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2017/02/27

The Baltimore Syndicate

Baltimore
紙ジャケ初期の20世紀末ごろの時代はそれに伴いリマスターが紙ジャケで出たので、また音質の変化が分かりやすかったので、けっこう買った記憶があります。が、すぐに飽きて、その後はリマスターになったからといって買い増しや買い替えはほとんどしていないです。KENSOのBOXぐらいかな? 昨日たまたま川崎のタワーレコードへ寄る時間があったので、眺めているうちにクリヤ・マコトの初期作品群がリマスター廉価盤で何枚か発売されているのを発見。自分の日本の現代ジャズ(当時)の原点的な意味合いもあるので、とりあえずそこにあった3枚を購入して、足りない1枚は通販で注文しています。今回は買い増しですかね。久しぶりに聴いてみました。


The Baltimore Syndicate(Paddle Wheel) - Recorded November 8-9, 1989. Alex Norris(Tp), Steve Wilson(Ss, As), Gary Thomas(Ts, Fl), Makoto Kuriya(P), Dave Pellow(B), Billy Drummond(Ds) - 1. A Colored Fluctuation 2. Sala Uno 3. Horizon Of West Virginia 4. Siamese Floating Castle 5. You Don't Know What Love Is 6. Triclinium Suite 7. Everything Happens To Me

リーダーはクリヤ・マコトで、実質的には彼のリーダー作。彼のオリジナルが7曲中5曲を占めています。非常に複雑で知的な曲が多いのが特色。それをやってのけるミュージシャンのプレイも圧巻です。3管フロントですが、個人的にはゲイリー・トーマスの参加に注目。1曲目でいきなりパワー全開。2曲目も不思議で心地よいのですが、細かくは分析不能。楽譜にすると難しそうだけど非常に美しい3曲目、目まぐるしいコード進行の4曲目。6曲目の邦題は「三層構造組曲」。メロディーだけで6ページの組曲だそうです。スゴい。 聴いていると以外にすんなり耳に入ってきます。5、7曲目のスタンダードでホッと一息、と思ったら時々押し寄せてくるソロのフレーズで耳が離せません。ゲイリー・トーマスは5曲目が特に渋い。 (15年12月9日発売)

2017/02/22

Caipi/Kurt Rosenwinkel

Kurtcaipi
うっかりデジパックのジャケットを、ブックレットを反対側から無理に出そうとして、破いてしまった。ショック。それにしても軽く破けてしまうんだなあと思います。EUからの輸入盤です。カート・ローゼンウィンケルの久しぶりのアルバムは、自身による多重録音の多い、ボッサ中心のアルバムになりました。こういうヴォーカル曲の多いサウンドも好きですけど、やはり自分で何もかもやろうとしないで、それぞれのプロに任せた方が良かったんじゃないか、という気もしています。ギター・ソロのところは彼らしい部分も多いのですけど、演奏全体にちょっと素人感というのか、そういうものを感じました。曲はいいんですけれどもね。


Caipi/Kurt Rosenwinkel(G, B, P, Ds, Per, Synth, Casio, Voice)(Razdaz Records)(輸入盤) - Released 2017. Pedro Martins(Voice, Ds, Key, Per), Frederika Krier(Vln), Andi Haberl(Ds), Antonio Loureiro(Voice), Alex Kozmidi(Baritone G), Kyra Garey(Voice), Mark Turner(Ts), Eric Crapton(G), Zola Mennenoh(Voice), Amanda Brecker(Voice), Chris Komer(French Horn) - 1. Caipi 2. Kama 3. Casio Vanguard 4. Summer Song 5. CHromatic B 6. Hold On 7. Ezra 8. Little Dream 9. Casio Escher 10. Interscape 11. Little B

(17/02/22)全曲カート・ローゼンウィンケルの作曲で、歌詞は別な人のものもあり。曲ごとに参加ミュージシャンが代わります(参加曲は割愛)が、基本的にはカートの多重録音と思われます。何となくボッサ的でもあり、ヴォイスもあってパット・メセニー・グループ的な旋律も持っているタイトル曲の1曲目。その後は素朴なヴォイスの曲が続き、バックも音楽的に高度なことをやるというよりは、ポップス的にあまり難しくない演奏の曲が続きます。歌詞のある曲もかなり多いし。ただし、ボッサ的なので、転調や浮遊感のあるメロディなど、曲そのものは複雑なのかも。こういう方面がやりたかったのだろうけど、ギター・ソロもありますが、ギタリストのリーダーアルバムというイメージはあまりないです。エリック・クラプトンは8曲目に参加。

2017/02/20

Antenna/David Virellesをダウンロード-やっぱりCDのブログ(ホームページ)なのかなあ...

3901
ECMで昨年、新作が10インチLPでしか出なかった「Antenna/David Virelles」(ECM3901)ですが、「Kanazawa Jazz Days」のkenさんからの情報で、MP3ダウンロードできることが判明、iTunesでミニアルバム形式のため、アルバムで700円でした。聴いてはみたものの、今まで確かCD媒体(時に映像ものはDVDやBlu-ray)で聴いたもの(観たもの)しかホームページ、ブログでアップしたことがないのです。ダウンロードのものはやってなかったかと。このアルバムも「中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar」の中年音楽狂さんの文章のリンクでは言及済みですが、自分で書いてみたいなあ、という感じも少々。聴いてスッキリはしましたけど。

実は発表はしていないものの、ダウンロード音源のみのものは他にも少しですが所有してはいます。う~ん、悩みどころです。ブログタイトルが「ジャズCD(ダウンロード含む)の個人ページ(Blog)」になってしまうなあ(笑)。

2017/02/19

Daylight Ghosts/Craig Taborn

2527
ECMレーベル新譜聴き3日目で一段落。でも、また1週間後ぐらいに予定通りなら3枚届くので、今年はECM比率がかなり高くなりそう。さて、Craig TabornのECM3作目ですが、彼とChris Speedのフロントで、予想通りうれしいくらい硬派な内容になってます。逆に言えば聴く人を選ぶっていう事にもなりますが。ECMでは一定割合こういうアルバムも混ざっているので、要注意なんですが、私はむしろこういう方面のアルバムが大好き。まあ、旋律的にはフリーのジャンルかもですけど、けっこう構築された面も持っていて、微妙なバランスで成り立っています。やっぱりこれもプロデューサーのちからかな。


Daylight Ghosts/Craig Taborn(P, Electronics)(ECM 2527)(輸入盤) - Recorded May 2016. Chris Speed(Ts, Cl), Chris Lightcap(B), Dave King(Ds, Electronic Per) - 1. The Shining One 2. Abandoned Reminder 3. Daylight Ghosts 4. New Glory 5. The Great Silence 6. Ancient 7. Jamaican Farewell 8. Subtle Living Equations 9. Phantom Ratio

(17/02/19)7曲目のみロスコー・ミッチェル作で、他は全曲Craig Taborn作。ECM的な意味でハードな内容。構築力があってドラマチックな展開の曲が目立つ。比較的カッチリした曲でもフリーの香りがする硬派な曲で、割とガンガンせまる1曲目、出だしが静かで徐々に盛り上がり緊張感を漂わせ、表情を変えていくフリー的な2曲目、どことなく怪しげな旋律で割とゆったり流れていくタイトル曲の3曲目、メカニカルな飛び飛びの音でフリーのような展開の4曲目、幽玄な雰囲気で、タイトル通り静かに進む5曲目、やや活発なビートのあるフリーの雰囲気の6曲目陰鬱さをたたえながら自由にゆっくりと進む7曲目、静けさを通り越して研ぎ澄まされた感のある8曲目、連綿たる音の連なりが叙情的な感じさえするフリー的な9曲目。

2017/02/18

The Invariant/Benedikt Jahnel Trio

2523
ECMレーベル新譜聴き2日目。このアルバムは今日到着したものです。HMVの方が1か月以上早く、しかも安く入手できるはずだったのが、入荷せずにAmazonに切り替えました。それにしてもこのアルバムも収録時間が45分台。LPでの発売を意識した録音がだいぶ多くなってきています。CDでの再生時間は60分前後がちょうどいいと思っている私は、その分安くして、と思うのですが(笑)。ただ、このアルバムを高くなっても急いで入手しても後悔はなかったです。なかなかいいトリオ。また間隔を置いてでも、このトリオでECM3枚目を出してほしいなあ、と思っているのは私だけではないはず。


The Invariant/Benedikt Jahnel(P) Trio(ECM 2523)(輸入盤) - Recorded March 2016. Antonio Miguel(B), Owen Howard(Ds) - 1. Further Consequences 2. The CIrcuit 3. Mirrors 4. Mono Lake 5. Part Of The Game 6. For The Encore 7. Interpolation One 8. En Passant

(17/02/18)全曲Benedikt Jahnelの作曲。同じメンバーではECM2作目の異国トリオ。素直ではないけれど、すんなりと入ってくる情緒感たっぷりのピアノはなかなかいい感じ。リーダーがドイツ人なだけあって、ヨーロッパ系の非4ビートの演奏なのだけど、それほど内省的という感じでもなく、ガンガン来るわけではないけれど、そんなに静かすぎるほどでもなく、いい雰囲気でピアノトリオを楽しめます。もちろんちょっと冷たさの残るサウンドですが。5曲目は変拍子系ミニマル(?)的なサウンドが心地よい。このぐらいのサウンドで、ちょっと音的に多めなピアノ・トリオというのも、ECMではあまりないので、そういう意味では個性的なのかも。それでいて6曲目のような心が洗われるメロディが出てくるところも。やはり存在感はある。

2017/02/17

My Foolish Heart/Ralph Towner

2516
ECMの新譜がまた届いています。すいません、このところ忙しくてなかなか聴く時間がありませんでした。聴こうと思うと長男が、同じ部屋で音楽をかけている時もありますし。ラルフ・タウナーの新譜、これも収録時間40分ですねえ。以前は50-60分のものが多かったんですが、LP化するものはLP1枚分を意識した収録になっているので、これもその一環かも。こういう音楽はもっと長く聴きたいなあ、とも思うのですが、ギターソロで表現できる時間というものも聴く方としては考慮に入れなければですね。明るい5曲目は2台で多重録音のようです。ただ、何度でもかけたくなるような、そんなサウンドです。じっくり聴いてもいいし、小音量でかけておいてもいいし。


My Foolish Heart/Ralph Towner(G)(ECM 2516)(輸入盤) - Recorded February 2016. - 1. Pilgrim 2. I'll Sing To You 3. Saunter 4. My Foolish Heart 5. Dolomiti Dance 6. Clarion Call 7. Two Poets 8. Shard 9. Ubi Sunt 10. Biding Time 11. Blue As In Bley 12. Rewind

(17/02/17)4曲目のタイトル曲のみスタンダードで、他は全曲ラルフ・タウナーの作曲。曲数は多いけれど、40分台の収録時間と、1曲あたりの時間が短いですが、クラシック・ギターと12弦ギターのソロで奏でられる曲たちは、叙情的でもあり、空間的でもあり、その世界に引き込まれます。1曲目からその哀愁漂うギターの世界にハマっていきます。オリジナルがほとんどながら、よりメロディアスな方向に来ているのでは。レーベル色に合致した、まっとうながらも不思議な空間が。彼が彼でいつづけることの証明として記録された音。アイヒャーのプロデュースが彼の演奏を独自なものにしています。彼にしてははっきりしている3曲目、イメージ通りの有名曲の4曲目。正直、複雑で2台による多重録音か判別しがたい曲もあり。

2017/02/12

Somehow, Someday, Somewhere/桑原あい

Kuwabarasome
桑原あいの5枚目になるのかな。今回はウィル・リーとスティーヴ・ガッドとのトリオなので、けっこうイケイケでグルーヴィーなファンクのアルバムを想像してましたけど、そこは桑原あいのこと、1曲目にそれっぽい曲があるだけで、全然違った雰囲気のサウンドになってます。この2人をこう使うか、みたいな。ある意味それは成功していて、自分的にはウィルにこういう面もあるのか(たまたま今まで出会っていなかっただけだと思うけど)、と聴いていて参考になりましたし。彼女にはもっとマニアックな作曲やピアノを期待している面もあるのですが、今回はこういうもっと広い層にアピールした(と言ってもマニアックさもありますが)アルバムも、いいんじゃないかなと思います。

(追記)ちなみにこれは7インチ紙ジャケなので、他のCDと一緒に並べることができず、ちょっと困ります。


Somehow, Someday, Somewhere/桑原あい(P、Vo)(T.O.M. Records)
Somehow, Someday, Somewhere/Ai Kuwabara(P, Vo)(T.O.M. Records) - Recorded October 2016. Steve Gadd(Ds), Will Lee(B, Vo) - 1. Somehow It's Been A Rough Day 2. Home 3. Somewhere 4. Never Neverland 5. All Life Will End Someday, Only The Sea Will Remain 6. B Minor Waltz 7. Extremely Loud But Incredibly Far 8. The Times They Are A-Changin' 9. The Back

桑原あい作が5曲(1、4-5、7、9曲目)、ミシェル・ペトルチアーニ作が2曲目、バーンスタイン/ソンドハイム作が3曲目、ビル・エヴァンス作が6曲目、ボブ・ディラン作が8曲目。超有名なリズム陣を従えて、いつもの彼女とはまた違った、素晴らしいピアノ・トリオ。ややファンク的なグルーヴ感が気持ち良い、メロディアスな1曲目、メロディが美しい、途中から4ビートになる2曲目、語りかけるようにピアノが歌う3曲目、目まぐるしく旋律が動くもジャズしている感覚がいい感じの4曲目、8分の7拍子と4拍子の部分がある彼女らしい曲の5曲目、しっとりとしたワルツの6曲目、エレピで変拍子ファンクと思ったら4ビートもアリの普段の彼女的な7曲目、詩情的な明るいフォークの8曲目、詩的で静かなバラードが印象的な9曲目。(17年2月8日発売)

2017/01/31

Mieczyslaw Weinberg/Chamber Symphonies/Piano Quintet

2538
ECM(今日もNew Series)の新譜の3枚目で一段落。ECMでは最近はLPを意識したCDも多く、CDなのに40分台の収録のものが目立っているのですが、今日のCDは2枚組でそれぞれ79分ずつ収録(トータル159分)と、とてつもなく長い収録時間になっています。まあ、オーケストラの演奏だし、コストパフォーマンスが高いといえば高いのですが、一気に聴くにはちょっと長いかなあ、という気も。ただし、現代音楽の部類なんでしょうけど、あまり難解なイメージではないので、その辺はホッとしているというか。Kremerata Balticaがヴァインベルグを取り上げた2枚目なので、今後もこの特集、出てくるかもしれませんね。


Mieczyslaw Weinberg/Chamber Symphonies/Piano Quintet(ECM New Series 2538/39)(輸入盤) - Recorded June 9-10 and 13, 2015. Kremerata Baltica, Gidon Kremer(Cond, Vln), Yulianna Avdeeva(P), Andrei Pushjarew(Per), Meta Bekavac(Cl on Chamber Symphony No.4), Mirga Grazinyte-Tyla(Cond on Chamber Symphony No.4) - [CD1] 1-4. Chamber Symphony No.3, Op.151 5-7. Chamber Symphony No.2, Op.147 8-11. Chambers Symphony No.1, Op.145 [CD2] 1-5. Piano Quintet Op.18 6-9. Chamber Symphony No.4, Op.153

(17/01/29)Mieczyslaw Weinbergは20世紀ポーランド出身でソビエト連邦、ロシアで活動した作曲家。CD1がライヴ録音で、CD2がスタジオ録音というのは興味深いところ。Piano Quintetのみ’40年代の作曲で、Symphonyは’80-90年代の作曲。このアルバムはヴァインベルグ特集の第2弾。色合いとしては寒色系だけども、現代音楽としてはあまり難解なイメージはないです。Piano Quintetはオーケストラの演奏用にアレンジされてます。

2017/01/30

Point And Line/Momo Kodama

2509
ECMの新譜2枚目はECM New Series。邦題「点と線」。数少ない日本人の演奏者の2枚目のアルバム。「エチュード」って練習曲のことを意味するそうですが、こんな難解な練習曲、誰でも弾けるものではないですよね。ドビュッシーと細川俊夫の曲をほぼ交互に曲を並べてあるのもECMならではの特徴かもしれません。さらに、細川の曲の一部は世界で初録音だとのことで、そういう点でも興味ある人はいるのかも。まあ、ECMはボーダーレスなので、New Seriesではないソロ・ピアノとの境界もあまり目立たないし、そういう観点から聴いても、あまり違和感はないのでは、と思いますが、どうでしょう。もちろん、こっち方面専門の人にはより興味深く聴けるでしょうし。


Point And Line/Momo Kodama(P)(ECM New Series 2509)(輸入盤) - Recorded January 2106. - Claude Debussy: 1. Pour Les Arpeges Composes Etude XI Toshio Hosokawa: 2. Point And Line Etude II Claude Debussy: 3. Pour Les Quartes Etude III Toshio Hosokawa: 4. Calligraphy, Haiku, 1 Line Etude III Claude Debussy: 5. Pour Les Sixtes Etude IV Toshio Hosokawa: 6. 2 Lines Etude I Claude Debussy: 7. Pour Les Sonorites Oppsees Etude X 8. Pour Les Tierces Etude II 9. Pour Les Huit Doigts Etude VI Toshio Hosokawa: 10. Lied, Melody Etude VI Claude Debussy: 11. Pour Les "Cinq Doights" - D'apres Monsieur Czerny Etude I 12. Pour Les Accords Etude XII 13. Pour Les Agrements Etude VIII Toshio Hosokawa: 14. Ayatori, Magic By 2 Hands, 3Lines Etude IV Claude Debussy: 15. Pour Les Degres Chromatiques Etude VII Toshio Hosokawa: 16. Anger Etude V Claude Debussy: 17. Pour Les Notes Repetees Etude IX 18. Pour Les Octaves Etude V

(17/01/29)クロード・ドビュッシーは19-20世紀のフランスの作曲家、細川俊夫は20-21世紀の日本の現代音楽家。ドビュッシーは晩年の1915年作、「12の練習曲」、細川は’11-13年作の「エチュードI-VI」を取り上げていますが、ほぼ交互に演奏しているのが特徴。後者は世界初の録音の部分もあるとのこと。こういった曲を演奏するのが得意な児玉桃(前作もこういうタイプだった)ですが、独自の境地を開きつつあるのでは。

2017/01/29

Elegy/Theo Bleckmann

2513
ECM新譜が3枚(他の2枚はNew Series)届いているので、今日はその1枚目。Theo Bleckmannという人、Winter & Winterレーベル時代から知っているけど、以前は割と普通のヴォーカリストだったような。今回のアルバムはECMらしい非凡な個性を発揮したアルバムではないかと思います。ヴォーカルとしてはどちらかというと引っ込んでいて、曲の方で聴かせているというか。ベン・モンダーとシャイ・マエストロも参加していますけど、ECMなので、あくまでも彩り的に、という感じでしょうか。10曲目にモンダーの弾きまくりがあっても、ミキシングで抑えられて、派手に感じないですし。個人的には面白いと思いますけど、評価は分かれるんじゃないかな?


Elegy/Theo Bleckmann(Voice)(ECM 2512)(輸入盤) - Recorded January 2106. Ben Monder(G), Shai Maestro(P), Chris Tordini(B), John Hollenbeck(Ds) - 1. Semblance 2. Comedy Tonight 3. Fields 4. The Mission 5. Littlefields 6. Elegy 7. To Be Shown To Monks At A Certain Temple 8. Cortege 9. Elegy Var. 10. Take My Life 11. Wither 12. Alate

(17/01/29)2曲目がスティーヴン・ソンドハイムの作曲の他は、全曲Theo Bleckmannの作曲。3、10曲目に彼の作詞、7曲目にChiao Jan作詞とあります。詞のついているのはこれだけです。長い曲、小品の曲(これはインプロヴィゼーションに近いインストルメンタル)を含めて全12曲47分ほど。メンバーがメンバーなので、革新的なのかと思いきや、奥深く空間の広いゆったりした、しかも神秘的なECMの世界が広がります。3曲目はスキャットも目立ち、往年のパット・メセニー・グループを思い出させるような、より内省的で壮大な曲調。4、6、9、11曲目はヴォイス(スキャット?)のみでの参加。幻想的な世界が広がるような曲なので、こういう方面も楽しい。10曲目はギターが少々元気か。ECM世界でのサウンドの仕上がり。

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