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2017/04/27

仮音源-Demo-/仮バンド

Karibandkari
BABYMETALのバックバンドとしての経歴がなかったら、もしかしてこのアルバムが世に出なかったかもと考えると、感慨深いものがあります。BABYMETALではバックバンドのメンバーはそれぞれのスケジュールの都合上、入れ替わりで登場しますけど、今のレッチリUSツアーの前座として、この3人は行っているかと。まあ、世に出ないだけで、実はテクニカルなセッションミュージシャンはもっと大勢いて、どなたも素晴らしいですが、とりあえず、BABYMETALのファンの方にこのアルバム、聴いてほしいかなあ、と思います。よくジャズの方面からメイトさんになる人、という表現を見ますけど、その逆もありかなと。まあ、それがジャズ・フュージョンでもロックでもファンクでもいいんですけど。バックの人たちが、固定メンバーではなくて、あくまでもセッションミュージシャンでいる方を選んでいる理由も、これを聴いて分かるかと思いますし。次回作も期待してます。

(追記)アルバムの3人それぞれの曲解説が興味深いので、これはCDの実物で見てみることをお勧めします。ちゃんと日本語、英語併記になっているところが面白いし。


仮音源-Demo-/仮バンド(Bellwood) - Released 2017. Mikio Fujioka(G, Prog), BOH(B), Yuya Maeta(Ds), Additional Musicians: Yoshihiro Tsujimoto(Sax on 1), Yuya Tanase(Tb on 1), Yosuke Kobayashi(Tp on 1), Yatsuya Nishiwaki(Key on 2), ISAO(G on 4) Ai Kuwabara(P on 5) - 1. Common TIme's Logic 2. Chuku 3. 忍者Groove 4. Djentleman 5. Jamrika 6. Snowflakes

全曲仮バンドの作曲。おなじみBABYMETALのバックバンド(バックでは入れ替えもありますが)、での、テクニカルかつフュージョンとロックとファンクとが合わさった、変拍子バシバシ、ソロバシバシ、時にユニゾンもありの、ビックリするぐらいのミニアルバム。変拍子、時にユニゾンの哀愁の混ざるメロディがまた印象的な1曲目、8分の13拍子だそうですが、けっこう自然に聴こえている2曲目、まさに忍者のグルーヴで、ベースのタッピングが面白い効果を生み出す3曲目、怒涛の高難度メタルという感じの高速サウンドで、なかなかカッコ良い4曲目、超高速5拍子の1発録りだそうで、ゲストのピアノもスゴいし、相当テクがないとできないなあと思う5曲目、静と動があって、解説では「実は変」なんだけどきれいな印象の6曲目。(17年4月26日発売)

2017/04/20

The Man Who Changed Guitar Forever!/Allan Holdsworth

Allanthmanwho
170420cd
アラン・ホールズワースが4月16日に亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。通常は訃報をブログではあまり書かないのですが。実はこのBOXセット、いったんは注文したものの、リマスター前のは全部持っているので、いらないかと、彼が亡くなる2日前にキャンセルしていました。亡くなったのを知ったら、葬式代にも事欠くらしい情報もあり、その時にたまたま在庫があったこともあり、せめてと再注文したものです。彼がリマスターの監修をやっているから、関与度合いは高いでしょう。当初の注文より高くなってしまいましたが、20%クーポンもあったので、それで何とか、というところ。聴いたことのある音源なので、実はまだ、封を切っていません。これからゆっくりと聴こうと思います。


The Man Who Changed Guitar Forever!/Allan Holdsworth(Manifesto Records)(輸入盤)

i.o.u./Allan Holdsworth(G) - Released 1982. Paul Williams(Vo), Paul Carmichael(B), Gary Husband(Ds) - 1. The Things You See (When You Haven't Got Your Gun) 2. Where Is One 3. Checking Out 4. Letters Of Marque 5. Out From Under 6. Temporary Fault 7. Shallow Sea 8. White Line

Road Games/Allan Holdsworth(G) - Released 1983. Jeff Berlin(B), Chad Wackerman(Ds), Jack Bruce(Vo), Joe Turano(Vo), Paul Korda(Vo), Paul Williams(Vo) - 1. Three Sheets To The Wind 2. Road Games 3. Water On The Brain - PT. 2 4. Tokyo Dream 5. Was There? 6. Material Real

Metal Fatigue/Allan Holdsworth(G) - Released 1985. Jimmy Johnson(B on 1-4, 6), Chad Wackerman(Ds on 1-4), Paul Williams(Vo on 1, 4), Alan Pasqua(Key on 5), Gary Willis(B on 5), Gary Husband(Ds on 5), Mac Hine(Ds on 6), Paul Korda(Vo on 6) - 1. Metal Fatigue 2. Home 3. Devil Take The Hindmost 4. Panic Station 5. The Un-Merry-Go-Round 6. In The Mystery

Atavachron/Allan Holdsworth(G, Synthaxe) - Released 1986. Jimmy Johnson(B on 1-6), Gary Husband(Ds on 1-2, 4), Billy Childs(Key on 2, 5), Chad Wackerman(Ds on 3), Tony Williams(Ds on 5), Rowanne Mark(Vo on 7) - 1. Non Brewed Condiment 2. Funnels 3. The Dominant Plague 4. Atavachron 5. Looking Glass 6. Mr. Berwell 7. All Our Yesterdays

Sand/Allan Holdsworth(G, Synthaxe) - Released 1987. Jimmy Johnson(B), Gary Husband(Ds), Alan Pasqua(Key), Chad Wackerman(Ds, Per), John England(Computer), Biff Vincent(B) - 1. Sand 2. Distance Vs. Desire 2. Pud Wud 4. Clown 5. The 4.15 Bradford Executive 6. Mac Man

Secrets/Allan Holdsworth(G, Synthaxe)- Released 1989. Jimmy Johnson(B), Vinnie Colauta(Ds), Rowanne Mark(Vo), Alan Pasqua(P), Steve Hunt(Key), Bob Wackerman(B), Chad Wackerman(Ds, Key), Clair Holdsworth(Vo), Jefrey Ocheltree(Hammer), Craig Corpeland(Vo) - 1. City Nights 2. Secrets 3. 54 Duncan Terrace 4. Joshua 5. Spokes 6. Maid Marion 7. Peril Premonition 8. Endomorph

Wardenclyffe Tower/Allan Holdsworth(G, Synthaxe) - Released 1993. Jimmy Johnson(B on 1-7, 9-11), Chad Wackerman(Ds on 1, 3, 5, 7, 9-11, Key on 7), Gary Husband(Ds on 2, 4, Key on 3), Steve Hunt(Key on 1-2, 4-5), Naomi Star(Vo on 6), Vinnie Colauta(Ds on 6), Gordon Beck(Key, P on 9-10) - 1. 5 to 10 2. Sphere Of Innocence 3. Wardenclyffe Tower 4. Dodgy Boat 5. Zarabeth 6. Against The Clock 7. Questions 8. Oneiric Moor 9. Tokyo Dream 10. The Unmerry Go Round Part 4 11. The Unmerry Go Round Part 5

Hard Hat Area/Allan Holdsworth(G, Synthaxe) - Released 1993. Steve Hunt(Key), Skuli Sverrisson(B), Gary Husband(Ds) - 1. Prelude 2. Ruhkukah 3. 3. Low Levels, High Stakes 4. Hard Hut Area 5. Tullio 6. House Of Mirrors 7. Postlude

None Too Soon/Allan Holdswarth(G, Synthaxe) - Recorded December 1994-December 1995. Gordon Beck(P), Gary Willis(B), Kirk Covington(Ds) - 1. Countdown 2. Nuages 3. How Deep Is The Ocean 4. Isotope 5. None Too Soon Part 1, Interlude, None Too Soon Part 2 6. Norwegian wood 7. Very Early 8. San Marcos 9. Inner Urge

The Sixteen Men Of Tain/Allan Holdsworth(G, Synthaxe) - Released 1999. Dave Carpenter(B), Gary Novak(Ds), Walt Fowler(Tp), Chad Wackerman(Ds) - 1. San Onofre 2. 0274 3. The Sixteen Men Of Tain 4. Above And Below 5. The Drums Were Yellow - Improvised Duet For Tomy 6. Texas 7. Downside Up 8. Eidolon 9. Above And Below (Reprise) 10. Material Unreal

Flattire - Music For A Non-existent Movie/Allan Holdsworth(G) - Released 2001. Dave Carpenter(B) - 1. The Duplicate Man [Intro] 2. The Duplicate Man 3. Eeny Meeny 4. Please Hold On 5. Snow Moon 6. Curves 7. So Long 8. Bo Beep 9. Don't You Know

Then!/Allan Holdsworth(G) - Recorded May 5, 1990. Jimmy Johnson(B), Gary Husband(Ds), Steve Hunt(Key) - 1. Zone 1 2. Proto-Cosmos 3. WhiteLine 4. Atavachron 5. Zone 2 6. Pud Wud 7. House Of Mirrors 8. Non-Brewed Condinent 9. Zone 3 10. Funnels

個々のアルバムコメントについてはホームページのアラン・ホールズワースのところをご参照ください。ただ、スマホだと対応していないので見にくいかもしれませんけれども。ボーナス・トラックがついたところ(日本盤には元々あった可能性があります)がわずかですがあります。


170420cd2
(追記)コストを安く抑えているせいか、輸送中にできたと思われる、角のところのへこみから、へりの印刷面が、裂けてきてしまいました。あと、CDがポロリとジャケットからはみ出しやすいので注意です。12CDでこの値段だから、やむを得ないか。

(さらに追記)元のCDを聴きながら比べているわけではありませんが、いろいろなメーカーから出ていたCDなのですが、今回のリマスターで音圧とか割と揃い、サウンドとかのCDごとのでこぼこはなくなってスムーズな感じです。

2017/04/12

Live At Tokyo Dome/Babymetal

Babytokyodome
BABYMETALの昨年9月の東京ドームのライヴが出たので、早速購入しました。私は中が観れればいいので、通常盤のBlu-rayですが。ウェンブリーよりも新しい演奏だし、今までの曲の集大成だという事もあって、ライヴに行ってない私は楽しみにしてました。まあ、ジャズとかとは違って、演奏上の細かいミスは修正されて発売されているようですが、それで内容が良くなれば、J-POP(ロック)ならいいんじゃないかと思います。一部リバーブその他統一性がないという音質に関する意見もありましたが。バックのメンバーはBlu-rayには表記されていないので、検索をかけましたけど、2日間でギターの組み合わせが異なるんですね。セッションミュージシャンなので、こういうこともありかと。彼らの才能は非メタル的な楽曲の演奏で、顕著です。まさに伝説のライヴになるかもしれない。55歳。この歳で、BABYMETAL(バックバンド含め)のファンです。悪いか(笑)。


Live At Tokyo Dome/Babymetal(Toysfactory) - Recorded September 19 and 20, 2016. SU-metal(Vo, Dance), Yuimetal(Scream, Dance), Moametal(Scream, Dance), 大村孝佳(G),藤岡幹大(G 19日), LEDA(G 20日), BOH(B), 青山英樹(Ds) - Red Noght(Sep. 19): 1.Road Of Resistance 2.ヤバッ! 3.いいね 4.シンコペーション 5.Amore-蒼星- 6.GJ! 7.悪夢の輪舞曲 8.4の歌 9.Catch Me If You Can 10.ギミチョコ!! 11.KARATE 12.Tales Of The Destinies 13. THE ONE -English Ver.-  Black Noght(Sep. 20): 1.BABYMETAL DEATH 2.あわだまフィーバー 3.ウ・キ・ウ・キ☆ミッドナイト 4.META!メタ太郎 5.Sis. Anger 6.紅月-アカツキ- 7.おねだり大作戦 8.NO, RAIN, NO RAINBOW 9.ド・キ・ド・キ☆モーニング 10.メギツネ 11.ヘドバンギャー!! 12.イジメ、ダメ、ゼッタイ

’16年9月の2日間にわたる東京ドーム公演を収録。BABYMETALの2つのCDの全曲を(今まで輸入盤CDやBlu-ray(DVD)に発表されていなかった曲を含め)、2日間でかぶりなしで演奏しているライヴのところが、今までになかった記録性というか、網羅性というか(輸入盤CDのFrom Dusk Till Dawnが抜けて国内盤のシンコペーションが加わったか)。これを持っていれば、最近の演奏で制覇できているので、十分じゃないかと思える内容。おなじみの曲も、あまり聴いてない曲も、ヴィジュアル関係では何度も観ることがない私でも、何度も観てしまいそうです。Tales Of The Destiniesはヴォーカルもバックも難曲だと思うけど、ちゃんと再現されてますね。一般売りのライヴBlu-ray(DVD)では初出か。歌がメインなのは変わりないけど、構成も、バックの演奏も含めて、素晴らしい、のひと言。Blu-rayでも2枚組になっています。あと、収録を意識しているせいか、ライヴだけど音はけっこういい。映像の方は、バックバンドにはあまり陽が当たらないですが(それでも出てる方だとは思う)、アイドル性の強いバンドならば、これも妥当か。音で十分前に出ていますし。(17年4月12日発売)

(4月22日追記)日本盤CDには輸入盤の「From Dusk Till Dawn」ではなくて「シンコペーション」が入っていたんですね。という事は、2つのCDの完全再現、という事は結果的に合っていると思います。日本盤を買った人には「シンコペーション」は新曲ではなかったです。私はCDは輸入盤を購入していたので。

2017/03/17

ラーメンな女たち-Live In Tokyo-/矢野顕子x上原ひろみ

Yanoramen
この2人の、’11年以来の2枚目が出ました。なお、DVD付きの初回限定盤を購入してますが、DVD情報は割愛してあります。この2人、やっぱり聴いてスゴいなあ、と思います。矢野顕子のオリジナルは彼女のマイペースの感じもありますが、英語の歌も、ジャズシンガーかと思うほどの雰囲気を持ってますし。5曲目の上原ひろみ作曲の曲は聴いたことがあるなあ、と思ったらインストルメンタルで彼女の「Alive」での演奏が初出だったんですね。ピアノ2台での演奏ということと、矢野顕子がどちらかというとメインに出ることを考えても、ジャズの方面からも、なかなか興味あるコンサートの記録でした。


ラーメンな女たち-Live In Tokyo-/矢野顕子(P、Vo)x上原ひろみ(P)(Telarc)
ラーメンな女たち-Live In Tokyo-/Akiko Yano(P, Vo) x Hiromi(P)(Telarc) - Recorded September 15, 2016. - 1.東京は夜の7時 2.おちゃらかプリンツ(おちゃらかほい~Footprints) 3.真っ赤なサンシャイン(Ain't No Sunshine~真っ赤な太陽) 4.飛ばしていくよ 5.Dreamer 6.こいのうた 7.ホームタウン・ブギ・ブギ(東京ブギブギ~New York New York) 8.ラーメン食べたい

作詞作曲で矢野顕子、編曲で上原ひろみが1、4、8曲目、作詞で矢野顕子、作曲編曲で上原ひろみが5曲目、上原ひろみ作が6曲目、他の人の曲も編曲ではほぼ上原ひろみが関わってますが、矢野顕子の方が先に名前が来ていてイメージとしては強いです。それにしてもピアノのスゴ腕2人による演奏はなかなかのもの。この2人の演奏も2枚目ですけど、ジャンルとしてはポップ色が強くても聴きごたえがあります。2つの曲をうまく組み合わせた曲も3つあって、他の人がこういう組み合わせだと冗談みたいに聴こえるだろうけど、矢野顕子のキャラクターはそれを超えた何かがあります。ピアノのデュオでここまで表現しつつエンターテイメントとなっているところがなかなかいいです。演奏や歌に、ジャズもかなり感じますし。(17年3月8日発売)

2017/02/22

Caipi/Kurt Rosenwinkel

Kurtcaipi
うっかりデジパックのジャケットを、ブックレットを反対側から無理に出そうとして、破いてしまった。ショック。それにしても軽く破けてしまうんだなあと思います。EUからの輸入盤です。カート・ローゼンウィンケルの久しぶりのアルバムは、自身による多重録音の多い、ボッサ中心のアルバムになりました。こういうヴォーカル曲の多いサウンドも好きですけど、やはり自分で何もかもやろうとしないで、それぞれのプロに任せた方が良かったんじゃないか、という気もしています。ギター・ソロのところは彼らしい部分も多いのですけど、演奏全体にちょっと素人感というのか、そういうものを感じました。曲はいいんですけれどもね。

(追記3月6日)世間では評価が二分されていることに気がつきました。彼の「ジャズ」の部分が好きな人にはあまり受け入れられず、ボッサの世界が好きだったり彼の「音楽」が好きな人には、かなり評価が高いようです。


Caipi/Kurt Rosenwinkel(G, B, P, Ds, Per, Synth, Casio, Voice)(Razdaz Records)(輸入盤) - Released 2017. Pedro Martins(Voice, Ds, Key, Per), Frederika Krier(Vln), Andi Haberl(Ds), Antonio Loureiro(Voice), Alex Kozmidi(Baritone G), Kyra Garey(Voice), Mark Turner(Ts), Eric Crapton(G), Zola Mennenoh(Voice), Amanda Brecker(Voice), Chris Komer(French Horn) - 1. Caipi 2. Kama 3. Casio Vanguard 4. Summer Song 5. CHromatic B 6. Hold On 7. Ezra 8. Little Dream 9. Casio Escher 10. Interscape 11. Little B

(17/02/22)全曲カート・ローゼンウィンケルの作曲で、歌詞は別な人のものもあり。曲ごとに参加ミュージシャンが代わります(参加曲は割愛)が、基本的にはカートの多重録音と思われます。何となくボッサ的でもあり、ヴォイスもあってパット・メセニー・グループ的な旋律も持っているタイトル曲の1曲目。その後は素朴なヴォイスの曲が続き、バックも音楽的に高度なことをやるというよりは、ポップス的にあまり難しくない演奏の曲が続きます。歌詞のある曲もかなり多いし。ただし、ボッサ的なので、転調や浮遊感のあるメロディなど、曲そのものは複雑なのかも。こういう方面がやりたかったのだろうけど、ギター・ソロもありますが、ギタリストのリーダーアルバムというイメージはあまりないです。エリック・クラプトンは8曲目に参加。

(4月17日追記)来日のライヴがかなり好評のようでした。私は行けませんでしたが。このように、多重録音ではなくてCDでも演奏してもらえれば、たぶん印象はだいぶ違ったものになっていたろうと思います。

2017/01/28

Chris Thile & Brad Mehldau

Chrisbrad
20日ぶり近くなって新譜が4枚届いたので、また聴いていきます。今日はChris Thileとブラッド・メルドーのデュオ。ジャズというよりはカントリー、ブルーグラス系も混ざったようなポップスって感じでしょうね。ヴォーカル曲も多いですし。ただ、メルドーのピアノのアプローチも歌伴的なところもあるにしても、彼ならでは、というところもあるし、メルドー度がどの辺にあるかで、このアルバムの好みが違ってくると思います。ジャズを期待するのならば、聴く必要はないですし。まあ、彼お得意の異種格闘技戦ですけど、そのあたりで買うかどうか判断された方がいいのかもです。CD1枚に収まる時間なのに、なぜか2枚になっているのも、ちょっとわからないですが。


Chris Thile(Mandolin, Vo) & Brad Mehldau(P, Vo)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded December 30, 2015 and January 2-3, 2016. - 1. The Old Shade Tree 2. Tallahassee Junction 3. Scarlet Town 4. I Cover The Waterfront 5. Independence Day 6. Noise Machine 7. The Watcher 8. Daughter Of Eve 9. Marcie 10. Don't Think Twice, It's All Right 11. Tabhair Dom Do Lamh

(17/01/28)Chris Thile作が6、8曲目、ブラッド・メルドー作が2、7曲目、2人の共作が1曲目。他にジョニ・ミッチェル作(9曲目)、ボブ・ディラン作(10曲目)その他のカヴァー曲を演奏しています。Chris Thileのプログレッシヴ・ブルーグラスというジャンルは初めて聴きますが、メルドーのピアノとの合わせ具合から、その指向性というのが伝わってきます。ヴォーカル曲も多いし、純粋なジャズというよりはChris Thileの方向性に近いのでは、と思わせますが、ジャズファンからすれば聴く人を選ぶことになると思うけど、広く音楽ファンからは受け入れられると思います。CD2枚組ですが、33分と29分で1枚にできるのに。ちょっとここはミステリー。内容の違いなのかも。2人のそれぞれの世界を行ったり来たりしつつ、ひきこまれます。

2016/11/23

Live At Wembley/BABYMETAL

Babywembley
今回はBABYMETALの映像作品を発売当日手に入れることができました。

Live At Wembley/BABYMETAL(Toysfactory) - Recorded April 2, 2016. Su-metal(Vo, Dance), Yuimetal(Scream, Dance), Moametal(Scream, Dance), 神バンド: 大村孝佳(G), 藤岡幹大(G), BOH(B), 青山英樹(Ds) - 1. Babymetal Death 2. Awadama Fever 3. Iine! 4. Yava 5. Akatsuki 6. GJ! 7. Catch Me If You Can 8. Doki Doki ☆ Morning 9. Meta Taro 10. Song 4 11. Amore 12. Megitsune 13. Karate 14. Ijime, Dame, Zettai 15. Gimme Chocorate!! 16. The One - English Ver. - 17. Road Of Registance (16年11月23日発売)

今回はまだ輸入盤がないので、国内盤での購入です。以前購入したBlu-ray2種類は、’14年のライヴだったので、あれから3人はだいぶ成長したと思います。10代後半での成長はだいぶ早い。今回はイギリスのWembleyアリーナでの’16年4月2日の映像。一般発売の映像では最新です。歌唱面、演奏面でもだいぶ進化している感じですね。

もう出だしから一つの物語になっている雰囲気で、1曲目のインストの導入部のところまでで盛り上げ完了。一気にMCなしで歌と演奏が突っ走って行きます。映像は割と3人を中心に撮っているけど、ちょっと暗めの映像の仕上がりが、雰囲気に合ってます。アイドルJ-POP路線を強く出している曲も多いですけど、それと神バンドのヘヴィーメタルと合わさって、もう、これを観て満足、という感じ。後日CDも出るようですが、これはまず映像で観た方がいい、と思います。しかし、全17曲、よく踊りながら歌えるなあと、そのパワーには脱帽です。BABYMETALにハマりだした時は、神バンド目当てだったのですが、ヴォーカルも含め、全体としてとらえるようになりました。曲の配列も良くて、ラストに向かってドラマチックに突き進んでいく感じがなかなか。イギリスで日本語の歌でも、十分お客さんノリノリで楽しんでます。

多少ながら昔音楽をやっていた身としては、鍵盤、シンセ、その他の、4人のメンバーにはない音とシンクロさせた演奏なんですけど、そういうのもメンバーとして登場しないのは、不自然に感じないかな、とも思いますけど、シンクロ具合がかなり良いので、あまり気にならなくなりました。パフォーマンスとしては一級品なので、ジャズではありませんけど(J-POPとヘヴィーメタルの融合)、一度観ておいても損はないかと思います。1時間43分のパフォーマンスをお楽しみください。しかし、西洋人から見て、3人はまだまだ子供に見えるんだろうなあ...。

(追記)前年12月から11月まで例年ジャズ・フュージョンの私的ベスト3を選定するのですが、それ以外のジャンルではこのBlu-ray(DVDもあります)が、今年の私的ベストになります。バックバンドも含めて最高のパフォーマンスだと思います。ミーハーですが。

(12月10日追記)EU輸入盤のCDを購入。Blu-rayの3、5、7、10曲目がカットされているけど(それで77分収録)一般に売られているCDとしては神バンドの初めてのバックのものだし、音質も他のライヴに比べていいので、持っていてもいいかと。それにヴィジュアルだとながら聴きができない性格なもので。

2016/11/03

Day Breaks/Norah Jones

Norahdaybreaks
少々CD聴きの間隔が開いてしまいました。今日は遅れて注文した、ノラ・ジョーンズ新譜。昨日、最初はBGM的に1回流して聴いたのですが、なんか渋い曲が目立っている。今日、演奏者のクレジットをおこしていたら、1、8、12曲目のバックはウェイン・ショーター、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイドの3人だったんですね。派手さこそないものの、そこのバックだけでも聴いた価値がありました。出たから買ってみようかという軽い気持ちだったんですが、他にもジャズミュージシャンで知っている名前もあるし、曲は、渋さに寄るもカントリーっぽい以前の彼女らしい曲もあるしで、話題作になるだけのことはありますね。


Day Breaks/Norah Jones(Vo, P, etc.)(Blue Note)(輸入盤) - Released 2016. Wayne Shorter(Ss on 1, 7-8, 12), John Patitucci(B on 1, 8, 12), Brian Blade(Ds on 1-5, 7-8, 10-11, 12), Pete Remm(Org on 1-2, 6-7), Chris Thomas(B on 2-5, 7, 10-11), Tony Scherr(G, Back Vo on 2, 6), Danny Sadownick(Per on 2-3), Dr. Ronnie Smith(Org on 3, Back Ov on 11), Dave Eggar(Cello, String Arr on 5, 7, 10), Katie Kresek(Vln on 5, 7, 10), Max Moston(Vln on 5, 7, 10), Todd Low(Viola on 5, 6, 10), Tony Maceli(B on 5, 7, 10), Chuck Palmer(String Cond, Arr on 5, 7, 10), Phil Faconti(String Orchestration & Copyist on 5, 7, 10), Vicente Archer(B on 6, 9), Karriem Riggins(Ds on 6, 9), Dave Guy(Tp on 6, 9), Leon Michels(Ts on 6, 9), J Walker Hawkes(Tb on 6, 9), Petter Ericson Stakee(Back Vo on 6), Sasha Dobson(Back Vo on 6), Sarah Oda(Back Vo on 6), Catherine Popper(Back Vo on 6), Dan Iead(Steel G on7), Jon Cowherd(Org on 11) - 1. Burn 2. Tragedy 3. Flipside 4. It's A Wonderful Time For Love 5. And Then There Was You 6. Don't Be Denied 7. Day Breaks 8. Peace 9. Once I Had A Laugh 10. Sleeping Wild 11. Carry On 12. Fleurette Africaine

(16/11/03)6曲目はニール・ヤング作、8曲目はホレス・シルバー作、12曲目はデューク・エリントン作、あと8曲目のSarah Oda作以外の曲はノラ・ジョーンズ作ないしは共作。デヴューの頃のような明るいカントリーっぽい曲もありますが、ジャジーなやや暗めの雰囲気の曲も目立つと思ったら、特に1、8、12曲目はウェイン・ショーター、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイドの3人がバックでした。他の曲でも知っているジャズメンの名前もあり、さすがブルー・ノートでの録音。ブレイドは他の多くの曲に参加してます。ただ、テクニックをひけらかす歌やバックではなく、やはり曲として、ヴォーカルとして聴く曲だと思います。曲ごとに曲調や編成も変化に富んでいて、48分が短く感じられるほど。特に4曲目はけっこうジャジー。

2016/09/01

Metal Resistance/BABYMETAL

Babymetalmetal
BABYMETALの過去のCDやBlu-rayの収集もこれで一区切り(合計4枚)。Blu-rayはやっぱり神バンド目当てがメインだし、CDもアルバムの2枚は完成度が高いと思うのですが、それ以前にさかのぼるのは今のところ考えてません。このバンドに関してはこのあたり輸入盤が豊富で、国内盤に比べ手安く買えるのがいいですね。これ、国内盤も今年(’16年)の4月1日に発売された、比較的新しいものだそうです。


Metal Resistance/BABYMETAL(Amuse Inc.)(輸入盤) - Released 2016. Su-Mteal(Vo, Dance), Yuimetal(Scream, Vo), Moametal(Scream, Vo) - 1. Road Of Resistance 2. KARATE 3. Awadama Fever 4. YAVA! 5. Amore 6. Meta Taro 7. From Dusk Till Dawn 8. GJ! 9. Sis. Anger 10. No Rain, No Rainbow 11. Tales Of The Destinies 12. THE ONE -English Ver.-

ファーストアルバムがグループの紹介とすると、2枚目はその発展形という感じ。バックの演奏の方も、より神バンドでのライヴ演奏を考えた形式のようになってます。どの曲も印象的なのは、1枚目に同じ。J-POPのメロディでメタルというのは、まだまだ発展していく余地もありますし。Blu-rayの方が今のところ出ているのは2014年の演奏だったり、オフィシャルのYouTubeもあまり新しい曲がないので(個人的に撮ったYouTubeもあるようですが、音が悪い)、ライヴも行ったことがない私にとっては、ここで初聴きの曲もあります。もちろん知っている曲も。

1、12曲目のようにライヴで中心になっていくような曲があるのもいいし、メタル色を少し離れたバラードの10曲目もけっこう印象的だし(盛り上がるところは盛り上がるし、こういう曲好きです)、結局のところどの曲もいいというのはあります。6曲目はリズム的にメタルなのか?という感じもしますけど、それも印象的ではありますね。アルバムということもあるけど様々なキーボード類や効果音系の入り方も良いです。ライヴでの再現性が気になるところ。

ジャズ/フュージョン以外で、しばらく追いかけるグループになりそうです。

2016/08/23

BABYMETAL

Babymetal
BABYMETAL(輸入盤) - Released 2015. Su-Metal(Vo, Dance), Yuimetal(Scream, Dance), Moametal(Scream, Dance) - 1. BABYMETAL DEATH 2. Megitsune 3. Gimme Chocolate!! 4. Iine! 5. Akatsuki 6. Doki Doki Morning 7. Onedari Daisakusen 8. Song 4 9. Uki Uki Midnight 10. Catch Me If You Can 11. Rondo Of Nightmare 12. Headbangeeeeerrrrr!!!!! 13. Ijime, Dame, Zettai Bonus Track: 14. Road Of Resistance 15. Gimme Chocolate!! - Live At 02 Academy Brixton, London

今回はアルバムコメントになってないのでお許しください。BABYMETALのファーストアルバム(US盤)が届いたので聴いているけど、けっこう面白い。アイドルとメタルの融合は、初めての企画だし、やはり世界にウケるだけのことはありまっせー、というような内容。アルバムの中身もバラエティに富んでいて、何回でも聴けますね。あまりこっち方面のジャンルは今まで聴いてないのですが...。これも値段の点から、輸入盤(US盤)を購入。

ここでは、バックバンドのクレジットがないので何とも言えないけど、打ち込み割合が高いそうだし、楽器の演奏は神バンド以外の人がほとんどやっているという情報もあって、それをライヴで神バンドがサウンドを再現しているのは、やはりメタル専門だけではなくて、オールラウンドなファーストコールを多く集めているのが功を奏したか、と思います。のし上がってきたグループに属するメタル専門のプレイヤーって、意外にあまりテクがない人もいるので...。

アルバムとライヴとの違いをあまり意識させない音作りのためか、欧米では特にファンを獲得したのも、むべなるかな、という感じです。アルバムはほとんど日本語で通してますが、それと歌謡曲的な曲で、その神秘性に欧米のメタルファンはハマってしまったのかな?

自分も、この時期ハマるだけの内容があるグループだと申し上げておきます。ただ、ファーストアルバム以前のCDシングルあたりはあまり興味がありませんけど。特にイギリスでのDVD(Blu-ray)は観ておいて損はないかも。

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