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2017/11/20

The Study Of Touch/Django Bate's Beloved

2534
またECMの新譜が4枚入ってきたので、聴いていきます。そろそろ毎日更新がキビシイ時期ですね。でも新譜はなるべく早く聴いていきたいので。ジャンゴ・ベイツ、この人はJMT/BAMBOO時代にリーダー作を5枚以上聴いた人ですが、けっこうテクニシャンで、しかもあまり素直ではない面も持っています。ここでもしっとりとくる場面もあるかと思いきや、浮遊感を伴う、けっこう複雑そうな演奏をフリー的感覚もありながら、トリオでやってのけていますし。聴きやすいアルバムか、と言うと、ま、ちょっと覚悟はしておけ、って感じのサウンドなのですが、極端にトンガって聴こえるわけでもないので、いわゆるディープなECMファン向けのピアノ・トリオという感じでしょうか。


The Study Of Touch/Django Bate's(P) Beloved(ECM 2534)(輸入盤) - Recorded June 2016. Petter Eldh(B), Peter Bruun(Ds) - 1. Sadness All The Way Dpwn 2. Giorgiantics 3. Little Petherick 4. Senza Bitterness 5. We Are Not Lost, We Are Simply Finding Our Way 6. This World 7. The Study Of Touch 8. Passport 9. Slippage Street 10. Peonies As Promised 11. Happiness All The Way Up

(17/11/19)6曲目がIain Ballamy作、8曲目がチャーリー・パーカー作の他は全曲ジャンゴ・ベイツ作。彼は以前、First House名義でECMに2作残しているし、Beloved名義では他レーベルからもアルバムが出ているようです。そのECM初作品。いかにもECMらしいゆったりした曲から、やや賑やかな、少しフリーの要素も持つような自由な曲まで、曲もタイトル曲の9分台のものから、3分以下の曲も3曲あったりと、アルバムの中で、そしてECMらしく、いろいろな演奏をしています。ただし、トリオとしてはヨーロッパ的であって、非4ビート系(変拍子もあり?)の曲が続くし、曲調も割と硬派なものが続きます。その中に1、3曲目のようなしっとりしたバラードの曲が混ざります。やはりこういう曲調であればECMから出すのもうなずけます。

2017/11/12

ディア・ファミリー/桑原あい X 石若駿

Kuwabaradear
国内盤新譜が1枚届いています。桑原あいは以前から注目しているピアニストで、どちらかと言うと、上原ひろみを連想させるような曲調だけど、今はフォロワーという感じは全然しなくて、独自のジャズ・フュージョン路線を行っているテクニシャンです。通常のジャズとは違いますし。仮バンドのライヴにゲスト出演するくらいだから、その腕はたいしたもの。ここでの石若駿との変幻自在な一体感は、やはりたたものではありませんでした。ベースがいなくても全然不足感はないですし、こういうケースも珍しいです。まあ、ここでとにかくすごい、と言ってもはじまらないので、どこかで聴いてみて下さい、としか言うしかないのですが...。


ディア・ファミリー/桑原あい(P) X 石若駿(Ds)(Verve)
Dear Family Ai Kuwabara(P) x Shun Ishiwaka(Ds)(Verve) - Recorded Mar 17, 2017(on 1) and August 8-11, 2017. - 1. Dear Family -TV Version- 2. Idea For Cleanup 3. The Great U's Train 4. Improvisation #1 5. Family Tree 6. Tuneup 7. Andy And Pearl Come-Home 8. Granpa's Sunglass 9. Inprovisation #2 10. Dog DOesn't Eat Dog World 11. Dear Family Bonus Tracks: 12. Saturday COme Slow 13. Sunday Morning

1曲目のみTVのオープニング曲の録音なので、日付が違います。2人の共作が1、4、9、11曲目、桑原あいの作曲が3、6、10曲目石若駿の作曲が2、5、7-8曲目。ほぼ対等な関係。ボーナストラックは他人の曲でも境がない。13曲で47分と短めだけど、ピアノとドラムスのデュオでも音の不足を全然感じさせず、旋律とか変拍子とか、この2人ならではのテクニックが大いに生かされた曲が多いです。でも、静かな曲もあり、そういう曲ではしっとり感も。TVのオープニングの、爽やかでかつ複雑な面を持つ1曲目は印象が強いです。よくこういう曲ができるなあと。ところどころ瞬間的に変幻自在になるので、このコンピネーションは鉄壁と思われる曲が随所にあり。インプロヴィゼーションもなかなか面白い。現代のジャズ。(17年11月8日発売)

2017/11/07

3 For 3/Mike Moreno

1396
Criss Crossレーベルの新譜が届きました。10年前あたりは、毎年2月、5月、9月に各5枚ずつ出していたのが、その後1回あたりに出す枚数が減っていき、今回は出るのが10月になっていて、しかも1枚。このレーベル、フェードアウトしていかないかどうか心配になってきました。でも、出すものはいいものを出していて、今回のマイク・モレノも聴く人を満足させる内容になっているんではないかと思います。ギターは派手ではないけれど、おそらくやっていることはスゴいことだろうと予想できるし、フレーズも現代っぽさを織り交ぜつつ、繊細だし歌っていると思います。ギター・トリオですし、ギターが好きな人は聴くんじゃないかなあ。


3 For 3/Mike Moreno(G)(Criss Cross 1396)(輸入盤) - Recorded September 22, 2016. Doug Weiss(B), Kendrick Scott(Ds) - 1. The Big Push 2. For Those Who Do 3. You Must Believe In Spring 4. Clube Da Esquina No.1 5. April In Paris 6. A Time For Love 7. Perhaps 8. Glass Eyes

(17/11/05)スタンダードやジャズメン・オリジナル、ロック等の曲でオリジナルはなし。1曲目はウェイン・ショーター作、2曲目はマルグリュー・ミラー作、7曲目はチャーリー・パーカー作、8曲目はレディオ・ヘッドの曲と、1曲目から一筋縄ではいきません。これをギター・トリオで演奏してしまうのだから見事。ギターが派手ではないけど印象的だしスリリングで渋いです。やはり通好みのギタリストか。3曲目は優しいバラードで、彼の繊細さがよく分かる演奏です。それでいてたまに速いフレーズの場面もあるし。4曲目はジャズから少し距離を置き、聴きやすい。スタンダードなのに個性的な元気さを発揮する5曲目、やっぱり渋いという以外に言葉が見つからなくて困る6曲目。8曲目はギターは多重録音で、こういうところも現代人。

2017/11/06

Blue Maqams/Anouar Brahem

2580
ECMの新譜が届きました。New Seriesよりジャズの方を先に聴いておきたいという事で、まず1枚。ECMではもう8枚(かな?)息長くアルバムを出しているウード奏者のアヌアル・ブラヒムの新作。ベースとドラムスに有名なベテランを配すことで、期待は高まります。聴いてみたら、そのベテランたちは、ウードやその曲に合わせた演奏に徹しているのがECMらしくて良いなあ、と思いました。思ったより変拍子の曲が多くて、それも自然なやり取りで聴かせてしまうので、さらりとも聴けますけど、ズブズブとハマるような聴き方になることも。これをジャズと言っていいのか、という問題はあるにせよ、けっこう質の高い音楽だと思います。


Blue Maqams/Anouar Brahem(Oud)(ECM 2580)(輸入盤) - Recorded May 2017. Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds), Django Bates(P) - 1. Opening Day 2. La Nuit 3. Blue Maqams 4. Bahia 5. La Passonate 6. Bom Dia Rio 7. Persepolis's Mirage 8. The Recovered Road To Al-Sham 10. Unexpected Outcome

(17/11/04)全曲アヌアル・ブラヒムの作曲。彼はチュニジアのウード奏者。曲は、構成上はピアノ・トリオにウードなのだけど、ジャズのイディオム的な演奏はほとんどなく、他のメンバーはウードに寄り添うように、哀愁のある、中東的なエスニックな味わいもある演奏をしています。変拍子も割と多めですが、ブラヒムのために演奏されている場面が77分続きます。それだけカットできる要素が少なかったという事か。ブラヒムの演奏に長時間寄り添っても、自然な感じで聴けるのは、周りのメンバーが素晴らしいウデを持っているからでしょう。曲的にはどの曲も割と印象が似てい入るのですが、そこに違いを見つけるのも楽しい。それがウード的な曲なのかもしれませんけど、実に繊細な楽器だと思います。ECM的なアルバムです。

2017/11/05

Distant Look/Paolo Di Sabatino Quartet

Paolodistant
今日のアルバムは新譜ではなくて、’13年の7月に出ていたんだけど、ジョン・アバークロンビーが亡くなったという事で、改めて買ってみようかと思い、注文しました。大手通販にはギターが全面参加と書いてあったのですが、実際に彼が弾いているのは半分の5曲なので、これでクァルテットをうたっていいのかな、とも思いますけど、それでももう聴けなくなった彼のギターの演奏を、出ている曲ではかなりフィーチャーされているので、結局買って良かったなあと思えるアルバムになりました。パオロ・ディ・サバティーノは澤野工房のアルバムで何枚か聴いてます。でも’10年以降はこのレーベル、ほとんど追っかけしてないので、今の演奏は分かりません。


Distant Look/Paolo Di Sabatino(P) Quartet(millesuoni S.R.L)(輸入盤) - Recorded March 2012. Luca Bulgarelli(B), John Abercrombie(G), Glauco Di Sabatino(Ds) - 1. Distant Look 2. On The Stairs 3. Suite 4. Waiting For A Snowy Night 5. Close Enough For Love 6. Odd Dance 7. Skylark 8. Tempus Fugit 9. Waltz For John A. 10. The Country Lane

(17/10/31)パオロ・ディ・サバティーノ作が7曲(1-4、6、9-10曲目)、バド・パウエル作が9曲目、他はスタンダード。基本はトリオで、ジョン・アバークロンビーが1-2、4、9-10曲目に加わっています。哀愁の漂うメロディアスさは、1曲目のタイトル曲にも出てますけど、澤野工房の一連の作品とも少し趣きが違っている感じ。ブルース進行でギターも堪能できるのがうれしい2曲目。ギターはそれでもマイペース。非4ビート系(8ビート)の割とヨーロッパ的な曲で、そのバランスはなかなかな3曲目、ボッサ的で浮遊感も盛り上がりもある4曲目、8分の7拍子の跳ねるようなリズムで、ピアノがグングンせまってくる6曲目、ギターが優しく奏で、盛り上がるワルツの9曲目、やはり哀愁路線で4ビート基調がなかなかいい10曲目。

2017/11/04

Another Time/Bill Evans

Billanother
ビル・エヴァンスのこのアルバム、8月25日に出ていたのですが、当時あまり注目してなくて、やっと注文してみようという気になりました。音を聴いたら、当時のライヴ録音にしてはけっこういいし、演奏もいいではありませんか。昨年出た「Some Other Time」というスタジオ録音から2日後のライヴ。エヴァンスにしてみればいつもと同じような演奏かもしれませんが、彼のピアノだなあ、というのが最初から伝わってくるし、ジャズだから演奏場所によっても、ソロの内容が変わってくるので、結局追っかけになってしまうという事が多いんですよね。私は公式盤以外は途中で半分あきらめてますけど。でも買って損はないアルバムでした。


Another Time/Bill Evans(P)(Resonance Records)(輸入盤) - Recorded June 22, 1968. Eddie Gomez(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. You're Gonna Hear From Me 2. Very Early 3. Who Can I Turn To? 4. Alfie 5. Embraceable You 6. Emily 7. Nardis 8. Turn Out The Stars 9. Five

(17/10/31)このメンバーでの3枚目の録音で、ライヴ演奏で47分の収録。ビル・エヴァンス作は3曲(2、8-9曲目)だけど、おなじみの曲が並んでいて、エヴァンスの音になっているので、そういう事はどうでもいいのかも。1曲目の導入部からその世界に引き込まれます。ドラムスがジャック・ディジョネットの音源が当初1枚の公式アルバムだけだったのが、これで3枚目になったとは言っても、当時のミキシングはドラムスはちょっと控えめなので、あまり目立たないです。ただ、8曲目に少し長いドラム・ソロあり。エヴァンスの音源はなんでも聴いてみたいという人は多いと思うので、そのために買う価値のある演奏だとは思います。ライヴとしても当時としては音質はけっこういい方ですし。話題になるだけのことはあるアルバム。

2017/11/03

Bad Hombre/Antonio Sanchez

Antoniobad
アントニオ・サンチェスの新譜です。8月ごろから大手通販で予約していたのだけれど、遅れ、そのついでに番号が変わったとかで注文のし直し、というややこしい手続きをとりました。もう少し柔軟に対応してくれたらいいのに。さて、このアルバム、聴きましたけど、ジャンル的にはロックでもいいのかな、とも思います。まあ、ドラムス自体はインプロヴィゼーション度が強いのですけれども。そこに多重録音で、キーボードやエレクトロニクスをのせて、とそちらは素人かもしれませんが、演奏にはうまくハマっている感じではあります。こういうジャンルもありますし。でも聴く人を選ぶだろうなあ、と思う、ジャズから見るとけっこう特殊なアルバムではありますね。


Bad Hombre/Antonio Sanchez(Ds, Key, Electronics, Voice)(Cam Jazz)(輸入盤) - Recorded 2016? - 1. Bad Hombre Intro 2. Bad Hombre 3. Fire Trail 4. Distant Glow 5. BBO 6. Momentum 7. Home 8. The Crossing 9. Nine Lives 10. Antisocial

(17/10/30)作曲、アレンジ、プロデュース、演奏をすべてアントニオ・サンチェスが行ったアルバム。ドラムスという点では相変わらずスゴいことになってます。時に変拍子を叩きながらスーパーテクもあってグングンと進んでいる感じ。ドラムスだけで、これは、と思わせるものはさすが。キーボード(シンセサイザー)、エレクトロニクス、ヴォイスもあって、これらまで自分で多重録音して、アヴァン系のロックかなと思わせる切り口も面白いかも。昔はこういうサウンドも聴いていましたね。このエネルギーは何だろう。緩急をつけてドラマチックな演出もあります。ただ、万人受けするかというと微妙。こっち方面のサウンドが好きな人、サンチェスのドラムスがけっこう好きで追っかけしたいという人向けか。かなり聴く人を選ぶと思います。

2017/11/02

Formidable/Pat Martino

Patformi
新譜が届いてきているので、またしばらく新譜を聴いていこうと思います。久しぶりのパット・マルティーノで、2管のホーン入り。今回は発売されてから気が付きました。ジャズとしてはオーソドックスな方に入ると思うのですが、世間に彼ほど上手いギタリストって、なかなかいないなあ、と思います。歌う曲はしっかりと歌い、テクニックでも16ぐ音符の速射砲を持ってますしね、しかも、それをメロディアスに弾いていく。このアルバムもたっぷりと71分楽しめるので、聴いてみても損はないと思います。オルガンジャズ、私はあまり聴かないですけど、こういうオルガンジャズだといいですねえ。


Formidable/Pat Martino(G)(High Note)(輸入盤) - Recorded April 17-19, 2017. Pat Bianchi(Org), Carmen Intorre, Jr.(Ds), Adam Niewood(Ts on 1-3, 5, 7, 9), Alex Norris(Tp, Flh on 1-3, 5, 7, 9) - 1. El Nino 2. Hipsippy Blues 3. Homage 4. Duke Ellington's Sound Of Love 5. El Homble 6. In Your Own Sweet Way 7. Nightwings 8. In A Sentimental Mood 9. On The Stairs

(17/10/29)ジョーイ・カルデラッツォ作の1曲目から、ジャズメン・オリジナルやスタンダートがズラリと並びます。特に5、7、9曲目はアストル・ピアソラ作が3曲も。相変わらずのマイペースで、バラードだけではなくて、ある程度のテンポの良い曲でもギターが歌ってますね。昔ほどではないにしても、16分音符の速射砲的なフレーズもところどころに出てきます。今回は2管のホーンを曲によって入れたことで、ややリラックスして聴けるし、それでいて決して軟弱になっていないのがいいところ。ホーンなしの曲はバラードかミディアムの4ビートで、ここでは歌うギターを楽しめます。それにしてもパット・マルティーノはオルガンとの相性が良いようで、こういう編成のアルバムで71分続いても、感動することはあっても、まず飽きません。

2017/10/24

Sweetnighter/Weather Report

Weathersweet
ウェザー・リポートの4日目。後から見てみると、次のアルバムに1曲だけ参加して、ミロスラフ・ヴィトウスは脱退するのですが、ここでもその萌芽が出ているのが分かります。5曲目1曲だけの曲の提供と、その曲の演奏内容は、ジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターの関与がないように感じるのは私だけ? また、当時、アコースティック・ベーシストもエレキ・ベースも使うブームだったけれど、さすがにここでは後半3曲がエレキベースなので、それは本心から弾きたかったのか? というのはあります。ただ、曲がそういう方向性になっていたのだから仕方がないのですが。彼以降のベーシストは皆エレクトリック専門の人ですし。


Sweetnighter/Weather Report(Sony) - Recorded Fenruary 3, 5, 7, 1973. Wayne Shorter(Ss, Ts), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Eric Gravatt(Ds), Dom Um Romao(Per), Muruga(Per), Herschel Dwellingham(Ds), Andrew N. White 3rd(English Horn, B) - 1. Boogie Woogie Waltz 2. Manolete 3. Adios 4. 125th Street Congress 5. Will 6. Non-Stop Home

メンバー主要3人の作曲ですが、ミロスラフ・ヴィトウスの作曲は5曲目のみ。前期のウエザーリポートらしさは相変わらずですが、だんだんビートが効いたノリのいいサウンドになってきています。これは同時代のジャズと同じ流れです。バンドサウンドがヴィトウスにとっては肌が合わなくなってきている気がします。あまりブギヴギという感じはしないけど、以前よりはメリハリがついてきた1曲目、民族音楽的なサックスが印象的で、ミステリアスな2曲目、静かで明るい牧歌的なバラードの3曲目、エレキベースを使用してこれぞファンクだというリズムを刻むようになって、割とカッコいい12分台もの4曲目、フレットレスベースにエフェクターをかけて、リズムの上を舞う5曲目、効果音も乗っているけどこれまた激しいファンクの6曲目。

2017/10/23

Weather Report Live In Tokyo

Weathertokyo
ウェザー・リポートの3日目。今回は前作にも5-7曲目に入っていた東京でのライヴをCD2枚組で。’72年という時期を考えると、けっこう新しいタイプのジャズ/ファンクで、戸惑う人もいたのかどうか。意外にライヴで聴いてしまうと、すんなり入ってくる部分も多いと思いますが。当時まだフリージャズも引きずっていたし、当時の物と新しいものがごちゃ混ぜになったような内容、という感覚で聴きました。記録という意味では確かに価値がありますが、このバンドの自分の好みが出てくるのは、もっと後の時期になります。このアルバムだけ’95年にCDで出てきて、ライヴの音がマスタリングで良くなっているような感じを受けました。


Weather Report Live In Tokyo(Sony) - Recorded January 13, 1972. Wayne Shorter(Ss, Ts), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Eric Gravatt(Ds), Dom Um Romao(Per) - 1. Medley: Vertical Invador, Seventh Arrow, T.H., Doctor Honoris Causa 2. Medley: Surucucu, Lost, Early Minor, Directions 3. Orange Lady 4. Medley: Eurydice, The Moors 5. Medley: Tears, Umbrellas

2枚組CDで東京でのライヴ。主要メンバー3人のそれぞれの作曲ですが、ミロスラフ・ヴィトウスの曲は1曲のみになります。フリーのような場面もあり、アグレッシヴな演奏もありますが、今聴くと、オーソドックスではないけれどジャズっぽい印象もあります。クロスオーヴァーの走りのサウンドもあり、当時としては非常に新しいサウンドだったのでは。メドレーの曲がけっこう多いですが、やりたいことを比較的短時間で表現するにはいいかも。必然的に曲は長くなり、ファンク的でアグレッシヴなフレーズが出てきたり、静かになってみたり、合間に4ビート的にベースが絡んだりと、いろいろと変化に富んでいます。ワウワウの効果音がやはり時代を感じさせますが、演奏のノリもいいし、ファンクの部分がなかなかいい感じになってます。

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