掲示板

Twitter

無料ブログはココログ

2018/11/14

Natural Impulse/Claudio Scolari, Daniele Cavalca, Simone Scolari

Scolaricavalca
イタリアからのCDです。日本ではCDの発売はないようですが、ストリーミング配信とか、ダウンロードとかでけっこう聴けるようですね(私はストリーミング持っていませんが)。日本は未だにCD大国なんですけど、欧米では、ストリーミングやダウンロードがもっと当たり前になっているので、そういう音楽文化の違いを感じました。ここでの音楽もジャズとファンクとが混ぜ合わさったようなサウンドで、一部、マイルス・デイヴィスやウェザー・リポートなどを想起させる部分もほんの少しありますけど、やはり生楽器と電気楽器が合わさった独自のものです。聴いているとシリアスではありますが、なかなか心地よい感じでもあります。ストリーミングを持っている人は聴いてみてください。参考までに、Amazon Jpでのダウンロードサイトをリンクしておきます。

Link Amazon Japan : https://www.amazon.co.jp/Natural-Impulse-Daniele-Cavalca-Scolari/dp/B0796LSWX8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1541079156&sr=8-1&keywords=natural+impulse

Natural Impulse/Claudio Scolari(Ds, Per, Synth Prog), Daniele Cavalca(Live Synth, Key, P, Vib, B、Ds on 3, 7-8), Simone Scolari(Tp)(Self-Produced)(輸入盤) - 1. Unknown Destination 2. American Skyscrapers 3. Chasing Inspiration 4. Natural Impulse 5. Moon Mood 6. Dear John 7. Updaown Night Trip 8. Insomnia 9. Over The Horizon 10. South Hemisphere

(18/11/14)全10曲とも3人の共作。1曲目の冒頭は電気楽器も交えてフリーで、そこからドラマチックな展開があって、徐々にファンクミュージックとしての形が見えてきます。ある種エスニックで民族音楽的な部分もあり、またフリーに戻ったり、変幻自在に展開。2曲目以降もアフリカンなパーカッションとトランペット、そしてジャズ(ファンク)の要素が強くて刺激的です。生音のトランペット、ドラムス、パーカッションとそれを囲む電気楽器で、ある意味次世代のジャズはこうなる的な方向性を示しているかも。タイトル曲の4曲目はピアノがメインで、周辺の楽器も比較的控えめ。シンプルな編成でやはりフリー色とファンクの折衷。のどかな曲、割と硬派な曲と曲によって変化がありますが、電気楽器と生楽器の融合が心地良いです。

2018/11/04

Espresso/Bob James Trio

Bobespresso
このアルバムも、発売しばらく経ってから入手。輸入盤のつもりで買ったら、輸入盤国内仕様になってました。MQA-CDという通常のCDでもかけられる仕様のハイレゾCD(ハイレゾの部分を再生するのは、専用の機器が必要)でした。私は中学生の時「ボブ・ジェームス2」を聴いて、それがその後の音楽を聴く運命を左右したほどに、やはりそのアルバムも人生の何枚かに入っているのですが、今回のアルバムもやっぱり彼らしいなあ、と思います。ただ、純ジャズファンからしたら、オーバーダブやシンセサイザーの多用もあって、どうかなあ、と思う面もあります。なのでジャンルも、ジャズとフュージョンの両方のカテゴリーに入れることにしました。


Espresso/Bob James(P, Key, Synth) Trio(Evolution)(輸入盤) - Released 2018. Billy Kilson(Ds), Michael Palazzolo(B), Luisito Quintero(Per Overdub), Angela Scates(Oboe on 4), Hugh Char(Ds Prog on 1), Dayne Stewart(Add Key on 6, 11), Mark Falebook(Add Key on 6, 11) - 1. Bulgogi 2. Shadow Dance 3. Ain't Misbehavin' 4. One Afternoon 5. Mister Magic 6. Topside 7. Il Boccalone 8. Mojito Ride 9. Promenade 10. Boss Lady 11. Submarine

(18/11/04)他人の曲は3曲目(ファッツ・ウォーラーらの作曲)と5曲目で、他は全てボブ・ジェームスの作曲ないし共作。他に演奏者が加わったり、シンセなどをオーバー・ダブしている部分もあって純粋にトリオではないアルバムだけれど、彼も80歳になろうとしていてこういう演奏が聴けるのはいいことです。特に11曲目は過去作「ノーチラス」を今に再現した曲として、興味をひく部分。ロックノリで割と淡々とソロを弾いていきますが、インパクトは大きめ。1、8曲目のように複雑そうな曲もあったり、メロディ重視の曲、フュージョン的なノリなどの決め事の多い曲が大半だけど、トリオ・ジャズとして気軽にノレる部分も少しあります。そういう意味では高度かも。ジャズの曲というよりは、やはりボブ・ジェームスの演奏という感じが強い。

2018/10/19

New Heritage Of Real Heavy Metal III/NHORHM

Nhorhm3
知り合いの人から情報を得るまで、注文を失念していました。何とか発売日の発送で間に合いましたけど。西山瞳さんは追っかけはしてなかったんですが(ちょっと後悔)、このシリーズは買っています。今回が三部作の最後と聞いて、まだ続編を期待はしているのですが、どうかなあ。ゲストで4曲目のヴォーカル、そしてオリジナルの9曲目でメタル・ギターというのは、バランス的にいいなあ、と思います。ギターメインのヘヴィー・メタルであえて既成曲にギターをかぶせなかったところあたり。音的にはフュージョン的だし、元の曲のドラマチックなところを取り出して聴かせているので、けっこう印象に残ります。

New Heritage Of Real Heavy Metal III/NHORHM(Apollo Spimds) - Recorded July 2 and 3, 2018. 西山瞳(P)、織原良次(B)、橋本学(Ds)、Maya Hatch(Vo on 4)、SAKI(G on 9) - 1. Madhouse 2. What Do You Do For Money Honey 3. Duality 4. Holy Diver 5. Welcome Home 6. Sarah 7. The Sails Of Charon 8. Rock You To The Ground 9. Top Of The Babylon 10. EL.DPRADO

西山瞳のジャズ(フュージョン)で演奏するヘヴィー・メタルのシリーズの3作目にして完結編。彼女の作曲も9曲目にあります。AC/DC、メタリカ、シン・リジィ、スコーピオンズ、そして聖飢魔IIなどの曲が収められてます。今までのシリーズのように、原曲のヘヴィー・メタルを知ることがなくても、メロディその他のいい曲、構成のドラマチックなが多いので、フュージョンとしてそのまま楽します。たぶん原曲とはだいぶサウンドが変わっている曲もあると思います。その中でも、この流れで彼女のオリジナル曲も違和感なく溶け込んでいるのはなかなか素晴らしい。おなじみベースがフレットレスのエレキ・ベースと、ドラムセットもジャズ用のバスドラムが小口径のものと思われるので、やはりロックではなくフュージョン集を聴いている感じ。(18年10月17日発売)

2018/09/28

Ask For Chaos/Gilad Hekselman

Giladaskfor
今回の配送にはECM以外もありまして(当然か(笑))、このアルバムがそうです。ギラッド・ヘクセルマンのリーダー作は確か全部追いかけていると思いますけど(これが6作目らしい)、若手では(ってそう若手でもなくなりましたが)カート・ローゼンウィンケルと同様に、興味を持って聴いているギタリストです。ギター・トリオができるミュージシャンは、テクニック的にもスゴいし、かなり上手い人という位置づけです。で、このアルバム、2種類のバンドメンバーを使い分けていて、オーソドックスなものと、やや先進的なものと。最近はあまり新しいサウンドは追い求めていないんですけど、このアルバムは気に入りました。


Ask For Chaos/Gilad Hekselman(G, B)(Hexophonic Music)(輸入盤) - Released 2018. gHEX Trio(on 3, 6, 8, 10): Rick Rosato(B), Jonathan Pinson(Ds), ZUPEROCTAVE(on 2, 4-5, 7, 9) Aaron Parks(Synth, Key, P), Kush Abadey(Ds, Pads) - 1. Prologu000001101 2. Vblues 3. It Will Get Better 4. Tokyo Cookie 5. Stumble 6. Milton 7. Home To You 8. Little Song For You 9. Clap Clap 10. Do Re Mi Fa Sol

(18/09/27)全曲ギラッド・ヘクセルマンの作曲。gHEX Trioはオーソドックスなギター・トリオ、ZUPEROCTAVEはやや先進系かな。それがほぼ交互に並んで、それでいてなかなか一体感があるアルバムです。ギタリストとしての存在感を増してます。フリー的な小品の1曲目ではじまり、サウンドとしてはまあ、割と新しいんだけど、ギターがどこか懐かしいような2曲目、アコースティック・ベースを交えたトリオで、繊細なフレーズから大きなものを感じ取るような3曲目と、いろいろな局面を見せながら進んで行きます。個人的にはgHEX Trioの方が好みですが、また何かやってくれそう。というのもZUPEROCTAVEの方も、十分刺激的なサウンドなので。後者のエレキ・ベースはけっこう変わったアクセント。ラストの曲は大らかで明るい感じ。

2018/09/11

Thicker Than Water/Brian Bromberg

Brianthicker
ECMレーベル以外の新譜で手持ちはとりあえずこれで一段落。ブライアン・ブロンバーグは、エレクトリックもアコースティックも、ピッコロベースもフレットレスも、どんなベースも弾けるので、こういうアルバムを作ってしまうと思うんですが、アルバムジャケットにわざわざ、ギターのように聴こえるところもベースで弾いてます、というようなことを書いてますね。別に書かなくても、普通にフュージョン・ファンクのアルバムとして聴けてしまうんですけど、多少ベースをやっている私には、かえってその情報が気になって音楽に没入できなくなってしまう、ということはあります。ただ、アメリカなどではラジオで流してくれる曲として、聴きやすいように作ってあるんだなあ、と思いましたです。


Thicker Than Water/Brian Bromberg(B)(Artistry Music)(輸入盤) - Released 2018. Everette Harp(Ts on 1), Franklin Richardson III(Ds on 1-3, 5-7, 9-12), Tom Zink(Key, P on 1-3, 5-7, 9, 11-12), Gannin Arnold(Rhythm G on 1, 3, 6-7, 9, 11-12), Lenny Castro(Per on 1-3, 5-7, 9-12), Lee Thornberg(Tp on 1-2, 5, 7), Doug Webb(Sax on 1-2, 5, 7), Nick Lane(Tb on 1-2, 5, 7), Brandon Fields(Ts on 2, 9), Paul Jackson Jr.(Rhythm G on 2, 5), Najee(Ts on 3, 5), Zach Bromberg(Loops, Key Prog on 3, 6), Brian Simpson(Key on 3), The Rising Sun Orchestra(Strings on 9, 11-12), George Duke(Key on 10), Randy Brecker(Tp on 10), Willie Murillo(Tp on 10), Tony Guererro(Tp on 10), Mark Visher(As, Ba on 10), Vince Trombetta(Ts on 10), Jason Thor(Tb on 10), Marion Meadows(Ss on 11), Alex Acuna(Per on 11-12), Mark Hollingsworth(Bamboo Fl on 12), June Kuramoto(Koto on 12) - 1. Is That The Best You Can Do? 2. Minneapolis, 1987 3. Thicker Than Water 4. Coupe De Ville (Intro) 5. Coupe De Ville 6. Changes 7. Trials And Tribulations 8. It's Called Life (Intro) 9. It's Called Life (For Mom) 10. Uh-huh 11. Your Eyes 12. Land Of The Rising Sun 13. A Familia

(18/09/10)3、6曲目がZach Bromberg作で、他は全曲ブライアン・ブロンバーグの作曲。豪華なメンバーとベースの多重録音が特色で、ギターはリズムギターとエンディングなどのリフだけを任せて、ギターのように聴こえる部分はブロンバーグのベース(特殊なものもけっこう使っているようです)によるリード・ベース。ところによってスラップもあったり、エレクトリックとアコースティックの使い分けもしていたりと、なかなか聴かせます。音域も低音を持ち上げている感じで、もうこれでもかという感じのベースアルバムに仕上げています。ただテクニック重視なだけではなくて、普通に曲として聴いていいものも多いですが、やはりこれだけベースで攻められると、聴く人を少々選ぶかもしれない、と思いつつ。67分間変化に富んでます。

2018/09/10

Elegant Gypsy & More Live/Al Di Meola

Aldielegantmore
家のオーディオの改修事情もあって、なかなか進んでいませんが、新譜(と言うほどには新譜ではなくなってきた)の紹介です。このアルバム、1年ほど前に厚倍予定だったのがいったん中止になり、それで今回発売になったものです。スパニッシュなアプローチとけっこう変化に富む曲、フュージョン寄りはややロック的なアプローチにもなっているし、聴く人をある程度選んでしまうんではないかな、とは思いますけど、個人的には好きなサウンドでもあります。’70年代のCBSソニー時代と比べて、参加メンバーはあまり有名ではないですけど、それでもけっこう好きなサウンドではありますね。あまり再演色も強くないですし。


Elegant Gypsy & More Live/Al Di Meola(G)(Ear Music)(輸入盤) - Released 2018. Phil Magallanes(Key), Gumbi Ortiz(Per), Elias Tona(B), Luis Alices(Ds), Evan Garr(Electric Vln), Philippe Saisse(Key on 2, 7, 10) - 1. One Night Last June 2. Senor Mouse 3. Adour 4. Babylon 5. Chiquilin De Bachin 6. Flight Over Rio 7. Balck Dog 8. Midnight Tango 9. Egyptian Danza 10. Race With Devil On Spanish Highway

(18/09/09)チック・コリア作(2曲目)、アストル・ピアソラ作(5曲目)、レッド・ツェッペリンの曲(7曲目)以外は全曲アル・ディメオラの作曲。「エレガント・ジプシー」からの再演曲は3曲(6、8、10曲目)。このアルバムにあまりよりかからなかったのは正解か。スパニッシュな香りとハードで哀愁のあるフュージョンの味がいい感じで、最近アコースティックへの回帰が多かったので、けっこううれしい曲目での発売です。切れ味のいい速弾きギターは健在だし、曲もけっこうドラマチックにハマっています。1曲目から場面展開の多い曲で、彼らしいなあと思ってしまいます。2曲目もラテン的なんだけど、よりファンク度合いが強く、ややダークなイメージ。曲によってはよりロック的に聴こえる曲もあります。ここのこういう個性は彼ならではか。

2018/08/24

To The End Of This World/桑原あい ザ・プロジェクト

Kuwabaratothe
また新譜が届いたので聴いてみます。桑原あいもVerveから出すようになり、メジャーになりましたね。ダウンロードでの曲ごとの販売を意識しているのか、曲ごとのギャップが大きく、いろいろ混ぜているようなイメージです。非凡さはあるけれど、かえってアップテンポの4ビートで聴かせる4曲目が印象に残ります。和製Rapは、私、あまり得意な方ではないので。ジャズの今後を見据えるということで、こういうアルバムがどう評価されるのか、私には歳を取り過ぎた感じもあるのですけど、ハッとするような表現は随所に詰まっています。個人的には構築感のある曲もいいなあと思います。気になる方は聞いてみて下さいということで。


To The End Of This World/桑原あい(P、Key) ザ・プロジェクト(Verve)
To The End Of This World/Ai Kuwabara(P, Key) The Projest(Verve) - Released 2018. 鳥越啓介(B on 1-2, 6-10)、千住宗臣(Ds on 1-2, 6, 8-10)、織原良次(B on 3-5)、山田玲(Ds on 3-5)、吉田沙良 from ものんくる(Vo on 3, 5, 9)、梶谷裕子(Vln on 3, 6)、石亀脇子(Vln on 3, 6)、菊地幹代(Viola on 3, 6)、徳澤青弦(Cello on 3, 6)、武嶋聡(As、Ts、Fl on 1-2)、Daichi Yamamoto(Rap on 2)、Ben Wender(Ts on 3-4) - 1. Opening-1 2. MAMA 3. Mother Sea 4. The Error 5. When You Feel Sad 6. Improvisation XV -Hommage A Edith Piaf- 7. Maria 8. 919 9. Love Me Or Leave Me 10. The The End Of This World

桑原あいの作曲または作詞との共作は1-5、8、10曲目。2曲目はラップも入っているし、ものんくるのヴォーカルが入っている曲も3、5、9曲目。ジャズというにはけっこう範囲が広く、例えばザ・トリオ・プロジェクトの時までの割と狭い分かりやすさよりは、広くジャズファン以外にアピールするのでは、と思います。バックのメンバーも、例えばベースならアコースティックとエレクトリック(フレットレス)を使い分けるという風に適材適所のサウンドになっています。弦楽四重奏の入っている曲も3、6曲目にあるし。これが新しいジャズなのか、それともジャズという範囲を飛び越えてしまっているのか分かりませんが、63分の変化に富んだ構成となっています。構築されている構成の部分が目立っているような感じ。1、10曲目が渋い。(18年8月22日発売)

2018/08/18

Let's Be Generous/Joachim Kuhn, Mark Nauseef, Tony Newton, Miroslav Tadic

Joachimletsbe
ヨアヒム・キューンのアルバムの過去盤聴き10日目。今日は、当時のCMPレーベルのジャズ(キューンのみ)、ロックのミュージシャンが集まってのフリーファンク(ロック?)的なアルバムです。キューンはアコースティック・ピアノとキーボード類を使い分けていますけど、インプロヴィゼーション的な雰囲気はあっても、ジャズとしてはかなり希薄なイメージで、やはりロックとしての要素が強いサウンド。こういう自由な展開でのハードコアな音楽は、割と好みなので、本当に久しぶりに聴きましたが、今でもいいなあと思ってしまいます。こういうサウンドは聴く人を選ぶかもしれませんけれども。当時のキューンの意外な一面を見たという感じも。


Let's Be Generous/Joachim Kuhn(P), Mark Nauseef(Ds), Tony Newton(B), Miroslav Tadic(G)(CMP) - Recorded August 1990. - 1. The Prophet 2. Senegal 3. Avant Garage 4. Always Yours 5. Something Sweet, Something Tender 6. The Captain And I 7. Heavy Hanging 8. Don't Disturb My Groove 9. Snake Oil 10. Bintang 11. Kissing The Feet

全員のインプロヴィゼーションが11曲目、ヨアヒム・キューンの作曲が2、4、6-8曲目で、他は他のメンバーの作曲。ジャズ系、ロック系のレーベルのアーティストが集まってできた、アバンギャルドなアルバム。それでいて、1、5曲目にエリック・ドルフィーの作品があります。ただ、ハードなフリーファンクという感じで、原曲はどうだったっけ、というような派手なサウンド。ロックとして聴けばいいのか迷ってしまいますが、実はキューンはロック系アーチストとの共演も実は多いそうです。ただこういう、フリーに近いようなロックも、混沌としつつもリズムがはっきりとはしているので、飽きさせはしません。こういったメンバーの結集も、聴く人を選ぶだろうけど、脳裏に焼き付きます。曲ごとに特徴はあり、全11曲、一気に聴かせます。

2018/08/05

Siesta/Miles Davis & Marcus Miller

Milessiesta
ジョン・スコフィールドのサイド参加作の11日目。ここでは2曲目だけにアコースティック・ギターで出ていて、クレジットを見ないと彼の演奏とは分からないのですが、それでも参加は参加なので、聴いていきます。国内盤のライナーではサウンドトラックになるようだけど、アルバム発売時には未公開の映画だったらしく、その後どうなったかまでは私には分かりません。ただ、このアルバムは、アルバムとして聴いても、通常のジャズやフュージョンとは違いますけど、なかなか味わいがあります(ってマーカス・ミラーの多重録音なので、それに味わいを求めるかどうかは個人的な見解ですけど)。


Siesta/Miles Davis(Tp) & Marcus Miller(All Instruments)(Warner Bros.) - Recorded January - March 1987. John Scofield(G), Earl Klugh(G), Omar Hakim(Ds), James Walker(Fl), Jason Miles(Synth Programming) - 1. Lost In Madrid Part 1 2. Siesta/Kitt's Kiss/Lost In Madrid Part 2 3 Theme For Augustine/Wind/Seduction/Kiss 4. Submission 5. Lost In Madrid Part 3 6. Conchita/Lament 7. Lost In Madrid Part 4/Rat Dance/The Call 8. Claire/Lost In Madrid Part 5 9. Aftergrow 10. Los Feliz

このアルバムはギル・エヴァンスに捧げる、と書いてます。トータルで37分ほどのアルバム。ジョン・スコフィールドは2曲目に参加。いつもと違い、アコースティック・ギターを使って十分スパニッシュしています。8曲目でアール・クルーが参加していますが、プロデューサーを兼ねているマーカス・ミラーの、自分にできない部分を適材適所で参加させてます。もちろん彼の吹くバス・クラリネットも味わい深いし、今回はベーシストではあまり前面に出てません。淡々とフレーズを紡ぎ出していくマイルスもさることながら、雰囲気が全編を通して渋いアルバムになっています。スパニッシュな味付けと、シンプルにサウンドを作っていくことで、アルバムの印象が、より強くなっている感じ。「TUTU」と共通するサウンドの色合いを持っています。

2018/08/04

Tango's Time/Roberto Gatto

Robertotango
ジョン・スコフィールドのサイド参加作の10日目。今回はイタリアのドラマー、ロベルト・ガトーのアルバムに参加してますが、7曲中4曲に参加していて、その曲だけを聴けば、ジョン・スコのアルバムのような印象を持つので、よほどロベルトは共演してみたかったんだろうなあと思います。もう一人のギタリスト、バティスタ・レナもいいんだけど、どうしても普通にしか聴こえないので、やはりジョン・スコの存在感は大きいと思います。日本ではジョン・スコ目当てで買った人が大半なんではないかなあと。まあ、こういうアルバムがあってもいいよね。と思います。通販で調べたら、アルバムタイトルは1曲目の曲がタイトルで、ジャケットも違いますね。


Tango's Time/Roberto Gatto(Ds)(Breaktime) - Recorded July-September, 1987. John Scofield(G on 1-2, 6-7), Danilo Rea(Key on 1, 5-7), Enzo Pietropaoli(B on 6), Massimo Bottini(B on 1, 4-5, 7), Battista Lena(G oin 4-5) - 1. Ask 2. There Will Never Be Another You 3. 100 Flowers (Introduction) 4. 100 Flowers (Waltz) 5. Tango's Time (To Jaco Pastrius) 6. Blue Christmas 7. Of What

ロベルト・ガトー作が1、3、5曲目、2曲目がスタンダードの他はメンバーの作曲。ロベルトはイタリアのドラマーですが、ジョン・スコフィールドは1-2曲目、6-7曲目に参加して、それらの曲では前面に出て弾いています。2曲目のスタンダードは2人の、ギターとドラムのデュオですが丁々発止でのやり取りがなかなか良い。イタリアン・フュージョンという感じでもありますが、ジョン・スコで買う一枚かも。曲によって参加メンバーが違いますが、ジョン・スコの参加曲ではやはりその存在感は大きいです。ややスローなファンクでの1曲目では彼の独壇場という感じ。聴きやすいウェザー・リポート的な雰囲気の5曲目、ワルツでブルージーなギターが渋い感じを醸し出す6曲目、浮遊感を漂わせながら存在感のあるギターを弾く7曲目。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

Criss Cross1001-1050番 | Criss Cross1051-1100番 | Criss Cross1101-1150番 | Criss Cross1151-1200番 | Criss Cross1201-1250番 | Criss Cross1251-1300番 | Criss Cross1301-1350番 | Criss Cross1351-1400番 | Criss Crossレーベル | ECM1001-1050番 | ECM1051-1100番 | ECM1101-1150番 | ECM1151-1200番 | ECM1201-1250番 | ECM1251-1300番 | ECM1301-1350番 | ECM1351-1400番 | ECM1401-1450番 | ECM1451-1500番 | ECM1501-1550番 | ECM1551-1601番 | ECM1602-1650番 | ECM1651-1701番 | ECM1702-1750番 | ECM1751-1801番 | ECM1802-1851番 | ECM1852-1900番 | ECM1901-1950番 | ECM1951-2000番 | ECM2001-2050番 | ECM2051-2101番 | ECM2102-2150番 | ECM2151-2200番 | ECM2201-2250番 | ECM2251-2300番 | ECM2301-2349番 | ECM2350-2400番 | ECM2401-2450番 | ECM2451-2499番 | ECM2500-2550番 | ECM2551-2600番 | ECM2601-2650番 | ECM5001番-(映画・ドキュメンタリーDVD) | ECM5501番-(音楽DVD)他 | ECM5801番-(ジャズと詩) | ECMレーベル | ECM未分類(雑記含む) | Enjaレーベル | Hatologyレーベル | J-POP | JAPOレーベル | JMTレーベル | Winter&Winterレーベル | ウェブログ・ココログ関連 | オーディオ | クラシック・現代音楽 | ジャズ | パソコン・インターネット | フュージョン・ファンク | ライヴ・コンサート | ロック・ポップス | 携帯・デジカメ | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 映画音楽・サウンドトラック | 書籍・雑誌 | 楽器 | 澤野工房 | | 音楽

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Amazon検索

HMVへのリンク

  • HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム
2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

メールアドレス

友人が運営しているサイト