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2012/10/13

Dali In Cobble Hill/Clarence Penn

1350
Criss Crossレーベル新譜聴き1日目。クリス・ポッターのアンダーグラウンドの来日公演を観て、私はぶっ飛んだのですが、そのうちフロントの2人、クリス・ポッターとアダム・ロジャースの入っているアルバムなので、聴くのを楽しみにしていました。やはりこの2人が入って、クラレンス・ペンの今回の作曲も、この2人を意識してのことだと思うので、私がイメージに描く現代ジャズに近いものがあります。それだけではなくて、スタンダードも2曲あって、そちらはけっこうオーソドックスに演奏しているので、今のジャズってどんなもんかな、って思っている方には聴いてもらってもいいかも、と思います。曲により変拍子と浮遊感はついてきますが。


Dali In Cobble Hill/Clarence Penn(Ds, Per)(Criss Cross 1350)(輸入盤) - Recorded February 2, 2012. Chris Potter(Ts, Ss, Bcl), Adam Rogers(G), Ben Street(B) - 1. The B 61 2. Cobble Hill 3. A Walk On The B-H-P 4. Dali 5. I Hear Music 6. Mr. C 7. Persistence Of Memory 8. My Romance 9. Solato's Morning Blues 10. Zoom Zoom

(12/10/13)5、8曲目がスタンダードの他はクラレンス・ペンの作曲。クリスポッターと彼のグループのアダム・ロジャースをフロントに起用し、バリバリの現代ジャズの仕上がり。変拍子ファンクで、その上をのびのびとアドリブが展開される1曲目、ミディアムで不思議なくねったテーマの、自由度の高い2曲目、変拍子系の、のったりした歩みにもにも聴こえる3曲目、アメーバ的で薄暗い自由さのある4曲目、バップのスタンダードで比較的ストレートに響く5曲目、アップテンポでかなりメカニカルなテーマを持っている6曲目、バップのようで浮遊感をもたらす7曲目、優しいスタンダードのバラードを聴かせる8曲目、ややアップテンポの4ビートで割とウネウネ系だけどブルースの9曲目、8ビートで、CDの中ではストレートな表現の10曲目。

2012/06/23

Almost Never Was/Zach Brock

1349
Criss Crossレーベル新譜聴き4日目にして一段落。今日のZach Brockは、このレーベル初のヴァイオリニストのリーダー作で、メンバーもなかなかです。ただ1、4曲目がいちばんハードに感じたほかは、しっとり系や穏やかな曲が多い印象を受けたのは、そのヴァイオリンの持つ性格じゃなかろうか、とも思いました。ラストのジミ・ヘンドリックスの曲は、後半の盛り上がりで音数も多かったのですが、その上で流れるような弦楽器のメロディが流れると、やっぱりやや穏やか、というような印象になってしまいます。でも、このメンバーでの演奏が悪かろうはずはなく、ハードなアルバムを求めるのでなければ、聴いてみてもいいんじゃないでしょうか。


Almost Never Was/Zach Brock(Vln, Baritone Vln on 9)(Criss Cross 1349)(輸入盤) - Recorded February 3, 2012. Aaron Goldberg(P), Matt Penman(B), Eric Harland(Ds) - 1. Common Ground 2. Black Narcissus 3. You've Changed 4. Turbulent Plover 5. Almost Never Was 6. The Water 7. Monk's Dream 8. Among The Stars 9. Drifting

(12/06/22)Zach Brock作が3曲(1、5、8曲目)で、他はジャズメン・オリジナル、ロック、その他。このレーベルでヴァイオリンのリーダー作というのは珍しい。6拍子でメロディアスかつ都会的な現代ジャズを奏でている1曲目、ジョー・ヘンダーソン作を渋い8分の6拍子でやはり弦が印象的な2曲目、クレア・フィッシャー作をしっとりしたバラードで、少し盛り上がりつつも演奏する3曲目、モーダルなアップテンポで豪快に進んでいく4曲目、ヒーリング的な要素もある美しいバラードの5曲目、シンガーソングライターLeslie Feist作の哀愁の曲調の8分の6拍子で奏でる6曲目、セロニアス・モンクの曲らしさで軽やかに表現している7曲目、ややうるおい系の8分の6拍子での哀愁メロディの8曲目、ジミ・ヘンドリックス作で少し穏やかな9曲目。

2012/06/22

The 'Infancia' Project/Luis Perdomo

1348
Criss Crossレーベル新譜聴き3日目。以前からルイス・ペルドモのリーダー作・参加作は耳にしていて、自分のブログでは5作ありました。もっともCriss Cross以外のレーベルから出たリーダー作を聴いていないのですが、いつか聴いてみたいと思います。今回はこう来たか、という感じでやられました。ラテン・ジャズのメンバーを使って現代ジャズを演奏しているという印象。4ビート度はなくて、どちらかというとダークなアフリカン調のリズムが目立つ感じですけど、そこのあたり、うまく彼のサウンドの個性として出ているんでは、と思います。なかなか面白いサウンドなので、一度聴いてみては。


The 'Infancia' Project/Luis Perdomo(P, Key)(Criss Cross 1348)(輸入盤) - Recorded January 26, 2012. Mark Shim(Ts), Andy Gonzalez(B), Ignacio Berroa(Ds), Mauricio Herrera(Per) - 1. The Other Left 2. Berimvela 3. Solar 4. Happy House 5. Comedia 6. Un Poco Loco 7. Meggido Girl 8. Mind And Time 9. Major General

(12/06/21)Luis Perdomo作が4曲(1-2、7-8曲目)、ジャズメン・オリジナルが4曲、他1曲。ラテン・ジャズのプロジェクトですが、現代ジャズ的な部分やアグレッシヴなところ、変拍子なども織り交ぜて、カッコいい現代ラテン・ジャズの仕上がり。1曲目はその先鞭を切るカッコ良さ。エレキ・ピアノに変えてややソフトながら勢いのある浮遊感の2曲目、メカニカルな面もある斬新なアプローチが面白い3曲目、ラテンにハメこんだフリー・サウンドが見事な4曲目、しっとりメロディアスなバラードが心地良い5曲目、原曲もラテンとの相性が良くてイメージが近い6曲目、ミステリアスかつアグレッシヴな部分もあって黒っぽい7曲目、エレキ・ピアノでゆるく、でも黒く攻めている8曲目、速いフレーズとパーカッションのリズムが心地良い9曲目。

2012/06/21

It's You I Like/John Ellis

1347
Criss Crossレーベル新譜聴き2日目。ジョン・エリス、過去に他レーベルからリーダー作をリリースしているんだけれども、私はこのアルバムが初体験でした。メンバーからいくと、バリバリの現代ジャズをやっていそうですが、ところがどっこい、オーソドックスな(といっても昔風ではないですけど)ジャズを主に演奏しているところが見事にいい意味で裏切られました。ただ、細かく聴いてみると、今ならではのフレーズとか、ソロの周りのパートが仕掛けてくる感じとか、適度にシンガーソングライターの曲を入れてアルバムとしてのバランスをとっている感じとか、そんなところが好きです。10曲目はサックスのみでのソロ。


It's You I Like/John Ellis(Ts, Bcl on 8)(Criss Cross 1347)(輸入盤) - Recorded October 25, 2011. Mike Moreno(G), Aaron Goldberg(P), Matt Penman(B), Rodney Green(Ds) - 1. What Do You Do? 2. Memory Lane 3. It's You I Like 4. Everything Means Nothing To Me 5. Let's Think Of Something To Do 6. Because We're Kids 7. You Are Special 8. Waltz #1 9. It's Such A Good Feeling 10. Won't You Be My Neighbor

(12/06/20)Fred Rogers作のスタンダードが6曲(1、3、5、7、9-10曲目)、シンガーソングライターのElliot Smith作が3曲(2、4、8曲目)、他の曲で1曲(6曲目)、とオリジナルはなし。特にF.Rogers関連の曲は割とストレートに明るくジャズをやっていて、あまり現代ジャズという感じはしないです。E.Smith作はポップスのビートで、演奏もポップでもあり、時にアグレッシヴなフレーズが出てきたりと、だいたい交互にこれらの曲を並べ、アルバムとしてのバランスをとっているのでは。ジャズといっても3曲目の出だしのように意表をついたり、アップテンポ明るくてもピアノが少しスリリングに仕掛けてきたりと、ワザ的には面白い部分も。4、8曲目のしっとりとした感触のバラードも、5曲目のジャズ的なバラードからの盛り上がりもいい感じ。

2012/06/19

Consequences/David Kikoski

1346
Criss Crossレーベル新譜聴き1日目。いや~。スゴいメンバーのピアノ・トリオが出ちゃったなあ、というのが聴く前の感想です。デヴィッド・キコスキは日本では有名度は今ひとつですけど、実はかなりの実力派。Criss Crossレーベルって、実はピアノ・トリオのアルバム割合があまり高くはないんですが、その少ないピアノ・トリオのアルバムの中でも、けっこういいところを行っているんじゃなかろうか、と思うわけです。もちろん、現代ジャズでのオリジナル指向なんですが。その中でも割と正攻法で行っている部分も多めのような気がしています。仮にベースとドラムス目当てで聴いてもいいんじゃないかな、とも思います。

Consequences/David Kikoski(P)(Criss Cross 1346)(輸入盤) - Recordede February 1, 2012. Christian McBride(B), Jeff 'Tain' Watts(Ds) - 1. Blutain 2. Russian Roulette 3. Drama. 4. Placidity 5. Mr. JJ 6. (Still) A Glimmer Of Hope 7. Consequences Parts 1 8. Consequences Part 2 9. Never Let Me Go

(12/06/19)スゴいメンバーのトリオ。デヴィッド・キコスキ作が6曲(2-4、6-8曲目)、ジェフ・ワッツ作が2曲(1、5曲目)、ソロ・ピアノでの穏やかなスタンダードの9曲目。正攻法な現代ジャズか。モロにブルースでも、フレーズのノリは16分音符の1曲目、テーマがメカニカル、かつドラマチックな16ビートでピアノの速いフレーズがカッコよく攻め込んでいく2曲目、8分の12拍子でどんどん活発になっていく3曲目、しっとりとしたメロディアスなバラードの4曲目、アップテンポのラテンになったり4ビートになったりして攻めてくる活発なノリの5曲目、激しいアップテンポの部分とやや抑えた変拍子などが入り混じった変幻自在な6曲目、2つのパートに分かれて静かな演奏や、盛り上がったりドラマチックな展開をする構築感のある7-8曲目。

2012/03/20

Today Is Tomorrow/Dayna Stephens

1345
Criss Cross新譜聴き4日目で一段落。連続して4日間でアップしてしまおうと思ったのですが、いろいろ雑用が入ったり、疲れたりでできませんでした。このアルバムも、やはりアーロン・パークスなどのキーマンが入っていたり、リーダー自体もその傾向があったりで、4通り目の現代ジャズでした。でも極端なトンガリ度はないかな、と思います。曲によってはスタンダードのバラードがあったりボッサがあったり。表現の幅はけっこう広いと思います。そして数曲に参加するゲストもいたり。ジュリアン・レイジは割と存在感がありますね。そしてこのレーベルでは珍しく、日本を代表するベーシストのひとり、北川潔もいますし。


Today Is Tomorrow/Dayna Stephens(Ts)(Criss Cross 1345)(輸入盤) - Recorded October 27, 2011. Michael Rodriguez(Tp, Flh on 2, 6), Julian Lage(G on 4, 6-7), Raffi Garabedian(Ts on 3), Aaron Parks(P), Kiyoshi Kitagawa(B), Donald Edwards(Ds) - 1. Skylark 2. Kwooked Stweet 3. Radio-Active Earwarm 4. De Pois Do Amor, O Vazio 5. Loosy Goosy 6. Black Narcissus 7. Haden's Largo 8. Hard-Boiled Wonderland 9. The Title 10. Cartoon Element

(12/03/20)Dayna Stephens作が2-3、5、7、9曲目、 Aaron Parks作が8、10曲目。テーマのリハーモナイズや、その後の盛り上がりも含め、少し個性的なホンワカしたスタンダードの1曲目、引っ掛かりのある現代ジャズ的なテーマでカッコいい2曲目、ちょっとゆったりしつつも多少緊張感もある3曲目、ボッサ的でありながらサウンドの奥に黒い深さを見せる4曲目、4ビートながらウネウネとしたサックスのフレーズが印象的な5曲目、ジョー・ヘンダーソン作の8分の6拍子で淡い感触の6曲目、チャーリー・ヘイデンに捧げられたしっとりとした7曲目、いかにも現代ジャズしているカッコいいややアップテンポの4ビートの8曲目、ややスローで空間的な、浮遊感のある9曲目、アクロバティックでコミカルなテーマと自由なアドリブの10曲目。

2012/03/17

Introducing Joe Sanders/Joe Sanders

1344
Criss Cross新譜聴き3日目。現代ジャズはまたも続きますが、こちらは自由度が高いというか、モーダルな感じでさらに変化に富んでいる曲調とでもいうのか、これもけっこういいですね。曲によっては歌もの(6曲目)もあったり、ベースのアルコ奏法でメロディをていねいに敷いていくジャズ的ではない曲もあったりしますが、結果としてさまざまな曲ができているんでは、と思います。4人の人選もいい感じですし。本当だったら、コメントの長さを3-4倍にしていろいろ書きたいところでもあるんですけど、今までのホームページで長さを決めてある部分があるので、今ひとつ伝わりにくいかな、とも思うし、それが自分の筆力の限界かな、とも思うし。


Introducing Joe Sanders/Joe Sanders(B, Vo on 6)(Criss Cross 1344)(輸入盤) - Recorded October 17, 2011. Will Vinson(As), Luis Perdomo(P, Key), Rodney Green(Ds), Grechen Parlato(Vo on 6) - 1. Enigmatically Decided 2. Orange Blue 3. Simple Song 4. The THings We Did Last Summer 5. Question And Answer 6. A Joy And Sorrow 7. Bewildered Minds Wait 8. No Time; Like The Present 9. Hindsight 10. Believe, Beleft, Below

(12/03/17)Joe Sanders作ないし共作は1-2、6-8曲目の5曲。5曲目にパット・メセニー作、8曲目にシダー・ウォルトン作。自由度が高くてアップテンポで進む、エレピも使ってカッコいい1曲目、現代ジャズの範疇でのバラードが展開して盛り上がりもある2曲目、現代ジャズでありながら、何となくフワッとしつつテンポよく進む変幻自在の3曲目、メロディアスでしっとりとしているスタンダードのバラードの4曲目、テーマのメロディで分かるけど全く別のサウンドの5曲目、彼ららしいけど女性ヴォーカルが印象的で静かな6曲目、少し浮遊感や空間もある5拍子基調の7曲目、静かなベースのソロが前面に出た1分強の8曲目、ここでは割とオーソドックスなアップテンポの4ビートの9曲目、ベースのアルコ奏法が落ちつく牧歌的な10曲目。

2012/03/16

Today's Opinion/Yosvany Terry

1343
Criss Crossレーベル新譜聴き2日目。現代ジャズといっても、最近はその中の細かいジャンル分けが難しくなったけれども、いろいろなリズム、サウンドのものがあります。1ミュージシャンに1ジャンル的な要素も含まれているかもしれないけど、昨日と今日聴いた現代ジャズのサウンドが違うように、あと2枚も違うんだろうなあ、ということが想像できます。今日のは、ややラテンの香りがするも、ほぼ現代ジャズで、都会的かそうでないか、と言われると、そうでない方に感じるも、そのガンガンくるサウンドはけっこうインパクトは強いです。単純なメロディとかリズムが少なくなっている分、そっち方面を楽しめるには、数を聴くしかないかなあ、とは思うのですが...。


Today's Opinion/Yosvany Terry(As, Ss, Chekere)(Criss Cross 1343)(輸入盤) - Recorded October 26, 2011. Michael Rodriguez(Tp), Osmany Paredes(P), Yunior Terry(B), Obed Calvaire(Ds), Pedro Martinez(Per, Vo), Gonzalo Rubalcaba(Key on 8) - 1. Summer Relief 2. Contrapuntistico 3. Inner Speech 4. Returning Home 5. Harlem Matinee 6. Suzanne 7. Another Vision Of Oji 8. Son Contemporaneo

(12/03/15)6曲目以外はYosvany Terryの作曲。参加メンバーや出だしのヴォイスから、ラテン系のサウンドと思ったら、主に現代ジャズ。しかもカッコいい。意表をついた出だしでしたが、ガンガンせまってくる4ビート系の現代ジャズ+時おりラテン系ヴォイスの1曲目、さまざまに表情が変化して、リズムもメロディも複雑なテーマが印象的な2曲目、8分の6拍子基調でこれまたモーダルにこれでもかとせまる場面もある3曲目、ちょっとほの暗い感じだけど割と静かに渋く進む4曲目、細かいノリの良いリズムで浮遊感もありつつ突き進む5曲目、メンバー作曲でラテン性のけっこう強い、メロディは少し淡い曲調の6曲目、やや静かながらも現代的なサウンドの7曲目、メカニカルで速いパッセージのテーマと起伏のあるリズムの8曲目。

2012/03/15

Unanimous/Ulysses Owens Jr.

1342
Criss Crossレーベル新譜聴き1日目。今回は比較的届くのが早かったですね。リーダーとしては4枚ともあまりおなじみのない名前ですが、今まで聴いてきたCDに参加しているものもあるかも。今回のアルバムにも参加ミュージシャンには知っている名前もありますし。このレーベル、過去の録音では、今ではだいぶ有名になってしまったミュージシャンも多いですが、録音した当時はまだあまり知られていなかったり新人だったりして、そこから飛び出していく人も多いですね。まあ、こういうレーベルの宿命というか。でも今日のアルバムをはじめ、サウンド的にはなかなかしっかりして聴きごたえのあるアルバムが多いんじゃないかな? 9曲目に関してはタイトルや解説で6拍子をにおわせる書き方でしたが、全部6拍子でできているのか、ちょっと聴きとれなかったことを告白しておきます。


Unanimous/Ulysses Owens Jr.(Ds)(Criss Cross 1342)(輸入盤) - Recorded October 19, 2011. Nicholas Payton(Tp on 1-5), Michael Dease(Tb on 1-2), Jaleel Shaw(As on 1-2, 5-6), Christian Sands(P), Christian McBride(B) - 1. Good And Terrible 2. Con Alma 3. E.S.P. 4. Prototype 5. Party Time 6. Beardom X 7. You Make Me Feel So Young 8. Cherokee 9. Cute And Sixy

(12/03/14)Ulysses Owens Jr.の曲は6曲目のみで、参加メンバーの曲が1、9曲目。有名な曲も織り交ぜての演奏。メンバーも超有名クラスもいてさまざまですが、都会的でレベルも高いです。その都会的な印象の強い5拍子基調の1曲目、3ホーンのテーマがなかなか味わい深い、ややリラックスした感じの2曲目、ワン・ホーンでなかなかスリリングなサウンドを聴かせる3曲目、渋めながら中盤に盛り上がりのある4曲目、リー・モーガン作でやはり渋めな4ビートの展開をしていく5曲目、空間的ながら都会的なほの暗さも持つ6曲目、明るいメロディとサウンドを持つ少しアップテンポで4ビートの小品の7曲目、超アップテンポでの疾走感のある、時に意表をついたビートになる自由な8曲目、渋めの展開をしていく6拍子(?)の9曲目。

2011/10/31

Fuego/Joe Cohn

1341
Criss Crossレーベル3日目でひと区切り。7月上旬に注文して、9月に現地ヨーロッパでの発売で、入手できたのが10月下旬だったので、ずいぶん長く待ちました。Criss CrossはCDの発売の傾向から、現代ジャズが多いようなイメージがありますが、このジョー・コーンのようなオーソドックスな系統のジャズも発売しています。しかもピアノのピーター・ビーツも強力だし、ベース、ドラムスもなかなかの人材。このレーベルはなかなかいい人選で録音しているものが多いなあ、という感想です。オリジナルなしですが、割とリラックスして聴ける温かみのある1枚なんではないでしょうか。


Fuego/Joe Cohn(G)(Criss Cross 1341)(輸入盤) - Recorded November 16, 2010. Peter Beets(P), John Weber(B), Kenny Washington(Ds) - 1. Little Melonae 2. She 3. Bluish Grey 4. Dewey Square 5. The Underdog 6. Fuego De Roberto 7. Love For Sale 8. Call It Wachawana 9. Clockwise 10. Lady Luck

(11/10/30)ジャズメン・オリジナルが中心で、それとスタンダードで全10曲。主役のギターがフルアコのエレキということもあり、オーソドックスな4ビートの曲がやや多めですが、やはり伝統の味と、今のフレーズも併せ持っていて、ギターやピアノは知的で切れ味の良いところを見せてくれます。ただ、温かみのあるサウンドの曲が基本で、割と安心して聴けるアルバムではあります。アップテンポのサンバ・ビートでなかなか渋いサウンド、そしてギターもピアノもけっこうな速弾きもあって印象的な2曲目、8ビートのブルース進行だけど4ビート的な3曲目、しっとりとしたバラードから少しずつ盛り上がる5曲目、’90年代作でテーマが新しい感覚の6曲目、少しエキゾチックでもあるメロディアスな8分の6拍子の9曲目。なかなか落ちつく1枚。

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