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2007/03/04

Awakening/Ryan Kisor Quintet

1239
Criss Crossレーベル順番聴き10日目。そして、このレーベルの旧譜(廃盤、未CD化の3枚を除く)を全部聞き終えました。250枚以上あるので、数年かかってしまいましたけれど、あまり得意でないメインストリーム系のアルバムコメントでもあるし、ホッとしています。欲を言えばもう少し長いコメントをしたかったかな、というのはありますけど。さて、最後を飾るのはライアン・カイザーのオルガンを交えたクインテットのアルバム。メンバーがメンバーなので、あまり踏み外すということはないですけれども、1曲目のタイトル曲あたりは、割と冒険していていいなあ、と思いました。日本制作の企画盤よりはずっとこっちの方が良いと思います。

これでこのレーベルが終わりではなくて、もうすぐ2月の新譜のコメントが出てくるとは思います。


Awakening/Ryan Kisor(Tp) Quintet(Criss Cross 1239)(輸入盤) - Recorded December 19, 2002. Grant Stewart(Ts), Peter Bernstein(G), Sam Yahel(Org), Willie Jones 3rd(Ds) - 1. Awakening Part 1 and 2 2. Sioux City 3. UFO 4. Harlem Moon 5. Effing Blues 6. What Can I Say? 7. Free As A Bird

(07/02/25)全曲Ryan Kisorの作曲。オルガンのクインテットですが、端正なトランペットに対し、なかなか適材適所の顔合わせ。やはりバリバリきても温度感は低めかな。’70年代をほうふつとさせる4分の7拍子の上をソロが続いていく、ちょっとエキゾチックなサウンドのパート1からアップテンポの4ビートのパート2へ展開する13分弱の1曲目、ソフトなメロディとソロをミディアムの4ビートで包み込む2曲目、ややアップテンポでメカニカルなアプローチが目立つ3曲目、静かでちょっと沈んだ、夜の世界を感じさせるバラードの4曲目、ゴキゲンなアップテンポのブルースが勢いのある5曲目、スタンダードのような流麗なメロディを持っている、ソロもメロディアスな6曲目、8ビートのやや穏やかなジャズロックで淡々とソロが続く7曲目。

2007/03/03

Dig This!!/Wycliffe Gordon Quintet

1238
Criss Crossレーベル順番聴き9日目。ワイクリフ・ゴードンのリーダー作はこのレーベルからたくさん出ているけれど、やっぱり実力があるからなのか、と思います。奏法は彼ならではのもので、割とブラインドしやすいんではないかなと。今回は他のメンバーが違う方面から来たような感じですが、オルガンのサム・ヤエルも、泥臭くないにしても、普段の温度感が低めなところは見せないですし。ただ、ビル・スチュワートのドラム・ソロになると、やっぱり彼の世界のリズムを構築して、けっこう現代的な側面を見せてしまうようですが。まあ、けっこうリーダーのペースで進行しているので、違う個性のぶつかり合い、というところまではいかなかったですけれども。


Dig This!!/Wycliffe Gordon(Tb) Quintet(Criss Cross 1238)(輸入盤) - Recorded December 11, 2002. Seamus Blake(Ts), Peter Bernstein(G), Sam Yahel(Org), Bill Stewart(Ds) - 1. Dig This!! 2. Mahajual 3. Old Man Blooz (Take 2) 4. Limehouse Blues 5. The Beautiful Souls 6. Jookin' The Blooz 7. Lonnie's Lament 8. I Can't Get Started 9. Cone's Tune 10. Blues Etude #2 11. Old Man Blooz (Take 1)

(07/02/25)全11曲中Wycliffe Gordon作は7曲(1、3、5-6、9-11曲目)。メンバー間では異種格闘技戦ですが、ブルースの曲が多め。ブルースかと思ったらボッサもあるミディアムの、渋めなタイトル曲の1曲目、8ビートのジャズロックで懐かしいサウンドの2曲目、お椀を使ったミディアムスローのブルースの3、11曲目、アップテンポになったりミディアムになったりのメロディアスな4曲目、切ないメロディーを淡々と語るバラードの5曲目、ブルースだけどファンクのリズムとその後の4ビートが心地良い6曲目、ジョン・コルトレーン作をミディアムで深く歌い上げる7曲目、ギターとのデュオでスタンダードを優しく歌い上げる8曲目、ややアップテンポで陽気な4ビートの9曲目、トロンボーンのソロでブルースを吹く小品の10曲目。

2007/03/02

New York Trio - Page Two/Peter Beets

1237
Criss Crossレーベル順番聴き8日目。このレーベル、アメリカのマーケットを意識しているせいか、ホーンがリーダーの、あるいはホーン入りのアルバムが非常に多く、ピアノ・トリオのアルバムってあまり出していないんですね。そこへ、ベテランでなくてポッと出てきてピアノトリオ(しかも、ニューヨーク・トリオなんて銘打って)のアルバムを3枚も出した(これは2枚目)ピーター・ビーツ、やっぱり上手くて饒舌なピアノ、という印象です。ボトムの2人もタダ者ではありませんけれども。このコンビネーションで、けっこう聴かせてくれます。しかも、ヨーロッパ的ではなくて正攻法なところが、今時珍しい(と思うのは日本人だけかもですが)タイプで、好感が持てます。


New York Trio - Page Two/Peter Beets(P)(Criss Cross 1237)(輸入盤) - Recorded December 16, 2002. Larry Grenadier(B), Willie Jones 3rd(Ds) - 1. The Groove Merchant 2. Paradox 3. For Simon 4. Without A Song 5. It Has Happened 6. So What/Impressions 7. Chelsea Bridge/Upper Manhattan Medical Group 8. In A Hazy Mood 9. Night Mist Blues

(07/02/25)Peter Beetsの作曲は3曲(3、5、8曲目)。弾き方が饒舌で、曲にとらわれずにトリオでの表現力のあるミュージシャン。スタンダードをいきなり軽快な5拍子で料理している1曲目、ソニー・ロリンズ作をアップテンポの明るい感じで軽めに、しかもバリバリ弾く2曲目、ミディアムで比較的落ち着いて、盛り上がりもある3曲目、最初はしっとりとしたバラードを9分以上もドラマチックに聴かせる4曲目、8分の6拍子のメランコリックで明るい曲調、フレーズ満載の5曲目、アップテンポのモーダルなメドレーが迫力の6曲目、ビリー・ストレイホーン作の淡いバラードからアップテンポになるメドレーの7曲目、淡々としつつ手はよく動くボッサの8曲目、アーマッド・ジャマル作のブルースでミディアムから中盤アップテンポになる9曲目。

2007/03/01

Mirrors/Alex Sipiagin

1236
Criss Crossレーベル順番聴き7日目。今日のアレックス・シピアジンはけっこう好きなタイプのトランペッターです。演奏も、けっこうバリバリいくのに、何となく温度感が低めでクールな感じ。そしてこのメンバーで現代ジャズをやっているのだから、文句のつけようがありません。特にギターのアダム・ロジャースの配置が、このアルバムのサウンドを決定づけているような気もします。ただ、クレジットからいくと2ホーンのセクステットの曲が大半のはずなんだけど、テーマのホーンのハーモニーを聴くと、もっとホーンの人数がいるのでは、と思います。たぶん、クレジット間違いなのか何なのか、私もハーモニーを聴いただけで何人のホーンとは分からないもので。


Mirrors/Alex Sipiagin(Tp, Flh)(Criss Cross 1236)(輸入盤) - Recorded June 2, 2002. Seamus Blake(Ts), Adam Rogers(G), David Kikoski(P), Boris Kozlov(B), Johnathan Blake(B), Donny McCaslin(Ts, Ss on 2 and 3), Jose Roseman(Tb on 3) - 1. Def 1 2. Tijuana Gift Shop 3. Travel 4. Crossing 5. Mirror 6. Def 2 7. Mood One

(07/02/25)7曲中6曲がAlex Sipiaginの作曲。2、3曲目に加わるミュージシャンあり。メンバーからするとけっこう「今」のジャズ。メカニカルなテーマからモーダルなアップテンポでゴリゴリと押しまくる1曲目、チャールズ・ミンガス作を8分の7拍子でまるでオリジナルのように展開させる変拍子ラテン系の2曲目、ミステリアスな大編成のアンサンブルのテーマから、静かになったり盛り上がったりとドラマチックな進行の13分台の3曲目、元気だけれども温度感の低めなラテンだったり4ビートだったりの4曲目、ピアノからゆったりしたアンサンブルのテーマの、ソロも美しいバラードのタイトル曲の5曲目、1曲目のパート2だけど、やはり元気がもらえる6曲目、ワーッとテーマがくるとベース・ソロで静かになったりと自由度の高い7曲目。

2007/02/28

Wide Holizons/One For All

1234
Criss Crossレーベル順番聴き6日目。もう説明不要なほど何枚もアルバムが出ていて、知る人ぞ知る存在が、この「ワン・フォー・オール」というグループ。一番大好きなサウンドというわけではないけれど、都会的な現代ハードバップという点では安心して聴いていられます。だから複数レーベルからグループでアルバムを出すことが出来るんでしょうね。特に3管のハーモニーがなかなかで、これを聴かねばもったいないとも思うようになりました。もちろん、それぞれのメンバーのソロも良い感じです。そろそろマンネリかな、という気持ちも少々あるのですが、それでも逆にこのサウンドを印象付けていると思います。

ところで、このブログのエントリーも’04年5月30日からはじめて、今日で1,000番目になりました。アルバム紹介をしなかった回もありますが、2-3枚一度に紹介した回もあったので、新譜、旧録、手直し合わせてだいたいこの期間で1,000枚聴いた勘定になります。多いと見るべきか少ないと見るべきか。こんなことやってると、人生は短いと思うようになりますね(笑)。


Wide Holizons/One For All(Criss Cross 1234)(輸入盤) - Recorded December 20, 2002. Eric Alexander(Ts), Jim Rotondi(Tp, Flh), Steve Davis(Tb), David Hazeltine(P), Ray Drummond(B), Joe Farnsworth(Ds) - 1. The Nomad 2. Nemesis 3. Wide Horizons 4. Infant Eyes 5. Central Park South 6. The Conformist 7. Cold Smoke 8. A Calling

(07/02/24)8曲中6曲が各メンバーの作曲(1-3、4-6曲目)。おなじみのメンバーでの現代ハードバップを聴けます。やや抑制が効いて都会的なハーモニーが心地良いミディアムの1曲目、目まぐるしいテーマからそのままアップテンポでソロになだれ込んでいく2曲目、浮遊感のあるハーモニーが漂っていく、ゆったりしながらビートがファンク的になる3曲目、ウェイン・ショーター作を温度感の低い静かなバラードで演ずる4曲目、快活なアップテンポと変化に富んだ盛り上がりがなかなかのメロディアスな5曲目、8ビートのファンクビートに乗っかってやや落ち着きつつもゴキゲンな6曲目、ものものしい出だしから、8分の6拍子のややモーダルな7曲目、テーマの16ビートとソロの4ビートのバランスがいいアップテンポの8曲目。

2007/02/27

Human Spirit/Mike DiRubbo Quintet

1231
Criss Crossレーベル順番聴き5日目。マイク・ディルッボのこのアルバム、他の4人がワン・フォー・オールのメンバーのため、安心して聴ける部分があるのと、反面、彼の個性の部分がなかなか出づらいなあと思う部分とありました。ただ、曲調的には現代ハードバップで聴きやすいので、まあけっこう聴ける方ではありましたけれど。実は彼の綴りを間違えていて、Mike DiRubboが正しいのにMike DeRubboと表記していたところが複数あり慌てて直したところです。そのぐらいちょっと個性的な名前なのですが、演奏自体は割とオーソドックスな感じもしています。安定はしていますけれども。


Human Spirit/Mike DiRubbo(As) Quintet(Criss Cross 1231)(輸入盤) - Recorded May 30, 2002. Jim Rotondi(Tp, Flh), David Hazeltine(P), Peter Washington(B), Joe Farnsworth(Ds) - 1. Transfer 2. Moon River 3. Human Spirit 4. Minor March 5. North Shore Reflections 6. Bossa For Baby 7. Throwback 8. Down

(07/02/24)全8曲中Mike DiRubbo作は4曲(1、3、5、7曲目)。他の4人はワン・フォー・オールのメンバーなので、現代ハードバップ的な感じは強いです。まさに都会的な現代ハードバップをいくようなややアップテンポの1曲目、ヘンリー・マンシーニ作をちょっとコミカルでメロディアスなジャズに仕上げた2曲目、8分の6拍子で明るいメロディで、ちょっとワイルドなソロの盛り上がりもあるタイトル曲の3曲目、ジャッキー・マクリーン作でこれでもかとアップテンポでゴリゴリと吹きまくる4曲目、都会の夜を連想させるじっくり聴かせるバラードの5曲目、ハンク・モブレイ作の割と快活なボッサが心地良い6曲目、ミディアムの現代ハードバップという感じでスマートにせまる7曲目、メカニカルと思うとメロディアスでアップテンポな8曲目。

2007/02/26

Land Of Shadow/Conrad Herwig Sextet

1230
Criss Crossレーベル順番聴き4日目。今日はコンラッド・ハーヴィグのアルバムです。私、彼のシャープでバリバリと速いフレーズを吹きこなすプレイも、現代的な曲調もけっこう好きで、特にこのアルバム、半分ぐらいはアップテンポでストレス解消になるような吹きっぷりだし、他のメンバーも快調に飛ばしまくってます。なかなかこういうアルバムには出くわさないなあ、と思いつつ、逆にたまにこういうのがあるからいいんだよね、と思ってみたり。やっぱりピアノ、ベース、ドラムスも強力ですね。だからこそ、なのでしょうか。今度時間ができたら、また彼のアルバムを順番に聴き返してみたいと思ってます。


Land Of Shadow/Conrad Herwig(Tb) Sextet(Criss Cross 1230)(輸入盤) - Recorded May 28, 2002. Tim Hagans(Tp), Ben Schachter(Ts), David Kikoski(P), James Genus(B), Jeff 'Tain' Watts(Ds) - 1. Lullaby Of The Leaves 2. The Dream Master 3. Land Of Shadow 4. Forbidden Pool 5. Shadows Of The Past 6. Gypsy Without A Song 7. Homeward Bound

(07/02/24)Conrad Herwig作は5曲(2-5、7曲目)。リズム隊にいいメンバーをそろえていて、彼の本領発揮といったところ。アップテンポでシャープにせまってくるカッコ良いスタンダードの、ソロもけっこうバリバリと吹きまくる1曲目、ちょっとチャイナっぽいイメージのテーマから、空間を生かしたモーダルなソロに入っていく2曲目、メカニカルなハーモニーのテーマからアップテンポの4ビートでぐんぐん進んでいく、タイトル曲の3曲目、ちょっと淡い感じの薄暮のような自由なバラードが心にしみる4曲目、3曲目のタイトル曲と関係があるのか、やはりアップテンポで攻めてくる5曲目、デューク・エリントン作をややエキゾチックなボッサで、やや盛り上がりもある6曲目、彼らしくこれまたアップテンポでバリバリと突き進んでいく7曲目。

2007/02/25

The Process/Edward Simon Trio

1229
Criss Crossレーベル順番聴き3日目。今日はピアノ・トリオですが、エドワード・サイモン、ジョン・パティトゥッチ、エリック・ハーランドと好きなミュージシャンばかりなので、けっこう聴きごたえがありました。ただ、やっぱりその3人の絡みは、ストレートではなくて、やや神経質でマニアックかなと思うので、万人向けではないかもしれないですけれど。でも、こういうサウンドを喜ぶ層って、あると思いますよ(笑)。オリジナルが多いのですけれど、そこにスタンダードやジャズメン・オリジナルもあって、その料理の仕方がまた面白いなあと思うのですが。でもやっぱりマニアックだなあ、という感じはありますね。


The Process/Edward Simon(P) Trio(Criss Cross 1229)(輸入盤) - Recorded June 3, 2002. John Patitucci(B), Eric Harland(Ds) - 1. Navigator 2. Calabria 3. The Process 4. Azules 5. Woody'n You 6. Reprocess 7. Tonado Del Cabrestrero 8. I'm In The Mood For Love 9. Azules Reprise

(07/02/24)全9曲中Edward Simon作は5曲(1、3-4、6、9曲目)。かなりスゴいメンバーの組み合わせ。頭が先を行くようなメカニカルなフレーズも特徴。そのメカニカルな部分がよく出ている目まぐるしい展開のアップテンポでの4ビートの1曲目、淡い切なさが垣間見えるタッチの、今っぽいリズムで穏やかな部分も勢いの部分もある2曲目、しっとりとした哀愁が感じられる繊細なタイトル曲の3曲目、ブルース(16小節)タッチで、それなりにブルージーな感触を持っている4、9曲目、ディジー・ガレスピーの曲をちょっと神経質に演奏した感じの5曲目、静かに語りかけてくるようなちょっと沈んだバラードの6曲目、哀愁ラテン路線で途中ややスリルのある佇まいの7曲目、スタンダードを彼ら流に解体再構築をした変幻自在な8曲目。

2007/02/24

Insight/Jeremy Pelt Sextet

1228
Criss Crossレーベル順番聴き2日目。ジェレミー・ペルトの今のところレーベルで唯一のリーダー作。当時彼はラルフ・ピーターソンのバンドに所属していて、それで応援で彼がドラムスで出ているのだけれども、ペルトの作曲が7曲もあるにもかかわらず、ドラムスが目立ちすぎてしまって、ラルフのリーダー作みたいになってしまっているのがちょっと残念。まあ、私は彼の方のファンでもあるので、こういうドシャメシャな叩き方は好きですけれども。でも、そのせいでリーダーが影が薄くなってしまっているのも何だかなあ、と思います(笑)。まあ、この世界、弱肉強食なのは当たり前なのですけれども。結果、ドラムスを楽しむには良い1枚か。


Insight/Jeremy Pelt(Tp, Flh) Sextet(Criss Cross 1228)(輸入盤) - Recorded May 29, 2002. Jimmy Greene(Ts, Ss), Myron Walden(As), Rick Germanson(P, Wurlitzer), Vincente Archer(B), Ralph Peterson(Ds) - 1. Ides Of March 2. In My Grandfather's Words 3. The Glass Room 4. Spherical Inclination 5. Remembrance Of The Lost 6. Madness 7. I Wish You Love 8. Sisyphus 9. From Within

(07/02/22)Jeremy Pelt作は9曲中7曲(1-5、8-9曲目)。当時ラルフ・ピーターソンのバンドにもいて、彼のリーダー作のような仕上がり。アップテンポで3管のハーモニーが心地良くて、バリバリとドラムスにプッシュされつつ進む1曲目、8分の6拍子で大らかにゆったりと進みつつリズムも強調される2曲目、ホーンも凝っているけれどもドラムソロが目立つところに据えてある3曲目、ミステリアスな雰囲気でややアップテンポの4ビートの4曲目、ゆったりと3管で盛り上がるバラードで小品の5曲目、ハービー・ハンコック作のスリリングかつモーダルな展開の6曲目、唯一のスタンダードをしっとりかつ華麗に料理したバラードの7曲目、メカニカルでスピーディーな曲調の8曲目、淡いボッサでハーモニーもいい、ゆったりめの9曲目。

2007/02/23

Jazz Is.../Tim Warfield Sextet

1227
Criss Crossレーベル順番聴き、再び1日目から。ティム・ワーフィールドって、こういうちょっと神経質な曲が多かったかなと思いつつ、暖かい曲、熱い曲もあったりと、聴いているうちに変化に富んでいることが分かりました。レーベルとしては、割とフリーに近いようなモーダルを飛び越えた部分も目立つので、珍しいかなとも思うのですが、かえってこういう演奏、好きですね。オーソドックスに4ビートをやっているはずの6曲目でさえ、奔放になりかかっている部分がありますし。ちょっとクセのあるアルバムですが、好きな人は好きなんじゃないかと思います。ある意味すんなりとは行ってくれませんけど。


Jazz Is.../Tim Warfield(Ts) Sextet(Criss Cross 1227)(輸入盤) - Recorded December 21, 2001. Nicholas Payton(Tp), Stefon Harris(Vib), Cyrus Chestnut(P), Tarus Mateen(B), Clarence Penn(Ds) - 1. Silence - The Angels Are Crying - 2. Origins 3. My Shining Hour 4. The Magic Bag 5. Tune #2 6. The Old Country 7. Until Further Notice

(07/02/22)Tim Warfield作は7曲中5曲(1-2、4-5、7曲目)。長尺な曲が多く、ジャズとしてはやや内省的な雰囲気の曲が半分弱。熱い曲もありますが。その内省的で静かな面を見せている、やや神経質な雰囲気のバラードから、モーダルに盛り上がりもある1曲目、ややソフトでメロディアスなテーマを持つ、4ビート的な展開が心地良い2曲目、テーマのメロディを借りつつアップテンポで自由なスペースを吹きまくっている、これは熱いサックスの3曲目、アップテンポのモーダルなサウンドでバリバリ吹いている4曲目、穏やかでなだらかに流れていく、ちょっと静かな5曲目、ナット・アダレイ作の哀愁満点で懐かしい味もある、けっこうウォームな4ビートの6曲目、自由なフォーマットで4ビートの部分もあり、縦横無尽の7曲目。

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