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2014/02/01

Five Years Later/Ralph Towner/John Abercrombie

1207
ECM初CD化作品5作のうち5日目で一段落。初CD化ばかり5枚も聴けたというのは、ECMファンにとって幸せな感覚というか、何と言うか、ちょっと忙しいにもかかわらず、合間をぬって聴けて良かったです。このアルバムの邦訳をするとすれば「5年後」なんですが、その5年前(’76年)にECMで「Sargasso Sea」(ECM 1080)を2人で作っているんですね。この時はジョン・アバークロンビーの名前の方が先だったですけど。これもなぜCDで今まで再発されなかったのか不思議盤ではあります。こうやって時間をかけながら、空いた穴をひとつひとつ埋めていく作業も楽しいものです。果たして生きている間に完成するのかどうか(笑)。


Five Years Later/Ralph Towner(G)/John Abercrombie(G, Mandlin)(ECM 1207)(輸入盤) - Recorded March 1981. 1. Late Night Passenger 2. Isia 3. Half Past Two 4. Microthema 5. Caminata 6. The Juggler's Etude 7. Bumabia 8. Child's Play

(14/01/30)2人のインプロヴィゼーションが3曲(1、4、7曲目)、ラルフ・タウナー作が3曲(3、5-6曲目)、ジョン・アバークロンビー作が2曲(2、8曲目)。いろいろな種類のギターで、この2人ならではの世界を聴かせてくれます。フリーと思えないほど構築感のある、静けさからリズム感のあるサウンドに向かう1曲目、哀愁感たっぷりのメロディが聴ける短調バラードの2曲目、これまた哀愁がありながら浮遊感と淡さのある3曲目、幻想的でもあるけどけっこう活発なやり取りが聴ける4曲目、しっとりと落ち着いた短調のメロディでの語りかけのある5曲目、速いパッセージで割と緻密な綾織り系サウンドで聴かせる6曲目、片方がエレキギターで明るくズンズン突き進み、時にフリーになる7曲目、淡い色で語りかけてくるような8曲目。

2013/12/12

Concerts/Bregenz/Munchen/Keith Jarrett

12279
今日またECMが1組(3枚組)届いたので、アップしてしまいます。以前、BregenzCD1枚だけでCD化されて、今回やっとLPと同じ形でのCD化です。人によればコンサートを完全再現してほしいという方もいると思いますが、ECMの方針からすると、その可能性は少なさそうです。まあ、これで、CD化されたものの曲が欠けていた、というのは全部LPと同じように全曲聴けるようになったと思うので、うれしいことです。あとはLPで廃盤になったものがどの程度CD化されるかですね。それにしても、CD3枚分でもコメントの長さを同じにしているので、ちょっと内容にふれるのには無理がありそうですが、祝完全CD化、ということで急ぎのアップです。


Concerts/Bregenz/Munchen/Keith Jarrett(P)(ECM1227-29)(輸入盤)- [CD1]Bregenz: Recorded May 28, 1981. - 1. Part.1 2. Part.2 3. Untitled 4. Heartland [CD2-3]Munchen: Recorded June 2, 1981. 1. Part.1 2. Part.2 3. Part.3 4. Part.4 5. Mon Coeur Est Rouge 6. Heartland

(13/12/12)CD化の時に、ブレゲンツ公演だけの1枚発売だったものが今回LPと同じに完全化。このコンサートもおなじみの完全即興演奏。ブレゲンツではキース・ジャレットのステップの音も聞こえるリズミカルなフォーク調の前半から、静かな中間部を経て短調のまま伴奏のインプロヴィゼーション、現代音楽(クラシック)的な味わいから、しっとりした優しいメロディの演奏へと続きます。ミュンヘンは静かにはじまって、クラシック的に優しいメロディがきたと思ったら、ノリが良かったり、入り組んでいったり、実験的のような演奏が入ったりとドラマを観ているような情景の変化を感じる長いパート4までの道のり。ブレゲンツ/ミュンヘン両方の牧歌的な親しみやすいメロディを持つ 、まるで作曲されたかのような「ハートランド」が良い感じ。

2007/09/22

The Struggle Continues/Dewey Redman Quartet

1225
珍しくECMレーベルで未CD化作品が今になってCD化されました。’82年の録音だったので、ほどなくCD化の時代だったので、LPの在庫がなくなって、そのまま廃盤だったのでしょう。今聞いてみると、いわゆるECMの範疇から外れた、温度感の高いジャズで、4ビートの曲も多めです。なので、マンフレート・アイヒャーのお眼鏡にかなわなくてお蔵入りしていた可能性はありますね。ECMには何でこれがずっと販売されているのか分からない作品もある反面、廃盤(未CD化)なのが不思議な作品も多く眠っています。なるべく廃盤にしない方針はいいですが、できれば今入手不能の作品も、CD化してほしいものですよね。


The Struggle Continues/Dewey Redman(Ts) Quartet(ECM 1225)(輸入盤) - Recorded January 1982. Charles Eubanks(P), Mark Helias(B), Ed Blackwell(Ds) - 1. Thren 2. Love Is 3. Turn Over Baby 4. Joie De Vivre 5. Combinations 6. Dewey Square

(07/09/20)1-5曲目がデューイ・レッドマン作曲で、6曲目のみチャーリー・パーカー作曲。ほんの少しスピリチュアルながらもいわゆる普通のジャズなので、ECMらしくなく、今まで廃盤になっていた理由が分かるような気がします。フリーキー・トーンも交えて縦横無尽にサックスを吹いていくアップテンポの4ビートでの、その他の楽器のソロもゴキゲンな1曲目、浮遊感のある美しいメロディが流れる10分台の3+3+2のリズムでゆったりした2曲目、エレキベースのミディアムのロックビート(?)にのせて、サックスを吹きまくる3曲目、明るくて弾むようなメロディ、アドリブはややアップテンポの4ビートの4曲目、超アップテンポでフリーのフレーズで暴れまわっている5曲目、明快なテーマのややアップテンポでの4ビートの6曲目。

2005/12/13

Blue Sun/Ralph Towner

1250
Blue Sun/Ralph Towner(G, P, Synth, French Horn, Cor, Per)(ECM 1250)(輸入盤) - Recorded December 1982. - 1. Blue Sun 2. The Prince And The Sage 3. C.T. Kangaroo 4. Mevlana Etude 5. Wedding Of The Streams 6. Shadow Fountain 7. Rumours Of Rain

(03/02/09)さまざまな楽器を使った一人多重録音によるアルバム。シンセサイザーの包まれるようなサウンドが効果的に使われています。タイトル曲の1曲目は「青い太陽」の割にはほのかに暖かい印象を受ける曲。ギターが繊細にメロディアスに、しかもしっとりと奏でられていて、哀愁を感じさせる2曲目、シンセサイザーを中心にパーカッションが彩りを添える、ややノリの良いメロディの3曲目、幻想的で浮遊感のあるギターのアルペジオで厳かに進んでいく4曲目、何となく昔のパット・メセニー・グループを連想させる、広い風景が見えてくるような5曲目、シンセサイザーを中心にドラマチックに盛り上がって発展していく6曲目、静かにメロディが漂っている、起伏がある中にどこか沈静した雰囲気のある11分台の7曲目。

2005/12/12

Trommelgefluster/Harald Weiss

1249_2
Trommelgefluster/Harald Weiss(Per, Voice)(ECM (New Series) 1249)(輸入盤) - Recorded September, 1982. - 1. Part 1 2. Part 2

(03/09/19)New Seriesから出ているものの、パーカッションと、時々ヴォイスによる硬質なジャズのインプロヴィゼーションという感じ。1曲目はビートやパルス感の感じる部分の方が多めで、メロディックなパーカッションも使用しています。たまに入るヴォイスは男声にしてはやや高めで、独特な雰囲気を持っています。2曲目は前半でエレクトロニクスが入ったり、ゆったり系の部分もあるドラマチックな曲。2曲38分ほどを飽きさせない展開。

2005/12/11

The Ballad Of The Fallen/Charlie Haden

1248
チャーリー・ヘイデンのリべレーション・ミュージック・オーケストラのものは下記の3枚が出ています。今日紹介するのは、その2枚目。

Liberation Music Orchestra/Charlie Haden(B)(Impulse) - Recorded 1969
The Ballad Of The Fallen/Charlie Haden(B)(ECM 1248) - Recorded November 1982
Dream Keeper/Charlie Haden(B) And The Liberation Music Orchestra(DIW) - Recorded April 4-5, 1990

思想の根底には「反戦」がありますが、その思想のことを抜きにしても、音楽から吹き出てくる哀愁や悲しみが心を打ちます。アルバムとしてのまとまりや完成度が高く、インパクトのあるメロディならば、このアルバム、一度は聴いておきたいところ。アンサンブル重視の傾向もありますが、ところどころ自由度の高いインプロヴィゼーションがあったりします。久しぶりに聴いてみたけれど、やっぱり強力。


The Ballad Of The Fallen/Charlie Haden(B)(ECM 1248) - Recorded November 1982. Carla Bley(P), Don Cherry(Tp), Sharon Freedman(Flh), Mick Goodrick(G), Jack Jeffers(Cuba), Michael Mantler(Tp), Paul Motian(Ds), Jim Pepper(Ts, Ss, Fl), Dewey Redman(Ts), Steve Slagle(As, Ss, Cl, Fl), Gary Valente(Tb) - 1. Els Segadors 2. The Balld Of The Fallen 3. If You Want To Write Me 4. Grandola Vila Morena 5. Introduction To People 6. The People United Will Never Be Defeated 7. Silence 8. Too Late 9. La Pasionaria 10. La Santa Espina

邦題「戦死者たちのバラッド」。’60年代のインパルス盤に続く2枚目の位置づけ 。アレンジはカーラ・ブレイ。ECMには珍しくビッグバンドで、しかも思想的でメロディアスな感じの曲が続きます。曲としてだけ聴いてもその完成度は高く、聴きごたえがあるアルバム。哀しみに満ちたトラディショナルの1曲目ではじまります。エルサルバドルの民謡というタイトル曲の2曲目も心に深く入り込み、そのままテンポの速い3曲目に。マーチなのだけれどもメッセージ性を感じる4曲目、ブレイ作の哀愁たっぷりの5曲目、悲しいメロディの小品の6曲目、ヘイデン作の静かに語りかけてくる7曲目、ブレイ作の静かにメッセージを送る8曲目、そして10分を超えるヘイデン作の哀愁満載のクライマックスの9曲目、明暗取り混ぜたラストの10曲目。

2005/12/10

All The Magic!/The One And Only/Lester Bowie

1246
All The Magic!/The One And Only/Lester Bowie(Tp, etc)(ECM 1246/47)(輸入盤) - (All The Magic!) - Recorded June 1982. Ari Brown(Ts, Ss), Art Matthews(P), Fred Williams(B), Phillip Wilson(Ds), Fontella Bass(Vo), David Peaston(Vo) - All The Magic 1. For Louie 2. Spacehead 3. Ghosts 4. Trans Traditional Suite 4. Let The Good Times Roll The One And Only (The One And Only) - 1. Organic Echo 2. Dunce Dance 3. Charlie M. 4. Thirsty? 5. Almost Christmas 6. Down Home 7. Okra Influence 8. Miles Davis Meets Donald Duck 9. Deb Deb's Face 10. Monkey Waltz 11. Fradulent Fanfare 12. Organic Echo(Part 2)

(99/05/14)1枚目はバンド編成で、ジャズというよりはもっと分かりやすい曲をさらに分かりやすく、あるいはその上に時々アバンギャルドを重ねて、ところによってはずっとアバンギャルドに、というようなサウンド。ヴォーカルの入った曲もあります。ピアノやベース、ドラムスは入っていますが、ある意味でブラス・ファンタジーにつながるサウンド。こちらはオリジナルが半分ほどの構成。 組曲になっている曲もありますが、作曲者が違う曲も混ざっていて、個々の曲として聴けるような気もします。2枚目はソロでの演奏で、全曲彼のオリジナル。多重録音の部分もあると思いますが、かなりスペイシー(悪く言えばスカスカ)な印象も。2枚組ですが、タイトルもそれぞれについてい て、どうしてこの2枚がカップリングされているのか不明。

2005/12/09

Scenes/Michael Galasso

1245
Scenes/Michael Galasso(Vln)(ECM 1245)(輸入盤) - Recorded October 1982. - 1. Scene 1 2. Scene 2 3. Scene 3 4. Scene 4 5. Scene 5 6. Scene 6 7. Scene 7 8. Scene 8 9. Scene 9

(03/02/07)何とヴァイオリンのソロによる多重録音。全曲マイケル・ガラッソのオリジナルで、曲目もズバリ「シーン1-9」。ジャズらしさはなく、構築されたインプロヴィゼーションというよりも、ある種のクラシックやヒーリング・ミュージックに近いような雰囲気の曲も。そこはかとなく冷たい色合いですが、曲によっては哀愁が漂っています。淡い感触の1曲目、映画音楽のような2曲目、やや明るいクラシックの室内楽のような3曲目、短調のクラシック編とでも言うべき4曲目、変わっていく色合いの綾織りのような前半と、後半は沈潜した雰囲気の5曲目、淡々とした情景が目の前に広がっていく6曲目、ややエキゾチックな小品の7曲目、明るい陽射しを感じるような8曲目、音の持続と繰り返しを中心に少しずつ表情を変えていく9曲目。

2005/12/08

Codona 3/Collin Walcott/Don Cherry/Nana Vasconcelos

1243
Codona 3/Collin Walcott(Sitar, Tabla, Voice, Per)/Don Cherry(Tp, Org, Voice, Per)/Nana Vasconcelos(Berimbau, Per, Voice)(ECM 1243)(輸入盤) - Recorded September 1982. - 1. Goshakabuchi 2. Hey Da Ba Doom 3. Travel By Night 4. Lullaby 5. Trayra Boia 6. Cicky Clacky 7. Inner Organs

(03/01/12)このメンバーでの3枚目で最終作。1曲目は日本の民謡らしいですが、該当の曲が不明の10分台の曲。かなり空間的な日本的な表現やそこはかとない日本情緒を保ちつつ、盛り上がっていきます。エキゾチックで無国籍的なワールド・ミュージックの、皆で歌うメロディが印象的な2曲目、静かですがやはりエキゾチックな雰囲気を持って後半フレーズのやり取りが見られる3曲目、曲名通りゆったりと優しいメロディに包みこまれるような4曲目、ヴォイスというかしゃべりをバックにメロディが淡々とゆっくり綴られていく5曲目、何となくアフリカ寄りの味付けもあるヴォイスによって進んでいく6曲目、オルガンの音を中心に散発的に他の楽器やヴォイスが絡んできて、徐々に密度が高くなって盛り上がっていく7曲目。

2005/12/07

Journey's End/Miroslav Vitous

1242
Journey's End/Miroslav Vitous(B)(ECM 1242)(輸入盤) - Recorded July 1982. John Surman(Ss, Bs, Bcl), John Taylor(P), Jon Christensen(Ds) - 1. U Dunaje U Prespurka 2. Tess 3. Carry On, No.1 4. Paragraph Jay 5. Only One 6. Windfall

(99/04/08)低めの温度感を持つサウンドの、ECMらしいアルバム。参加メンバーも良いし、作曲のバランスからも、どちらかと言うと4人の合作のような感じ。ベースソロで静かにスタートして他の楽器が徐々に絡んできて盛り上がっていく、チェコの民謡にインスパイアされたという哀愁の漂う1曲目、しっとりとしているメロディが心に入り込みつつサウンドがドラマチックに展開する2曲目、あらかじめ作曲されたような、全員によるインプロヴィゼーションの3曲目、自由度は高そうながらも皆で盛り上がっていく4曲目、エレキのフレットレスベースを使用していると思われ、ヴィトウスの父親に捧げたという、静かでメロディが散発的に届いてくる5曲目、哀愁路線の浮遊感のあるメロディが心にせまってくる6曲目。

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