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2017/09/21

Pelagos/Stefano Battaglia

2570
ECMレーベルの新譜が3日目にして一段落。今日のアルバムはソロ・ピアノで2枚組、131分ほどの収録なので聴きごたえがあります。しかも名匠ステファノ・バターリア。彼のECM以外での録音ってほとんど聴いてきていないのですけど、ここでもECMに欠かせない存在のピアノになっています。2枚組としては、3回目の発売。これも、多い方ですね。演奏も2枚組の長さを感じさせず、多くは淡々と、時には緊張感を伴って聴くことができました。今はECMはベテランや有名なミュージシャンの取り込みと、新人路線と2つの方向があるようですけど、ベテランの取り込みで成功している例ではないでしょうか。


Pelagos/Stefano Battaglia(P, Prepared P)(ECM 2570/71)(輸入盤) - Recorded May 2016. - 1. Destino 2. Pelagos 3. Migralia 4. Lamma Bada Yatathanna 5. Processional 6. Hapiap 7. Dogon 8. Life 9. Lampedusa 10. Hora Mindi 11. Lamma Bada Yatathanna(Var.) 12. Exilium 13. Migration Mantra 14. Horgos E Roszke 15. Ufratu 16. Heron 17. Brenner Toccata

(17/09/20)イタリアでのライヴと客がいないところの録音らしく、CD2枚組。4、11曲目はアラブ地方のトラディショナルで、他は全てステファノ・バターリアの作曲。神秘的でクラシカルな場面も目立ち、ECMとしての想定の範囲での演奏を感じ取ることができます。ほとんど激しい演奏というのはなく、どちらかというと、いや、かなり静かな演奏で、作曲とはあるものの、整ったフリー・インプロヴィゼーションに近いものかもしれないです。そして心なしか瞑想的な音の繰り返しがあって、夢見心地な世界へ誘ってくれる場面もあります。それでも、曲によっては、激しくはないんだけど重々しい感じで多少緊張感を感じる曲も。また、プリペアード・ピアノを使っている曲はやはりある程度実験的か。彼のアルバムは2枚組が多いのも納得。

2017/09/20

Provenance/Bjorn Meyer

2566
ECMレーベル新譜聴き2日目。今日はベーシストのソロアルバムです。とは言うものの6弦エレクトリック・ベースとアコースティック・ベース・ギター(ギターの形状をしたベース)で、多重録音の部分もあるし、音域がちょっと上なので、あまりベースのソロアルバムという音ではないです。もっとカラフル。でもやっぱりECMから出したので、音響系というか、そういう方向性の音が出ています。好きな人は好きだろうなあ、と思わせる内容ですけど、好みははっきりと分かれると思います。まあ、ベースのソロアルバムを出してしまうあたりやはりECMだなあ、と思ってしまいますが。個人的には癒されるし、割と面白いアルバムだと思ってます。


Provenance/Bjorn Meyer(B)(ECM 2566)(輸入盤) - Recorded August 2016. - 1. Aldebaran 2. Provenance 3. Three Thirteen 4. Squizzle 5. Trails Crossing 6. Traces Of A Song 7. Pendulum 8. Banyan Waltz 9. Pulse 10. Dance 11. Garden Of Silence 12. Merry-Go-Round

(17/09/19)11曲目のみAsita Hamidi作(全曲この人に想いを寄せてというのがテーマ)で、他は全曲Bjorn Meyerの作曲。6弦エレクトリック・ベースとアコースティック・ベース・ギターとあるので、ギタータイプのベースを使用していると思う。ニック・ベルチュのRoninのメンバーでもあったよう。多重録音の曲もあって、出てくる音は音響系や、ミニマル系な、静かな演奏が多いけれと、曲によっては、Roninよりははっきりとしたメロディが出ている曲もあります(3、6-7曲目)。4曲目はフリー的な部分もある、やや激しさを持った曲。メロディよりはアルペジオでのコード(?)の変化で語り掛ける曲(5、8曲目)もあります。ギターの曲のような10曲目。しっとりとした11曲目。一部の曲を除いて、やはり環境系という言葉が似合います。

2017/08/20

Far From Over/Vijay Iyer Sextet

2581
ECMレーベルの新譜3日目にして一段落。今日はヴィジェイ・アイヤーのセクステット。今まではECMだと割と静かなアルバムだったのが、ここでは本来(?)の姿に近くなり、元気なアルバムになっています。管のフロントも、グレアム・ヘインズ(懐かしい名前)、スティーヴ・レーマン、マーク・シムと、濃いメンバーが集まっていますし、ややM-BASE的でもあります。これでプロデューサーがマンフレート・アイヒャー(裏ジャケにはAn ECM Productionとのみ記載あり)なので、やはりECMらしい音というのは存在しない、と彼が言っていることは本当なのかと思ってしまいます。アイヤーのファンなら手が出るアルバムですが、ECMだけのファンは少々要注意といったところでしょうか。


Far From Over/Vijay Iyer(P. Key) Sextet(ECM 2581)(輸入盤) - Recorded April 2017. Graham Haynes(Cor, Flh, Electronics), Steve Lehman(As), Mark Shim(Ts), Stephan Crump(B), Tyshawn Sorey(Ds) - 1. Poles 2. Far From Over 3. Nope 4. End Of The Tunnel 5. Down To The Waire 6. For Amri Baraka 7. Into Action 8. Wake 9. Good On The Ground 10. Threnody

(17/08/19)全曲ヴィジェイ・アイヤーの作曲。ECMにしては元気な曲が多く、ACT時代の感触も少しあり。けっこう複雑な曲で、おそらく変拍子が多いと思われます。リズムがパルス的に来るため、何拍子か考えるのは、少々難しい。ただ、そういう点を除けば、通常のジャズから大きくはみ出たところは少ないと思います。聴くのに体力がいりますが、智に勝った部分も。プロデューサーはマンフレート・アイヒャー。メンバーがメンバーだからか、インド的要素は影を潜め、むしろM-BASE的なサウンドを感じるのは一部メンバーのせいか。とにかく、ECMにしては賑やかな演奏が多いです。3曲目のようにシンプルなファンクビートの曲もあるけど、一筋縄ではいかない現代ジャズ的なイメージ。時に静かな場面もあり。少し野性的か。

2017/08/19

Incidentals/Tim Berne's Snakeoil

2579
ECMレーベル新譜聴き2日目。今日のアルバムは、個人的にはこういうサウンドは好きなんだけど、ジャンルで分けたらフリージャズと感じる人が多いと思うので、ちょっと手ごわいかも。裏ジャケにはAn ECM Productionと書いてあって、プロデューサーはデヴィッド・トーン。何だかスティーヴ・レイクが手掛けそうなサウンドですね。でもこのグループもECMでは4作目。一定の需要はあるんでしょう。ただ、録音が’14年となっていて、番号が大きい(新しい)番号になっているという事は、最近の持ち込み音源では、という想像もさせますね。けっこう音量も大きく、一般的なECMサウンドを想像している人は、自己責任で聴いてください。こちらの音も明らかにECMのひとつの方向性ではあるんですけど。


Incidentals/Tim Berne's(As) Snakeoil(ECM 2579)(輸入盤) - Recorded December 2014. Oscar Noriega(Cl, Bcl), Ryan Ferreira(G), Matt Mitchell(P, Electronics), Ches Smith(Ds, Vib, Per, Timpani) - 1. Hora Feliz 2. Stingray Shuffle 3. Sideshow 4. Incidentals Contact 5. Prelude One/Sequel Too

(17/08/18)5曲目前半がMatt Mitchellとの共作で、他は全曲ティム・バーンの作曲。長めの曲が多く、特に3曲目は26分台。トータルで5曲64分。相変わらずフリーかというと、構築されているような部分も目立ち、ジャケットの中身を見ると、メンバーは譜面も参考にして演奏をしているので、自由と構築を行ったり来たりするパターンはここでも踏襲されています。氷のように感じる部分や、メカニカルな盛り上がりが続き、ECMにしてはドシャメシャなフリー、ハッとするほど美しい絡みがあったりと、ドラマチックに進んでいくのが彼としての特徴ではないかと。ECMでSnake Oilを名乗って4作目、ギターが加わり5人になって2作目で、その鋭さはなかなかのものです。プロデューサーはデヴィッド・トーン。ただし、割と聴く人を選ぶかも。

2017/07/07

Inland Sea/Stephan Micus

2569
ECMレーベル新譜の3枚目で一段落。便宜上ジャズの区分にしているけど、民族音楽という区分があったらそこに入れたいくらいの音楽。でも、特定の地域の民族音楽ではないので、それもちょっと困ったりする。ちょっとずつ楽器を替えながらも、JAPOの時代から22作目だそうで、少しはアルバムによって特徴があるものもあれば、他との区別がつきがたくて、書くことに困ったりすることもあります。まあ、大いなるマンネリなんだけど、世界的に見れば、これだけ発売が続いているのだから、やはりECMの中では特異な地位を占めているんだなあ、と思います。こっち方面が好きな方向け、という事にはなるんだろうけど。


Inland Sea/Stephan Micus(All Instruments and Voice)(ECM 2569)(輸入盤) - Recorded 2014-2016. - 1. Haze Spwing Wind 3. Dawn 4. Flor Del Sur 5. Reading Storm 6. Dancing Clouds 7. VIrgen De La Mar 8. For Shirin And Khosru 9. Dusk 10. Nuria

(17/07/07)全曲作曲と演奏はStephan Micus。無国籍的民族音楽。ここではフィンランドのフィドルNyckelharpaが新しいそうだけど、2曲目では尺八もあったりと、あっちへ行ったりこっちへ行ったりの、意外な民族楽器の組み合わせの無国籍的な民族音楽が、穏やかに、そしてミステリアスに展開していきます。ECMへの持ち込み音源だと思われますが、JAPO時代も含めてこれで22作目というのが、息も長いし、すごいです。それだけ独自の世界を築き上げてしまっているということ。ジャズでもなければ民族音楽というには、あまりにも雑多な楽器を使っていて、どこの国の音楽か特定できない。それでいて何となく気になるミュージシャン。ヴォイスも興味深い。おそらくは録音に専念しているんだろうけど、ライヴも聴いてみたい。

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