私の運営するホームページ

掲示板

Twitter

無料ブログはココログ

2014/01/31

Miroslav Vitous Group

1185
ECM初CD化旧譜聴き4日目。ミロスラフ・ヴィトウスは’70年代末ごろから’80年代前半にかけてECMから3枚リーダー作を出しているのですが、なぜか2枚目のこのアルバムだけ今までCD化されてませんでした。この時期だと内容は全然悪くなくて、発売されたタイミングがCD発売前夜だった時期ということもあって、LPで出したあとすぐCDで出すわけにもいかなかったんじゃないか、とも思えるようなアルバムがいくつかあります。真実は分からないですが。強いて考えるなら、ちょっと活発で4ビートの部分が多かったのが気に入らなかったからかも、ですが、あくまでも推測の域を出ないわけで...。


Miroslav Vitous(B) Group(ECM 1185)(輸入盤) - Recorded July 1980. John Surman(Ss, Bs, Bcl), Kenny Kirkland(P), Jon Christensen(Ds) - 1. What A Face Gets Pale 2. Second Meeting 3. Number Six 4. Inner Peace 5. Interplay 6. Gears 7. Sleeping Beauty 8. Eagle

(14/01/29)同じメンバーでの2枚目。2、5曲目が4人でのインプロヴィゼーション、3曲目がジョン・サーマン作、4曲目がケニー・カークランド作で4曲(1、6-8曲目)がミロスラフ・ヴィトウス作曲。ややアップテンポで流れるように、各楽器が速いパッセージで進む1曲目、バス・クラリネットが効果的なドラマチックなフリーの2曲目、エキゾチックでうねるような速いホーンから哀愁を帯びていく、速い4ビートの3曲目、耽美的で漂うように進むバラードの4曲目、出だしの空間的なサウンドが少しの不安感をもたらすドラマチックで自由な5曲目、アップテンポの4ビートもあったり臨機応変に丁々発止で進む6曲目、ガラスのようなピアノではじまり盛り上がったり静かになったりする7曲目、ホーンとアルコのメロディでしっとりとした小品の8曲目。

2014/01/30

Contrasts/Sam Rivers

1162
ECM初CD化旧譜5枚のうち3枚目。サム・リヴァースもECMへの吹きこみがあったんですねえ。1枚だけリーダー作、しかもハードな方面の場合、初CD化が遅れる傾向があって、ベニー・モウピン(1043)、ジュリアン・プリースター(1044)あたりは今世紀入ってからの初CD化でした。じゃあ、なんでジョージ・アダムスは早いうちからCD化されたのか、とか、疑問点はいろいろあるけれど、リッチー・バイラークや、ジョンアバークロンビーのバイラークと共演したアルバムあたりがマンフレート・アイヒャーの一存でオクラ入りになっている現実を考えると、まあ、理屈ではないなあ、とも思います。しかし、当時のフリーに近いジャズを文章にすると皆同じようになってしまう(笑)。ちなみに今回初CD化の5枚とも、アイヒャーのプロデュースになっています。


Contrasts/Sam Rivers(Ss, Ts, Fl)(ECM 1162)(輸入盤) - Recorded December 1979. George Lewis(Tb), Dave Holland(B), Thurman Barker(Ds, Marimba) - 1. Circles 2. Zip 3. Solace 4. Verve 5. Dazzle 6. Images 7. Lines

(14/01/28)全曲サム・リヴァースの作曲。抑制もある程度効いていますが、少しハードなフリーに近いような演奏もあります。ECMとしては、前期に多いタイプのサウンドか。丁々発止のやりとりで、構築された部分もあるにしろ、極めて自由に進んでいく1曲目、テーマはバップ的にも聴こえるけと、自由度の方がそれを上回る感じもして、アドリブ部分はアップテンポで突き進む2曲目、温度感が低く、空間的で抑制的な語り合いながら徐々に盛り上がる3曲目、ちょっと跳ねる8ビート的なベースの上を管楽器が飛翔しているところからドラマチックに展開する4曲目、静かな出だしからアップテンポの4ビートで突っ走る5曲目、当時の空間的なフリーの感触を色濃く残す6曲目、やはりアップテンポでホーンが流れるように進んでいく7曲目。

2005/11/12

Eventyr/Jan Garbarek

1200
現在何年も断続的にECMのアルバムコメントの手直し中で、1001番からはじめて1210番まで、やっと手直しが終わったところです。そして1650番からあとも、発売が比較的新しいために直っていて、ちょうどこの間にまだまだ手直しをしていないものがあります。Blue Noteなどは資料がいろいろ出回っているけれど、ECMのCDの中身がどうなのか、という日本語の資料は少ないと思うので、あと何年かかっても、この作業を続けて行きたいと思います。でも、ホント、作業は断続的です。

いちおうLP廃盤、未CD化作品と最新作以外はコンプリートなので、今のままでも多少は皆さんの役に立つかもしれません。通常のジャズとは対極にあるジャズらしからぬアルバムが多いので、購入されるときはちょっと注意が必要です。


Eventyr/Jan Garbarek(Ts, Ss, Fl)(ECM 1200)(輸入盤) - Recorded December 1980. John Abercrombie(G), Nana Vasconcelos(Talking Ds, Per, Voice, etc.) - 1. Soria Maria 2. Lillekort 3. Eventyr 4. Weaving A Garland 5. Once Upon A Time 6. The Companion 7. Snipp, Snapp, Snute 8. East Of The Sun And West Of The Moon

面白い編成で、しかも トラディショナルの4曲目以外は、フリー・インプロヴィゼーション(?)。全体的にエスニックというか、比較的静かな無国籍的なサウンドが多いですが、これはヤン・ガルバレクとナナ・ヴァスコンセロスの指向性だと思います。夕闇の中をゆったりと漂っているような哀愁のある11分台の1曲目、牧歌的な中を印象的なメジャーのリフが断片的にあらわれてくる2曲目、前半サックスが朗々と唄い、後半幽玄なフルートの、タイトル曲の3曲目、やんわりと浮かび上がるようなメロディの4曲目、ちょっと暗めで緊張感がある5曲目、ギターが不参加の6-7曲目は、2人の国籍の特徴がよく出ている6曲目、素朴な雰囲気で語りかけてくる7曲目。妖しげな音たちが浮かんでは消えていく、スペイシーな8曲目。

2005/11/11

Stella Malu/Katrina Krimsky, Trevoe Watts

1199
Stella Malu/Katrina Krimsky(P), Trevoe Watts(Ss, As)(ECM 1199)(輸入盤) - Recorded March 1981. - 1. Mial 2. Stella Malu 3. Duogeny 4. Rhythm Circle 5. Cyrstal Morning 6. Song For Hans 7. Moonbeams 8. Villa In Brazil

(02/06/07)全曲演奏者のオリジナル、と言うよりはインプロヴィゼーションか。静かできれいなイメージの曲が多いです。キラキラと高音部を多用したピアノの音に寄りそうように歌っているサックスの1曲目、ソロ・ピアノでしっとりとメロディアスに綴っていくタイトル曲の2曲目、ゆったりと郷愁を誘うようにメロディを綴って展開していく11分台の3曲目、エコーが効いたサックスのみで不思議な効果をもたらす4曲目、聴いていて、なるほど「クリスタル・モーニング」だと思うような曲調の5曲目、哀愁のある世界が広がるソロ・ピアノでの6曲目、インプロヴィゼーション的展開を示す静かでスペイシーな7曲目。どことなく素朴な雰囲気を漂わせつつノリの比較的良い8曲目はフェードアウトで余韻を残しつつ、遠ざかります。

2005/11/10

Dawn Dance/Steve Eliovson

1198
Dawn Dance/Steve Eliovson(G)(ECM 1198) - Recorded January 1981. Collin Walcott(Per) - 1. Venice 2. Earth End 3. Awakening 4. Song For The masters 5. Wanderer 6. Dawn Dance 7. Slow Jazz 8. Africa 9. Memories 10. Eternity

コリン・ウォルコットとのデュオ。曲によってはそれぞれのソロ。そこはかとない哀愁やエキゾチックさ、深さを感じさせるアコースティック・ギター。ハーモニーが個性的。ドラマチックなメロディが印象的にせまってくる1曲目、スペイシーでハーモニーのセンスが良い2曲目、ウォルコットのインタールード的な3曲目を経て、ギターのアルペジオの進行が美しい4曲目、2人のインプロヴィゼーションにしては進行がきれいな5曲目、哀愁系ではじまってだんだん目の前が開けてきて再び最初に戻る、タイトル曲の6曲目、スロージャズと言うよりはきれいなバラードの7曲目、これまた青く広がるアフリカの空を連想させる8曲目、美しいメロディの小品の9曲目。そして静かな2人のインプロヴィゼーションで幕を閉じます。(01年6月21日発売)

2005/11/09

Dolmen Music/Meredith Monk

1197
Dolmen Music/Meredith Monk(Voice, P)(ECM (New Series) 1197)(輸入盤) - Recorded March 1980 and January 1981. Collin Walcott(Per, Vln), Steve Lockwood(P), Andrea Goodman(Voice), Monica Solem(Voice), Julius Eastman(Voice, Per), Robert Een(Voice, Cello), Paul Langland(Voice) - 1. Gothem Lullaby 2. Travelling 3. The Tale 4. Biography 5. Dolmen Music a) Overture And Men's Conclave b) Wa-Ohs c) Rain d) Pine Tree Lullaby e) Calls f) Conclusion

(02/09/09)全曲メレディス・モンクの作曲。クラシックや現代音楽のジャンルのヴォーカル曲というより、鋭い張りのある声のパフォーマンスという気がします。一度聴いたら忘れられない声。5曲目のタイトル曲は23分に及ぶ組曲で、6人のヴォイスによる演奏が聴けますが、合唱というよりヴォイスの重なり合いがミステリアスかつエキゾチックで、沈んだ感じのサウンド。そして、ヴォイスがメイン。 コリン・ウォルコットの参加が目を引きます。

2005/11/08

Cellorganics/Thomas Demenga/Heinz Reber

1196
Cellorganics/Thomas Demenga(Cello)/Heinz Reber(Pipe Org)(ECM (New Series) 1196)(輸入盤) - Recorded October 1980. - 1. Cellorganics #1 2. Cellorganics #2 3. Cellorganics #3 4. Cellorganics #4

(02/09/09)ハインツ・レーバーとトーマス・デメンガの作曲。チェロとパイプオルガンという組合わせで、曲のタイトルや2人での作曲というところから、クラシック版フリー・インプロヴィゼーションを想像してしまいますが、ゆったりと進んでいきながらも、もっとカッチリしていてドラマチックな雰囲気。メロディが印象的な部分も。全体的に荘厳で、大きい音でせまってくるところもあり、メロディやサウンドの色彩感は寒色系ながら豊かです。

2005/11/07

Who's To Know/Shankar

1195
Who's To Know/Shankar(Vln, Tamboura)(ECM 1195)(輸入盤) - Recorded November 1980. Umayalpuram K. Sivaraman(Mridangam), Zakir Hussain(Tabla), V. Lakshminarayana (Cond) - 1. Ragam-Tanam-Pallavi (Raga-Hamavathi) 2. Ananda Nadamadum Tillai Sankara (Ragam-Savithri Tala-Adi)

シャンカールによる作曲。サブタイトルは「インディアン・クラシカル・ミュージック」。ただし、シャンカールはダブルネックのエレクトリック・ヴァイオリンを使用しているので、古典音楽そのままではないと思いますが。音階や曲のタイトル、他の参加メンバーをみると、ほぼインド古典音楽とみて良いのでは。それぞれ22分を超える長い曲が2曲。出だしはヴァイオリンを中心に、インド的な穏やかなドラマを垣間見せてくれます。徐々にタブラが加わったりしてリズムがつき、インドのノリをけっこう体に感じることができます。だんだん盛り上がってきて、全員かなりのテクニック。2曲目も静かなヴァイオリンの場面からはじまりますが、また違った雰囲気。リズムが入ってきますが、このリズム(特に後半)もなかなかスゴい。

2005/11/06

The Amazing Adventures Of Simon Simon/John Surman

1193
The Amazing Adventures Of Simon Simon/John Surman(Ss, Bs, Bcl, Synth)(ECM 1193) - Recorded January 1981. Jack DeJohnette(Ds, Per, P) - 1. Part 1 Nestor's Saga (The Tale Of The Ancient) 2. Part 2 The Buccaneers 3. Part 3 Kentish Hunting (Lady Margaret's Air) 4. Part 4 The Pilgrim's Way (To The Seventeen Walls) 5. Part 5 Within The Halls Of Nepture 6. Part 6 Phoenix And The Fire 7. Part 7 Fide Et Amore (By Faith And Love) 8. Part 8 Merry Pranks (The Jester's Song) 9. Part 9 A Fitting Epitaph

邦題「サイモン・サイモンの不思議な旅」。アルバムタイトルや個々の曲名(邦題が面白い)からしてアルバムにストーリー性があるかも しれません。1曲目「ネスターの武勇伝」10分台の曲で、厳かなキーボートをバックに流れるメロディ。2曲目「海賊たち」サックスとドラムによるインプロヴィゼーション。3曲目「王国の人たちの狩猟」サックスの多重録音。4曲目「放浪の路」6曲目「不死鳥と炎」7曲目「信仰と愛」はフリー・インプロヴィゼーションか。5曲目「海神の懐で」は何となくプログレ風のバックのサウンド。8曲目「メリー・プランクス」はシンバルとのデュオながら何となくジャジー。9曲目「旅の終わり」サックスの多重録音。アグレッシヴな部分はあっても、ジャズと言うよりは、いつものジョン・サーマンのカラーが強いサウンド。(99年9月15日発売)

2005/11/05

To Be Continued/Terje Rypdal

1192
To Be Continued/Terje Rypdal(G, Fl)(ECM 1192) - Recorded January 1981. Miroslav Vitous(B, P), Jack DeJohnette(Ds, Voice) - 1. Maya 2. Mountain In The Clouds 3. Morning Lake 4. To Be Continued 5. This Morning 6. Topplue, Votter & Skjerf 7. Uncomposed Appendix

このメンバーで2枚目。それぞれのオリジナルと5曲目が3人のフリー・インプロヴィゼーション。ギターにエフェクトを思いっきりかけて広がりのあるサウンドを出し、独特な世界を演出 する曲も。また、最強のリズムセクションが、三位一体となったサウンド 。映画音楽のようなフリーのような、その空間的な広がりをゆったりと味わう事のできる1曲目、アップテンポやミディアムの4ビートを基調に進んでいく2曲目、多重録音でヴィトウスのピアノも聴けるややどんよりとしたサウンドの3曲目、エレキベースでファンク・ロックのような4曲目、ベースの高音アルコを筆頭に、リピダルのフルートの参加も含め、緩急自在にせまってくる5曲目、薄暮のメロディを演出するバラードの6曲目。7曲目の小品は何とディジョネットのヴォイスも。

その他のカテゴリー

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Amazon検索

HMV検索

  • HMV検索
    検索する
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

メールアドレス

友人が運営しているサイト