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2019年2月の記事

2019/02/28

Bloom/Areni Agbabian

2549
ECMレーベルの新譜が2枚届いたので、聴いていきます。まずはAreni Agbabianのヴォーカルとピアノに、パーカッションがかぶさるアルバム。この異国情緒感、やはりECMから出すだけのことはあるなあ、という印象。大手通販の情報によれば、ティグラン・ハマシアンのアルバムにも参加しているということで、なるほどなあ、それはあるなあ、というサウンドになっています。ビックリしたのが、商品なんだけど、2曲にマンフレート・アイヒャー作曲のクレジットが。まあ、これは気が付かなければ素通りしてしまうものなので、そのために購入するというわけでもないんですけど。ただ、こういうサウンド、好みなので、早めに聴いて正解でした。


Bloom/Areni Agbabian(Voice, P)(ECM 2549)(輸入盤) - Recorded October 2016. Nicolas Stocker(Per) - 1. Patience 2. Petal One 3. Rain Drops 4. Yearning 5. Petal Two 6. Light Effect 7. Anganim Arachi Ko 8. The Water Bridge 9. Mother 10. Garun A 11. The River 12. Anganim Revisited 13. Sear 14. Full Bloom 15. Whiteness 16. Colored 17. Seeing More

(19/02/24)カリフォルニア生まれだけどアルメニアの血が入っているという彼女。3、15曲目の小品は何とマンフレート・アイヒャー作、6、16曲目はニコラス・ストッカー作、アルメニアのトラディショナルの7、12曲目、コミタスが元にある10曲目、2人の共作の11曲目、Areni Agbabian作は他の全曲を占めます。フォーク・ソング的ではあるけれども、アメリカのそれではなく、やはりアルメニアの血がそうさせるかのような、哀愁漂う異国情緒あふれる曲が多数を占めます。ただしジャケットに掲載されている歌詞のある曲は英語になってますが。ピアノもかなりシンプルで、やはりエキゾチックな香り。Nicolas Stockerはニック・ベルチュのグループで共にいたパーカッショニストで、サウンドの幻想を創り出すのに一役かっています。

2019/02/27

One Two, Free/Eric Kloss

Ericonetwo
デイヴ・ホランド参加作の15日目にして一段落。残り13ページ365枚にまで一気に減りました。これも1枚当たり3-5人が絡むアルバムが多かった影響もあります。エリック・クロスはここで紹介するのは3枚目になりますけど、実際はもっとたくさんアルバムを出してますがCD化されてないようです。やはり共演者で決まるのかな、という感じでしょうね。デイヴ・ホランドもここではマイルス・バンドで演奏したエレキ・ベースを使っていて、彼のここだけの時期のことなので珍しいですけど、それでも当時のファンクネス的な要素はあるんだな、と改めて感じた次第です。私にとっては苦手な’70年前後でしたけれども、楽しく聴くことができました。


One Two, Free/Eric Kloss(As)(Muse) - Recorded August 28, 1972. Pat Martino(G), Ron Thomas(Key), Dave Holland(B), Ron Krasinski(Ds) - 1-1. One Two, Free 1-2. Elegy 1-3. The Wizard 2. It's Too Late 3. Licea

1曲目の作曲は、頭からエリック・クロス、パット・マルティーノ、ロン・トーマスの順。3曲目もエリックの作曲。時代を反映してか、1曲目はフリーのアプローチというよりは、マイルス・デイヴィスの当時の影響もあるかもしれないサウンド。エレキピアノだし。ベースもエレキのようです。2曲目がジャズロックでメロディアスな進行を持っている曲で、ベースもノリが良く、これも13分台です。3曲目が6拍子基調の曲で、やはりメロディアスな感じはしてます。実はエリック・クロスは何でも演奏できるプレイヤーでした。目玉はパット・マルティーノの参加。1曲目はリズムフィギュアがある中で、割とソロ楽器が好きなことをやってますが、やはり曲としてはミステリアスながらも少し混沌としたファンクっぽいところがあります。組曲で18分台。

2019/02/26

Circle 2 - Gathering/Chick Corea

Chickcircle2
デイヴ・ホランド参加作の14日目。そして、サークルのStretchから出たアルバムの2作目になります。1の方ではスタンダードもやってましたがこちらはフリー・ジャズ1曲のみでドラマチックに進んでいきます。短い期間で解散したのは、当時のマイルス・バンドを見ても分かるように、どんどん音楽が変遷していって、チック・コリアの興味も次の段階に行ったのだと思いますが、その合間での音源をこのように今回たどれたのは非常に興味深かったでした。今回デイヴ・ホランドの音源と関われたのは、’68年録音から次の’72年録音の時期までと非常に短かったのですが、その中で目まぐるしくサウンドが変わっていきました。


Circle 2 - Gathering/Chick Corea(P)(Stretch) - Recorded March 17, 1971. Anthony Braxton(As, Ss, Fl, Bcl, Per), Dave Holland(B, Cello), Barry Altshul(Ds, Per) - 1. Gathering

クレジットにはチック・コリア作曲となっていますが、これなどは、完全に当時のフリージャズです。サークルは’70年の8月から’71年の9月までの活動で終わってしまいましたが、出回っている音源としては、後期の方です。こういう路線も個人的には好きなのですが、やはり短期でグループが終わりということは、その先が見えてきたからではないか、と思います。ただ、ここでの演奏もフリー・ジャズとしては非常に高度なものを感じていて、4人のメンバーの絶妙なバランスの上に成り立っている音楽です。やっつけでフリーをやってみました的なところがなく、短い期間ながら、真剣にフリーを向き合ったせいかがここにあると思います。ただ聴きやすいとは言い難いので、やはり聴く人を選ぶということにはなってしまうでしょうが。

2019/02/25

Circle 1 - Live In Germany Concert

Chickcircle1
デイヴ・ホランド参加作の13日目。ここからサークルというグループが2枚続きます。活躍した期間は長くなかったけど、こういうフリージャズの洗礼を受けた時期もあるのだなあと、改めて思います。この中で、ECMレーベルのアルバムが一番有名、というか、他のアルバムはCD化されてなかったり、このアルバムは記憶では1回しか国内盤が発売されてなかったりと、ECM以外の入手が難しいようです。ここでは2曲中の2曲目にスタンダードを持ってきて、完全にフリーな場面もあるにしても、4ビート主体なのであまり極端なフリージャズとは言い難いかもしれませんが、1曲目はやはり筋金入りなので、聴く人を選ぶかもです。


Circle 1 - Live In Germany Concert(Stretch) - Recorded November 28, 1970. Chick Corea(P), Anthony Braxton(As, Ss, Fl, Bcl, Per), Dave Holland(B, Cello), Barry Altshul(Ds, Per) - 1. Medley: Toy Room/O And A 2. There Is No Greater Love

1曲目がデイヴ・ホランド作、2曲目がスタンダード。割と短期で終わったチック・コリアらのグループの演奏です。フリー・ジャズ。2曲目に「ゼア・イズ・ノー・グレイター・ラヴ」が入っている点が興味深いです。これは21分もの曲で、出だしはオーソドックスなのですが、4ビートはおおむね維持していて、フレーズが普通より自由。1曲目もいきなりフリーではなくて、普通の曲のようにテーマがはじまりますが、そのままカチッとした形で徐々にフリーの方向に向かっていき、気かついたらフリーの真っただ中。1曲目もメドレーの形式なものの、28分もあり、大部分がフリー・ジャズの進行になっていきます。ライヴですが、ピアノとかベースの音は、いい方だと思います。アンソニー・ブラクストンもいろいろな管楽器で途中から加わります。

2019/02/24

4KテレビのPanasonic TH-49GX750とTH-43GX750を購入

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1週間ほど前(納品は5日前)のことになりますが、前のテレビが調子が悪くなったり古くなったりしたので、4Kテレビを2台購入しました。せっかくこの時期なので4K対応テレビ(4Kチューナー要)ではなくて、4Kテレビ(4Kチューナー内蔵)のものを選んでます。値段もそれほど違わなかったし。

3階には今まで地デジ対応ハイビジョン(フラット)ブラウン管テレビのPanasonic TH-32D60という、ブラウン管で最後の世代と言われる珍しい型のものを15年も使用してました。それが今度は32型から49型の大きいTH-49GX750に切り替わりました。さすがに画面がきれいですね。4K放送も今までのBSアンテナで基本的なものは入ります。また、ビデオ関係もブルーレイレコーダーはじめもう全然使ってないビデオデッキなども3台重ねてテレビの上に置いてあったのを、ブルーレイのDIGA DMR-BW780を1台だけつなげるようにしました。これでだいぶスッキリとしました。

2階の応接間は、今までは何とアナログ放送末期に買っていたシャープのLC-20DE7という20型の液晶テレビで我慢してました(もっと新しかった32型が3年前に壊れたため)が、それを長男が独立するときに持っていくとのことで、そこに入ったのがPanasonic TH-43GX750の43型です。そこには今までビデオをつなげていなかったのですが1階でつなげていたブルーレイレコーダーのDMR-BWT650をつなげるようにしました。

けっこう贅沢な買い替えですが、以前だったら1台分の費用で2台買えるような値段だったですので、まあ、いいかと。私は朝の時間以外は日本代表のサッカーを観るぐらいであまりテレビの恩恵は無いですけど、家族はテレビ好きが多いので、今回はカミさんが買うという形になってます。1階にも65型TVがありますけど、これは2Kタイプの最後期のものだけに、今回のテレビの色の良さには、満足しています。1階は東芝でTV(REGZA 65J7)もブルーレイレコーダー(DBR-Z520)もまとまっていて、今回2、3階はPanasonicにまとまりました。

それにしても今時のテレビ、無線LAN対応でYouTubeやNetflix(なぜか独立する長男の名前で登録)も観られるのは、やはり価格からすると安いんじゃないかと思えます。

2019/02/23

Black Beauty/Miles Davis At Fillmore West

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デイヴ・ホランド参加作の12日目。これで、彼の参加するマイルス・バンドの紹介は最後になります。「Miles Davis At Fillmore」の方が後の録音ですが、こちらはコメントの手直し済みです。いや、しかし今回はマイルス・バンドが多かったな。’60年代末期から’70年のあたりまではまとめて今回直したのではないでしょうか。有名盤が多いだけに、やはりコメントが難しいですね。ライヴの方も刻一刻と表現が変わっていっている時代です。そのあたりを今回再確認できただけでも、けっこう収穫がありました。人生のうちであと何回これを聴けるのか、心配でもありますけど。まあ、なるようになるさ、ということで。


Black Beauty/Miles Davis(Tp) At Fillmore West(Sony) - Recorded April 10, 1970. Steve Grossman(Ss), Chick Corea(Key), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per) - 1. Black Beauty Part 1, 2 2. Black Beauty Part 3, 4

ライヴでCD2枚組。かなりアグレッシヴな展開を見せています。しかもノンストップ。少しは編集も加えられてはいるようですが、当時のライヴがスタジオ録音と違っていたという例です。フリーの要素も強いハード・フュージョンといった趣もありますが、音質が今ひとつなのがもったいないかも。これでもかというフレーズで攻めてきています。フリーで来たかと思うと、ある時点からロックビートのタイトなリズムでノリが良くなったり、ちょっと静かになってみたりと、おそらくはその場でサウンドが決まっていくのだと思いますが、基本1コードの展開でも、ベースのフレーズ(エレキ・ベースです)やリズムが変わっていったりとか、なかなか聴かせる演奏。早い時期に発売された中でのスタジオとライヴの違いを示す貴重なライヴになります。

2019/02/22

The Song Of Singing (plus 2)/Chick Corea

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デイヴ・ホランド参加作の11日目。ホランドはチック・コリアの「サークル」に参加することになり、まだ紹介していないサークル盤があるので、後日もう少しそれが続きます。今日のアルバム、CDにボーナストラックをよく追加する時期に発表されたもので、より多くの音源を聴けるのがうれしい反面、ボーナストラックで、元々のアルバムのイメージが損なわれるんじゃないかという不安も少々ありますね。ただ、そういうことを気にしないでも、ラストの8曲目でけっこう時間の長いフリーを収録してくれている(何と22分台のフリー)ので、音源を聴く、という意味では満足しています。まあ、バランス的にはどう考えたらいいのか、という問題はありますけど。


The Song Of Singing (plus 2)/Chick Corea(P)(Blue Note) - Recorded April 7 and 8, 1970. Dave Holland(B), Barry Altschul(Ds) - 1. Toy Room 2. Ballad 1 3. Rhythms 4. Flesh 5. Ballad 2 6. Nefertitti 7. Blues Connotation 8. Drone

3人のフリー・ジャズが2、5、8曲目、チック・コリア作が3-4曲目、デイヴ・ホランド作が1曲目、ウェイン・ショーター作が6曲目、オーネット・コールマン作が7曲目。作曲者のある曲でも、テーマだけ提示していて、アドリブ部はいわゆるフリージャズ系の要素が濃いアルバムです。この時期何度も演奏している「ネフェルティティ」がここでも見られます。チック・コリアは何を演奏してもジャストなタイム感覚でクリアーなサウンドなので、フリーっぽくなってもあまりドロドロしてこないのがいいところ。1曲目もテーマだけ普通に入っていてフリージャズに突入していきます。必ずしもドシャメシャではなく、2曲目のように落ち着いて既成曲のようなフリーも。後にアンソニー・ブラクストンが加わって「サークル」ができるので、その前哨戦とも。

2019/02/21

Consciousness/Eric Kloss

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デイヴ・ホランド参加作の10日目。エリック・クロスとは縁があり、ここに取り上げたアルバムでもう2枚目。まだあと1枚出てくる予定です。ジョニ・ミッチェルの曲を取り上げているあたり、やはり’70年代に入ってきたかな、という感じです。今までの流れを追ってくると時代のせいか、完全フリーとまでは行かなくても、ここのアルバムでも何曲かはソロでかなりフリーのフレーズを弾いているものがあります。珍しくそこにパット・マルティーノも乗っかってしまっている曲があるので、けっこう貴重だし迫力でもありますね。それにしてもスゴいメンバーが集まったものです。まあ、当時は皆若手ではあったから、そういう意識はなかったんでしょうけれども。


Consciousness/Eric Kloss(As, Ts)(Prestige) - Recorded January 6, 1970. Pat Martino(G), Chick Corea(P, Key), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Sunshine Superman 2. Kay 3. Outward Wisdom 4. Songs To Again Children 5. Consciousness

エリック・クロス作は2曲目(5曲目は共作)で、3曲目にパット・マルティーノ作、4曲目にジョニ・ミッチェル作など。ギターにマルティーノもいて、なおかつすごいバックメンバー。エレピや変拍子も入り、当時としては新しいサウンドです。パット・マルティーノのソロは一度聴くと病みつきになってしまいます。チック・コリアのアプローチにも注目です。8分の7拍子でポップスっぽい曲を演奏しているも、その進行はブルースに近い気がする1曲目、スピーディーな8分の6拍子のカッコよくて自由な(フリー?)フレーズ連発の2曲目、今で言えば速いメカニカルなテーマとでもいうのか、その後超アップテンポの4ビートで攻めまくる3曲目、8ビート的なリズムでフレーズは速いもポップス的なサウンドの4曲目、これぞフリーで展開する5曲目。

2019/02/20

Big Fun/Miles Davis

Milesbigfun
デイヴ・ホランド参加作の9日目。今日もマイルス・デイヴィスですが、彼はこの時期たくさんアルバムを出しているので、追いかけるのが大変です。しかも、このアルバムのように、曲ごとに録音日がバラバラ、演奏者もバラバラということになるとクレジットを確認するのもひと苦労。ただ、このアルバムは基本的にワンコードの曲とは言っても、長い曲ばかりなので、そこにはドラマチックな展開があるし、曲ごとの様相も違っていて、久しぶりに聴いたけど、100分近くあっても聴き飽きないですね。ただ、そこでネットで調べたりすると、私のCDは初期のものでLPに忠実だと思うのですが、後に出たCDは曲の長さや中身が違ってきているんですね。ちょっと考えさせられます。


Big Fun/Miles Davis(Tp)(Sony) - (1曲目)Recorded November 19, 1969. - Khalil Balakrishna(El-Sitar), Bihari Sharma(Tabla, Tamboura.), Herbie Hancock(Key), Chick Corea(Key), Ron Carter(B), Harvey Brooks(B), Steve Grossman(Ss), Bennie Maupin(Bcl), William Cobham(Ds), Airto Moreira(Per), John McLaughlin(G), (2曲目)Recorded June 12, 1972. - Michael Henderson(B), Carlos Garnett(Ss), Al Foster(Ds), Lonnie Smith(P), Mtume(Per), Bennie Maupin(Cl, Fl), William Hart(Ds), Sonny Fortune(Ss, Fl), Harold I. Williams Jr.(P, Sitar), Badal Roy(Tabla), (3曲目)Recorded March 3, 1970. - Jack DeJohnette(Ds), Steve Grossman(Sax), John McLaughlin(G), Dave Holland(B), (4曲目)Recorded January 27, 1970. Dave Holland(B), Bennie Maupin(Bcl), Wayne Shorter(Sax), Chick Corea(Key), Harvey Brooks(B), William Cobham(Ds), Jack DeJohnette(Ds), Joe Zawinul(P), Airto Moreira(Per), Khalil Balakrishna(Per) - 1. Great Expectations 2. Ife 3. Go Ahead John 4. Lonely Fire

1曲目のみジョー・ザヴィヌルとの共作で、他はマイルス・デイヴィスの作曲。ハービー・ハンコックは1曲目に、チック・コリアは1曲目と4曲目に、デイヴ・ホランドとジャック・ディジョネットは3曲目と4曲目に参加。曲によってメンバーが違い、録音時期も違うので曲ごとにサウンドが変わっていきます。インド楽器も加えてみたり(1-2、4曲目)、ロックビートの影響だけではなく、いろいろな要素が入ってます。4曲とも20分以上の大作です。1コード的な進行の中で、少し混沌も交えロック的に進んでいき、静かな場面もあるドラマチックな1曲目、4曲の中では1番新しく、ワンコード・ファンクで緩急織り交ぜ進んでいく2曲目、少ないメンバーの演奏でもスローロック的になる3曲目、静かでミステリアスなバラードから盛り上がる4曲目。

2019/02/19

Gemini/Miles Davis

Milesgemini
デイヴ・ホランドの参加作の8日目。マイルス・デイヴィスの昨日から続く2作目のアルバム。やはりこれもブートからの昇格ということになるんでしょうか。ただ、こういう’69年当時のライヴは後から出てきたため、これを聴いて、マイルスの当時の印象ががらりと変わってしまいました。中山康樹さんの「マイルスを聴け」で、ブートもけっこう集めてらしてる方は多いと思いますが、さすがに私はブートまでは手を出していないし、最近の未発表音源も追っかけるのをあきらめてしまってます。やはり基本のところをだいたい網羅しておけばいいのかな、と思いつつ、次はいつこのアルバムを聴く機会があるだろうというとこまで心配しながら(笑)。


Gemini/Miles Davis(Tp)(Ninety-One) - Recorded November 3, 1969. Wayne Shorter(Ts, Ss), Chick Corea(Key), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Gemini

やはり1曲表示でノンストップの演奏ですが、ビッチェズ・ブリュー、マイルス・ランズ・ザ・ブードゥー・ダウン、フットプリンツ、サンクチュアリというように流れていくようです。「ダブル・イメージ」と共に、当時のライヴの演奏を知る貴重なアルバムです。リズム隊の柔軟さが当時としては新しいのかも。 これもブートから公式盤に格上げしたアルバムっぽいですが、「Double Image」と1週間ほどしかライヴの日が違わないのに、やっていることが全然違うのが興味深いです。やはりけっこう自由度の高い中を、いろいろなサウンドに乗っかりながら、マイルスはじめ、各ソロ楽器がその場に応じて演奏していくという感じ。こちらの方もフリージャズと感じる部分はやはりあります。その手前が醍醐味かな。8ビートや4ビートもあって自由です。

2019/02/18

Double Image/Miles Davis

Milesdouble
デイヴ・ホランドの参加作の7日目。まだまだマイルス・デイヴィスが続きますが、今回のアルバムはソニーからの公式盤ではなくて、’98年発売の、おそらくブートからの公式盤への格上げ盤ではないかと思います。公式盤も私の持っているのはリマスター前のものなので、ものによっては音質があまり良くなかったりしますが、これも悪いというほどではないけど、まあそこそこのライヴの録音という感じ。モノラルですし。ただ、この時期は昔は公式音源としてはライヴがなかったので、スタジオとは別物とか、一気に曲を続けて聴かせるとか、その日によって演奏内容がおそらくその場で決まるとか、なかなか興味深い演奏を聴く機会でした。


Double Image/Miles Davis(Tp)(Ninety-One) - Recorded October 27, 1969. Wayne Shorter(Ts, Ss), Chick Corea(Key), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Double Image

1曲表示でノンストップの演奏(当時はこういうですが、フリーで始まってラウンド・ミッドナイト、マスクァレロという展開のようです。マイルス・デイヴィスは完全なフリージャズには行かなかったはずなのに、10分ほど(サイドマンのみですが)フリージャズの演奏があるのは興味深いところです。あいかわらずライヴはスリリング。モード的にアップテンポの4ビートで進む場面もあります。その日によって演じる曲は、マイルスのその場の気分で決まっていたのかなあ、とこのあたりのライヴ音源からの予想です。メンバーにもかなり負担がかかっていたのではないかと。おそらくブートから公式盤への格上げだと思うので音質的にも今ひとつですが、当時のライヴの記録というのは少ないので、貴重な音源だとは思います。36分収録。

2019/02/17

Bitches Brew/Miles Davis

Milesbitches
デイヴ・ホランド参加作の6日目。またまたマイルス・デイヴィスの超有名盤登場です。こういうアルバムはいろいろな人が書いていて評価も定まってしまっているので、私が書くべきことではないのですけど、あえてホームページを一定のところまで完成させるために、何とか書いていきます。実はこのアルバム、購入当時(’80年代)に何回も聴いていて、2曲目のタイトル曲のベースラインが頭の中でぐるぐるまわって困った記憶があります。それだけ1発コードでの繰り返しフレーズには麻薬性があるってことか、と気が付いたのが、だいぶ後になってからのこと。このアルバムの音的、歴史的な意義は他でもよく見れるでしょうから、私の体験談として。


Bitches Brew/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded August 19-21, 1969. Wayne Shorter(Ss), Lenny White(Ds), Bennie Maupin(Bcl), Chick Corea(Key), Jim Riley(Per), Jack DeJohnette(Ds), Harvey Brooks(B), Charles Alias(Ds), Dave Holland(B), John McLaughlin(G), Joe Zawinul(Key), Larry Young(Key) - 1. Pharaoh's Dance 2. Bitches Brew 3. Spanish Key 4. John McLaughlin 5. Miles Runs The Voodoo Down 6. Sanctuary

CD2枚組。1曲目がジョー・ザヴィヌル作曲で、6曲目がウェイン・ショーター作曲、他はマイルス・デイヴィスの作曲。いわゆる歴史転換的名盤です。ドラムスは3人も参加していて、誰がどの音かわかりません。時代を考えると、エレクトリックとポリリズムで混沌としていて当時は斬新だったのだろうと思います。 1曲目からそのロック的のようでそうでもない独特なリズムに押されて、怪しげなマイルス・サウンドで進んでいきます。フリーにまでには行かないけど、独特なサウンドが出現しています。当時のことを考えるとまさにマイルス・マジックですね。2曲目のタイトル曲はリズムが異なり、少し間があって変化をつけています。繰り返しのベースラインのインパクトが心に残り、強い。他の曲もそれぞれ魅力的だが麻薬性がある。

2019/02/16

Early Days/Chick Corea

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デイヴ・ホランド参加作の5日目。今日はチック・コリアのリーダー作なのですが、この時期に発売されたLPいくつかから曲を集められてCD化されたものだそうです。ライナーを読んでみても、この時期のCD化ってなかなかなさそうで。しかも、どフリーの盛り上がりフリー・ジャズは好きな方ではあるんだけど、それも連続してずっと聴くとなあ、という部分もあって、まあ、このアルバムだけ出ていればいいかなあ、なんてことを思っています。まあ、今回このシリーズ、あと10回やっても’72年までしかいかないので、フリーが多いことを割り切って聴いていこうと思います。それを乗り越えれば、いいこと、あるかな(笑)。


Early Days/Chick Corea(P, Key)(Denon) - Recorded 1969. Woody Shaw(Tp), Horace Arnold(Ds), Jack DeJohnette(Ds), Dave Holland(B), Hubert Laws(Fl, Piccolo), Bennie Maupin(Ts) - 1. The Brain 2. Converge 3. Waltz For Bill Evans 4. Sundance 5. Dave 6. Vamp 7. Jamala

デイヴ・ホランド作が7曲目の他は、全曲チック・コリア作曲。フリーの要素もあり、曲によってはエレキピアノも使用していて、当時のジャズの流れの影響を受けてます。CD化ではじめて数枚のLPから1枚にまとまったとのこと。67分収録。アップテンポの4ビートで、管も入ってシリアスに展開している1曲目、出だしのフルートが印象的で、静かなところから盛り上がっていくフリー基調の2曲目、やや速めの8分の6拍子で、メロディは愁いを帯びながら流れていく3曲目、複雑で速いテーマを持ち、アドリブも急速調で激しいフリー的な4曲目、豪快な本格的フリー・ジャズで圧倒的に攻めまくる5曲目、シンプルな短調気味のテーマと跳ねるようなリズムで進んでいく6曲目、最初が静かで徐々に最大限盛り上がっていくフリーの7曲目。

2019/02/15

To Here Is To See/Eric Kloss

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デイヴ・ホランド参加作の4日目。ここでやっとマイルス・デイヴィスではなくて、エリック・クロスのリーダー作が出てきますが、この時期ホランドとチック・コリアとジャック・ディジョネットの3人がセットで登場しているアルバムがけっこう多いです。おかげで1枚聴くたびに3枚分ずつ残りの数字が減っていくので助かってはいるのですが。ただ、今回は’60年代末頃のアルバムが多いので、少々きついです(笑)。エリック、久しぶりに聴いてみると、メロディアスなんだけどアーシーなジャズロックといった感じで、このメンバーを使ってもそういうサウンドになっています。やはりライナーにもそう書いてありましたね。ちょっとイメージを修正しました。


To Here Is To See/Eric Kloss(As, Ts)(Prestige) - Recorded July 22, 1969. Chick Corea(P, Key), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. To Hear To See 2. The Kingdom Within 3. Stone Groove 4. Children Of The Morning 5. Cynara

全曲エリック・クロスの作曲。彼は盲目のサックスプレイヤーで、ちょっとマイナーで時代が時代なだけに手に入りにくいのですが、バックのメンバーがすごい。変拍子の曲もあり、演奏もいいと思うのですが。 当時のジャズロック的なノリで、しかも8分の7拍子でサックスを流暢に吹いている、バックがエレキ・ピアノでの1曲目、8分の6拍子でちょっとアーシーな感じもするサウンドの、やはり何となくブルース的な2曲目、じゃっふると4ビートが合わさったようなリズムでも、やはりブルースの影響を感じさせるいなたい感じの、それでいてハードに盛り上がる3曲目、明るいメロディで、それも大らかにせまってくるジャズロック的8ビートの4曲目、エキゾチックなメロディを持つ5拍子の曲で、この曲のみピアノになる盛り上がる5曲目。

2019/02/14

1969 Miles - Festive De Juan Pins/Miles Davis

Miles1969 デイヴ・ホランド参加作の3日目。このマイルス・デイヴィスのアルバム、’93年になってはじめて出て、演奏当時の進行形ではアルバムの発売がなかったもので、’69年当時のライヴの演奏がスタジオ録音とは全く違った演奏だったことを知り、半分ショックだったのを覚えています。もっともブートなどをよく聴いている方は、このような音源で当時のライヴの様子は知っていたかもしれませんけど。ライヴでも、フリーに行きそうな部分を4ビートで攻める部分があって、それを64分のノンストップのメドレー形式での演奏というのもまたビックリしました。今は彼の演奏はかなり音源化されているので、網羅しようと思えばできる時代ですね。

 

1969 Miles - Festive De Juan Pins/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded June 25, 1969. Wayne Shorter(Ts, Ss), Chick Corea(Key), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Directions 2. Miles Runs The Voodoo Down 3. Milestones 4. Footprints 5. 'Round About Midnight 6. It's About That Time 7. Sanctuary/The Theme

マイルス・デイヴィスの作曲が2-3、6と7曲目後半、ウェイン・ショーター作が4、7曲目前半、ジョー・ザヴィヌル作が1曲目、セロニアス・モンク作が5曲目。ピアノはエレピだったり、かなりアヴァンギャルトな演奏の印象がしましたが、このメンバーで「マイルストーンズ」や「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」などが聴けるのが良かったりします。当時のスタジオ録音と印象がかなり違うだけに貴重なアルバムです。デイヴ・ホランドのベースはアコースティックですが、4ビートではなくて、もっと自由な感じの演奏。1曲目もそういう意味でロックビートとかフリー1歩手前のようなサウンドになってます。曲はつながっていて、2曲目以降はこのサウンドだけど4ビートで演奏されている部分も。オーソドックスとアヴァンギャルドのはざまにある。

2019/02/13

In A Silent Way/Miles Davis

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デイヴ・ホランドの参加作の2日目。今日もマイルス・デイヴィスです。有名盤なのでいささか緊張してもいますが、いつものマイペースの書き方でいいんじゃないかと、開き直ってもいます(笑)。残りのミュージシャンのコメントを直していくにあたって、いつかは通らなければならない道ですから(ただし、’60年代半ばの黄金時代のマイルス・クインテットのアルバムは、今時点ではコメントする予定がなく、全部の直しが終わってからどうしようか考えます。)昔は地味だなあ、と思っていたものの、今聴いて時代背景なども頭に入っていると、当時としてはけっこう革新的なアルバムだったんだなあ、ということが分かります。歴史に残るわけですね。


In A Silent Way/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded February 18, 1969. Wayne Shorter(Ss), Herbie Hancock(Key), Chick Corea(Key), Joe Zawinul(Key, Org), John McLaughlin(G), Dave Holland(B), Tony Williams(Ds) - 1. Shhh/Peaceful 2. In A Silent Way/It's About That Time

タイトル曲のみジョー・ザヴィヌルの作曲で、他はマイルス・デイヴィスの作曲。おそらくはテープ編集で曲の展開とかつながりとか、多重録音とかがあると思います。リズムセクションはロックの影響をうけてか一定の音とリズムパターンを繰り返していて、その上にソロやバッキングがのっているというサウンドになっています。デイヴ・ホランドはエレキ・ベースを弾いています。ゆったりはしていますが、当時としては、まあ、進歩的な奏法ではなかったかと。キーボードの3人は、ちょっと聴いただけでは区別が難しいけど、まあ、スゴいメンバーですね。前年から電化されてきましたが、全編電化はやはりこれから? 38分の収録時間で、最初は地味な印象でしたが、もともと有名なアルバムでもあり、聴けば聴くほど味が出てきます。

2019/02/12

Circle In The Round/Miles Davis

Milescircle
デイヴ・ホランドの参加作の1日目。これからは’70年より前に参加しているアルバムもミュージシャンの傾向からすると多くなりそうです。今日のアルバムもその1枚で、こういうまとめてきな、広い年代にわたって取り上げるアルバムなどは、多くのミュージシャンをまとめて直せるというメリットがある反面、ちょっと手間がかかります。それにしても、さすがマイルス・デイヴィス、後の年代で編集された未発表音源だと思いますが、どの年代でもなかなか興味深いサウンドを聴かせてくれます。私はブートまでは手を出さない派なので、まだそれでも収拾がつきやすい方なのではないかと思いますけど。それにしてもホランドでマイルスへの参加作が多いこと。それに直すアルバムが15枚あって一番新しい録音が’72年です。


Circle In The Round/Miles Davis(Tp)(Sony) - (2曲目の録音日とパーソネル)Recorded May 26, 1958. John Coltrane(Ts), Cannonball Adderley(As), Bill Evans(P), Paul Chambers(B), Jimmy Cobb(Ds)、(4-7、9曲目の録音日とパーソネル)Recorded December 4, 1967, January 16 and February 13, 1968. Wayne Shorter(Ts), Herbie Hancock(P), Ron Carter(B), Tony Williams(Ds), Joe Beck(G on 4), George Benson(G on 7, 9)、(8曲目の録音日とパーソネル)Recorded November 25, 1968. Wayne Shorter(Ts), Herbie Hancock(P), Chick Corea(P), Joe Zawinul(P), Dave Holland(B), Tony Williams(Ds) (10曲目の録音日とパーソネル)Recorded January 27, 1970. Wayne Shorter(Ss, Ts), Bennie Maupin(Bcl), Chick Corea(Key), Joe Zawinul(Key), Dave Holland(B), Harvey Brooks(B), Jack DeJohnette(Ds), Billy Cobham(Ds), Airto Moreira(Per), Khalil Balakrishna(Sitar) - 1. Two Bass Hit 2. Love For Sale 3. Blues No. 2 4. Circle In The Round 5. Teo's Bag 6. Side Car 1 7. Side Car 2 8. Splash 9. Sanctuary 10. Guinnevere

’55年から’70年にかけての未発表曲集。ビル・エヴァンスは2曲目に参加。ハービー・ハンコックとトニー・ウィリアムスは4-9曲目に参加。特にこの2人の参加している録音年代は’67年12月から’68年11月にかけてで貴重。デイヴ・ホランドは8、10曲目に、ジャック・ディジョネットは10曲目に参加。オクラ入りになっていたテープでも完成度が高く、貴重な作品。その表現スタイルもCD2枚にかけてかなり幅広いので、10数年一気に聴いていくのはちょっとつらい気もしますが、それぞれの時代によって特色があって楽しめます。ジャズもハード・バップ真っただ中から、モードを経て、電化マイルスに入っていくところまでを時代をやや飛ばしながら聴かせていきますけど、メインは’67年から’68年にかけてのような気も。

2019/02/11

Quartette Oblique

Quartetteoblique
このアルバム、昨年の10月には出ていたんですが、グループ名(?)での表記のため、デイヴ・リーブマンとマーク・コープランドが参加しているのに気が付かなくて、お知り合いから教えてもらい、慌てて注文したものです。いつもはスタジオ録音が多いこのメンバー、ライヴでスタジオ録音では繊細なはずのコープランドも爆発していて、70分、割と一気に聴かせてくれました。リーブマンなら分かるけど、ライヴだとこういう発散するジャズ、演奏しているんですね。そういう意味でも聴いて良かったアルバムになりました。けっこうスタジオ録音とライヴ録音とキャラクターが違うというミュージシャン、多いですね。


Quartette Oblique(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded June 3, 2017. Michael Stephans(Ds), David Liebman(Ts, Ss), Marc Copland(P), Drew Gress(B) - 1. Nardis 2. Vertigo 3. You The Night And The Music 4. In A Sentimental Mood 5. All Blues 6. Vesper 7. So What

(19/02/02)2曲目はジョン・アバークロンビー作、6曲目はDrew Gress作、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。ライヴの演奏ですが、デイヴ・リーブマンやマーク・コープランドを知っている人には割とおなじみの曲が並んでいます。ライヴのせいか1曲目からかなり元気のいい活発な4ビートの演奏になっていて、いつもは繊細なコープランドも、ここでは発散タイプのピアニストになっている部分も。2曲目はアバークロンビーのナイーヴな面を見せる曲で、盛り上がりはあるにしろ、このメンバーらしいと思います。スタンダードなどは派手ではないにしても割とアグレッシヴなアレンジが多いような気が。ライヴで音質が少し違いますが、やはりこういう感じの曲がいいと思います。なかなか渋い出だしのバラードの6曲目もいい。

2019/02/10

Tous Des Oiseaux/Eleni Karaindrou

2634
ECMレーベルの新譜聴き5日目でいったん一段落。今日のアルバムはエレニ・カラインドルーのNew Seriesの映画(劇)の音楽ですね。彼女の暗い色調のサウンドは聴けば分かるけど、そこに民族的な要素(楽器など)も加えて、いかにもギリシャの民族音楽という雰囲気を伝えているところは面白いと思います。単なるクラシックなどの枠にはまらないところが好きです。でも地味と言えば地味なので、そこが興味あるかどうかの分かれ目ではないかと思います。やはりこのアルバムもECMを構成する要素のひとつとして、聴いておきたいところですけれども、聴く人によってどう映るか、ということはありますね。


Tous Des Oiseaux/Eleni Karaindrou(Comp, P)(ECM New Series 2634)(輸入盤) - Recorded October 2017 and January 2018. Saviana Yannatou(Voice), Alexandros Botinis(Cello), Stella Gadedi(Fl), Vangelis Christopoulos(Oboe), Yannis Evangelatos(Basson), Dinos Hadjiiordanou(Accordion), Aris Dimitriadis(Mandolin), Maria Bildea(Harp), Sokratis Sinopoulos(Constantinople Lyra, Lute), Nikos Paraoulakis(Ney), Stefanos Dorbarakis(Kanonaki), Giorgos Kontoyannis(Per, Cretan Lyla), String Orchestra: Argyro Seira(Concertmaster) - Tous Des Oiseaux: 1. The Wind Of War 2. The Dark Secret 3. Encounter 4. Between Two Worlds 5. David's Dream 6. Towards The Unknown 7. Lament 8. The Confession 9. Separation 10. Why? 11. The Impossible Journey 12. Je Ne Me Consolerai Jamals Bomb, A Love Story: 13. A New Beginning 14. Love Theme 15. The Waltz Of Hope 16. Mitra's Theme - Walking In Tehran 17. Lonely Lives 18. Reconciliation Theme - Var. 19. Mitra's Theme - Var. 20. Captured Heart 21. Reconciliation Theme 22. Love's First Call

(19/02/02)エレニ・カラインドルーは20-21世紀のギリシャの女性作曲家。Tous Des Oiseauxはレバノンの劇の、Bomb, A Love Storyはイラン映画のために作曲された曲ですが、その根底に流れるのは、彼女の昔からの暗くてゆったりとした音楽が、その劇や映画のバックで最適に使われるように、ちょっと地味な雰囲気だけど彼女以外では出すことのできないサウンドで彩られています。Saviana Yannatouのヴォーカルがハマります。

2019/02/09

Imaginary Friends/Ralph Alessi

2629
ECMレーベルの新譜聴き4日目。今日は好きなトランぺッターのラルフ・アレッシで、しかも編成はオーソドックスな2管クインテット。でもECMの手にかかると、ECM流のサウンドになってしまうのは既定路線ですね。メンバーもいいメンバーがそろってます。何曲か昔彼が参加していたこともあるM-BASE系のサウンドに聴こえてしまうのは気のせいかどうか。曲単位でみると、盛り上がっている曲もあるのですが、どことなく醒めているイメージがあります。他張りそれはマンフレート・アイヒャーのプロデュースだからだと思っています。他レーベルで録音したとすればまた全然違った音になるんだろうな、とは思うのですが、どちらがいいかは、分かりませんが。


Imaginary Friends/Ralph Alessi(Tp)(ECM 2629)(輸入盤) - Recorded May 2018. Ravi Coltrane(Ts, Sopranino), Andy Milne(P), Drew Gress(B), Mark Ferber(Ds) - 1. Iram Issela 2. Oxide 3. Improper Authorities 4. Pittance 5. Fun Room 6. Imaginary Friends 7. Around The Corner 8. Melee 9. Good Boy

(19/02/02)全曲ラルフ・アレッシの作曲。ECMでの初顔も合わせ、なかなか好きなメンバーでのクインテット。60分収録。形式としてはオーソドックスなクインテット編成でも、出て来るサウンドは盛り上がりもあるけどやはりメインはECM系の非4ビートの静かめなサウンド。1曲目もメロディアスなトランペットをバラードで静かに支えるという構図で、そのまま後半盛り上がっていきます。サウンド的には音は大きいけれど、どことなく内省的な感じも。乾いたスピリチュアルというか、ミステリアスなサウンドを抱合してます。3曲目も賑やかと言えば賑やかでも、少し醒めている。5曲目は変拍子でM-BASEの香りも何となくする演奏。8曲目もなかなかアグレッシヴな感じの勢いのある曲だけど、これもマンフレート・アイヒャーの掌の上か。

2019/02/08

And Then Comes The Night/Mats Eilertsen

2619
ECMレーベルの新譜聴き3日目。今日はMats EilertsenのECM2作目のアルバム(かな?)。相変わらず北欧ジャズの美旋律的な音を奏でていて、そこにフリー・インプロヴィゼーションが何曲か。後者の方はプロデューサーのマンフレート・アイヒャーのアイデアではないかと思うのですが、個人的な予想でしかないです。でも、それがタダ聴きやすくて落ち着くだけのアルバムにしなかった、という点では、なかなかいいんじゃないかと思います。これも収録時間が47分というところをみると、将来LP化も視野に入っているのかなあ、という気もしますが。タイトル曲がやや過激なところもありますが、入っていきやすいアルバムでは、と思います。


And Then Comes The Night/Mats Eilertsen(B)(ECM 2619)(輸入盤) - Recorded May 2018. Harmen Fraanje(P), Thimas Stronen(Ds) - 1. 22 2. Perpetum 3. Albatross 4. After The Rain 5. The Void 6. Solace 7. Sirens 8. Then Comes The Night 9. Soften 10. 22(Var.)

(19/02/01)Mats Eilertsenの作曲が1、5、7、10曲目、Harmen Fraanje作が3、9曲目、2人の作曲(デュオでのインプロヴィゼーション?)が4、6曲目、3人名義(これもインプロヴィゼーション)が2、8曲目。美旋律の北欧らしい静かなジャズのイメージですけれど、間に挟み込まれているインプロヴィゼーションの曲はそれなりに緊張感もあります。特にタイトル曲の8曲目は北欧フリーかという雰囲気。1曲目の美旋律でつかみはオーケーで、時々緊張感を交えながら、ゆったりと進んでいく雰囲気の曲が多いです。まさにジャケット写真のような風景描写を見ているような美しい旋律が流れてきて、だいたいの曲は夢の中をたゆたっているような感じ。5曲目のようにやや神秘的なサウンドを持つものも。やはり現代の北欧ジャズ。

2019/02/07

Trio Tapestry/Joe Lovano

2615
ECMレーベル新譜聴き2日目。今日はジョー・ロヴァーノ。ポール・モチアン・トリオをはじめとして、ECMへの参加作はけっこう多いのですが、ECMでのリーダー作となると初めてです。今まで他レーベルで出ていた彼のリーダー作と比べると、やはりECMだなあ、と思わせるサウンドになっているため、これまでの彼のリーダー作でのファンは、意表をつかれるのではないでしょうか。それでもやはり彼らしい吹き方をしているところもあって、レーベルとの折り合いをつけるのは、ベテランなので、けっこう難しかったのではないかと思います。今後もECMから彼のリーダー作が出るかどうかは分かりませんけれども。


Trio Tapestry/Joe Lovano(Ts, Tarogato, Gongs)(ECM 2615)(輸入盤) - Recorded March 2018. Marilyn Crispell(P), Carmen Castaldi(Ds, Per) - 1. One Time In 2. Seeds Of Change 3. Razzle Dazzle 4. Sparkle Lights 5. Mystic 6. Piano/Drum Episode 7. Gong Episode 8. Rare Beauty 9. Spirit Lake 10. Tarrassa 11. The Smiling Dog

(19/02/02)全曲ジョー・ロヴァーノの作曲。ECMからのリーダー作としては初めて(サイド参加作は多くありますが)。ピアノとドラムスというベースレスのトリオで、静かで空間的ながらも、ちょっとマニアックなフレーズを繰り出して、不思議な浮遊感のあるサウンドを創り出しています。1曲目もサックスとゴング系のパーカッションのみでの演奏になってます。2曲目はピアノも入り、メロディアスで渋い世界が現れます。3人のバランスは見事で、マリリン・クリスペルはここでは割と美旋律系、時にフリー系のピアノで、ドラムスも繊細な表現の一端を担っています。必ず3人が演奏しているわけではないですが。こういう演奏だと、ベースレスの方が逆に自然です。48分ほどで11曲と短めの曲が多く、うまくコンパクトにまとまっています。

2019/02/06

Joys And Solitudes/Yonathan Avishai

2611
ECMレーベルの新譜が5枚届いているので、なるべく早く聴いていきます。輸入盤としては本当に久しぶりに(1か月以上ぶりかな?)届きました。今後はまだまだ届くものもあると思うので、過去盤聴きのペースは落ちるかもしれません。さて、Yonathan AvishaiのECMでの初リーダー作、ということになるのかな。サイドとしては参加作がありましたけど。イメージとしてはイスラエル的要素が強いはずなんですが、そういうところは全然なくて、割と静かな演奏も多くて、しかも多才な面を持っているピアニストです。アルバムとしてもECM的な聴きやすさもありますし、なかなかいいんじゃないかなと思わせます。


Joys And Solitudes/Yonathan Avishai(P)(ECM 2611)(輸入盤) - Recorded February 2018. Yoni Zelnik(B), Donald Kontomanou(Ds) - 1. Mood Indigo 2. Song For Anny 3. Tango 4. Joy 5. Shir Boker 6. Lya 7. When Things Fall Apart 8. Les Pianos De Brazzaville

(19/02/02)1曲目がデューク・エリントン作の他は全曲Yonathan Avishai作。彼のイスラエル的側面は出てなくて、リリカルで静かな面が出ているので、聴きやすいピアノ・トリオ(曲によりソロ・ピアノもあります)。ジャズメン・オリジナルの1曲目も、優しくて静かで他の曲と違和感はないです。3曲目はソロでタンゴの曲を演奏していますが、表現が多彩で、才気を感じさせる演奏になっています。ECMなので、静かな演奏が多いですけど、聴きやすい曲が並んでいて、気軽に聴けるECMジャズという点ではいいのかと思います。その中でも6曲目は明るい曲で活発な16ビート系のリズムを持つ曲。やや憂いがあってフリーやブルース的な要素もあるバラードの7曲目は12分台の大曲になっています。個性的な8曲目で幕を閉じます。

2019/02/05

Of One Mind/Quest

Questofone
デイヴ・リーブマンのアルバムのアルバムの17日目にして一段落。ついでにここ10日間はリッチー・バイラークもずっと共演していたので、彼の方も残り手直しが10枚減ってます。ホームページの残り手直しも14ページ410枚にまで一気に減りました(実際にはホームページ上ではもっと先に進んで残り枚数が減ってますけど)。ミュージシャンが重なっているCDがまだあるからあと実質300枚程度かな。さて、今日のアルバム、クエスト名義で、オリジナルを飛び越えてフリーでの演奏になってます。けっこう緊密度が高いのは、やり慣れたメンバーによるやり慣れた演奏だからでしょうね。メンバー全員こっち方面もOKということなので。フリーのアルバムとしては、かなり好きな方のアルバムです。

そして、時々陳腐化したエントリーを削除しているので数字は変動しますが、この記事で今現在はこのブログはちょうど4,700エントリー目。大半がCD紹介のページなので、その8割ぐらいの枚数のCDを紹介したことにはなるのかな?


Of One Mind/Quest(CMP) - Recorded July 1990. David Liebman(Ss), Richie Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds) - 1. Commonality 2. Of One Mind 3. Changuito Tapestry 4. Passages

今度のクエストのアルバムは、作曲者が全曲「クエスト」名義なので、曲を聴いた感じでは、打ち合わせをほとんどしないフリー・インプロヴィゼーションで録音したようです。いわゆるフリー・ジャズ的アプローチでも、これだけのまとまりと緊張感を出せるグループはなかなか無いかも。いかにもフリーという場面もあるけど、場面転換してまとまっている雰囲気もありますし。それは跳ねるようなフリーのタイトル曲の2曲目にも感じられます。当時としては短めの収録時間の41分ほど。1曲あたり10分と考えると、内省的な面が強いですが、けっこう密度の高いインプロヴィゼーションが、そこにはあります。その内省的な面は1年前の「Chant」のデュオ作品で培われたものかもしれません。盛り上がるところもあり、ドラマチックです。

2019/02/04

Chant/David Liebman & Richard Beirach

Davechant
デイヴ・リーブマンのアルバムの16日目。今日はリッチー・バイラークとのデュオですが、フリー性がけっこう高いです。CMPレーベルというのも理由のひとつなのでしょうか。ライナーにも東洋の「間」を意識していると書いてあります。このアルバムに関しては好き嫌いが分かれるのではないかと思いますが、2人のファンにとってみると、こういう演奏もけっこう聴きごたえがあります。私、意外にフリー的な演奏が好きなもので。ここでは、たぶん、一部に簡単な譜面があって、そこで合わせているのではないかと思われる部分もあります。そして、やはり2人の緊密度が、長く一緒にやっているだけあって高いですし。


Chant/David Liebman(Ss)& Richard Beirach(P)(CMP) - Recorded July 1989 - 1. Incantation 2. Invocation

1曲目(3章からなります)がリッチー・バイラークの、2曲目(4章からなります)がデイヴ・リーブマンの作曲ということですが、私には2人のフリー・インプロヴィゼーションに聴こえます。それでも息の合った2人のこと、かなり内省的な演奏が主体ながら、密度の濃い57分間のやり取りを聴くことができます。 ただ、こういう方面が好きでないと、静かな場面やフリーなやり取りの部分が多いので、聴いてて合わないということがあるかもしれません。1曲目の出だしから静かにゆったりとはじまって、少しずつ前に進んでいく感じ。それでも、盛り上がったり、フレーズを合わせている部分もあるので、ドラマチックです。アルバムのジャケ写も「音」と漢字が大きく書かれていて、東洋思想に影響を受けているというのは考え過ぎでしょうか。

2019/02/03

Natural Selection/Quest

Questnatural
デイヴ・リーブマンのアルバムの15日目。今日はQuest4作目で、このアルバムは3作目と同じレーベルから出ています。ロン・マクルーア作曲の5、7曲目のみエレキのフレットレス・ベースを使っていて、サウンドもフュージョン的に聴こえます。なぜこの時期に、と思うのですけど、比較的静かな曲が多いアルバムなだけに、アクセントになっている感じもあります。まあ、悪く言えば統一感がない、とも言いますけど、それは聴く人にゆだねるしかないですね。このあたりの時期は、本当にリッチー・バイラークとの共演が多い時期ですね。リーブマンはその後、マーク・コープランドとアルバムを続けて出すようになりますが、バイラークとも飛び飛びで今に至るまで関係が続いています。


Natural Selection/Quest(Pan Music) - Recorded June 1988. Dave Liebman(Ss), Richie Beirach(P, Synth), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds) - 1. As Always 2. Natural Selection 3. Nocturnal 4. Amethyst Suite/Fahamivu 5. Michiyo 6. A Moody Time 7. Nighty-Nite

邦題は「自然淘汰」。オリジナル集で、デイヴ・リーブマン作が1、6曲目、リッチー・バイラーク作が2-3曲目、ロン・マクルーア作が5、7曲目、ビリー・ハート作が4曲目。曲調は比較的ゆったりしたものが多く、精神的というか、思索的なサウンドになっています。でもそんなに難しく感じるわけでもなく、1曲目の8分の6拍子に乗ったメロディが、なかなかきれいで印象的。いろいろ変わるビート(時に4ビートもあり)で、浮遊感たっぷりのコード進行とメロディが聴けるタイトル曲の2曲目、内省的なバラードの3曲目、前半がドラムスと他の楽器とのデュオ、後半が4人の演奏の4曲目、エレキ(フレットレス)・ベースが出てくるフュージョンのような5、7曲目、シンセサイザーとサックスのデュオから語り合うように進んでいく6曲目。

2019/02/02

N.Y. Nites/Quest

Questnynites
デイヴ・リーブマンのアルバムの14日目。クエストとしては3作目になりますが、このグループ、出すたびにほぼレーベルが違ってますね。まあ、自由にやっていていいんでしょうけれども。そして、今回はスタンダード集ですがオリジナルだけを演奏するアルバムもあったりします。演奏そのものについてはブレてないのは確かなんですけど。まあ、それでも好きなミュージシャンだと、追っかけ(当時)してしまいます。この頃になるとCDだけで発売というのが主流になってきて、アルバム1枚の収録時間も長くなってきます。当時はそれで儲かった気持ちもあったけど、やはり最近は適度な収録時間がいいですね。


N.Y. Nites/Quest(Pan Music) - Recorded March 21-22, 1988. David Liebman(Ss), Richard Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds), Tom Beyer(Per on 2) - 1. You Don't Know What Love Is 2. The Island 3. I've Grown Accustomed To Your Face 4. Summer Night 5. Night And Day 6. You And The Night And The Music 7. The Night Has A Thousand Eyes 8. I Love You Porgy

スタンダード集。メンバーは素直な解釈をしないので、見事に予想を裏切ってくれます。リッチー・バイラークの他の演奏でも聴いたことがあるけれど、ここまで積極的に攻めるかというくらいの1曲目、ベースのテーマ演奏で、しっとり感のあるバラードの2曲目、割と静かにはじまり軽快なミディアムの4ビートで進む3曲目、哀愁漂う静かなテーマから、8分の6拍子のやや賑やかな展開に、そしてアップテンポの4ビートになり終盤8分の6に戻る4曲目、静かにテーマを奏で、そこから活発なリズムで曲が進む5曲目、不思議な不協和音のバックでウネウネとした感じで進む6曲目、ドラムスのアップテンポの部分も含め大胆に斬り込んでいく7曲目、流れるところからベースのアルコをメインにメロディが浮き上がる、バラードの8曲目。

2019/02/01

Tribute To John Coltrane

Johntribute
デイヴ・リーブマンのアルバムの13日目。もうとっくにブログにアップしたと思っていたのに、まだこんなアルバムが残っていたんですねえ。追っかけしていたミュージシャンが4人もいて、しかもウェイン・ショーターも参加しているアルバムです。その上、私、このライヴを生で観ています。版権の関係で音源にはできなかったと思うのですが、この後にワールド・サキソフォン・クァルテットと一緒に演奏して大団円じゃあなかったかな? まあ、御大ショーターとコルトレーン研究家でもあるリーブマンの共演で、今音源を聴き返しても、これは降りてきているんじゃないかと思われるほどいい演奏をしていると思います。


Tribute To John Coltrane(Paddle Wheel) - Recorded July 26, 1987. Wayne Shorter(Ss), Dave Liebman(Ss), Richie Beirach(P), Eddie Gomez(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Mr. P.C. 2. After The Rain/Naima 3. India/Impressions

よみうりランドでの「ライヴ・アンダー・ザ・スカイ」での演奏なのですが、この時、実はこの感動的な生演奏を観ています。CDでもDVDでもそうですけど、とにかく迫力のある演奏。メンバーもこれだけの大物が集まっているので、本当なら、ぜひとも映像で見たいものです。 全曲ジョン・コルトレーンの曲で、それを2人のソプラノ・サックスで演奏したもの。1曲目からかなりのエネルギーでアップテンポの4ビートでせまってきます。ウェイン・ショーターもデイヴ・リーブマンもそれぞれの個性でトリビュートの演奏をしています。ピアノのリッチー・バイラークもマッコイ・タイナーの向こうを張っている感じです。2曲目では静かな場面がありますが、この演奏は十分コルトレーンへのトリビュートになっています。3曲目の盛り上がりは最高です。

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