオメインのサウンドになってます。かなり好演盤。

2024/02/18

テテ!/テテ・モントリュー

Tetetete スティープル・チェイスのSACD盤の紹介も、これでラストです。最初はもっと日を置いてから、と思ったのですが、3連休でけっこう聴けて文章も書けたので、早めにアップすることにしました。今日のアルバムは、今回初聴きでした。テテ・モントリューの名前は知ってましたが、なぜかめぐりあわせが悪かったようです。素晴らしいテクニックで弾きまくりの世界。バラードでも速いパッセージがけっこう出てくるし、ベースがニールス・ペデルセンとあって、最高のジャズを聴くことができました。若い頃だったら、もっと追っかけしていたろうな、と思わせるくらい。なかなか素晴らしいアルバムとの出会いです。でも今回の発売の意図として、これはマニアックなアルバムの範疇に入っていたようです。

 

テテ!/テテ・モントリュー(P)(Steeple Chase)
Tete!/The Tete Montoliu(P) Trio(Steeple Chase) - Recorded May 26, 1974. Niels-Henning Orsted Pedersen(B), Albert "Tootie" Heath(Ds) - 1. Giant Steps 2. Theme For Ernie 3. Body And Soul 4. Solar 5. I Remember Clifford 6. Hoto House

ジャズメン・オリジナルの曲が中心。収録時間は48分。ここでもニールス・ペデルセンとアルバート・ヒースとのトリオで、最近紹介したメンバーが多いですが、特に1曲目の転調がやたら多い難曲「Giant Steps」をこのトリオで飛ばしまくり、何の苦もなく演奏しているのはピアノだけでなく、ベースもそうなのでびっくりしてしまいます。2、4-5曲目のバラードでは、歌心たっぷりの場面もありますが、それよりもテクニカルな面が結局強いのかもなあと。そこでも盛り上がって、結局各曲の中盤は饒舌なピアノにはなってしまって、それがテテの持ち味なんでしょう。3曲目も元曲は本来はバラードなんだろうけど、速いパッセージが出まくりになっています。それでも嫌味にならないのがいい。ここまでの怪演を聴きたい方は、どうぞ。(22年12月21日発売)

2024/02/17

ジェイウォーキン/ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン

Nielsjaywalkin スティープル・チェイスのSACD盤の7日目。このアルバムはすでにバーゲン価格になっていて、有名盤に混ざって多少実験的な香りのするこのアルバムだから、そうなるのもやむを得ないかな、と思いましたです。でも、個人的には今のジャズにつながるところは多いので、好きなんですけどね。ニールス・ペデルセンの超絶ベースが満載のこのアルバム、買わないにしても一度ストリーミングで聴いていただければ、と思います。ここまで超人的なアコースティック・ベースはなかなか聴けるものではありません。この12月発売のアルバムはそういう少々マニアックなところから持ってきて発売しているのかなあ、とラインナップを見ていて思いました。

 

ジェイウォーキン/ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B)(Steeple Chase)
Jaywalkin'/Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded September 9 and 10, 1975. Philip Catherine(G), Ole Kock Hansen(P), Billy Higgins(Ds) - 1. Summer Song 2. Sparkling Eyes 3. A Felicidade 4. Jaywalkin' 5. My Little Anna 6. Yesterday's Future 7. Interlude 8. Cheryl 9. That's All 10. Summer Song #5

ニールス・ペデルセン作が1-2、4-7、10曲目で、他はボッサやジャズメン・オリジナルなど。収録時間は50分。ピアノはエレキ・ピアノで、ギターも当時としては少し新しいサウンドになっているし、リード・ベース的に楽器を弾いているところもあったりと、当時としては少々実験的な意味合いもありそうなアルバム。ギターも基本はバリバリ弾くエレキ・ギターですが、3、5、7曲目ではアコースティック・ギターでリズムを刻んでいて、変化に富んでいます。6曲目ではアコースティック・ギターでメロディを弾いてますが。とことんベースを追求している感じで、個人的にはこういうベースが好きだし、ジャズロック的な曲もあって、なかなかいい感じ。9曲目は超絶テクによる完全ベース・ソロ。ただ、それゆえに好き嫌いは分かれるか。(22年12月21日発売)

2024/02/16

ジ・アパートメント/デクスター・ゴードン

Dextertheapartスティープル・チェイスのSACD盤の6枚目の紹介になります。ホームページ初期のころ、ニールス・ペデルセンの特集も作ろうかと思っていたのですが、傾向が他と違いすぎるし、そこまで手を広げると、もう収拾がつかなくなるということでやめてしまいましたが、もしやっていたら、このレーベルからけっこうな枚数のアルバムが登場していたかもしれません。デクスター・ゴードンも好きで、出た国内盤はほぼ持っていたものの、ブログにはサントラ盤や参加作など、今まで4枚しか取り上げられませんでした。かなり好きなサックスではあるんですけどね。マイぺースな吹き方が気に入っていました。今回ここで聴いてみて、改めていいなあ、と思った次第です。

 

ジ・アパートメント/デクスター・ゴードン(Ts)(Steeple Chase)
The Apartment/Dexter Gordon(Ts)(Steeple Chase) - Recorded September 8, 1974. Kenny Drew(P), Niels-Henning Orsted Pedersen(B), Albert "Tootie" Heath(Ds) - 1. The Apartment 2. Wee-Dot 3. Old Folks 4. Strollin' 5. Candlelight Lady 6. Stablemates 7. Antabus

デクスター・ゴードン作が1、5、7曲目で他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。収録時間は48分。ゴードンに加えて、おなじみのトリオのバックの演奏なので、既視感的なものもありますが、サックス1本加わっただけで、サウンド的にけっこう陽気になった感じがします。ゴードンのアルバムも追っかけはしていたけど、ブログにはたぶん少ししか出てないと思います。バップ的にどうこう言うよりも歌っているテナー・サックスという感じがふさわしく、最初から最後まで歌いきっているところが心地よい。バリバリと吹いているのもいいですけど、3曲目のようなバラードでもしみじみと歌いこんでいる感じも、けっこうグッとくるものがあります。ニールス・ペデルセンのベースがここでも効いてきてますね。派手ではないけど、好演盤。(22年11月23日発売)

2024/02/15

ブログ6千エントリー目

今日で、ブログ6千エントリー目になったようです。昨年4月あたりからほぼ毎日更新をやめてますし、雑記等の内容の陳腐化したものは適宜削除しているため(割と最近でも200エントリーぐらい削除したと思う)、前回5千エントリー目が’19年12月18日だったので、あれから4年以上経っていることになります。もう今では更新間隔が開いているので、7千エントリー目はなかなか来ないんじゃないかなあ、という気がしています。

アルバムコメント自体は、音楽カテゴリーが今日現在で5,495エントリーあって、そのうち9割がそうだとすると5千弱のCDをブログにアップしたのではないかと思われます。うち1,600弱がECM、400強がCriss Crossだとすると、それ以外は3千ほどになりますね。手持ちのCDのうち、’50-60年代のものやジャズ・ジャイアンツなどのアルバムのほとんどはブログにアップしていないため、昨年3月の大量処分前は7千枚ぐらいあったかどうか、ってことになると思います。管理をあまりしていなかったので、実際に何枚ほどになったのかは、よく分からないところもありますが。ただ、ホームページないしブログにアルバムコメントの内容を書いてあれば、ストリーミングで探すのも比較的容易ですし(ないものはあきらめですが)、あまり不便を感じたことはありません。

しかしまあ、これからの更新ペースはともかく、よく続いたものだと思います。ブログ自体もこの5月30日で20周年を迎えますし、時間はけっこう過ぎて自分もそれなりの年齢になってしまいましたけど、やっている方向は間違ってなかったと思います。音楽を趣味にしていて、けっこう充実していたなあ、と考えています。

まあ、どこまで続くか分かりませんが、これからもゆるく、お付き合いいただければ幸いです。

2024/02/14

デュオ2/ケニー・ドリュー&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン

Kennyduo2 昨日に引き続き、ケニー・ドリューとニールス・ペデルセンのデュオ作の2枚目。このレーベルでは一般的にピアノ・トリオ作も多いのですが、あえてこの2人のデュオを10枚発売の中で2作持ってきているということは、やはりこのアルバムが、聴いたイメージ通り抜きん出ているということの証明ではないかと思っています。ドラムスがいないのにも関わらず、安定していて全然寂しくないところからそれがうかがえます。しかもあえてピアノとベースだけの特性を活かして、というよりは、普通に演奏していて、音数でそれを補っているようなところもあって、やはりメインストリーム系のアプローチだなあ、と思います。これもなかなかいい1枚。

 

デュオ2/ケニー・ドリュー(P)&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B)(Steeple Chase)
Duo 2/Kenny Drew(P) & Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded February 11 and 12, 1974. 1. Jeg Gik Mig Over So Og Land 2. Largo 3. My Little Suede Shoes 4. Trubbel 5. Bluesology 6. That's All 7. You Don't Know What Love Is 8. Viking Blues 9. A Child Is Born 10. It Might As Well Be Spring 11. My Shining Hour

ケニー・ドリュー作は2曲目で、ニールス・ペデルセン作が8曲目、トラディショナルが1曲目で、他はスタンダード等。こちらの方が既成曲は多めです。収録時間は51分。クレジットにはないけどエレキ・ピアノは4曲目にあり、やや穏やかな曲が多い印象。それでもこの2人での演奏なので、音楽性にもテクニック的にも抜きんでいるところが多いと感じます。静かな曲はよりしっとりとした感じでせまってきます。ベースは、饒舌なところもあるのは相変わらず。アコースティック・ベースではテクニシャンの領域にいる一人なので、当然と言えば当然か。リードベース的に活躍するところもあります。メロディアスな曲が多いので、気楽に聴くもよし、じっくりと聴くもよし。デュオでありながらその領域を超えているようなアルバムでもあり。(22年11月23日発売)

2024/02/13

デュオ/ケニー・ドリュー&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン

Kennyduo Steeple ChaseのSACD盤特集、今しばらく続きます。今回、ケニー・ドリューとニールス・ペデルセンの参加のアルバムが割と多く取り上げられていますけど、やっぱり今から思うと、彼らのこのレーベルでの貢献度を考えると、なるほどなあ、とも思います。あえてデュオで、これから取り上げる「Duo 2」も含めて、内容的にはこのレーベルの名盤に入れてもおかしくないと考えます。時代が時代だけに、当時流行ったエレキ・ピアノも曲によって採用していて、これは’73年録音なんだなあということもクレジットを見て気づかされますし。それでもオーソドックスなジャズなので、それ以外は時代を感じるということはなく、すんなりと耳に入ってきます。

 

デュオ/ケニー・ドリュー(P、Key)&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B)(Steeple Chase)
Duo/Kenny Drew(P, Key) & Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded April 2, 1973. - 1. I Skovens Dybe Stille Ro (Take 2) 2. Come Summer 3. Lullaby 4. Kristine 5. Serenity 6. Det Var En Lordag Aften 7. Do You Know What It Means To Miss New Orleans 8. Wave 9. Duo Trip 10. Hush-A-Bye 11. I Skovens Dybe Stille Ro (Take 1)

ケニー・ドリュー作は2、5、9曲目で、ニールス・ペデルセン作が3-4曲目、トラディショナルが1、6、10-11曲目で、他はスタンダード等。収録時間は43分。比較的短めの曲が多い。ピアノとベースのデュオでの作品でも、ペデルセンのベースが饒舌で、アルコも時に繰り出したりと、多様な武器を持っているため、この編成でも全然寂しくないです。選曲からして少々地味かなと思いましたが、トリオ並みの戦力にはなっていると思います。そして、時に叙情的な表現があって、動静のバランスがうまく録れています。これが名盤のひとつに選ばれているのも分かるような気がします。ピアノも時に静かに、そしてその中でも速いパッセージも織り込まれているのが特色で、曲によってエレキ・ピアノが出てくるのがこの時代。(22年11月23日発売)

2024/02/12

ダーク・ビューティー/ケニー・ドリュー・トリオ

Kennydarkb スティープル・チェイスの再発盤のSACD盤を続けて聴いていきます。シリーズの最初の方なので、有無を言わさない名盤が続きますが、アクセスは私のところは新譜の方が多いという半分皮肉な結果に。誰が聴いてもいいと言うし、内容も分かっているので、あえて私のところで紹介しなくても、という風にも考えられます。ここではニールス・ベデルセンのベースがなかなか超人的なところもあって、聴きどころは満載ですし。ケニー・ドリューの晩年のアルファから出ていたシリーズほどには柔らかくないので、このアルバムも存在が目立っていると思います。いかにもスティープル・チェイスらしさのあるアルバムということで、今回再び聴けて良かったです。

 

ダーク・ビューティー/ケニー・ドリュー(P)・トリオ(Steeple Chase)
Dark Beauty/Kenny Drew(P) Trio(Steeple Chase) - Recorded May 21 and 22, 1974. Niels-Henning Orsted Pedersen(B), Albert "Tootie" Heath(Ds) - 1. Run Away 2. Dark Beauty 3. Summer Nights 4. All Blues 5. A Felicidade 6. It Could Happen To You 7. Love Letters 8. Silk Bossa 9. Blues Inn 10. In Your Own Sweet Way 11. A Stranger In Paradise

ケニー・ドリュー作は2、9曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。収録時間は66分。ドリューのピアノも、晩年と違って、流ちょうなフレーズをバリバリ弾いているし、ニールス・ペデルセンのベースもかなり饒舌なので、割とダイナミックな演奏を聴くことができます。このアルバムも名盤のひとつに数えられていますが、何と言っても、ドリューのフレーズが見事に歌っているというのも大きいかと。それでいて、感傷に浸っている感じではない陽気さも持ち合わせているので、過去に何度も聴いていたアルバムでもあり、覚えやすいフレーズも多いところが魅力です。2曲目のタイトル曲は、静かでしっとり感のあるバラード。続く3曲目もバラードで、その中でも時々キラキラとした速いパッセージが出てくるのが印象深い。(22年10月26日発売)

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