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2017/11/22

Nahnou Houm/Jon Balke/Siwan

2572
ECMの新譜3日目。ヨン・バルケのSiwanECM2作目。ここではヴォーカリストが替わり(国籍も)、作詞の方も、既成の昔の、主にスペイン語の歌詞(トラディショナルのみアラビア語)の詩に乗せて歌っているところが違います。また前作ではあったエレクトロニクスはどうやら使っていないようです。でもアラブ世界と西洋世界を、今回はアンダルシアという地に焦点を当ててですが、結びつけている姿勢は近いものがあります。こういうある意味冒険的なアルバムを作れるのは、やはりECMだからかなあ、とも思います。便宜上ジャズに入れてありますが、どちらかと言うと民族音楽の方に近く、いわゆるジャズ度はないのは前作に同じです。


Nahnou Houm/Jon Balke(Key)/Siwan(ECM 2572)(輸入盤) - Recorded January 2017. Mona Boutchebak(Vo), Derya Turkan(Kemence), Helge Norbakken(Per), Pedram Khavar Zamini(Tumbak), Barokksolistene: Bjarte Eike(Vln, Leader), Alison Luthmers(Vln), Oivind Nussle(Vln), Milos Valent(Viola), Per Buhre(Viola), TOrbjorn Kohl(Viola), Judith Maria Blomsterberg(Cello), Mime Brinkmann(Cello), Johannes Lundberg(B) - 1. Duda 2. Desmayer Se 3. Castigo 4. Del Rey 5. Ma Kontou 6. Nahnou Houm 7. Zem Zemeh 8. Aun Beniendo 9. Arco Y Flecha 10. Sin Nada Querer 11. Itimad

(17/11/21)SiwanのECM2作目、5曲目がアンダルシアのトラディショナルで、7曲目はメンバーのPedram Khavar Zaminiの打楽器の曲以外は全曲ヨン・バルケの作曲。11世紀から17世紀にかけてのスペインの詩を、曲にのせて歌っていますが、この時期はイスラム教からキリスト教にかけての時期ではなかったか。ヴォーカルはアルジェリア人。そのイスラムの音楽のような主要メンバーとバックの弦楽はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ベースと西洋のもの。でも旋律はアラブの味のところも。ヴォーカルのエキゾチックさと相まって、アラブと西洋の折衷的な民族音楽が繰り広げられています。スペインのアンダルシアも地域的、音楽的には興味深いので、これはバルケにしかなし得ないような、独特な世界観が広がっています。

2017/11/21

Comment C'est/Michael Mantler

2537
ECM新譜聴き2日目。このアルバム、以前ならWattから出していたんじゃないかなあ、と思える内容。歌詞が仏語(翻訳された英語)で分かるならともかく、ただ音楽として聴くだけならば、少し暗めの、テンポも一定な感じの曲が続くので、そのあたりを考慮して、手を出すのがいいのかなあと思いました。もちろん歌詞の内容は深いと思うし、それを読み込んだらその深遠な世界に放り込まれるのかもしれませんけど、音として聴くだけなら、少々単調にも聴こえます。まあ、それでも飽きはこない方のサウンドなので、いいのかなあとも思えるのですが。これは、聴き手の判断にお任せしますとしか、言いようがないのですけれども。


Comment C'est/Michael Mantler(Tp)(ECM 2537)(輸入盤) - Recorded April, June and July 2016. Himiko Paganotti(Voice), Max Brand Ensemble: Annegret Bauerle(Fl), Peter Tavernaro(Oboe), Gregor Narnhofer(Cl), Eberhard Reiter(Bcl), Baldum Wetter'French Horn), Tobias Ennemoser(Tuba), Joanna Lewis(Vln), Simon Frick(Vln), Simon Schellnegger(Viola), Arne Kircher(Cello), Tibor Kovesdi(B), Sun Yi(Vib, Marimba), David Helbock(P), Christoph Cech(Cond) - 1. Aujourd'hui 2. Intolerance 3. Guerre 4. Commerce 5. HIver 6. Sans Fin 7. Folie 8. Pourquoi 9. Apres 10. Que Dire De Plus

(17/11/20)全曲の作詞作曲はマイケル・マントラ―。やや暗めの色調にあふれたバックのサウンドにHimiko Paganottiのヴォイスが絡んで、メッセージ性もけっこう高いと思われるのですが、通販のサイトなどには書いてあるけれど、ジャケットには仏語と英語の歌詞のみ。プロデュースはマイケル・マントラ―で、以前ならWattレーベルから出ていたのではないかと思わせる内容。割と重々しくヴォイス(ヴォーカル)も絡んで進んでいくので、原語(あるいは英語)を分かる人には深いメッセージ性はあると思います。私も含めて、歌詞を音として聴いていると、やや薄暗くて、テンポ的にも一定の曲が続くので、少し単調に感じるかもしれない。New Seriesにオペラ系があるとしたら(ヴォイスはオペラではないですが)こういう感じではと。

2017/11/20

The Study Of Touch/Django Bate's Beloved

2534
またECMの新譜が4枚入ってきたので、聴いていきます。そろそろ毎日更新がキビシイ時期ですね。でも新譜はなるべく早く聴いていきたいので。ジャンゴ・ベイツ、この人はJMT/BAMBOO時代にリーダー作を5枚以上聴いた人ですが、けっこうテクニシャンで、しかもあまり素直ではない面も持っています。ここでもしっとりとくる場面もあるかと思いきや、浮遊感を伴う、けっこう複雑そうな演奏をフリー的感覚もありながら、トリオでやってのけていますし。聴きやすいアルバムか、と言うと、ま、ちょっと覚悟はしておけ、って感じのサウンドなのですが、極端にトンガって聴こえるわけでもないので、いわゆるディープなECMファン向けのピアノ・トリオという感じでしょうか。


The Study Of Touch/Django Bate's(P) Beloved(ECM 2534)(輸入盤) - Recorded June 2016. Petter Eldh(B), Peter Bruun(Ds) - 1. Sadness All The Way Dpwn 2. Giorgiantics 3. Little Petherick 4. Senza Bitterness 5. We Are Not Lost, We Are Simply Finding Our Way 6. This World 7. The Study Of Touch 8. Passport 9. Slippage Street 10. Peonies As Promised 11. Happiness All The Way Up

(17/11/19)6曲目がIain Ballamy作、8曲目がチャーリー・パーカー作の他は全曲ジャンゴ・ベイツ作。彼は以前、First House名義でECMに2作残しているし、Beloved名義では他レーベルからもアルバムが出ているようです。そのECM初作品。いかにもECMらしいゆったりした曲から、やや賑やかな、少しフリーの要素も持つような自由な曲まで、曲もタイトル曲の9分台のものから、3分以下の曲も3曲あったりと、アルバムの中で、そしてECMらしく、いろいろな演奏をしています。ただし、トリオとしてはヨーロッパ的であって、非4ビート系(変拍子もあり?)の曲が続くし、曲調も割と硬派なものが続きます。その中に1、3曲目のようなしっとりしたバラードの曲が混ざります。やはりこういう曲調であればECMから出すのもうなずけます。

2017/11/19

日々雑感

いよいよ自分の出るライヴまで1か月を切ったので、若い頃には2時間ライヴってやったことがあるのだけど、30年ぶりに、2年半前から20-30分のライヴを年2回ほどやってきた身にしては、やはりプレッシャーもあるので、ブログの更新が少し間隔が開くかもしれません。今まで2か月間ぐらいほぼ毎日更新だったのですけれども。仕事もこれから繁忙期ですし。

そんな中で、先日も書きましたけど、ECMがストリーミング配信を11月17日からいろいろなところで、デジタル音源化されたほぼ全部をやっているので、当ブログ(アクセス解析をつけてないけど、おそらくホームページにも)のアクセス数が上がっています。ツイッターを検索してみると、これを機会に、高いけど廃版の「ECM catalog」の本を買ったとか、いろいろ読むことができますが、あの本も、’10年あたりまでの掲載なんですよね。批評というまでにはいかないですけど、おおよそどんなアルバムかという簡単な説明は、当ブログで、CD化されたものは、先月発売のものまでは、おそらく網羅していると思います。今日も4枚、11月発売のECMのCDが届きましたが、なるべく早くブログにアップしたいとは思いますが。

ホームページではECMの番号順に掲載もしています。(ECMに関してはホームページとブログ、本文は同じものが掲載されてます。)

ECMのCD特集のページ

お手軽に見る目的では、ある程度いいんじゃないかな、と思います。

それと、これはたまたま偶然なんですけど、ホームページとブログで、最近ウェザー・リポートのアルバムコメントの手直しをしました。そうしたら、廉価で全24枚組CD-BOXが11月3日(24日の表記のあるところも)発売されるんですよね。そういう意味で、ウェザー・リポートのページにもアクセスがある程度コンスタントにあります。

そんなわけで、いつもよりはアクセス数が多いですけど、やはりジャズ(フュージョンあるいはクラシック)の世界なので、爆発的にと言うわけにはならないです。まあ、自分のブログ(サイト)にしては、こういうことがあったというわけで。

2017/11/17

Lost Tribes/The Zawinul Syndicate

Zawinullost
ザ・ザヴィヌル・シンジケートの3作目だけ残っていたので、これを聴いて一段落。時代も’92年発売となってくると、いつものジョー・ザヴィヌル節はあれど、ベースやドラムスのリズムがけっこう洗練されてきて、曲によっては都会的なフュージョンに聴こえるものもあって、やはりソニーではこのアルバムで一段落してしまったのだあ、という感じも。その後も他レーベルから名作に値するようなアルバムも出していましたけど。これを考えると、やはり’70年代初期からのウェザーリポートの変遷を今回、まとめて聴けて良かったなあと思います。BOXセットも出るし、タイミング的にも良かったかもですね。


Lost Tribes/The Zawinul Syndicate(Sony) - Released 1992. Joe Zawinul(Key), Mike Baker(Ds), Randy Bernsen(G), Bobby Thomas Jr(Hand Ds, Fl, Vo), Gereld Veasley(B), Bill Summers(Per), Lebo M.(Vo), etc. - 1. Patriots 2. South Africa 3. Lost Tribes 4. Rua Paula Freitas 5. Victims Of The Groove 6. Night Clock 7. Afternoon 8. San Sebastian 9. In A While, In A While 10. Changes

久しぶりに全曲ジョー・ザビヌルの(あるいは共作の)作曲。メンバーが若返りをして、ジョー・ザヴィヌルのバンドという性格を強めています。ただ、少々インパクトの強さがなくなってきたようにも感じ、これ以後ソニーからはアルバムが出ていません。それでも、シンセサイザー、ベース、ドラムスその他の音は、やはり彼らのものですね。2曲目のように、アフリカ的なヴォーカルがシンセサイザーの音と共に出てくると、ああ、ザヴィヌル節だなあ、と思えます。結局は無国籍的民族音楽を取り入れたファンクでしょうが、アフリカ風の明るいサウンド。3曲目のタイトル曲のバラードを聴いてもやはり独自のメロディアスな方向性を感じます。4曲目は都会的な雰囲気があります。やはり基幹部分は同じでも時代と共に変化していきます。

2017/11/16

ECMがストリーミング配信に進出

ECMがストリーミング配信に進出。TIDALのようなHigh Fidilityをうたっているところとか、Spotify、Apple MusicのようなMP3?音源までいろいろ。本来はCDとかLPがいいんだけど、違法なストリーミングサイトとか、違法ダウンロードとかの対策のためでもあるらしいです。ECM公式の詳細が英語で下記に書いてあります。なんかCDがいらなくなってしまいそう。

https://www.ecmrecords.com/public/docs/ECM_and_Streaming.pdf

私はまだストリーミングをやってないので、やっている人から教えていただいたり、ラインナップを見たりしてますが、いちおう日本のみの販売を含め、CD化されたもの(デジタル音源化されたもの)は網羅しているんじゃないかと思います。情報に修正あったら、ご連絡ください。


(11月17日追記)コメント欄に貴重な情報をいただき、「かなり網羅されていますが,たとえば Keith Jarrett At the Blue Noteなどは全38曲中23曲のみ(?)配信されており,...」とのことでした。別な方のご意見として、調べてもらったら、Spotifyでは(MP3の圧縮音源)23曲、TIDAL(非圧縮音源)では38曲全曲が配信されているという事でした。ちょっとややこしいですが、どうやら、配信の曲数に違うものがあるようです。

This Is This/Wether Report

Weatherthisis
ウェザー・リポートの16日目にして最終作。ただし、「ザ・ザヴィヌル・シンジケート」の3作目のホームページのコメント手直しが残っているので、それが続きますが。この録音後、ウェイン・ショーターとの決別が決定的となり、この録音の段階でも新バンド「ウェザー・アップデート」(メンバーは、ジョー・ザビヌル(Key)、ジョン・スコフィールド(G)、ヴィクター・ベイリー(B)、ピーター・アースキン(Ds)、ミノ・シネル(Per)という強力なメンバーの予定でした。)の構想の曲(おそらく7曲目)も入っているのですが、このメンバーでのアルバムは結局出てきませんでした。そしてその後’88年に「ザ・ザヴィヌル・シンジケート」が出て来るんですけれどね。


This Is This/Wether Report(Sony) - Released 1986. Joe Zawinul(Key), Wayne Shorter(Ts, Ss), Omar Hakim(Ds, G, Vo on 2), Victor Bailey(B), Mino Cinelu(Per), Peter Erskine(Ds except 2), Carlos Santana(G on 1, 5) - 1. This Is This 2. Face The Fire 3. I'll Never Forget You 4. Jungle Stuff, Part 1 5. Man With The Copper Fingers 6. Consequently 7. Update 8. China Blues

ジョー・ザヴィヌル作が1-3、5、7-8曲目、ミノ・シネル作が4曲目、ヴィクター・ベイリー作が6曲目。グループのラストアルバムで、ウェイン・ショーターの曲はなし。ショーターの出番も少ないような気も。何と1、5曲目にカルロス・サンタナも参加。曲も少しポップ化路線を歩んでいる感じ。強力なリズムのファンクで、ギターも同化しつつ存在感のあるタイトル曲の1曲目、民族色のヴォーカルも見せつつリズミカルな2曲目、ザヴィヌル作らしい静かなバラードの3曲目、アフリカ的なヴォーカルも混ぜつつ、ファンクしている4曲目、意外にメロディアスなフュージョンの5曲目、これもソフトなゆったりしたフュージョンの6曲目、グループらしいサウンドで4ビートのアップテンポの7曲目、チャイナっぽくなく、ブルースに聴こえない8曲目。

2017/11/15

Sportin' Life/Wether Report

Weathersportin
ウェザー・リポートの15日目。メンバー交代後の後期アルバムの中では一番好きなアルバム。この時代、他のフュージョンバンドもそうですが、ヴォーカルをフィーチャーしたアルバムが多かったですね。時代の流れなのか、あるいは売れセンを意識したのかどうか。ここでも、あくまでもこのグループとしてのサウンドを前提に、ヴォーカルというか、コーラスも楽器としてとらえられる面も多いですけど、その中で4曲目のように、普通のヴォーカル曲もあったりします。基本的なザヴィヌルサウンドは変わりないですけど、リズムがやたらタイトになっていたりして、サウンド全体からくる印象はだいぶ変わってきたのではと思います。


Sportin' Life/Wether Report(Sony) - Released 1985. Joe Zawinul(Key), Wayne Shorter(Ts, Ss), Omar Hakim(Ds, G, Vo), Victor Bailey(B), Mino Cinelu(Per, G, Vo), Bobby McFerrin(Vo), Carl Anderson(Vo), Dee Dee Bellson(Vo), Alfie Silas(Vo) - 1. Corner Pocket 2. Indiscretions 3. Hot Cargo 4. Confians 5. Pearl On The Half-Shell 6. What's Going On 7. Face On The Barroom Floor 8. Ice-Pick Willy

ジョー・ザヴィヌル作が1-3、8曲目、ウェイン・ショーター作が5、7曲目、ミノ・シネル作が4曲目で、6曲目はマービン・ゲイのヒット曲をこのグループらしい独自なアレンジで。ヴォーカリスト(しかも有名な人も)を何人も起用して、ヴォーカルあるいはコーラスが前面に出てきたアルバム。ウェザー・リポートとしてはけっこうポップな感じ。後期の作品の中では印象に残る曲が多い。演奏は基本はグループのサウンドだけど、出だしの早口コーラスが印象的な1曲目、ややスローでビートがしっかりしている2曲目、パーカッションが躍動しているファンクの3曲目、シネルのヴォーカルの軽いポップの4曲目、浮遊感のあるファンクの5曲目、しっとりとしつつ独自な色のバラードの7曲目、ヴォーカル&強烈なリズムでせまってくる8曲目。

2017/11/14

Domino Theory/Wether Report

Weatherdomino
ウェザー・リポートの14日目。やっぱりベースとドラムスが代わると、音的にはけっこう変化してきてますけど、やぱりジョー・ザヴィヌルのバンドという性格は強く、核となる部分はあまり変わってないんじゃないかと思います。もちろんグループ初期の時代と比べて、シンセサイザー関係の格段の進歩というものは無視できないですが。どこかにありそうでなさそうな民族音楽的な要素も健在ですし。ただ、このあたりは私はリアルタイムで聴いていたはずなんだけど、初めて出会った「ナイト・パッセージ」の影響を大きく受けているので、今聴き返しても、あまり強い印象がのこっていない(と言うと失礼になるかな)のも事実ではありますね。


Domino Theory/Wether Report(Sony) - Released 1984. Joe Zawinul(Key), Wayne Shorter(Ts, Ss), Omar Hakim(Ds, G, Vo), Victor Bailey(B), Jose Rossy(Per), Carl Anderson(Vo on 1) - 1. Can It Be Done 2. D Flat Waltz 3. The Peasant 4. Predator 5. Blue Sound-Note 3 6. Swamp Cabbage 7. Domino Theory

ジョー・ザヴィヌル作が2-3、5、7曲目、ウェイン・ショーター作が4、6曲目。ウィリー・ティー作の1曲目にカール・アンダーソンのヴォーカル曲。アレンジを除けば割と普通のバラードなので、意外かもしれない。相変わらずの音だけど、徐々にサウンドが変わりつつあります。11分台ものワルツ・ファンクで民族的なコーラスが時折り出てくるノリの良い2曲目、民族音楽の要素を取り入れたような、少しエキゾチックな、それでいて奥行きのある3曲目、タイトなリズムの分、ハードフュージョンというような表現が似合う4曲目、変化に富むスローファンクなんだけど、後半、ハッとするような印象に残るメロディの5曲目、6拍子でこのグループらしい音のファンクの6曲目、 小刻みなベース、ドラムスが速射砲的な効果を出す7曲目。

2017/11/13

Procession/Wether Report

Weatherprocess
ウェザー・リポートの、しばらくおいて13日目。ジャコ・パストリアスやピーター・アースキンの、いわゆる黄金期のメンバーからヴィクター・ベイリーとオマー・ハキムにメンバー交代しています。ベースのカリスマ性は薄れましたけど、個人的にはベイリーは好きな人。このアルバムを久しぶりに聴いたのと、彼の初リーダー作の印象が強かったので、彼はフレットありのベースを弾いていたのかと思いきや、聴き直したら、このアルバムではフレットレス・ベースを弾いていますね。まあ、ベースの場合、両方弾ける人も珍しくはないんですけど。交代後ののグループらしさが出てるのは、やはり6曲目のタイトな曲かな。個人的にはこのメンバーも好きです。


Procession/Wether Report(Sony) - Released 1983. Joe Zawinul(Key), Wayne Shorter(Ts, Ss), Omar Hakim(Ds, G, Vo), Victor Bailey(B), Jose Rossy(Per), Manhattan Transfer(Vo on 4) - 1. Procession 2. Plaza Real 3. Two Lines 4. Where The Moon Goes 5. The Well 6. Molasses Run

ジョー・ザヴィヌル作が1、3-4曲目、ウェイン・ショーター作が2曲目、2人の共作が5曲目、オマー・ハキム作が6曲目。ベースとドラムスがメンバーチェンジ。派手さこそないもののヴィクター・ベイリーのベースもなかなかいいと思います。以前からのグループ路線をそのまま引きずっているような、徐々に盛り上がっていくシンプルなリズムの1曲目、やや静かでもメリハリのある浮遊感のある曲の2曲目、スピーディーなリズムの上を多少のたくったシンセが舞うテーマの3曲目、マンハッタン・トランスファーが参加してもグループに同化しているけれども、ヴォーカル曲で華を添える4曲目、日本でのライヴのインプロヴィゼーションを収録した静かな5曲目、ハキムとベイリーののコンビで、かなりタイトな演奏をしている6曲目。

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