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2018/02/21

For 2 Akis/Shinya Fukumori Trio

2574
ECMレーベルの新譜が4枚届いたので、時間を見つけて聴いていきたいと思います。今回の目玉はこのアルバムでしょう。ジャズでは今まで菊地雅章のリーダー作はありましたし、サイドでも出ていた人は何人かいます。でも、ECMから斬りこんできた日本人は初めてじゃないかな。しかもECMらしいサウンドの上に日本情緒を重ね合わせた、ほんのりと温かみのある音楽なので。ドラマーのリーダー作だとドスドスと叩きまくるのが多い中、こういう控えめな叩き方でのリーダー作の演奏はやはりECMらしいです。ウォルター・ラングもECMデビューじゃなかったかな、確か。売れ行きもいいみたいです。


For 2 Akis/Shinya Fukumori(Ds) Trio(ECM 2574)(輸入盤) - Recorded March 2017. Walter Lang(P), Matthieu Bordenave(Ts) - 1. Hoshi Meguri No Uta 2. Silent Chaos 3. Ai San San 4. For 2 Akis 5. The Light Suite 6. No Goodbye 7. Spectacular 8. Mangetsu No Yube 9. Emeaude 10. When The Day Is Done 11. Hoshi Meguri No Uta (Var.)

(18/02/20)福盛進也作は、2、4、5曲目後半、7曲目、Walter Lang作は6、10曲目、Matthieu Bordenave作が9曲目、間に日本の滝廉太郎、宮沢賢治その他の曲がちりばめられています。日本の歌唱集のような印象だけど、意外にオリジナル割合が多い。メロディはあくまで優しく、そしてゆったりとした「ECMサウンド」で奏でられていて、これはどう見ても(聴いても)、ECMそのものとしての録音ですね。ただ、日本人が聴くのと、欧米人が聴くのとでは印象が違うと思います。欧米人からはある種の東洋のエキゾチックさというのものが、割と強く感じられるのでは。聴いた感じ、ゆったりしていて、ここではほんのりと温かみも感じられるような演奏で、しかも親しみのあるメロディ。これは強いですね。一度は聴いてみたい音楽。

2018/01/23

Invisible Threads/John Surman

2588
ECMレーベル新譜の4枚目で一段落。ジョン・サーマンの変則トリオによるアルバム。楽器編成がどうであれ、哀愁のあるサーマン節は相変わらずで、メロディがけっこう聴かせます。ただ、聴いていくうちにメロディアスながらインプロ的に吹いている曲もあって、こういう曲ならば割とジャズと認識されやすいのかな、と思います。まあ、彼を聴くときはジャズとかそういうものはあまり関係なく、サーマンの管を聴く人が多いのではないかなあ、と想像させますが。バックというか、メンバーにピアノとヴァイブラフォン系の奏者を加えるところあたり、マンフレート・アイヒャーのプロデュースが絡んでいるのかな、と思ってもみたり。


Invisible Threads/John Surman(Ss, Bs, Bcl)(ECM 2588)(輸入盤) - Recorded July 2017. Nelson Ayres(P), Rob Waring(Vib, Marimba) - 1. At First Sight 2. Autumn Nocturne 3. Within The Clouds 4. Byndweed 5. On Still Waters 6. Another Reflection 7. The Admiral 8. Pitanga Pitomba 9. Summer Song 10. Concentric Circles 11. Stoke Damerel 12, Invisible Threads

(18/01/22)9曲目のみNelson Ayres作で、他は全曲ジョン・サーマン作。編成は管にピアノ、ヴァイブラフォン系のトリオと、少々変わっているけれど、相変わらずの哀愁のあるサーマン節を聴くことができて、今回はこの編成でなくては。主に端正な曲が続き、テーマもソロもメロディで聴かせる彼のサックス(時にバスクラリネット)は、ある種想像できるんだけど、やはりこうでなくちゃという感じで、安定感があります。12曲あるけれど、59分台なので、比較的コンパクトにまとまっている演奏が多いです。そのメロディは、割と凝縮されていて、落ち着いて聴ける雰囲気。3曲目などはインプロ的に吹いているんだけどやはりサーマン節。果たしてこれをジャズの範疇に加えていいのかと思いますが、曲によっては少しジャズっぽい

2018/01/22

Contra La Indecision/Bobo Stenson Trio

2582
ECMレーベル新譜聴き3日目。今回の4枚の中では、やはりこのアルバムが目当ての人が多いんだろうな、と思わせる美旋律感。実際にはこのように自在なピアノ・トリオの演奏は、サウンドが落ち着いていても表現は難しいと思うのだけど、そんなことを感じさせずに、さすがベテラン、メロディを紡いでいきます。マンフレート・アイヒャーのプロデュースだし、ここまでならいいっていう線を持っているのだろうな。1曲目のキューバのSilvio Rodriguez作がタイトル曲というところも、何か深い意味がありそうです。まあ、そういうところは気にしないで、音の流れに身を任せていくのがいいのかもしれませんが。


Contra La Indecision/Bobo Stenson(P) Trio(ECM 2582)(輸入盤) - Recorded May 2017. Anders Jormin(B), Jon Falt(Ds) - 1. Cancion Contra La Indecision 2. Doubt Thou The Stars 3. Wedding Song From Poniky 4. Three Shades Of A House 5. Elegie 6. Cancion Y Danza VI 7. Alice 8. Oktoberhavet 9. Kalimba Imressions 10. Stilla 11. Hemingway Intonations

(18/01/21)Silvio Rodriguez作が1曲目、バルトークの曲が3曲目、エリック・サティ作の5曲目、フェデリコ・モンポウ作の6曲目、3人のインプロヴィゼーションの9曲目、ボボ・ステンソン作の7曲目で、他はAnders Jormin作(2、4、8、10-11曲目)。そんなに甘めではないけれども、やはり旋律的には美旋律のアルバムなのかなと思います。2曲目は多少盛り上がりもあり、ちょっと切れ味のあるところも見せていますが。クラシックの曲も、そうでない曲も、あまり境目なく演奏していきます。その分、北欧系の香りがあって、そこがまたいいのだと思います。陰影のつけ方がうまい演奏で、ついひきこまれてしまいます。繊細で、切なくて、フレーズに自由な空間を置きつつも、それがまとまると、そこにはひとつの音世界がある感じ。

2018/01/21

Lucus/Thomas Stronen Time Is A Blind Guide

2576
ECM新譜聴きの2日目。今日は1作目がタイトルだったものが今作ではグループ名になっているアルバムです。とは言うもののメンバーチェンジはあって、ピアニストに日本人がいるのがうれしい。もっとも来月には日本人のリーダー作も出るようですけど。ECMって今までも日本人ミュージシャンとは縁が少なかったですからね。北欧のドラマーのアルバムで、けっこうこういう静かな叩き方する人、あちらには多いんですよね。でもそういうところも好きだったりします。メロディアスな作曲をする人だけど、いくらかフリーっぽさも残してはいます。こういう絶妙なサウンドは、やはりECMで聴くのがいい、ってことになるんでしょうね。

(追記)ある人から教えられたのですが、田中鮎美さんはNakamaというグループのピアニストでもあるそうです。これなら入っていて自然ですね。


Lucus/Thomas Stronen(Ds) Time Is A Blind Guide(ECM 2576)(輸入盤) - Recorded March 2017. Ayumi Tanaka(P), Hakon Aase(Vln), Lucy Railton(Cello), Ole Morten Vagan(B) - 1. La Bella 2. Friday 3. Release 4. Lucus 5. Fugitive Pieces 6. Baka 7. Wednesday 8. Tension 9. Truth Grows Gradually 10. Islay 11. Weekend

(18/01/21)1曲目のみ3人作(Thomas Stronen、ヴァイオリン、ベース)で、他は全曲Stronenの作曲。このバンド名では2作目だけど、ピアニストが日本人に替わり、パーカッションはいなくなりました。ピアノ・トリオにヴァイオリンとチェロが加わる基本的な指向性は同じ。1曲目は3人の作曲だけど、ピアノも聴こえるし、インプロヴィゼーションというよりは合作という感じか。北欧オジャズという感じで寒色系の、少しミステリアスなサウンドを持ち、それが静かになったり盛り上がったりしています。何となく、クラシック(現代音楽)との壁を少しすり抜けているような雰囲気も。ドラマー作だけど、メロディは美しく、神秘的なところがあります。それでいて、フリー・インプロヴィゼーション的な自由な空間も静かながら。この感じがなかなか。

2018/01/20

Obsidian/Kit Downes

2559
ECMレーベルの1月新譜が4枚届いたので順番に聴いていきます。今日のアルバムはパイプ・オルガンのアルバム、イオンプロヴィゼーションの部分はあるのだろうけれども、全然ジャズらしくないです。でも確かキース・ジャレットも即興でパイプオルガンのアルバムを作ったレーベルなので、傾向からしてもこういうのも驚きでもないかなと思います。ECMという観点で聴けば、こういうのもなかなかいいかなと。また。プロデューサーがSun Chungで、この人なかなか出てこないで忘れた頃にプロデューサーやりますね。マンフレート・アイヒャーの後継者とされている人なので、もっと出てきてもいいと思うのですけど。


Obsidian/Kit Downes(Pipe Org)(ECM 2559)(輸入盤) - Recorded November 2016. Tom Challenger(Ts on 5) - 1. Kings 2. Black Is The Colour 3. Rings Of Saturn 4. Seeing Things 5. Modern Gods 6. The Bone Gambler 7. Flying Foxes 8. Ruth's Song For The Sea 9. Last Leviathan 10. The Gift

(18/01/20)2曲目がトラディショナル、10曲目が共作の他は全曲Kit Downesの作曲。アルバムはジョン・テイラーに捧げるとあります。パイプ・オルガンのソロのジャズ・アルバム(5曲目のみテナー・サックスとのデュオ)はかなり珍しいけど、いわゆるジャズ色はなく、クラシックとして扱うにはちょっとメロディ感があるかな、という感じです。プロデューサーはSun Chung。まあ、クラシックとボーダーレスなこのレーベルではこういうものもアリかな、と思いますが、インプロヴィゼーションもあってもジャズとしてとらえるには、かなり聴く人を選ぶだろうな、という感想です。ただECMファンには、こういうのはけっこういい、という人も多そうで、そういう意味では荘厳な感じもあるし、面白そうなアルバム。パイプ・オルガンは初めてではないし。

2017/11/23

Unloved/Maciej Obara Quartet

2573
ECMの新譜4日目で一段落。このアルバム、最初は典型的なECMのゆったりとした出だしでこのまま続いていくと見せかけて、5-6曲目の後半に激しい曲を持ってきてます。アルバムコメントを聴きながら書いている身としては、最初にずらっと書いておくも、かなり途中で書き直しをしてます(笑)。1曲目でゆったり入るというのは、プロデューサーのマンフレート・アイヒャーの意向なんでしょうね。ECMで激しい曲がないというとそんなことはなく、意外にあるものなのですが、レーベルイメージから、そう感じている人が多いようです。それでも、今回の4枚の中では、一番ECMのイメージ(個人的感想ですが)にシンクロしていたアルバムかな。


Unloved/Maciej Obara(As) Quartet(ECM 2573)(輸入盤) - Recorded January 2017. Diminik Wania(P), Ole Morten Vagan(B), Gard Nilssen(Ds) - 1. Ula 2. One For 3. Joli Bord 4. Unloved 5. Sleepwalker 6. Echoes 7. Storyteller

(17/11/22)タイトル曲の4曲目のみクリストフ・コメダ作で、他は全曲Maciej Obara作曲。彼はポーランド出身で、ECMでは初リーダー作なれど、他ではアルバムあり。前半テンポ感のあまりない、ゆったりした、時に盛り上がる演奏は北欧のジャズに近く、メンバーもノルウェー出身が混ざっていて、いかにもECMという感じの演奏です。むしろ安心して聴ける、その典型的な、やや寒色系でしっとり感のあるサウンドの1曲目。リズム的には多少変わるものの、北欧的な雰囲気のある曲が続きます。4曲目のコメダ作は、やはりメロディの強度があって、この曲は浮かび上がってきます。ところが5曲目は激しく、6曲目はフリー調からかなり盛り上がり。この5-7曲目あたりで、硬派な北欧的なジャズもやっていると、印象も軌道修正。

2017/11/22

Nahnou Houm/Jon Balke/Siwan

2572
ECMの新譜3日目。ヨン・バルケのSiwanECM2作目。ここではヴォーカリストが替わり(国籍も)、作詞の方も、既成の昔の、主にスペイン語の歌詞(トラディショナルのみアラビア語)の詩に乗せて歌っているところが違います。また前作ではあったエレクトロニクスはどうやら使っていないようです。でもアラブ世界と西洋世界を、今回はアンダルシアという地に焦点を当ててですが、結びつけている姿勢は近いものがあります。こういうある意味冒険的なアルバムを作れるのは、やはりECMだからかなあ、とも思います。便宜上ジャズに入れてありますが、どちらかと言うと民族音楽の方に近く、いわゆるジャズ度はないのは前作に同じです。


Nahnou Houm/Jon Balke(Key)/Siwan(ECM 2572)(輸入盤) - Recorded January 2017. Mona Boutchebak(Vo), Derya Turkan(Kemence), Helge Norbakken(Per), Pedram Khavar Zamini(Tumbak), Barokksolistene: Bjarte Eike(Vln, Leader), Alison Luthmers(Vln), Oivind Nussle(Vln), Milos Valent(Viola), Per Buhre(Viola), TOrbjorn Kohl(Viola), Judith Maria Blomsterberg(Cello), Mime Brinkmann(Cello), Johannes Lundberg(B) - 1. Duda 2. Desmayer Se 3. Castigo 4. Del Rey 5. Ma Kontou 6. Nahnou Houm 7. Zem Zemeh 8. Aun Beniendo 9. Arco Y Flecha 10. Sin Nada Querer 11. Itimad

(17/11/21)SiwanのECM2作目、5曲目がアンダルシアのトラディショナルで、7曲目はメンバーのPedram Khavar Zaminiの打楽器の曲以外は全曲ヨン・バルケの作曲。11世紀から17世紀にかけてのスペインの詩を、曲にのせて歌っていますが、この時期はイスラム教からキリスト教にかけての時期ではなかったか。ヴォーカルはアルジェリア人。そのイスラムの音楽のような主要メンバーとバックの弦楽はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ベースと西洋のもの。でも旋律はアラブの味のところも。ヴォーカルのエキゾチックさと相まって、アラブと西洋の折衷的な民族音楽が繰り広げられています。スペインのアンダルシアも地域的、音楽的には興味深いので、これはバルケにしかなし得ないような、独特な世界観が広がっています。

2017/11/06

Blue Maqams/Anouar Brahem

2580
ECMの新譜が届きました。New Seriesよりジャズの方を先に聴いておきたいという事で、まず1枚。ECMではもう8枚(かな?)息長くアルバムを出しているウード奏者のアヌアル・ブラヒムの新作。ベースとドラムスに有名なベテランを配すことで、期待は高まります。聴いてみたら、そのベテランたちは、ウードやその曲に合わせた演奏に徹しているのがECMらしくて良いなあ、と思いました。思ったより変拍子の曲が多くて、それも自然なやり取りで聴かせてしまうので、さらりとも聴けますけど、ズブズブとハマるような聴き方になることも。これをジャズと言っていいのか、という問題はあるにせよ、けっこう質の高い音楽だと思います。


Blue Maqams/Anouar Brahem(Oud)(ECM 2580)(輸入盤) - Recorded May 2017. Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds), Django Bates(P) - 1. Opening Day 2. La Nuit 3. Blue Maqams 4. Bahia 5. La Passonate 6. Bom Dia Rio 7. Persepolis's Mirage 8. The Recovered Road To Al-Sham 10. Unexpected Outcome

(17/11/04)全曲アヌアル・ブラヒムの作曲。彼はチュニジアのウード奏者。曲は、構成上はピアノ・トリオにウードなのだけど、ジャズのイディオム的な演奏はほとんどなく、他のメンバーはウードに寄り添うように、哀愁のある、中東的なエスニックな味わいもある演奏をしています。変拍子も割と多めですが、ブラヒムのために演奏されている場面が77分続きます。それだけカットできる要素が少なかったという事か。ブラヒムの演奏に長時間寄り添っても、自然な感じで聴けるのは、周りのメンバーが素晴らしいウデを持っているからでしょう。曲的にはどの曲も割と印象が似てい入るのですが、そこに違いを見つけるのも楽しい。それがウード的な曲なのかもしれませんけど、実に繊細な楽器だと思います。ECM的なアルバムです。

2017/09/21

Pelagos/Stefano Battaglia

2570
ECMレーベルの新譜が3日目にして一段落。今日のアルバムはソロ・ピアノで2枚組、131分ほどの収録なので聴きごたえがあります。しかも名匠ステファノ・バターリア。彼のECM以外での録音ってほとんど聴いてきていないのですけど、ここでもECMに欠かせない存在のピアノになっています。2枚組としては、3回目の発売。これも、多い方ですね。演奏も2枚組の長さを感じさせず、多くは淡々と、時には緊張感を伴って聴くことができました。今はECMはベテランや有名なミュージシャンの取り込みと、新人路線と2つの方向があるようですけど、ベテランの取り込みで成功している例ではないでしょうか。


Pelagos/Stefano Battaglia(P, Prepared P)(ECM 2570/71)(輸入盤) - Recorded May 2016. - 1. Destino 2. Pelagos 3. Migralia 4. Lamma Bada Yatathanna 5. Processional 6. Hapiap 7. Dogon 8. Life 9. Lampedusa 10. Hora Mindi 11. Lamma Bada Yatathanna(Var.) 12. Exilium 13. Migration Mantra 14. Horgos E Roszke 15. Ufratu 16. Heron 17. Brenner Toccata

(17/09/20)イタリアでのライヴと客がいないところの録音らしく、CD2枚組。4、11曲目はアラブ地方のトラディショナルで、他は全てステファノ・バターリアの作曲。神秘的でクラシカルな場面も目立ち、ECMとしての想定の範囲での演奏を感じ取ることができます。ほとんど激しい演奏というのはなく、どちらかというと、いや、かなり静かな演奏で、作曲とはあるものの、整ったフリー・インプロヴィゼーションに近いものかもしれないです。そして心なしか瞑想的な音の繰り返しがあって、夢見心地な世界へ誘ってくれる場面もあります。それでも、曲によっては、激しくはないんだけど重々しい感じで多少緊張感を感じる曲も。また、プリペアード・ピアノを使っている曲はやはりある程度実験的か。彼のアルバムは2枚組が多いのも納得。

2017/09/20

Provenance/Bjorn Meyer

2566
ECMレーベル新譜聴き2日目。今日はベーシストのソロアルバムです。とは言うものの6弦エレクトリック・ベースとアコースティック・ベース・ギター(ギターの形状をしたベース)で、多重録音の部分もあるし、音域がちょっと上なので、あまりベースのソロアルバムという音ではないです。もっとカラフル。でもやっぱりECMから出したので、音響系というか、そういう方向性の音が出ています。好きな人は好きだろうなあ、と思わせる内容ですけど、好みははっきりと分かれると思います。まあ、ベースのソロアルバムを出してしまうあたりやはりECMだなあ、と思ってしまいますが。個人的には癒されるし、割と面白いアルバムだと思ってます。


Provenance/Bjorn Meyer(B)(ECM 2566)(輸入盤) - Recorded August 2016. - 1. Aldebaran 2. Provenance 3. Three Thirteen 4. Squizzle 5. Trails Crossing 6. Traces Of A Song 7. Pendulum 8. Banyan Waltz 9. Pulse 10. Dance 11. Garden Of Silence 12. Merry-Go-Round

(17/09/19)11曲目のみAsita Hamidi作(全曲この人に想いを寄せてというのがテーマ)で、他は全曲Bjorn Meyerの作曲。6弦エレクトリック・ベースとアコースティック・ベース・ギターとあるので、ギタータイプのベースを使用していると思う。ニック・ベルチュのRoninのメンバーでもあったよう。多重録音の曲もあって、出てくる音は音響系や、ミニマル系な、静かな演奏が多いけれと、曲によっては、Roninよりははっきりとしたメロディが出ている曲もあります(3、6-7曲目)。4曲目はフリー的な部分もある、やや激しさを持った曲。メロディよりはアルペジオでのコード(?)の変化で語り掛ける曲(5、8曲目)もあります。ギターの曲のような10曲目。しっとりとした11曲目。一部の曲を除いて、やはり環境系という言葉が似合います。

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