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2014/04/10

Gershwin: Rhapsody In Blue/Uri Caine

Urirhapsody
ここのところしばらく追いかけていなかったWinter&Winterレーベルなんですが、紙で作った豪華なパッケージが魅力のひとつでした。それが数年前より、CDを入れるところが紙からプラスチックの普通のトレイになり、久しぶりに買ったと思ったら、昨年発売のこれを入手したらただのデジパックになっていたのでした。まあ、数年前よりあまりこのレーベル、追いかけなくなって、最近はユリ・ケインだけを思い出したように買っているのでやむを得ないのですが。でも、ここでの彼のアレンジとピアノ、ジャズとしてけっこう良かったように思います。ガーシュインが好きな方はぜひ、と言いたいところですが、ちょっとクセもあります。


Gershwin: Rhapsody In Blue/Uri Caine(P)(Winter & Winter 910205-2)(輸入盤) - Recorded December 2012. Ralph Alessi(Tp), Joyce Hammann(Vln), Jim Black(Ds), Mark Helias(B), Theo Bleckmann(Vo), Chris Speed(Cl, Ts), Barbara Walker(Vo) - 1. Rhapsody In Blue 2. But Not For Me 3. Let's Call The Whole Thing Off 4. I Got Rhythn 5. I've Got A Crush On You 6. They Can't Take That Away From Me 7. Slap That Bass 8. Love Is Here To Stay 9. How Long Has This Been Going On

(14/04/09)ガーシュイン集。特にタイトル曲の1曲目が22分台で圧巻ですが、クラッシックのジャズ寄りの音楽ではなく、ほとんどジャズサイドからの演奏をしているのがミソ。しかも、構成が緻密に練られていて、アドリブ一発だけではないのが凝っています。これはインストルメンタル。2曲目以降は2-6分台の曲が並んでいて、ヴォーカル入りが多い。けっこう気軽に楽しめる感じで、やはり全部がジャズ寄りの観点で演奏されています。スタイル的にはモダン以前のサウンドも入っているような気もしますが、ドラムスが妙に今っぽい曲も。その中でもやはりピアノはその構築力においても、アドリブにしても、見事だな、という印象。8曲目はインストルメンタルで、フリーっぽいサウンド。9曲目はソロ・ピアノでの演奏。何たって幅広い感じ。

2014/04/06

Forma Antiqva/The Four Seasons/Theo Bleckmann/Uri Caine

Urithefour
同じ「四季」つながりで、こちらはヴィヴァルディの四季。でも、ユリ・ケインが担当しているので、ただの四季にはなりませんでした。作曲当初にはソネットがあったとされていて、それを再現、というより作曲してしまったんですね。ピアノ、弦楽器、エレクトロニクスなどを使用してなので、冒険的というか何と言うか。私は初めてクラシックのアルバムを買ったのは確かカラヤンの「四季」だったので、そのクラシック部分の表現方法の違いは分かりました。ただ、ソネットの部分はどうかなあ、と。ユリ・ケインは昔からクラシックを題材にジャズしたり、いろいろ手を加えてましたが、ここでは、個人的にはソネットの部分のみ浮いているような気がしないでもないです。これは’12年5月に発売されていたもの。


Forma Antiqva/The Four Seasons/Theo Bleckmann(Voice, Electronics)/Uri Caine(P, Electronics)(Winter & Winter 910185-2)(輸入盤) - Recorded September 2011.Le Quattro Stagioni - 1. Spring 2. Allegro 3. Largo E Pianissimo 4. Allegro 5. Summer 6. Allegro Ma Non Molto 7. Adagio 8. Presto 9. Autumn 10. Allegro 11. Adagio Molto 12. Allegro 13. Winter 14. Allegro Non Molto 15. Largo 16. Allegro

(14/04/05)作曲をした当初はヴィヴァルディのそれぞれの季節にソネットがついていたらしく、それをユリ・ケインのピアノとテオ・ブレックマンのヴォーカル、時に弦楽器やエレクトロニクスで再現というか、作ってしまったものを挿入した、今にしてみれば奇抜なヴィヴァルディの「四季」。それぞれ季節の題名になっているところが該当している部分です。それ以外の場面は、今知っているヴィヴァルディの「四季」のクラシックそのもの、というより楽譜そのものか。ヴォーカル(ヴォイス)だけ浮いているような気がしないでもないですが、ユリ・ケインやWinter & Winterお得意のボーダーレスな行き方でもあるので、まあ、こういうのもありかなと。でも、今の「四季」に慣れていると、余計なものがついているなあという印象はやっぱり否めません。

2012/06/13

Everything Is Alive/Hank Roberts

Hankevery
このところ、先週末の高校同窓会の幹事をやったり、他でもちょっと忙しかったりして、ブログの更新がままなりませんでした。とは言うものの、1日に1枚聴こうと思えばできるでしょうけど、歳でしょうか、その分休みたかった、というのもありまして...。今日は、もう何ヶ月も前に出ていたWinter&Winterのアルバムのチェックを忘れていて、ビル・フリゼールがらみなので買ってみました。とは言うものの昔JMT(Bamboo)時代に出たハンク・ロバーツのアルバム、持っているんですけれどもね。ビル・フリゼールのキャラクターとハンク・ロバーツの今回のアルバムでのキャラクターは似ているので、ビル・フリのファンは聴いてみてもいいかもですね。


Everything Is Alive/Hank Roberts(Cello, Voice, Jazzaphne Fiddle)(Winter & Winter 910 174-2)(輸入盤) - Recorded September 2010. Bill Frisell(G), Jerome Harris(B, G, Voice), Kenny Wollesen(Ds, Per) - 1. Crew Cut 2. Cayuga 3. Easy's Pocket 4. Treats With A Blind Dog 5. Joker's Ace 6. Open Gate 7. Necklace 8. JB 9. Sapphire 10. Sapphire Blue

(12/06/12)全曲ハンク・ロバーツの作曲。チェロ奏者だけどけっこう個性的で、チェロをクラシック的に弾くよりは、全体のサウンドがアメリカ的、カントリーのようなサウンド。なので、ピチカート奏法もある程度目立っています。さらに、ここでのビル・フリゼールの参加もそれにひと役かっているのかも。フリゼール的世界にも近いものがあって、のどかな田舎の情景が思い浮かぶような牧歌的なサウンドがあったり、もう少し活発なんだけど、ロックというところまではいかなかったり。でも8曲目はロックか。いわゆるジャズ色はないけれど、演奏はけっこうアドリブで演奏した部分は多そうです。まさにこのメンバーだから出せた音というか。素朴な明るい音使いの中に少し不安定な音が混ざって、不思議な浮遊感やフリー的な場面もあり。

2012/02/05

The Drummer Boy/Uri Caine

Urithedrummer
ユリ・ケインのマーラー集ということで買ってみたんだけど、届いて確かめてみたら、何と過去盤のコンピレーションではありませんか(笑)。過去盤の元のアルバムを持っていれば必要なかったものなんだけど、こういう選曲で改めて聴いてみると、このアルバムもけっこういいつながりになっていると思いました。メンバーも、ドラムスにはジョーイ・バロンやジム・ブラックの名前があり、ヴァイオリンはマーク・フェルドマン、ベースはマイケル・フォーマネクと、こっち方面に強い人を集めていますね。あとはヴォーカルやヴォイスの入っている曲がけっこう多く、オペラ的ではないので、その辺をどう感じるかにもよりますが...。


The Drummer Boy/Uri Caine(P)(Winter & Winter 910190-2)(輸入盤) - Released 2012. Compilation from "Dark Flame", "Urlicht/Primal Light" and "Gustav Mahler In Toblach". Recorded 1996, 1998, 1999 and 2003. - 1. Rhinelegend 2. I Often Think They Have Merely Gone Out! 3. The Drummer Boy 4. Two Blue Eyes 5. Adagietto 6. When Your Mother Comes In The Door 7. I Went Out This Morning Over The Countryside 8. Dark Flame

(12/02/05)ユリ・ケインのマーラー集のコンピレーション。「Dark Flame」から1、4、6、8曲目、「Urlicht/Primal Light」から2、5、7曲目、「Gustav Mahler In Toblach」からは3曲目の収録。元のアルバムを持っていれば必要ないかもしれないけど、こういう切り口でケインがマーラーを扱っている、というのを知るにはいい1枚か。ここでの曲はクラシック色の強い曲は5曲目ぐらいで、あとは題材的に使用しているのだけれど、ジャズ色とユダヤ色がけっこう強い不思議な音楽になっています。3曲目は14分もの曲で、かなりバリバリと自由度の高い現代ジャズで攻めていて、こっち方面が好きな人は納得かも。元アルバムはクラシックとのボーダーレスのものもあったけれど、これはジャズ寄りなので、聴いていて痛快。マーラーの別の顔。

2011/08/30

Siren/Uri Caine Trio

Urisiren
Winter&Winterレーベルも気に入ったミュージシャンしか買わなくなったので、けっこう飛び飛びになってしまいました。ユリ・ケインのピアノ・トリオの新譜です。とは言うものの、一般的なトリオのサウンドを想像するとけっこう面喰ってしまうかもしれませんね。かなり自由奔放で、フリーもあり、変拍子もあり、メカニカルな部分あり、ということで、やっぱりこれはユリ・ケインの個性とレーベルカラーなのかな、と思います。だからこっち方面が気になる人の要注意盤、てことになるのでしょうか。7曲目のスタンダードも、スタンダードと思って聴いちゃいけないような展開になってます(笑)。個人的には、そういう超個性的なところが好きなんですけれどもね。


Siren/Uri Caine(P) Trio(Winter&Winter Music Edition 910177-2)(輸入盤) - Recorded September 2010. John Hebert(B), Ben Perowsky(Ds) - 1. Tarshish 2. Interloper 3. Siren 4. Crossbow 5. Smelly 6. Succubus 7. Green Dolphin Street 8. Foolish Me 9. Calibrated Thickness 10. Hazy Lazy Crazy 11. Free Luch 12. Manual Defile

(11/08/29)7曲目以外はユリ・ケインの作曲。12曲で51分台と、ちょっと内容を詰め込んでいる印象も。メンバーからしてオーソドックスな4ビートジャズを想像していましたが、変拍子の曲もあったり、リズムも変化に富んでいたりして、ケインならではの想像的な曲が並んでいます。ピアノも、比較的聴きやすくても、時にアグレッシヴだったり、メカニカルだったりしていて、一筋縄ではいかない印象です。現代ジャズのひとつというよりはリーダーの自由奔放さか。ベースが4ビートのウォーキングをやってホッとしたと思うと、それもつかの間、ということがほとんど。個性的な曲が並んでいるので、そのトンガリ具合をピアノ・トリオに求めている人向けか。自由で静かなバラードもあることはありますが。7曲目もフリージャズから4ビートへ。

2011/04/15

The Windmills Of Your Mind/Paul Motian

Paulwildmills
ポール・モチアンの最新リーダー作。この人は不思議な人で、ドラマーとしてのウデは現時点ではどうかなあ、と思う人もいるのですが、独特なサウンドを作り上げてしまって、彼のファンもある程度いる(私もそうです)のです。集まるメンバーも、今回はビル・フリゼールがいて、彼と、ヴォーカルのぺトラ・ヘイデン(チャーリー・ヘイデンの娘)とで不思議なサウンドのアルバムを作り上げてしまいました。ペトラもジャズのヴォーカリストではないようで、ジャズ色がけっこう薄いんだけれども、穏やかなインプロヴィゼーションはおそらくあって、曲はスローテンポの曲ばかり。それを淡々と弾き、歌い、結果として印象に残るアルバムに仕上げているんですね。


The Windmills Of Your Mind/Paul Motian(Ds)(Winter&Winter 910182-2)(輸入盤) - Recorded September 2010. Bill Frisell(G), Petra Haden(Vo), Thomas Morgan(B) - 1. Introduction(1) 2. Tennessee Waltz 3. The Windmills Of Your Mind 4. Let's Face The Music And Dance 5. Lover Man 6. It's Been A Long, Long Time 7. Little Foot 8. Easy Living 9. I've Got A Crush On You 10. Bacjup 11. I Loves You Porgy 12. Trieste 13. If I Could Be With You 14. Wednesday's Gone 15. I Remember You 16. Introduction(2)

(11/04/14)1、16曲目と、7、10、12、14曲目がポール・モチアンの作曲のインストルメンタル。他はスタンダードで、インストルメンタルの曲もあります。淡々としたサウンドで、時に哀愁のあるメロディを、シンプルになぞるような形で慈しむように演奏し、歌っています。50分台で16曲入っているので、あまり奇をてらったりせずに、素直に歌っているところに好感が持てます。このメンバーなので、スローなテンポの曲ばかりで、語り合うように進んでいくところがいいし、ぺトラ・ヘイデンのヴォーカルで、あまりジャズっぽくなく田舎のポップスのバラードを聴いているような雰囲気にさせられます。知っている曲が多く、安心もできるのでは。この独特なスカスカ感はビル・フリゼールとモチアンによるところが大きいですけど、満足感も高めです。

2010/11/05

Live At The Village Vanguard Volume 3/Paul Motian Trio 2000 + Two

Paullive3
ポール・モチアンのこのシリーズ、3枚目ですが、’06年12月にまとめて録音されたものが小出しに発売されていますね。アルバムによってグレッグ・オズビーの参加だったりマット・マネリの参加だったり、両方の参加だったりしますが、日によってゲストが違ったのかも。相変わらずモチアンのドラムスは上手いんだか下手なんだかよく分からないのですが、バンドのサウンド全体とか、曲調からとか、不思議な麻薬的な香り。一流のミュージシャンが集まってくるので、やはりタダ者ではないですね。クリス・ポッターも参加していますが、いつもの彼とはまた違った面を見せてくれています。彼の名前だけで買うのは、ちょっと要注意かもですが。


Live At The Village Vanguard Volume 3/Paul Motian(Ds) Trio 2000 + Two(Winter & Winter 910172-2)(輸入盤) - Recorded December 2006. Chris Potter(Ts), Larry Grenaider(B) + Masabumi Kikuchi(P), Mat Maneri(Viola) - 1. And So To Sleep Again 2. Ten 3. The Third Walk 4. The Hoax 5. Gang Of 5 6. Standard Time

(10/11/04)2-6曲目がポール・モチアンの作曲。ライヴで、このメンバーなので浮遊的な雰囲気に満ちています。菊地雅章の緊張感のあるピアノとマット・マネリの特異なフレージング。1曲目はスタンダード。ゆったりと音数が少ないピアノではじまって、その後にサックスとヴィオラが穏やかなメロディを奏でつつバラードからミディアムに盛り上がっていきます。モチアンらしいメロディのようなそうでないもののようなテーマが印象的なフリーに近いアプローチの2曲目、雰囲気としては2曲目に近くてやはり自由度の高い音楽が展開する3曲目、まったりした明るいメロディがテーマとアドリブのやはりやや混沌気味の4曲目、やはりユラユラとしながら緩急自在に進んでいく5曲目、タイトルとは裏腹に、メロディアスではなく訥々とした6曲目。

2010/10/20

Arditti/Twelve Caprices/Uri Caine

Uritwelve
久しぶりのWinter&Winterレーベル。このレーベル、最近は気に入ったミュージシャンしか買っていないので、全然追いかけきれていません。でもユリ・ケインのアルバムはジャズ、クラシック(このレーベルでは両方出しています)問わず、買ってしまいます。ただ、ジャンルとしてはクラシックに通販では置いてあったですけど、確かにピアノとストリング・クァルテットを使った現代音楽のようにも聴こえる。でも、ピアノのフレーズが大部分硬質なフリージャズになっているんですよね。グワ~ンとピアノを叩きつけたり、記譜では表現できないようなフレーズ満載。たぶん、インプロヴィゼーションでやっている場面が多いのかな。ヨーロッパではウケそうですが、日本ではどういう層がターゲットか、今ひとつ分かりにくいかも。


Arditti/Twelve Caprices/Uri Caine(P)(Winter&Winter Music Edition 910171-2)(輸入盤) - Recorded June 2009. Arditti String Quartet: Irvine Arditti(Vln), Ashot Sarkissjan(Vln), Ralf Ehlers(Viola), Lucas Fels(Cello) - 1-12. Caprice 1-12

(10/10/17)ユリ・ケイン作曲の、ストリング・クァルテットを従えた現代音楽の曲。無調っぽい曲がメインです。ただ、ことはそう素直なものではなくて、弦楽器の方は写真や演奏から記譜されたものだと分かるのですが、ピアノに関しては、記譜されているのかどうか(ピアノには譜面はありますが)、硬質なフリージャズ的なインプロヴィゼーションに聴こえる方が多く、聴感上、純粋な現代音楽というよりも、フリージャズと現代音楽のセッション(!)のように聴こえてしまいます。少なくとも現代音楽に強いクラシックのピアニストの演奏とは一線を画しています。もちろん調和のとれている演奏も。他のアルバムでもクラシック/現代音楽をはみ出していたり、ジャズとのボーダーレスな世界を創出しているので、驚くにはあたらないと思いますが。

2009/10/26

Plastic Temptation/Uri Caine-Bedrock

Uriplastic
このアルバム、ジャンル分けにちょっと困るアルバムでもあります。ジャズ度はなく、ファンクもあるけど基本的にはロックで、電子音楽的な効果音や派手なミックスの曲もあって、DJが好むような最近流行っているような音楽でもあるからです。ただ、このメンバー、こっち側の世界でもスゴ腕であることは確かなので、時々ハッとするようなスゴいフレーズを出してくることもしばしば。でも、王道ジャスが好きな方とはこのアルバムのサウンド、水と油だろうなあ、と思いつつ。もともとリーダー格の>ユリ・ケインは、ジャズからファンク、クラシックまで何でもやてしまうカメレオン的なミュージシャンなので、こういうのもアリだな、とは思うのですが。カッコよいことは確かです。


Plastic Temptation/Uri Caine(Key)-Bedrock(Winter & Winter Music Edition 910161-2)(輸入盤) - Recorded March 2009. Tim Lefebvre(B), Zach Danziger(Ds), and Barbara Walker(Vo), Elizabeth Pupo-Walker(Per) - 1. Overture 2. Prelude For Sheldon 3. Noid 4. Roll With It 5. Duke Countdown 6. Count Duke 7. Riled Up 8. Till You Come Back To Me 9. Plastic Temptation 10. Seven Year Glitch 11. Work It Out 12. Mayor Goldie 13. Victola 14. Lemonana Vasconcelos 15. Ink Bladder 16. Lunchmeat Concerto In E Flat Minor 17. Garcia 18. Organ Thunder

(09/10/24) 全曲メンバー内での作曲もしくは一部外部との共作。ロックというかファンクというか、それにパーカッションやプログラミング的な電子サウンドか重なるような、ジャズ色がほとんどない、現代の音楽。一部4ビートもあるけれど、サウンドを効果的に使おうという趣向のようで、ジャズを意識したサウンドではないことは確か。でもそこら辺のロックとは違っていて、スゴ腕のメンバーが集まっているので、時にスゴいフレーズが飛び出してきます。モロにファンクの曲もあります。4、8、11、14曲目にヴォーカルも入り、他の曲でもヴォイスがある曲がありますが、やっぱり電子音楽的ロックという感じですね。本道のジャズを好きな方には縁がなさそうですが、時代を先読みするDJの人とかにはウケそうなサウンドではあります。

2009/08/22

Houseplant/Jim Black Alasnoaxis

Jimmouse
Winter&Winterレーベル新譜特集(といっても4月にしかも遅れて購入したわけだけど)4日目で、とりあえずこれで一段落。このジムブラックのグループは5作目で、ジャズやフュージョンというよりは、完全にロックとかポップスとかのサウンドなので、何でこんなに出すのだろうと不思議なのですが、アメリカやヨーロッパではこういうサウンド、ウケているのかもしれません。ほんの少しだけ、フリーがかったり、深そうなサウンドを垣間見せることはありますが、基本はメロディをなぞるようなサックスが目立っていて、かなりシンプルなサウンドではあります。現在進行形のニューヨークシーンのひとつなのですがバリバリのジャズファンには、どうかなあ、といったところ。


Houseplant/Jim Black(Ds) Alasnoaxis(Winter&Winter Music Edition 910 154-2)(輸入盤) - Recorded October 2008. Chris Speed(Ts), Hilmar Jenson(G), Skuli Sverrisson(B) - 1. Inkionos 2. Cahme 3. Houseplant 4. FYR 5. Malomice 6. Littel 7. Elight 8. Naluch 9. Cadmium Waits 10. Adbear 11. Lowers In A Nine Sense 12. Downstrum

(09/08/22) 全曲ジム・ブラックの作曲。このグループ名では5枚目ですけれど、相変わらずロックやポップ色の強いサウンドで、時に変拍子も混ざったりしていて、特徴のあるサウンドをかもし出しています。メンバーや編成はジャズもできる内容ですが、ビートやコード進行の組み合わせがポップのそれで、ジャズっぽさというのは全然なくて、ジャズファンにはちょっと戸惑うアルバムかも。明るい曲、暗めの曲、いろいろとメロディアスではあるんですが。それでいてフリー的に盛り上がるところもほんの少しですがあります。そしてバラードも。まあ、これもニューヨークの先端をいっているサウンドなのでしょう。フロント陣もバリバリに弾きまくるとか吹きまくるということはなくて、比較的メロディやコードに忠実なところが目だっています。

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