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2014/01/29

Keith Jarrett/Ritual, Dennis Russell Davies

1112
ECMの初CD化アルバム聴き2日目。今日紹介するのはキース・ジャレットが作曲したピアノ・アルバムで演奏はしていません。と言いつつ、音を聴いていると当時のキースのいつものソロでの音のようにも聴こえ、記譜されているとはいえ、ジャズの位置付けにするか、クラシックの位置付けにするか考えてしまいました。しかも、デニス・ラッセル・デイヴィスで検索すると、指揮者の方が圧倒的に有名で、検索して、「ピアノも得意とする」とあったのでホッとしましたが、こういう点でも異色なんですね。そういう位置付けの難しさもあって今までCD化されてなかったのかなとも思いますが、私個人的にはやっぱりキースの音のイメージにけっこう近いような気がします。


Keith Jarrett/Ritual, Dennis Russell Davies(P)(ECM 1112)(輸入盤) - Recorded June 1977. - 1. Ritual 2. Ritual

(14/01/28)キース・ジャレット作曲で、デニス・ラッセル・デイヴィスがピアノという、ちょっと変わったソロ・ピアノのアルバムです。本職はアメリカの指揮者だけど、ピアノも得意だとのこと。収録時間も32分台と短め。クラシックや現代音楽というよりは、キースの即興演奏をそのまま楽譜にしたような趣きがあります。サウンドの中にあるのは、キースの情念だったり、カラーだったりするのですが、それを他のピアニストが表現できているような気がします。厳密に分析すると明らかに違う面があるかも知れないのですが、ちょっと聴きには、「あの」キースの世界の表現。楽譜に記すまでに、何らかの変化があっていいものだけど、そのまま人だけを移し替えたようなサウンドは、おそらくキースのソロ・ピアノのファンにも受け入れられるのでは。

(注)キースは作曲のみで、演奏はしていません。

2005/10/08

Eyes Of The Heart/Keith Jarrett

1150
Eyes Of The Heart/Keith Jarrett(P, Ss, etc.)(ECM 1150) - Recorded May 1976. Dewey Redman(Ts, Per), Charlie Haden(B), Paul Motian(Ds, Per) - 1. Eyes Of The Heart (Part One) 2. Eyes Of The Heart (Part 2) 3. Encore (a-b-c)

邦題「心の瞳」。全曲キース・ジャレットの作曲、そしてライヴ録音。このメンバーではECMでは2作目。1曲目(17分)はパーカッションではじまり、前半は素朴で牧歌的なサックスの音が徐々に他のパートと絡み合い、後半で叙情的な哀愁を帯びたピアノが浮かび上がって暗めの色調で盛り上がっていく構図。2曲目(15分)も前から続くようにピアノではじまり、出口を探すような短調のフレーズが続く前半部分、サックスその他の楽器が加わってきて山場があり、物語を完結に導いていくようなドラマチックな後半部分。3曲目(18分)は3つの曲がつながっているようで、8ビートのジャズロック調ではじまり、明るめな自由なビートから速い4ビートになる中間部、情感漂う穏やかなソロピアノと続いていきます。(02年9月19日発売)

2005/10/07

Journal Violone 2/Barre Phillips

1149
Journal Violone 2/Barre Phillips(B)(ECM 1149)(輸入盤) - Recorded June 1979. John Surman(Ss, Bs, Bcl, Synth), Aina Kemanis(Voice) - 1. Part 1 2. Part 2 3. Part 3 4. Part 4 5. Part 5 (To Aquirax Aida) 6. Part 6

(02/07/27)ベース、ホーンとヴォイスという変わった編成のアルバムで、全曲バール・フィリップスの作曲。ドラムスはいないのですが、何となくビート感を感じるような、軽快に舞い飛ぶようなフレーズの明るい1曲目、浮遊感のあるスペイシーなテーマが印象的で、語りかけてくるような演奏の2曲目、静かさを基調としながらも、自由度の高いインプロヴィゼーションが繰り広げられる3曲目、移動しながら持続するヴォイス、シンセサイザーをバックにホーンが絡んでいくという構図の4曲目、このアルバムの中ではテンポも速めで緊張感のある5曲目、ホーンやヴォイスがメロディアスに走り回って、後半ベースも出てくるややドラマチックな11分台の6曲目。ヴォイスがカギで、エコーが深めに効いていて、いい空間です。

2005/10/06

Upon Reflecttion/John Surman

1148
Upon Reflecttion/John Surman(Ss, Bs, Bcl, Synth)(ECM 1148)(輸入盤) - Recorded May 1979. - 1. Edges Of Illusion 2. Filigree 3. Caithness To Kerry 4. Beyond A Shadow 5. Prelude And Rustic Dance 6. The Lamplighter 7. Following Behind 8. Constellation

(02/02/09)ジョン・サーマンのECMでの最初のアルバムで、曲によりシンセサイザーも交えた一人多重録音という形態。ジャズというよりはヒーリング系を連想。そのちょっと古めかしいシンセサイザーですが、その音を効果的に哀愁をたたえて使っているのが10分台の1曲目。この曲が彼の今後の方向性を示しているように思えます。繰り返されるリフの上を漂うホーンの浮遊感が印象的な2曲目、ひたすらソプラノサックス1本でメロディが奏でられている3曲目、やや不安定な和音の進行の上を右に左にとソロが進んでいく4曲目、アンサンブルがきれいでメロディアスな5曲目、シンセサイザー浮遊系やや哀愁路線の6曲目、エコーを効かした小品の7曲目、やはりシンセサイザーの上を飛び交う8曲目。

2005/10/05

Saudages/Nana Vasconcelos

1147
Saudages/Nana Vasconcelos(Per, Voice, G, etc)(ECM 1147)(輸入盤) - Recorded march 1979. Egberto Gismonti(G), Members of Radio Synphony Orchestra, Stuttgart. - 1. O Berimbau 2. Vozes(Saudages) 3. Ondas (Na Ohlos De Petronila) 4. Cego Aderldo 5. Dado

(01/01/14)ナナ・ヴァスコンセロスのソロにオーケストラがところによって絡んでくるアルバム。ストリングス・アレンジはエグベルト・ジスモンチ(曲も1曲参加とともに提供(4曲目))とのこと。1曲目は18分台の大曲ですが、ビリンバウ(パーカッション)の出だしから、ストリングスが加わって、パーカッションの響きも美しい展開。中盤部のパーカッションの静かな洪水とストリングスが交互にせまります。2曲目は多重録音(ディレイ?)によって浮遊感覚のあるヴォイスと背後に流れるストリングス。3曲目はパーカッションの多重録音の上にヴォイスやゴングがかぶさり、まさに彼独自の世界が展開。4曲目はジスモンチのギターと、パーカッションの語り合いによる10分台の曲。5曲目はおそらくビリンバウのみで勝負しています。

2005/10/04

First Meeting/Miroslav Vitous

1145
First Meeting/Miroslav Vitous(B)(ECM 1145) - Recorded May 1979. John Surman(Ss, Bcl), Kenny Kirkland(P), Jon Christensen(Ds) - 1. Silver Lake 2. Beautiful Place To 3. Trees 4. Recycle 5. First Meeting 6. Concerto In Three Parts 7. You Make So Happy

5曲目が4人によるインプロヴィゼーションの他は、全曲ミロスラフ・ヴィトウスのオリジナル。ケニー・カークランドが意外な人選 ですが、非常に美しいピアノ。全体のサウンドもECMの基本路線でいっています。牧歌的にはじまったと思ったら、不思議な冷めた色合いで徐々に盛り上がり、ベースのアルコも印象的な10分台の1曲目、ゆったりとしたメロディのバラードでの美しい2曲目、きらめくようなピアノの伴奏の上を漂うサックス、語り合うベースの3曲目、各メンバーの緊張感あるやり取りが心地良い、ややハードな10分台の4曲目、フリーにしてはけっこうまとまっているタイトル曲の5曲目、アルコ中心のベース・ソロの曲でスゴいテクニックの6曲目、やや蒼い感じで個々に、場面によってまとまって展開する6曲目。

2005/10/03

Descendre/Terje Rypdal

1144
Descendre/Terje Rypdal(G, Key, Fl)(ECM 1144) - Recorded March 1979. Palle Mikkelborg(Tp, Flh, Key), Jon Christensen(Ds, Per) - 1. Avskjed 2. Circles 3. Descendre 4. Innseiling 5. Men Of Mystery 6. Speil

(00/09/10)全曲テリエ・リピダルのオリジナル。全体を通してキーボード(またはピアノ)がサウンドを支配しています。ギターは控え目ながらいつものリピダル節。1曲目は流れるキーボードをバックに、たゆたうトランペットとギター。往年のプログレッシヴロックのようなエッセンス。2曲目もキーボードがバックでドラムスとギターがインプロヴィゼーションを展開する11分台の大作。3曲目はピアノがバックで淡々と進むタイトル曲。途中の部分はビートが効いている4曲目、静かながらもややアグレッシヴな演奏が見られる5曲目。6曲目については泣きの入るギターを聴くことができ、やっぱりプログレッシヴロックのようなサウンドか。どの曲も似た印象かもしれませんが、これでこそECMのサウンドの流れかも。(01年7月25日発売)

2005/10/02

Divine Love/Leo Smith

1143
Divine Love/Leo Smith(Tp, Flh, Per, etc)(ECM 1143)(輸入盤) - Recorded September 1978. Dwight Andrews(Afl, Bcl, Ts, etc), Bobby Naughton(Vib, etc), Charlie Haden(B), Lester Bowie(Tp), Kenny Wheeler(Tp) - 1. Divine Love 2. Tastalun 3. Spirituals: The Language Of Love

(99/03/30)全曲レオ・スミスのオリジナル。21分台のタイトル曲の1曲目は基本メンバーの3人での演奏。けっこうスペイシーで牧歌的な感じです。インプロヴィゼーションというよりは、個々に気ままにサウンドを発しているという雰囲気でもあり、音やメロディの断片に聞こえる気もします。ただし、ECMらしさはあるかも。2曲目はケニー・ホイーラーとレスター・ボウイと3人でのトランペットのインプロヴィゼーション合戦といったところですが、やはりそれぞれが音を発している雰囲気。それにしてもスゴい顔合わせです。3曲目はチャーリー・ヘイデンが参加した15分台の曲。ややドラマチックながら、こちらも空間的なインプロヴィゼーションが淡々と続いていきます。 あっさり系なので、やや聴く人を選ぶかも。

2005/10/01

Elm/Richard Beirach

1142
Elm/Richard Beirach(P)(ECM 1142) - Recorded May 1979. George Mraz(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Sea Priestess 2. Pendulum 3. Ki 4. Snow Leopard 5. Elm

全曲リッチー・バイラークのオリジナル。リズムがジョージ・ムラーツとジャック・ディジョネットになって、ややダイナミックになった感じはします。ただし、ピアノのエッジの効いた冷めた美しさは、当然ながら健在 で、やはりこのピアノでなければ、と思わせる部分はあります。 温度感もこのメンバーにしてはけっこう低め。1曲目は11分台の大曲ですが、美しい情景が流れるように現れては消えて行きます。2曲目は緊張感があってトリオとしてはジャズっぽいノリの仕上り。3曲目は耽美的で哀愁もそこはかとなく漂っています。3人がハードに応酬してドラマチックな4曲目は12分台の大作で、ピアノも強力でドラムには全然負けていません。これも彼の一面なのは確か。そして哀愁いっぱいのおなじみの5曲目で、幕を閉じます。

2005/09/30

Sound Suggestions/George Adams

1141
Sound Suggestions/George Adams(Ts, Vo)(ECM 1141) - Recorded May 1979. Heinz Sauer(Ts), Kenny Wheeler(Tp, Flh), Richard Beirach(P), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Baba 2. Imani's Dance 3. Stay Informed 4. Got Somethin' Good For You 5. A Spire

ジョージ・アダムスがECMに1枚だけ作ったアルバム。 彼の曲が2曲(2、4曲目)、ケニー・ホイーラー作が2曲(1、5曲目)、ハインツ・ザウアー作が1曲(3曲目)。あのゴリゴリ・テナーは相変わらず熱いですが、他のメンバーのキャラクターでECMっぽく、さめた感じになってしまうのは不思議です。アンバランスの妙。冷めた曲とテナーのアドリブとのコントラストが何となく気になる1曲目での演奏。珍しくストレートに4ビートジャズして盛り上がる部分もある10分台の2曲目、アグレッシヴなサックスを聴くことができ、ドラムスも強力にプッシュしている3曲目、豪快なアダムスのヴォーカルも聴くことができるブルース進行(これもECMでは珍しい)の4曲目、ホイーラーの冷たさが前面に出たやや静かなサウンドの5曲目。

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