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2017/02/22

Caipi/Kurt Rosenwinkel

Kurtcaipi
うっかりデジパックのジャケットを、ブックレットを反対側から無理に出そうとして、破いてしまった。ショック。それにしても軽く破けてしまうんだなあと思います。EUからの輸入盤です。カート・ローゼンウィンケルの久しぶりのアルバムは、自身による多重録音の多い、ボッサ中心のアルバムになりました。こういうヴォーカル曲の多いサウンドも好きですけど、やはり自分で何もかもやろうとしないで、それぞれのプロに任せた方が良かったんじゃないか、という気もしています。ギター・ソロのところは彼らしい部分も多いのですけど、演奏全体にちょっと素人感というのか、そういうものを感じました。曲はいいんですけれどもね。


Caipi/Kurt Rosenwinkel(G, B, P, Ds, Per, Synth, Casio, Voice)(Razdaz Records)(輸入盤) - Released 2017. Pedro Martins(Voice, Ds, Key, Per), Frederika Krier(Vln), Andi Haberl(Ds), Antonio Loureiro(Voice), Alex Kozmidi(Baritone G), Kyra Garey(Voice), Mark Turner(Ts), Eric Crapton(G), Zola Mennenoh(Voice), Amanda Brecker(Voice), Chris Komer(French Horn) - 1. Caipi 2. Kama 3. Casio Vanguard 4. Summer Song 5. CHromatic B 6. Hold On 7. Ezra 8. Little Dream 9. Casio Escher 10. Interscape 11. Little B

(17/02/22)全曲カート・ローゼンウィンケルの作曲で、歌詞は別な人のものもあり。曲ごとに参加ミュージシャンが代わります(参加曲は割愛)が、基本的にはカートの多重録音と思われます。何となくボッサ的でもあり、ヴォイスもあってパット・メセニー・グループ的な旋律も持っているタイトル曲の1曲目。その後は素朴なヴォイスの曲が続き、バックも音楽的に高度なことをやるというよりは、ポップス的にあまり難しくない演奏の曲が続きます。歌詞のある曲もかなり多いし。ただし、ボッサ的なので、転調や浮遊感のあるメロディなど、曲そのものは複雑なのかも。こういう方面がやりたかったのだろうけど、ギター・ソロもありますが、ギタリストのリーダーアルバムというイメージはあまりないです。エリック・クラプトンは8曲目に参加。

2017/01/28

Chris Thile & Brad Mehldau

Chrisbrad
20日ぶり近くなって新譜が4枚届いたので、また聴いていきます。今日はChris Thileとブラッド・メルドーのデュオ。ジャズというよりはカントリー、ブルーグラス系も混ざったようなポップスって感じでしょうね。ヴォーカル曲も多いですし。ただ、メルドーのピアノのアプローチも歌伴的なところもあるにしても、彼ならでは、というところもあるし、メルドー度がどの辺にあるかで、このアルバムの好みが違ってくると思います。ジャズを期待するのならば、聴く必要はないですし。まあ、彼お得意の異種格闘技戦ですけど、そのあたりで買うかどうか判断された方がいいのかもです。CD1枚に収まる時間なのに、なぜか2枚になっているのも、ちょっとわからないですが。


Chris Thile(Mandolin, Vo) & Brad Mehldau(P, Vo)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded December 30, 2015 and January 2-3, 2016. - 1. The Old Shade Tree 2. Tallahassee Junction 3. Scarlet Town 4. I Cover The Waterfront 5. Independence Day 6. Noise Machine 7. The Watcher 8. Daughter Of Eve 9. Marcie 10. Don't Think Twice, It's All Right 11. Tabhair Dom Do Lamh

(17/01/28)Chris Thile作が6、8曲目、ブラッド・メルドー作が2、7曲目、2人の共作が1曲目。他にジョニ・ミッチェル作(9曲目)、ボブ・ディラン作(10曲目)その他のカヴァー曲を演奏しています。Chris Thileのプログレッシヴ・ブルーグラスというジャンルは初めて聴きますが、メルドーのピアノとの合わせ具合から、その指向性というのが伝わってきます。ヴォーカル曲も多いし、純粋なジャズというよりはChris Thileの方向性に近いのでは、と思わせますが、ジャズファンからすれば聴く人を選ぶことになると思うけど、広く音楽ファンからは受け入れられると思います。CD2枚組ですが、33分と29分で1枚にできるのに。ちょっとここはミステリー。内容の違いなのかも。2人のそれぞれの世界を行ったり来たりしつつ、ひきこまれます。

2016/11/23

Live At Wembley/BABYMETAL

Babywembley
今回はBABYMETALの映像作品を発売当日手に入れることができました。

Live At Wembley/BABYMETAL(Toysfactory) - Recorded April 2, 2016. Su-metal(Vo, Dance), Yuimetal(Scream, Dance), Moametal(Scream, Dance), 神バンド: 大村孝佳(G), 藤岡幹大(G), BOH(B), 青山英樹(Ds) - 1. Babymetal Death 2. Awadama Fever 3. Iine! 4. Yava 5. Akatsuki 6. GJ! 7. Catch Me If You Can 8. Doki Doki ☆ Morning 9. Meta Taro 10. Song 4 11. Amore 12. Megitsune 13. Karate 14. Ijime, Dame, Zettai 15. Gimme Chocorate!! 16. The One - English Ver. - 17. Road Of Registance (16年11月23日発売)

今回はまだ輸入盤がないので、国内盤での購入です。以前購入したBlu-ray2種類は、’14年のライヴだったので、あれから3人はだいぶ成長したと思います。10代後半での成長はだいぶ早い。今回はイギリスのWembleyアリーナでの’16年4月2日の映像。一般発売の映像では最新です。歌唱面、演奏面でもだいぶ進化している感じですね。

もう出だしから一つの物語になっている雰囲気で、1曲目のインストの導入部のところまでで盛り上げ完了。一気にMCなしで歌と演奏が突っ走って行きます。映像は割と3人を中心に撮っているけど、ちょっと暗めの映像の仕上がりが、雰囲気に合ってます。アイドルJ-POP路線を強く出している曲も多いですけど、それと神バンドのヘヴィーメタルと合わさって、もう、これを観て満足、という感じ。後日CDも出るようですが、これはまず映像で観た方がいい、と思います。しかし、全17曲、よく踊りながら歌えるなあと、そのパワーには脱帽です。BABYMETALにハマりだした時は、神バンド目当てだったのですが、ヴォーカルも含め、全体としてとらえるようになりました。曲の配列も良くて、ラストに向かってドラマチックに突き進んでいく感じがなかなか。イギリスで日本語の歌でも、十分お客さんノリノリで楽しんでます。

多少ながら昔音楽をやっていた身としては、鍵盤、シンセ、その他の、4人のメンバーにはない音とシンクロさせた演奏なんですけど、そういうのもメンバーとして登場しないのは、不自然に感じないかな、とも思いますけど、シンクロ具合がかなり良いので、あまり気にならなくなりました。パフォーマンスとしては一級品なので、ジャズではありませんけど(J-POPとヘヴィーメタルの融合)、一度観ておいても損はないかと思います。1時間43分のパフォーマンスをお楽しみください。しかし、西洋人から見て、3人はまだまだ子供に見えるんだろうなあ...。

(追記)前年12月から11月まで例年ジャズ・フュージョンの私的ベスト3を選定するのですが、それ以外のジャンルではこのBlu-ray(DVDもあります)が、今年の私的ベストになります。バックバンドも含めて最高のパフォーマンスだと思います。ミーハーですが。

(12月10日追記)EU輸入盤のCDを購入。Blu-rayの3、5、7、10曲目がカットされているけど(それで77分収録)一般に売られているCDとしては神バンドの初めてのバックのものだし、音質も他のライヴに比べていいので、持っていてもいいかと。それにヴィジュアルだとながら聴きができない性格なもので。

2016/11/03

Day Breaks/Norah Jones

Norahdaybreaks
少々CD聴きの間隔が開いてしまいました。今日は遅れて注文した、ノラ・ジョーンズ新譜。昨日、最初はBGM的に1回流して聴いたのですが、なんか渋い曲が目立っている。今日、演奏者のクレジットをおこしていたら、1、8、12曲目のバックはウェイン・ショーター、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイドの3人だったんですね。派手さこそないものの、そこのバックだけでも聴いた価値がありました。出たから買ってみようかという軽い気持ちだったんですが、他にもジャズミュージシャンで知っている名前もあるし、曲は、渋さに寄るもカントリーっぽい以前の彼女らしい曲もあるしで、話題作になるだけのことはありますね。


Day Breaks/Norah Jones(Vo, P, etc.)(Blue Note)(輸入盤) - Released 2016. Wayne Shorter(Ss on 1, 7-8, 12), John Patitucci(B on 1, 8, 12), Brian Blade(Ds on 1-5, 7-8, 10-11, 12), Pete Remm(Org on 1-2, 6-7), Chris Thomas(B on 2-5, 7, 10-11), Tony Scherr(G, Back Vo on 2, 6), Danny Sadownick(Per on 2-3), Dr. Ronnie Smith(Org on 3, Back Ov on 11), Dave Eggar(Cello, String Arr on 5, 7, 10), Katie Kresek(Vln on 5, 7, 10), Max Moston(Vln on 5, 7, 10), Todd Low(Viola on 5, 6, 10), Tony Maceli(B on 5, 7, 10), Chuck Palmer(String Cond, Arr on 5, 7, 10), Phil Faconti(String Orchestration & Copyist on 5, 7, 10), Vicente Archer(B on 6, 9), Karriem Riggins(Ds on 6, 9), Dave Guy(Tp on 6, 9), Leon Michels(Ts on 6, 9), J Walker Hawkes(Tb on 6, 9), Petter Ericson Stakee(Back Vo on 6), Sasha Dobson(Back Vo on 6), Sarah Oda(Back Vo on 6), Catherine Popper(Back Vo on 6), Dan Iead(Steel G on7), Jon Cowherd(Org on 11) - 1. Burn 2. Tragedy 3. Flipside 4. It's A Wonderful Time For Love 5. And Then There Was You 6. Don't Be Denied 7. Day Breaks 8. Peace 9. Once I Had A Laugh 10. Sleeping Wild 11. Carry On 12. Fleurette Africaine

(16/11/03)6曲目はニール・ヤング作、8曲目はホレス・シルバー作、12曲目はデューク・エリントン作、あと8曲目のSarah Oda作以外の曲はノラ・ジョーンズ作ないしは共作。デヴューの頃のような明るいカントリーっぽい曲もありますが、ジャジーなやや暗めの雰囲気の曲も目立つと思ったら、特に1、8、12曲目はウェイン・ショーター、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイドの3人がバックでした。他の曲でも知っているジャズメンの名前もあり、さすがブルー・ノートでの録音。ブレイドは他の多くの曲に参加してます。ただ、テクニックをひけらかす歌やバックではなく、やはり曲として、ヴォーカルとして聴く曲だと思います。曲ごとに曲調や編成も変化に富んでいて、48分が短く感じられるほど。特に4曲目はけっこうジャジー。

2016/09/01

Metal Resistance/BABYMETAL

Babymetalmetal
BABYMETALの過去のCDやBlu-rayの収集もこれで一区切り(合計4枚)。Blu-rayはやっぱり神バンド目当てがメインだし、CDもアルバムの2枚は完成度が高いと思うのですが、それ以前にさかのぼるのは今のところ考えてません。このバンドに関してはこのあたり輸入盤が豊富で、国内盤に比べ手安く買えるのがいいですね。これ、国内盤も今年(’16年)の4月1日に発売された、比較的新しいものだそうです。


Metal Resistance/BABYMETAL(Amuse Inc.)(輸入盤) - Released 2016. Su-Mteal(Vo, Dance), Yuimetal(Scream, Vo), Moametal(Scream, Vo) - 1. Road Of Resistance 2. KARATE 3. Awadama Fever 4. YAVA! 5. Amore 6. Meta Taro 7. From Dusk Till Dawn 8. GJ! 9. Sis. Anger 10. No Rain, No Rainbow 11. Tales Of The Destinies 12. THE ONE -English Ver.-

ファーストアルバムがグループの紹介とすると、2枚目はその発展形という感じ。バックの演奏の方も、より神バンドでのライヴ演奏を考えた形式のようになってます。どの曲も印象的なのは、1枚目に同じ。J-POPのメロディでメタルというのは、まだまだ発展していく余地もありますし。Blu-rayの方が今のところ出ているのは2014年の演奏だったり、オフィシャルのYouTubeもあまり新しい曲がないので(個人的に撮ったYouTubeもあるようですが、音が悪い)、ライヴも行ったことがない私にとっては、ここで初聴きの曲もあります。もちろん知っている曲も。

1、12曲目のようにライヴで中心になっていくような曲があるのもいいし、メタル色を少し離れたバラードの10曲目もけっこう印象的だし(盛り上がるところは盛り上がるし、こういう曲好きです)、結局のところどの曲もいいというのはあります。6曲目はリズム的にメタルなのか?という感じもしますけど、それも印象的ではありますね。アルバムということもあるけど様々なキーボード類や効果音系の入り方も良いです。ライヴでの再現性が気になるところ。

ジャズ/フュージョン以外で、しばらく追いかけるグループになりそうです。

2016/08/23

BABYMETAL

Babymetal
BABYMETAL(輸入盤) - Released 2015. Su-Metal(Vo, Dance), Yuimetal(Scream, Dance), Moametal(Scream, Dance) - 1. BABYMETAL DEATH 2. Megitsune 3. Gimme Chocolate!! 4. Iine! 5. Akatsuki 6. Doki Doki Morning 7. Onedari Daisakusen 8. Song 4 9. Uki Uki Midnight 10. Catch Me If You Can 11. Rondo Of Nightmare 12. Headbangeeeeerrrrr!!!!! 13. Ijime, Dame, Zettai Bonus Track: 14. Road Of Resistance 15. Gimme Chocolate!! - Live At 02 Academy Brixton, London

今回はアルバムコメントになってないのでお許しください。BABYMETALのファーストアルバム(US盤)が届いたので聴いているけど、けっこう面白い。アイドルとメタルの融合は、初めての企画だし、やはり世界にウケるだけのことはありまっせー、というような内容。アルバムの中身もバラエティに富んでいて、何回でも聴けますね。あまりこっち方面のジャンルは今まで聴いてないのですが...。これも値段の点から、輸入盤(US盤)を購入。

ここでは、バックバンドのクレジットがないので何とも言えないけど、打ち込み割合が高いそうだし、楽器の演奏は神バンド以外の人がほとんどやっているという情報もあって、それをライヴで神バンドがサウンドを再現しているのは、やはりメタル専門だけではなくて、オールラウンドなファーストコールを多く集めているのが功を奏したか、と思います。のし上がってきたグループに属するメタル専門のプレイヤーって、意外にあまりテクがない人もいるので...。

アルバムとライヴとの違いをあまり意識させない音作りのためか、欧米では特にファンを獲得したのも、むべなるかな、という感じです。アルバムはほとんど日本語で通してますが、それと歌謡曲的な曲で、その神秘性に欧米のメタルファンはハマってしまったのかな?

自分も、この時期ハマるだけの内容があるグループだと申し上げておきます。ただ、ファーストアルバム以前のCDシングルあたりはあまり興味がありませんけど。特にイギリスでのDVD(Blu-ray)は観ておいて損はないかも。

2016/08/11

Live At Budokan/BABYMETAL

Babybudokan
Live At Budokan/BABYMETAL(Amuse)(輸入盤) - Recorded March 1 and 2, 2014.

昨日紹介したLive In Londonからさかのぼること数か月、日本の武道館でのライヴ2daysを収めた演奏です。2日間の演奏は「Red Night」と「Black Night」に分かれて、特色を持たせてあります。

参加した神バンドのバックミュージシャンは:
大村孝佳(G), Leda(G), BOH(B), 青山英樹(Ds) と、Live In Londonの2つの公演のメンバーとも微妙に組み合わせが異なっています。こちらは日本でのライヴなので、観客はおとなしい感じ。歌う曲目も、もっと日本的なアイドル路線の曲がそれ以降のライヴよりも多めで、ここは時間がさかのぼっているからなのか、どうなのか。曲によってはメタル色のほとんどない曲もあって、このあたり、好みの点では分かれるところかもしれません。

このライヴはこれでけっこう面白いんだけど、なんで海外の方でウケているのかを知るには、その曲順や構成、アレンジなどを考えて、「Live In London」の方をまず聴くのがいいのかなあ、と思います。早く今年(’16年)のどこかの公演が出てくれないかな、とも思うのですが。

歌っているグループの3人、ここでも激しい振付のダンスを続けつつの歌で、一部YuimetalとMoametaruの2人での曲の歌がアテレコじゃないかと思ったのですが、こういう、アイドルのライヴならそれもありかなあ、と考えます。

前にも書いたように、このグループと神バンドに関してはネット上にかなり詳しいことが書いてあって、考察も深くなされているものがあります。なので、ここではBly-ray(DVD)を観た感じを載せられればいいかなあと。

メンバー3人とバックの神バンドは一体不可分のものなので、それぞれを取り上げて書くものではないのかもしれまんが、その一体感ゆえに、神バンドの入っている音源や映像については、今後も追いかけて行きたいと思います。

2016/08/10

Live In London - World Tour 2014/BABYMETAL

Babylondon
Live In London - World Tour 2014/BABYMETAL(Amuse)(輸入盤) - Recorded July 7, 2014. The Forum - Recorded November 8, 2014. 02 Academy Brixton

先日もBABYMETALについては取り上げたのですが、Blu-rayが2枚、入ってきました。値段の点と、逆輸入バンドのイメージがあるので、輸入盤を選んでます。ロンドンでの2公演で、時期が数か月ズレているため、神バンドのメンバーがそれぞれ違います。

The Forumの方は:
Leda(G), 藤岡幹大(G), BOH(B), 青山英樹(Ds)

02 Academy Brixtonの方は:
大村孝佳(G), Leda(G), BOH(B), 前田遊野(Ds)

となっています。今日入手したもう1枚のLive At Budokan/BABYMETAL(Amuse)(輸入盤)の他に、Blu-ray(DVD)が出ていますけど、それはバックが神バンドではなさそうなので、パスしてます。CDの方も、神バンドの演奏がバックではないんですよね。それでCDの方も入手は後回しになっていますが、これも輸入盤で注文中。

今回のBlu-ray、外国での公演ですけど、YouTubeの公式を含め、自分が観たYouTubeのライヴの演奏に近い映像とサウンドで、すんなりと楽しめました。アイドルもメタルも、実は自分にとって未知の分野に近いのですが、それが不思議に合わさって、魅力を生み出していますね。まあ、こういうのは欧米ではないから人気があっちで出るのかなあ、と思いながら楽しめました。元がJ-POPというか歌謡曲的な曲の作りのものが多いので、メタラー専門のミュージシャンも良いけれど、曲が難しいのがあるので、適度にオールラウンドでバカテクなミュージシャンを集めた方が効果的なのでは、と個人的には思っています。そういう意味では今のメンバー、いいですねえ。やはり目が行くのはベースのBOHさんかな。自分もベースを少し(少しだけです)やるのと、Atelier Z使いという点に興味あります。メタルでピック弾きを一切やらないですし。

それと、メインはやはり女の子3人であって、歌かな、と思います。リードヴォーカルのSu-Metalの声は実にサウンドに合っているし、3人のダンスはバッチリだし。やはりカリスマ性は、ありますね。日本ではアイドルバンドの位置づけの方が外国より強いのでは、と思いますが。自分はバックバンドの方にも相当耳が行ってしまいますけど。なかなか面白い映像です。惜しいのはもう2年前になってしまっていて、今を感じるには、やはりライヴしかないのかな、とも思えます。まあ、自分の歳が歳なので行かないですけどね。

ところで、ところどころに出てくるキーボードやシンセサイザーはライヴでも事前の打ち込みでいいのかなあ、などと、いらぬ心配をしてしまってますけど、流れとしては自然ですね。

2016/08/01

BABYMETALに、今なぜかハマる

J-POPメタルグループ(?)の、BABYMETALの人気の逆輸入現象、耳にはしていたけど、やっと、どんな音楽をやっているのかYouTubeで観て、そしていろいろと検索して昨日1日聴いたり調べたりしていました。そしてはっきり言って、ハマりました(笑)。まあ、主だった情報は、よそにいろいろ書いてあるからそれぞれ検索していただくとして、さくら学院というアイドルグループに’10年に「重音部」というのが出来てその後3人体制になり、’11年にさくら学院から離れてグループが出来上がったらしいです。そして、当初はバックバンドはなくて、骸骨姿の楽器を持っている人が弾いたふりをしている時期もありました。’13年に全曲バックバンド付きの生演奏でのライヴが行われるようになり、どんどん海外に進出して、今に至るようです。

実はこういう感じでジャズ・フュージョン以外の分野にハマっていったことがあって、「ブルータートルの夢」時代の’85年ごろのスティング、これはバックバンドにブランフォード・マルサリス、ケニー・カークランド、ダリル・ジョーンズ、オマー・ハキムと一流どころが揃っていて、そこから一気に何度もこのあたりのアルバムを聴くようになったこと。自分はメタルどころか、ロックの素養も多くないです。それからSMAPなんですけど、’95年ごろか、「008」とか「COOL」あたりで、バックミュージシャンに海外有名どころのジャズ・フュージョンのミュージシャンを使って贅沢なレコーディングをするようになり、このあたりのアルバムも何枚か持っています。

今回のBABYMETALも、自分自身は「神バンド」(メタルの神「キツネ様」によって召喚される設定)と呼ばれるバックミュージシャンの方に目が行ってしまい、一流どころなので、そのグループのアイドル性と本物のメタルを(こっち専門の方には異論もあるでしょうが)演奏するバックバンドに非常に興味を持ちました。今のところベース以外のギターとドラムスは複数の人がサポートをしているようです。海外で通用する本格的な演奏ができる一流ミュージシャンばかりだそうで、自分の今までの興味と違うのは主にロックミュージシャンだということでしょうか。特にベーシストのBOHさんに目が行きましたけど、聴いているとメタルを弾いていてもほんの少しファンクの匂いがしてました。ベースもAtelier Zの6弦ベースだし。調べてみるとやっぱりメタルだけの人ではなかったんですね。他の人も含め、他のジャンルと掛け持ちの人もいますが、その演奏の塩梅が非常に素晴らしいです。アイドルとメタルの組み合わせは海外にもないので、それで人気が出たのも一因ですが、海外で非常に人気なので、やっぱり聴くしかないなあ、と。どっちみち歌と演奏のトータルでいい結果を残しているので、分けて考えるのもちょっと変ですね。いい歳しておかしくなったんじゃあ、と思わないでください(笑)。

早速輸入盤でCDとBlu-rayをいくつか注文してますが、在庫切れのものもあるので、入手はしばらく先になるかもしれません。輸入盤が豊富なので、値段も比較的安価で済みましたし。ただ、どんどん進化しているので、今になって’14年の映像を観て、参考になるのか、という点はちょっと心配ですが。BABYMETALのYouTubeはいろいろ出てくるので、今回は貼り付けませんけど、BOHさんと神バンドのメインやサブのメンバーで演奏している「仮バンド」というのがあって、そこに桑原あいも参加している、という長時間のダイジェストがありました。普段はこういう演奏をしているのかあ、と思いました。カッコいい。


(追記)BABYMETALに関するブログでは、すでにそれに専門化しているところや、かなり深い考察をしているところがいくらでもあります。なので、自分は今までのペースなんですが、ジャズに関しても、これでいいのかという反省点が山積している状況。昔はこれで流れを作れても、今、通用しないかも、という点で、いい反省材料になりました。

2016/06/03

エミリーズ・D+エヴォリューション/エスペランサ・スポルディング

Esperanzaemily
3日前、彼女のライヴに行ったので、その感動のさめないうちにと、CDを購入しました。安い輸入盤は、今回は組み合わせる他のCDがなく、クーポンやらポイントやらが2千ポイント以上あったので、国内盤を奮発しました。国内盤には3曲ボーナス・トラックがあるということもあるんだけど。ちなみに輸入盤はConcordレーベルの発売のようですね。説明によると、夢の中に出てきた自分の別のキャラクターが、人類の「進化」と「退化」をミュージカル仕立てで、というような構成だそうですけど(そういえばライヴも曲順が一緒だったような...)、あまりそういうことを気にせず聴いても面白いと思います。でも自分の中ではポップスとかロックとかいう位置づけかな。マニアックかなと思ったけど、CDの売れ行きやライヴの動員数を見ても、けっこう人気がありそうです。


エミリーズ・D+エヴォリューション/エスペランサ・スポルディング(Vo、B、etc)(Universal)
Emily's D+Evolution/Esperanza Spalding(Vo, B, etc)(Universal) - Released 2016. Matthew Stevens(G), Justin Tyson(Ds), Korriem Riggins(Ds, Per), Corey King(Back Vo, Tb, Synth, etc.), Emily Gilbert(Back Vo), Nadia Wasington(Back Vo), Fred Martin(Back Vo), Katriz Trinidad(Back Vo), Celeste Butler(Back Vo), Kimbery L> Cook-Ratliff(Back Vo) - 1. Good Lava 2. Unconditional Love 3. Judas 4. Earth To Heaven 5. One 6. Rest In Pleasure 7. Ebony And Ivy 8. Noble Nobles 9. Farewell Dolly 10. Elevate Or Operate 11. Funk The Fear 12. I Want It Now [Bonus Track] 13. Change Us 14. Unconditional Love (Alternate Takes) 15. Tambien Detroit

他の人との共作が8、12曲目の他は全曲エスペランサ・スポルディング作詞・作曲。もはやジャズやフュージョンの枠にはとらえきれず、個性的なロックやポップスの域にあるアルバム。変態的なベース・フレーズに変態的なメロディ・ラインをかぶせて、ということも書きますけど、聴いていて、意外にポップなメロディやコード進行の部分もあります。ただ、いずれにしても曲の組み立てが彼女ならではで、他の人では真似のできない域にあります。彼女のベース&ヴォーカル、そしてギター、ドラムスにコーラスを加えただけのものが基本編成だけど、けっこう分厚く聴こえるのは、コーラスの効果か。個人的には聴く人を選ぶんじゃないかと思うけど、意外にこういうサウンドが世間を変えていくのでは。当然ながらベースの音がいい。(16年3月4日発売)

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