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2017/10/23

Weather Report Live In Tokyo

Weathertokyo
ウェザー・リポートの3日目。今回は前作にも5-7曲目に入っていた東京でのライヴをCD2枚組で。’72年という時期を考えると、けっこう新しいタイプのジャズ/ファンクで、戸惑う人もいたのかどうか。意外にライヴで聴いてしまうと、すんなり入ってくる部分も多いと思いますが。当時まだフリージャズも引きずっていたし、当時の物と新しいものがごちゃ混ぜになったような内容、という感覚で聴きました。記録という意味では確かに価値がありますが、このバンドの自分の好みが出てくるのは、もっと後の時期になります。このアルバムだけ’95年にCDで出てきて、ライヴの音がマスタリングで良くなっているような感じを受けました。


Weather Report Live In Tokyo(Sony) - Recorded January 13, 1972. Wayne Shorter(Ss, Ts), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Eric Gravatt(Ds), Dom Um Romao(Per) - 1. Medley: Vertical Invador, Seventh Arrow, T.H., Doctor Honoris Causa 2. Medley: Surucucu, Lost, Early Minor, Directions 3. Orange Lady 4. Medley: Eurydice, The Moors 5. Medley: Tears, Umbrellas

2枚組CDで東京でのライヴ。主要メンバー3人のそれぞれの作曲ですが、ミロスラフ・ヴィトウスの曲は1曲のみになります。フリーのような場面もあり、アグレッシヴな演奏もありますが、今聴くと、オーソドックスではないけれどジャズっぽい印象もあります。クロスオーヴァーの走りのサウンドもあり、当時としては非常に新しいサウンドだったのでは。メドレーの曲がけっこう多いですが、やりたいことを比較的短時間で表現するにはいいかも。必然的に曲は長くなり、ファンク的でアグレッシヴなフレーズが出てきたり、静かになってみたり、合間に4ビート的にベースが絡んだりと、いろいろと変化に富んでいます。ワウワウの効果音がやはり時代を感じさせますが、演奏のノリもいいし、ファンクの部分がなかなかいい感じになってます。

2017/10/22

I Sing The Body Electric/Weather Report

Weatherisingthe
ウェザー・リポートのコメント手直し2日目。徐々にウェザー・リポートらしくなっていって、この時にはもう日本公演もやっているんですね。録音順でいくと次のアルバムで「ライヴ・イン・トーキョー」が出てきます。この前期が好きだという人が割と多いですが、自分はやっぱりジャコ・パストリアスがイタ時代の方が好きだな、というのが、改めて聴いた実感です。もっとはっきりしたリズムとメロディを自分は求めてしまうのかな、と思いました。でもいずれにしても、これからのクロスオーバーやフュージョンシーンはこのバンドの影響を受けていることが多いようなので、そのもととなる部分としては大いに参考になります。


I Sing The Body Electric/Weather Report(Sony) - Recorded November 1971 and January 1972. Wayne Shorter(Ss, Ts), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Eric Gravatt(Ds), Dom Um Romao(Per on 2), Ralph Towner(G on 2), Andrew White(English Horn on 1), Hubert Laws(Fl on 1), Wilmer Wise(Piccolo, Tp on 1), Yolande Bavan(Vo on 1), Joshie Armstrong(Vo on 1), Chapman Roberts(Vo on 1), Roger Powell(Consultant on 1) - 1. Unknown Soldier 2. The Moors 3. Crystal 4. Second Sunday In August 5. Medley: Vertical Invader, T.H., Dr. Honoris Causa 6. Surucucu 7. Directions

主要3人のメンバーのそれぞれの作曲。混沌とした感じですが、ウェザー・リポートらしいサウンドになってきます。あちこちの録音から良いテイクを集めていて、5-7曲目は「ライヴ・イン・トーキョー」と同じ日の録音なので、同じテイクを編集したものか。2曲目に何とラルフ・タウナーが参加。 ヴォーカルとホーン・セクションが参加、牧歌的かつ重厚な感じと一部フリーが入ってギャップがある1曲目、ギターではじまり、少しパーカッシヴなファンクが続く2曲目、静けさから少し盛り上がりを見せる、ややバラード的な3曲目、ミステリアスな持続音のサウンドが印象的な4曲目、ファンク的なビートとサウンドでせまり来る変幻自在なメドレーの5曲目、民族色もある不思議なファンクの6曲目、ジャズとロックの感触を併せ持っている7曲目。

2017/10/21

Weather Report

Weatherreport
今になってやっとウェザー・リポートです。このページ、まだほとんど手をつけてないので、ミロスラフ・ヴィトウスがグループ初期のアルバム5枚に参加しているため、つなげて聴いていこうかと思います。自分が初めてリアルタイムにこのグループに接したのは’80年の「ナイト・パッセージ」だったので、その時と初期のサウンドの違いには驚かされました。それだけ進化が早かったバンドだったということが分かるのですけど。このファーストアルバム、まだ’70年代初期ですしね。マイルス・デイヴィスのこの時期のアルバムも今ではあまり聴くことはありませんが、当時の状況を考えながら聴くと、発見もありますね。


Weather Report(Sony) - Recorded Fenruary 16-18, 22 and March 17, 1971. Wayne Shorter(Ss), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Alphonze Mouzon(Ds, Voice), Airto Moreira(Per), Burbara Burton(Per) - 1. Milky Way 2. Umbrellas 3. Seventh Arrow 4. Orange Lady 5. Morning Lake 6. Waterfall 7. Tears 8. Eurydice

全曲が、メンバーの作曲ないし共作。当時、ジョー・ザヴィヌル、ウェイン・ショーター、ミロスラフ・ヴィトウスの3人が主要メンバーでした。「すべてがソロでありすべてがソロでないグループ」のファーストアルバム。ジャズと呼ぶにはちょっと遠く、当時のマイルスバンドを思わせるようなやや混沌とした音の中から、当時では新しかったサウンドが見え隠れしています。2、7曲目のようにミロスラフ・ビトウスがエレキベースを使用する場面も。 短い情景的な1曲目、少し混沌とした3人共作のインプロヴィゼーション・ファンクの2曲目、不思議なファンクの雰囲気を醸し出す3曲目、ミステリアスで牧歌的なバラードの4曲目、明るさのある叙情的なバラードの5-6曲目、ややファンク的に攻める7曲目、4ビートでもジャズっぽくない8曲目。

2017/10/20

Dream/Toshiyuki Honda

Hondadream
ミロスラフ・ヴィトウスのサイド参加作過去盤聴き5日目にして一段落。実はこの後ウェザー・リポートが手付かずだったので、彼の初期参加作を含めて、17回かけてやる予定です。参加作という点では、このグループであと5枚続きます。今日のアルバム、チックはじめ3人が来日中に東京で録音されました。うまく日程が取れると、こういうアルバムが出て来るんですけど、本多俊之も3人に溶け合って、一体感のあるサウンドを出しているところが素晴らしいですね。タイミングにしてもこの録音も、まさに奇跡という感じもします。まあ、それにしても、このアルバムを聴いたのも20年近くぶりだったのですけれども。


Dream/Toshiyuki Honda(As, Ss)(Who Ring) - Recorded August 9 and 10, 1983. Chick Corea(P), Miroslav Vitous(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Dream Comes True 2. Sophisticated Lady 3. Co-Motion 4. I Hear A Rhapsody 5. Alice In Wonderland 6. Ode To Siddharta

本多俊之作が1曲目、チック・コリア作が3、6曲目、他がはスタンダード。この強力なトリオをバックに(というよりは対等に)、本多のサックスは唄っています。ここではフリーっぽいインプロヴィゼーションでグループごと突進する演奏も3、6曲目などで堪能でき、これがこのチックのトリオの特色だと思います。本多も負けじと吹きまくり、かなりスリリングなクァルテットの演奏になっています。その反面、スタンダードでは聴きやすい曲も多いです。ややアップテンポのモーダル気味でジャストな感じが心地よい、本多渾身の1曲目、デューク・エリントン作の穏やかでメロディアスなバラードの2曲目、ややアップテンポの4ビートで元気なスタンダードの4曲目、メランコリックなワルツの曲でも、ベースのパッセージは優しくも速い5曲目。

2017/10/19

Live From The Country Club/Chick Corea The Trio

Chickthetrio
ミロスラフ・ヴィトウスの参加作過去盤聴き4日目。またチック・コリア関連のアルバムなんですけど、このトリオは、最初ECMで2枚組が出た時、けっこうよく聴きました。今日のアルバムが出たのは、’96年になってからで、こういうものもあります的なチックのシリーズだったので、今も入手が容易かどうかは分かりません。でも、この3人だと演奏がいいんですよね。ヴィトウスは学校で教えていた時期もあったとかで、経歴が長い割にはレコーディングがあまり多くはない人ですけど、演奏はやれば素晴らしいですね。ECMのアルバムでもいいので、機会があったらこのトリオ、聴いてみてもいいかもしれません。


Live From The Country Club/Chick Corea(P) The Trio(Stretch) - Recorded 1982. Roy Hayes(Ds), Miroslav Vitous(B) - 1. The Loop 2. Hackensack 3. So In Love 4. Piano Solo 5. Piano & Bass Duet 6. Dammit (Drum Solo) 7. Slippery When Wet 8. Waltse 9. On Green Dolphin Street

カリフォルニア州でのライヴ。’81年ECMの「トリオ・ミュージック」というのが同メンバーで録音されていますが、オリジナルでも人の曲でも、ここまで息の合ったこのメンバーでのすごいインプロヴィゼーションに当時は衝撃を受けました。インパクトとしては両者は同質。 曲は数曲重なっていますが、その時その時感じるものがあるかと。’84年にもECMからライヴが1枚録音されています。ちなみに他の人の作曲は2-3、9曲目のみで、他はチック・コリアないしメンバーの曲、インプロヴィゼーション。ミキシングはちょっと違うかもしれませんが、その素晴らしさは、Stretchレーベルから出ていても同じ。インプロヴィゼーションも4-6曲目にあり、そのスリリングさと、曲としてある曲の安定感のバランスがなかなか見事だと思います。

2017/10/18

Guardian Angels/John Scofield, etc.

Johnguardian
ミロスラフ・ヴィトウスのサイド参加作過去盤聴き3日目。当初、ヴィトウスをリーダーにして作ったアルバムをここに掲載していいのかという問題もありますが、CDジャケットの表題などを元に、事務的にやっていくしかないですね。実際、ギターが全曲に参加しているわけでもなく、どうしたもんだかと思ってましたけど、どこに置けばいいのかは後日再検討することにして、どんどん聴いていきます。ここではヴィトウスはエレキベースを使っていることが多いのですが、’70年代は彼はけっこうエレキベース、使ってましたので、全然不自然感はないです。内容とLP発売時のことを総合すると、やはりヴィトウスのアルバム、ないしは共同名義、というのが適当ではないかと思いますが。


Guardian Angels/John Scofield(G), etc.(Breaktime) - Recorded November 9-11, 1978. Miroslav Vitous(B), George Ohtsuka(Ds), Kenny Kirkland(P), Mabumi Yamaguchi(Ss) - 1-1. His Meaning 1-2. Rising 1-3. Resolution 2. Inner Peace 3. Guardian Angels 4. Off To Buffaro 5. Eating It Raw 6. Shinkansen

もともとミロスラフ・ヴィトウスのアルバム。CD発売当時ジョン・スコフィールドの名前を出した方が売れたからか。ヴィトウス作が1、3曲目、ジョン・スコ作が4-5曲目、ケニー・カークランド作が2、6曲目。フュージョン的なノリの曲が多いですが、ミロスラフ・ヴィトウスのエレクトリック・ベースも実はすごい。当時のクロスオーバー的でドラマチックな展開を見せる3楽章からなる、ある意味プログレ的とも言える1曲目、叙情的でメロディアス、淡い浮遊感があるバラードの2曲目、ベースの高域アルコも含めて、ベースの存在感を感じさせる割と静かな3曲目、シャッフルの8ビートで、ギターが前面に出ていて、ロック的で楽しい4曲目、ファンク的なビートでギターが活躍する5曲目、スピーディーなラテンビートが実は心地よい6曲目。

2017/10/17

Super Nova/Wayne Shorter

Waynesuper
ミロスラフ・ヴィトウスサイド参加作の過去盤聴き2日目。まだ’60年代の録音なんですよねえ。それでも自分がジャズというよりはクロスオーヴァーに目覚めたのが’75年のことだったので、その時からは、今から見ると時期的に非常に近いです。その時にはジャズではこういう動きがあったのかと。メンバーもスゴいですけど、演奏はやはりフリーか、それに近いものが多かった時代です。自分は好きなんだけど、やはり聴く人を選ぶサウンドの時代だったのかもしれませんね。チック・コリアのクレジットがドラムスとヴァイブラホンというのが解せませんけど、ここはクレジット通りに掲載しておきます。


Super Nova/Wayne Shorter(Ss)(Blue Note) - Recorded August 29 and September 2, 1969. John McLaughlin(G), Sonny Sharrock(G), Walter Booker(G on 3), Miroslav Vitous(B), Jack DeJohnette(Ds, African Thumb P), Chick Corea(Ds, Vib), Airto Moreira(Per), Maria Booker(Vo on 3) - 1. Super Nova 2. Swee-Pea 3. Dindi 4. Water Babies 5. Capricorn 6. More Than Human

3曲目のA.C.ジョビン作以外は、ウエイン・ショーター作曲。彼はソプラノ・サックスだけを演奏していて、ポリリズムやフリーの要素などを取り入れて独自な音楽を展開してます。そういう時代の流れだったのでしょう。チック・コリアのクレジット、合っているんだろうか。なかなかハマりますが、1曲目のタイトル曲はほぼフリーの域に足を突っ込んでいます。静かな流れの中で、フリー的な展開になっている2曲目、サンバかと思うと、鳥のような音、アフリカンな響きと共に、やはり自由な雰囲気もあり、中盤では原曲に近いようなヴォーカルも入る3曲目、マイルス・バンドでも有名な曲を、モーダルギリギリのところで表現する4曲目、やはりフリーをベースにしている5曲目、アフリカンでパーカッションが入り乱れてサックスが舞う6曲目。

2017/10/16

Now He Sings, Now He Sobs/Chick Corea

Chicknowhe
ミロスラフ・ヴィトウスのサイド参加作の過去盤聴き、という観点から、10枚残っているのでそれを聴いていきます(実際にはウェザー・リポートはそれ単独で後日書きたいので、5枚ですが)。と、そのしょっぱなから、超有名盤が出てきたではありませんか。普段は新譜を聴くことが中心なので、評価があまり定まってないCDを、「これはこういうアルバム」と書いていくので楽なのですが、既に評価の定まっているアルバムは、ツッコミが入りそうだし、下手なことは書けないし、と少々緊張してしまいます。でも結局マイペースで書いてしまいますけど。今日の時点で、ホームページの手直しするアルバム、残り700枚になりました。あまりあと何枚って書かない方がいいよとアドバイスもいただきましたが、残りの人生で全部直せるかどうかなので、勢いをつけるために、時々書いていこうと思います。


Now He Sings, Now He Sobs/Chick Corea(P)(Blue Note) - Recorded March 14, 19 and 27, 1968. Miroslav Vitous(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Matrix 2. My One And Only Love 3. Now He Beats The Drum 4. Bossa 5. Now He Sings-Now He Sobs 6. Steps-What Was 7. Fragments 8. Windows 9. Pannonica 10. Samba Yantra 11. I Don't Know 12. The Law Of Falling And Catching Up 13. Gemini

ソリッドステート原盤の5曲(1、3、5、6、12曲目)に、ブルーノート盤で’76年に出た8曲を追加した2枚組LPのCD版。本当はオリジナル盤の5曲のみで聴いてみたい。2曲目がスタンダード、9曲目がセロニアス・モンクの曲で、他は全部チック・コリア作曲。当時を考えると、このようなジャストでカッチリした演奏は珍しかったのではないかと思います。しかもトリオの絡みやバランスも見事。1曲目でそのつかみはOKで、これだけでも、インパクトは十分。当初出た5曲を拾い聴きしても、やはり当時のジャズ界で、話題になっただけのことはあります。長いソロ・ピアノを経て、トリオになる3曲目も、やはりオリジナルながらインパクトはあります。6曲目前半のスピード感もいいですが、後半のスパニッシュな響きのサウンドもいい。

2017/10/15

Miroslav/Miroslav Vitous

Miroslavvitous
ミロスラフ・ヴィトウスのリーダー作はこれで一段落。この後はECM割合が高くなり、かなり以前にコメントの手直しをしてしまっています。またこのあたりのいわゆるフュージョン盤は、まだ数年前に国内盤CD化されたばかりです。今日のアルバムは、主にベースとドラムス、パーカッションが前面に出ているところが面白いです。ベースも通常のベースに多重録音で高域のアルコのメロディをかぶせて、ピアノとかシンセサイザーは、極端に前面に出ることもなく、そういう点で、ちょっと違った視点で聴けて面白いアルバムだなあ、と思いました。たまに聴くと新鮮だ、と思っても、そもそも過去盤聴きをやっているアルバムは、’98年以降は聴いていないものの方が多いのだから当然ですね。


Miroslav/Miroslav Vitous(B, P, Synth)(Freedom) - Recorded July 1977. Don Alias(Per), Armen Halburian(Per、Ds) - 1. Watching The Sunset Run 2. Bassamba 3. Tiger In The Rain 4. Concerto In E Minor 5. Pictures From Moravia 6. Sonata For A Dream

全曲ミロスラフ・ヴィトウスの作曲。ウェザー・リポート後のヴィトウスをとらえる格好のアルバム。多重録音による、ウェザー・リポートの影響も感じさせるサウンド。ベース自体も多重録音の個所があり、通常のベースと縦横無尽に駆け巡る彼ならではの高音アルコ・ソロ。これだけでも超絶技巧。パーカッションもいい感じです。ベースとリズムのトラックを先に録音していると思いますが、1曲目のテーマのあたり、やはり影響は隠せないですね。アップテンポのラテンリズムで、ベースのアルコが存在感を示す2曲目、静かでパーカッシヴなサウンドがミステリアスな3曲目、少しオリエンタルなテーマを持ち、ドラマチックな展開がある4曲目、哀愁漂う故郷の風景を彩る5曲目、シンセサイザーで穏やかに進んでいくバラードの6曲目。

2017/10/14

Infinite Search/Miroslav Vitous

Miroslavinfini
今度はミロスラフ・ヴィトウスのアルバムの過去盤聴きが12枚あるので、聴いていきます。そのうちリーダー作は今日を含めて2作。いずれにしても’60年代末でこんなリード・ベースのような、かなりテクニック的にも光っているベースを弾いていたのは革新的だったんではないでしょうか。年代を考えながら聴くと、やっぱりスゴいわあ、となってしまいます。また、当時は若手だったにしても、このメンバーが集まって演奏しているんだから、アルバム全体としてもすごくないわけがありません。当時のフリーとの境が流行りのサウンドだったとか、そういう面もよく分かるアルバム。久しぶりに聴いたけど、すごいという言葉しか出てきません。


Infinite Search/Miroslav Vitous(B)(Atlantic) - Recorded November 1969. Joe Henderson(Ts), John McLaughlin(G), Herbie Hancock(P), Jack DeJohnette(Ds on 1-5), Joe Chambers(Ds on 6-7) - 1. Freedom Jazz Dance 2. Mountain In The Clouds 3. When Face Gets Plae 4. Infinite Search 5. I Will Tell Him On You 6. Epilogue 7. Cerecha

邦題「限りなき探求」。1曲目以外はミロスラフ・ヴィトウス作曲。プロデュースはハービー・マン。当時はここまで自由自在にベースを操るミュージシャンはいなかったと思います。参加ミュージシャンも大物ばかりで要注目。エレキギターやエレキピアノとドラム、ベースはアコースティックな対比が面白く、当時を感じさせます。当時としては新しいサウンド。かなりトガッてはいるけれど、フリーには行きそうで行かない16ビート的な1曲目、細かいリズムで一気に進む2分弱の小品の2曲目、テーマ部その他で、リードベースになっている感じの3曲目、ミステリアスなバラードでタイトル曲の4曲目、アルバムの中ではけっこうフリー寄りな演奏の11分台の5曲目、割と穏やかでメロディアスなバラードの6曲目、フリーでの小品の7曲目。


(追記)この時期リーダー作で「Purple」(CBS/Sony)’70年も出ていると教えていただいたのですが、LPだけで未CD化のため、聴くことができません。残念。

2017/10/13

Komitas/Seven Songs/Lusine Grigoryan

2514
ECM New Seriesが1枚届いたので、聴いてみました。このアルバム、「Komitas/The Gurdjieff Ensemble/Levon Eskenian」(ECM 2451)と同じ月の録音なので、何か関係あるのかもしれませんね。大手通販でコミタスを見てみても、あまり種類が多くなくて、ECMで大きく取り上げているのは、やはり、また何かの発掘作業と同じで、ECMが作り上げていくという感じが大きくします。曲は商品が多いですけど、その神秘性とか、サウンドにはひかれるものを感じますし。ECMの中でどれだけ売り上げに貢献するのかは分かりませんけれど、こういう神秘的なピアノ曲も、なかなかいいものだなあ、と思った次第です。


Komitas/Seven Songs/Lusine Grigoryan(P)(ECM New Series 2514)(輸入盤) - Recorded February 2015. - 1-7. Seven Songs 8. Msho Shoror 9-15. Seven Dances 16-27. Pieces For Chirdren 28. Tognik

(17/10/11)コミタスは19-20世紀アルメニアの作曲家。8曲目のみ10分あるけれど、他の曲の中の時間は1分未満から長くても4分台と短いものが多く、合計で49分台。やはり神秘的な色合いのある、宗教的な(?)要素も垣間見える小品が連続しています。それは、静かで語り掛けるような曲が多いです。ジャケ表のタイトルは「Seven Songs」ですが、ジャケ裏は「Piano Compositions」と書かれています。裏の方が内容を語っている?

2017/10/12

The Rhythm Of The Saints/Paul Simon

Paulrhythm
ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴きの10日目で一段落。最後はポール・サイモンのアルバムとなりました。ブレッカー兄弟関係は、ジャズ雑誌に掲載されていない、ロック、ポップス関係の出演が非常に多いのですが、そこまで追いきれないので、とりあえず自分の手持ちのCDからのピックアップです。パーカッションのリズムが最初から最後まで鳴り続け、44分台とはいえ、聴き通すのが大変。最初にリズムトラックを作ってからメロディの作曲、作詞などをこの時はしたようですね。やっぱり自分には「時の流れに」が一番好き。さて、残り手直し枚数があと706枚にまで少なくなりました。果たしてあと数年のうちに終わるかどうか...。


The Rhythm Of The Saints/Paul Simon(Vo, G)(Warner Bros) - Released 1990. Grupo Cultural Olodum(Ds), Kim Wilson(Harmonica), Michael Brecker(EWI, Sax), Steve Gadd(Ds), Nana Vasconcelos(Per), Bakithi Kumalo(B), Greg Phillinganes(Synth), Jude Bethel(Ts), Cherles Doherty(As), Clifton Anderson(Tb), Errol Ince(Tp), Clyde Mitchell(Tp), Georges Seba(G), Martin Atangana(G), Andre Manga(B), Alian Hatot(Sax), Phillipe Slominski(Tp), Jacques Bolognesi(Tb), Jimmu McDonald(Accordion), Vincent Nguini(G, B), Ringo Star(G), Rafael Rabello(G), Randy Brecker(Tp) Hugh Masakela(Flh), Ray Phiri(G), Armand Sabal-Lecco(B), Felix Sabal-Lecco(Ds), Milton Nasciment(Vo), etc. - 1. The Obvious Child 2. Can't Run But 3. The Coast 4. Proof 5. Further To Fly 6. She Moves On 7. Born At The Right Time 8. Spirit Voices 10. The Rhythm Of The Saints

作詞(一部のポルトガル語の詞を除く)と作曲、プロデュースは全曲ポール・サイモン。アフリカのリズム(ライナーによればブラジルと西アフリカのミックスらしいです)が前面に出てきて最初は非常に面食らいました。というのはポール・サイモンにはAOR路線でいってほしかったから。とはいうものの、慣れると非常に心地よいかもしれない。パーカッションがメインのリズムは中毒性があるようで、本格的なものを使っているので、これはこれでいいと思うようになりました。それらをバックに発せられるヴォーカルはいつものサイモン節だし。ただ、彼を本当に理解するには、原語で深く詞を掘っていかなければならないかなあ、とも思います。マイケル・ブレッカーは1、3、5-6、8-9曲目に、ランディ・ブレッカーは5-6曲目に参加。

2017/10/11

Some Other Time/A Tribute To Chet Baker

Chetsomeother
ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴き9日目。ここではチェット・ベイカーのトリビュートアルバムという事で、主役じゃないかと思う人もいるでしょうが、吹いてない曲もあり、実質なリーダーはリッチー・バイラークなんです。彼のことも好きなので、こういう風なアルバムもいいんじゃないかなあ、と思いますけど、リアルなチェットファンは、ちょっと肩透かしをくうかもしれません。バイラークがリーダーとジャケに堂々とクレジットしてもよかったのでは。あとは、好きなジョン・スコフィールドが、1、9曲目にしか参加していなかったのも少々残念ですが、聴けただけでも良かったかな。演奏自体はメンバーがいいので、けっこう好みですし。


Some Other Time/A Tribute To Chet Baker(Triloka) - Recorded April 17-18, 1989. Richie Beirach(P), Michael Brecker(Ts), Randy Brecker(Tp, Flh), George Mraz(B), Adam Nussbaum(Ds), John Scofield(G) - 1. Broken Wing 2. Sunday Song 3. Alone Together 4. Young And Foolish 5. Leaving 6. In Your Own Sweet Way 7. Some Other Time 8. Inborn 9. Paradox 10. My Funny Valentine

チェット・ベイカーへのトリビュートアルバムで、リッチー・バイラークの曲が5曲(1-2、5、8-9曲目)あり、彼が全曲のアレンジもしていて、このアルバムの中心的存在です。 チェットの代わりをするのがランディ・ブレッカーですが吹いてない曲も。ジョン・スコフィールドやマイケル・ブレッカーの参加などもあり、それだけで楽しめる内容。これだけのメンバーがチェットにトリビュートしている、という点で、すでに聴きごたえがあります。ただし、バイラークの曲も多く、単なるトリビュートではなく、バイラークのリーダー作的なアルバムととらえられます。しかしそれらの曲も、割と静かで、トリビュート的というかレクイエム的というか、そういう要素も持っています。もちろん3曲目のようにアップテンポの4ビートで彼が吹いていそうな曲も。

2017/10/10

Claus Ogerman Featuring Michael Brecker

Clausmichael
ランディ・ブレッカーのサイド参加作の過去盤聴き8日目。今日はクラウス・オガーマンのアルバムで、マイケル・ブレッカーを大々的にフィーチャーしたアルバムです。マイケルが亡くなって10年経つけれど、このアルバムを聴くとソロがスゴいことになっていて、もっと長生きしてくれたらどんなに素晴らしい演奏をたくさん残してくれたことか。という、たら、れば、の話を個々でしてもしようがないのですけど、オガーマンの曲やアレンジも素晴らしいし、その相乗効果になっています。ジャズとかフュージョンとかいう前に、オーケストレーションを楽しむアルバムですが、そういうジャンルはないので、あえてこじつけでジャンルを選ばざるを得ませんでした。


Claus Ogerman(Comp, Arr) Featuring Michael Brecker(Ts on 1-4)(GRP) - Recorded January and December 1988, January 1989 and April 1990. Randy Brecker(Tp on 1-2, 4), Alan Pasqua(Key on 1-4), Vinnie Colaiuta(Ds on 1-4), Mercus Miller(B on 1-2), Robben Ford(G on 5), Dean Parks(G on 1-4), Paulinho Da Costa(Per on 1-4), Abraham Laboriel(B on 3-4), Steve Gadd(Ds on 5), Eddie Gomez(B on 5), etc. - 1. Corfu 2. Lyricosmos 3. After The Fight 4. Adonia 5. Boulevard Tristesse

クラウス・オガーマンの作曲・編曲・指揮で、マイケル・ブレッカーが1-4曲目でソロを展開するアルバム。ソロがスゴくてかなりいい。曲や、オーケストレーション等のアレンジも見事です。音の流れだけ聴いているとかなり高度な作曲・アレンジのようですが、GRPレーベルだけあってほど良くポップです。オーケストレーションはそれだけで聴きほれてしまうくらい。メンバーは大きく1-4曲目までと5曲目と分かれます。ここでもなかなかスゴいメンバーが入れ替わったりしています。エレキベースを使っていて、4ビートではないというだけでフュージョンかというと、判断しがたい面を持っています。まあ、ややフュージョンか、というところ。5曲目はロベン・フォードがギターでソロをとっています。これはもう、素晴らしいとしか言えないかも。

2017/10/09

Jazzvisions/Implosions

Jazzvisionsimplo
ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴き7日目。今日のアルバムは’80年代後半に短期間存在したNECアヴェニューというレーベルからの企画ものアルバムです。レーザーディスクの映像ものと連動で10種類出ていて、そのうち2枚を持っています。余裕があれば、当時のメンバーがスゴいので、全部持っていても良かったかなと思います。でもこのアルバムも、セッション的なライヴの位置付けではありますけれど。このアルバムもランディは2曲目だけの参加になっていますが、やはりメンバーが面白いので、今になって振り返って聴くと、割といいんじゃないかと思えます、企画ものとしては。


Jazzvisions/Implosions(NEC Avenue) - Recorded December 1986. Randy Brecker(Tp on 2), Stanley Clarke(B), Peter Erskine(Ds on 1-4, 6-7), Eric Gale(G on 1), Roger Kellaway(P on 1, 3, 6-7), Frank Morgan(Sax on 1), McCoy Tyner(P on 4, 6-7), Ernie Watts(Sax on 3) - 1. All The Things You Are 2. Loverman 3. Skylark 4. Green Dolphin Street 5. Bass Folk Song 6. Softly As In A Morning Sunrise 7. So What

5曲目のスタンリー・クラークのエレキ・ベース・ソロ(他の曲ではアコースティック・ベースを演奏)を除いて有名な曲が続き、しかも有名なミュージシャンが集まって繰り広げられたライヴ。なかなかありそうでなさそうな組み合わせかもしれません。ただし、曲によって入れ替わりが多いので、曲単位では割と普通の曲もありますけど。1曲にしか参加していないミュージシャンも複数人。その中でも6-7曲目はピアノが2人での演奏なので、その対比が面白いかもです。全体的に聴きやすいアルバム。ランディ・ブレッカーは2曲目のみの参加ですが、そのかわりワン・ホーンなので、彼の演奏全開のバラードを聴くことができます。発売当時はレーザーディスクと連動で、映像も同じ音源で観れました。今となっては珍しい企画ものCD。

2017/10/08

Invitation/Jaco Pastorius

Jacoinvitation
ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴き6日目。このような大物アルバムに行き当たりました。しかも、別に同じ日の収録で「Twins1」「Twins2」として2枚組のアルバムも出ています。それでも買ってしまうのがジャコ・パストリアスの魔力。さすがに、最近の、レアな未発表演奏もちょっと入っているような、海賊版のようなアルバムまでは手を出さなくなりましたけど、ジャコのリーダー作は公式盤が2枚しかないので止むを得ませんね。このアルバムはそんな中で、けっこういい演奏と録音状態のものだし。Twinsとどっちを買っていいのか迷いますけど、どっちを買ってもいいんじゃないかなあ、と思います。


Invitation/Jaco Pastorius(B)(Warner Bros) - Recorded 1982. Don Allias(Per), Randy Brecker(Tp), Peter Erskine(Ds), Bobby Mintzer(Ts, Ss), Othello Molineaux(Steel Dr), Jean "Toots" Thielemans(Harmonica), Elmer Brown(Tp), Forrest Buchtel(Tp), Jon Faddis(Tp), Ron Tooley(Tp), Wayne Andre(Tb), David Bargeron(Tb, Tuba), Peter Graves(Btb), Bill Reichenbach(Btb), Mario Cruz(Ts, Ss, Cl, Afl), Randy Emerick(Bs, Cl, Afl), Alex Foster(Ts, As, Ss, Cl, Piccolo), Paul McCandliss(Ts, Oboe, English Horn), Peter Gordon(French Horn), Brad Warnaar(French Horn) - 1. Invitation 2. Amerika 3. Soul Intro/The Chiken 4. Continuum 5. Liberty City 6. Sophisticated Lady 7. Reza/Giant Steps/Reza 8. Fannie Mae/Eleven

日本のオーレックス・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ録音。ジャコ・パストリアス作曲は3曲目前半、4-5、7曲目前と、中盤除き、後ろ。以前日本のみのLP発売では2枚(「Twins1」「Twins2」)だったのを1枚にまとめたもの。曲は他のアルバムと重なっていますが、音も良く、ビッグバンドでのライヴならではの迫力があります。全部収録の資料性と、1枚にまとめたアルバムのまとまりと、結局両方を聴きたくて、発売されるたびに両方を買ってしまいましたが。やはりジャコのビッグバンド作品はそれだけで価値がありますし。彼がけっこう安定していた時期では あるので、彼の幾多も出ているアルバムの中では、かなりいい方だと思います。1枚とはいってもこの時代のこと、LP1枚分での収録時間は少々もったいない気もする。

2017/10/07

Peter Erskine/Peter Erskine

Petererskine
ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴きしばらく置いて5日目。参加アルバムも飛び飛びに残っていますが、このアルバムはピーター・アースキンの初リーダー作。曲によってはフュージョンに位置づけが近いような曲もありますけど、あえてジャズのアルバムの範疇にしておきます。メンバーがメンバーだし、これが当時の新しいジャズなんだなあと思ったものの、このCDでの発売日は’98年のことでした。聴いたのはリアルタイムではなかったですね。CD発売当時はCDの全盛期でもあったので、けっこういろんなアルバムが国内盤で手に入ったような記憶があります。当時は若手だったけれど、このメンバーが集まったのだからスゴいと思います。


Peter Erskine(Ds)(Conpemporary) - Recorded June 22-23, 1982. Randy Brecker(Tp, Flh on 1, 3-7), Michael Brecker(Ts on 1, 4-5), Bob Mintzer(Ts on 1, 3-5, 7), Mike Minieri(Vib on 3, 5, 7), Kenny Kirkland(P on 1, 3-4, 7), Eddie Gomez(B on 1, 3-7), Don Alias(Per on 1, 3-7), Don Grolnick(Key on 1, 5) - 1. Leroy Street 2. In Statu Nascendi 3. E.S.P. 4. Change Of Mind 5. All's Well That Ends 6. My Ship 7. Coyote Blues 8. In Statu Nascendi (Alternate Take)

初リーダー作で、ジャズのアルバム。彼の作曲ないしは共作は5曲(1-2、5、7-8曲目)。2、8曲目はドラム・ソロの小品で、インプロヴィゼーション的に叩いたものだと思います。他はジャズメン・オリジナルやスタンダード。この時期に結成されていた「ステップス」のメンバー・プラス・アルファというような編成です。サウンドもステップスと同じように、当時としては新しい感覚の混ざったジャズというイメージがあります。それにしてもすごいメンバーで、当時としてはこの組み合わせが良かったです。それぞれの演奏もなかなかスゴいことになってます。エレキピアノも交えての、4ビートもある曲の1曲目から、彼が当時の新しいタイプのジャズ・ミュージシャンだったことが分かります。既成の3曲目もなかなかモーダルでカッコいい。

2017/10/06

12月のライヴの準備中

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とは言うものの、演奏する方はジャズとかフュージョンとかは関係ないのですが。’15年2月に25年ぶりぐらいに復活した親父バンドも、もうその後年2回ぐらい演奏していますが、たいていが20分ほどの出演時間でした。30分のものもあったかな?

12月中旬の休日昼間に、これはプライベート・ライヴということで、友人知り合い中心に招待して、一般公開はしないんだけど、歳をとってからの、自分にとって初のライヴハウスでの単独ライヴという事になります。50分から1時間のライヴが2バンド分出演するので、2バンド分2時間の長い時間で、若い時はやったことがあるけど、この歳では未知の世界ですね(笑)。ひとつは、「Another Side」という4人組のオリジナル&プログレバンド、もう一つは「The Voices」という6人組のオフコースを中心に演奏するバンド。どちらもエレキベースで出て、昔はコーラスもやってましたが、復活後はベースだけに専念しています。

さすがにプロでは全然ないので、今の時期からだいたい毎週土日のいずれかに3時間ぐらいスタジオに入って練習してます。そういう関係で、そちらの方にも時間をとられているので、仕事はあまり繁忙期ではないんだけど、ブログの更新が少し滞るかもしれません。

まあ、ここの読者の方は、プロのジャズフュージョン関係のライヴにも足を運んでいて耳が肥えているので、アマチュアバンドには興味ある方はいないですよね。万が一いらしたら、詳細な場所等をお教えしますけど。それでも場所を借りるので、チャージ2千円+1ドリンク別オーダーという、プロ並みの料金を徴収するのです。頑張って練習しないと。

2017/10/05

Bringin' It/Christian McBride Big Band

Christianbringin
クリスチャン・マクブライドのMack Avenueからのビッグ・バンド作2曲目。アレンジは6曲目がノーマン・シモンズで、11曲目がスティーヴ・デイヴィスの他は、全曲マクブライドだというのだから、スゴいです。確か、前作のビッグバンド作はグラミー賞だったとか。普段はフレンチホルンなどの入ったマンハッタン・ジャズ・オーケストラとか、マリア・シュナイダー・オーケストラとかを中心に聴いていたので、こういうオーソドックスで男性的な演奏を聴いたのも久しぶり化もしれません。聴いていてなかなかスカッとするジャズですね。バラードもなかなか素晴らしいし。選曲も良く、これまたけっこう男性的。6、8曲目のヴォーカル入りの曲も印象的だし。


Bringin' It/Christian McBride(B) Big Band(Mack Avenue)(輸入盤) - Released 2017. Frank Greene(Tp), Freddie Gendrix(Tp), Brandon Lee(Tp), Nabate Isles(Tp), Michael Dease(Tb), Steve Davis(Tb on 11), Joe McDonough(Tb ecept 11), James Burton(Tb), Douglas Purviance(Btb), Steve Wilson(Sa, Ss, Fl), Todd Bashore(As, Fl Piccolo), Ron Blake(Ts, Fl), Dan Pratt(Ts, Cl), Carl Marachi(Bs, Bcl), Xavier Davis(P), Rodney Jones(G on 1, 7), Quincy Phillips(Ds), Merissa Walker(Vo on 6, 8) Brandee Younger(Harp on 10) - 1. Gettin' To It 2. Thermo 3. Youthful Bliss 4. I Thought About You 5. Sahara 6. Upside Town 7. Full House 8. Mr. Bojangles 9. Used 'Ta Could 10. In The Wee Small Hours Of The Morning 11. Optimism

(17/10/04)クリスチャン・マクブライド作が1、3、9曲目、スティーヴ・デイヴィス作が11曲目、フレディ・ハバード作が2曲目、マッコイ・タイナー作が5曲目、ウェス・モンゴメリー作が7曲目で、他はスタンダードその他。編成といい、アレンジといい、変則的なものがもてはやされる中、スタイルなど正攻法で攻めています。それがなかなか豪快で、気分のいい演奏となっています。各管楽器のソロも、曲によってはブロウしての、男っぽいビッグバンドです。それでもきっちりとアレンジをきめている部分も目立ちます。バラードではゆったりと安心して聴けるし。マクブライド自身がベースなので、元気な曲では押しまくるタイプですが、10曲目はベースのアルコがテーマでバンドがバックにまわります。バラードも含め、69分お腹いっぱい。

2017/10/03

Danish String Quartet/Last Leaf

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ECM New Seriesの2日目です。ダニッシュ・ストリング・クァルテットのこの前のECM作はデンマークの現代音楽家たちを取り上げた、けっこう現代的なものでした。それが、今度は主に北欧の民族音楽のアレンジをして、クラシック的に聴かせるとあっては、けっこう幅の広いクァルテットだなあ、と思います。今回のアルバム、ECMとしては聴きやすいのとクラシック音楽をやっているのではない、という特徴があって、なかなか面白いと思います。マンフレート・アイヒャーはエグゼクティヴ・プロデューサーの位置づけなので、持ち込み音源でしょうか。New Seriesというと、いつも緊張感漂うだけに、たまにはこういう音楽もいいなあ、と思います。


Danish String Quartet/Last Leaf(ECM New Series 2550)(輸入盤) - Recorded January 2017. Rune Tonsgaard Sorensen(Vln, Harmonium, P, Glockenspiel), Frederik Oland(Vln), Asbjorn Norgaard(Viola), Frederik Schoyen Sjolin(Cello, B) - 1. Despair Not, O Heart 2. Shore 3. Polska From Dorotea 4. Tjonneblomen 5. Minuet No.60 6. AE Romeser 7. Intermezzo 8. Shine You No More 9. Dromte Mig En From 10. Staedelil 11. Naja's Waltz 12. Unst Boat Song 13. Fastan 14. Hur Var Du I Aftes Sa Sildig 15. The Dromer 16. Now Found Is The Fairest Of Roses

(17/10/02)Frederik Schoyen Sjolin作が2、7、11曲目、Rune Tonsgaard Sorensen作が8曲目、他は作曲者のあるものもあれば、トラディショナルも多い。ジャケ裏にはノルウェーと他のフォーク、とありますが、デンマークの曲が5-6、9、14-15曲目と多く、ノルウェーはおそらく1、16曲目、他にスウェーデン、シェトランド諸島など。アレンジはクァルテット。民族音楽色もちょっとオブラートに包んでクラシック色が加わって、聴きやすい。

2017/10/02

Valentin Silvestrov/Hieroglyphen Der Nacht/Anja Lechner/Agnes Vesterman

2389
またECM New Seriesが2枚届いたので、聴いていきます。これは邦題は「夜のヒエログリフ」と言うんでしょうか。なかなかそれらしき曲が並んでいます。通販などのサイトには詳しく書いてありますけど、それを引用してもあまり聴いたことにはならないので、そちらを見ていただくとして、現代音楽家としては、けっこう聴きやすい部類ではないかなあ、と思います。これも録音されてからしばらく寝かされていたものですね(ECM番号が2300番台だし)。あまり寝かされる理由が分らないのですが、これもマンフレート・アイヒャーのプロデュース。内容的には、タイトルと合致したようなサウンドで、静かにせまってきます。


Valentin Silvestrov/Hieroglyphen Der Nacht/Anja Lechner(Cello, Tamtam)/Agnes Vesterman(Cello)(ECM New Series 2389)(輸入盤) - Recorded December 2013. - 1-3. Drei Stucke 4-6. Elegie 7-9. 8.Vi.1810... Zum Geburtstag R.A. Schumann 10. Augenblicke Der Stille Und Tranrigkeit 11-12. Serenaden 13. Lacrimosa 14-16. 25.X.1893... Zum Audenken An P.I. Tscaikowskij 17. Walzer Der Alpemglockchen

(17/10/02)Valentin Silvestrovは20-21世紀ウクライナのキエフ出身の現代音楽家。ここでは’99-09年にかけて作曲された、ソロとデュオのチェロの作品を集めています。彼の80歳の誕生日に向けてのアルバム発売とのことですが、そういうことを抜きにしても、その静かでやや暗めの、割と普通に聴ける現代音楽として、小品が並びつつもアルバムとしての印象を持たせています。水色の抽象的で簡潔なジャケットが物語ります。

2017/10/01

ホームページのアルバムコメント手直し、あと721枚

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ブログ上では、ホームページのコメント手直し枚数があと何枚、という事を、割と頻繁に書いているのですが、昔はとにかく目についたところから直していて数を数えてなかったでした。ある時期、あと何枚だろう、という事が気になって、ホームページから、’98年以前に書いた短いコメントを拾い出してエクセルの表にしたんですね。枚数を拾い出した時点の’11年12月にカウントをはじめた頃はあと1,163枚と書いてあったのですが、昨年10月10日時点で、あと806枚、と書いてあって、思いついた時とか、忙しくない時しかコメント手直しはできないですけど、少しずつですが進んでいってますし、気合を出せばあと数年で何とか終わるのでは、と思います。これでも手直し作業をはじめたのが’99年のことで、もはらライフワークのひとつになってます。それまでコメントが短いので、ホームページをはじめてからの2年間で大量にアップしていたことも分かりますね。

それが今日時点であと721枚。そのミュージシャン別の内訳は、写真のエクセルの表の方を見ていただければ、分かると思います。特集ミュージシャンごとの重複も、2名参加なら1枚直すと2枚分数字が減っていくという単純なカウントですけど、だいたいの目安にはなります。まあ、消し込み忘れとか数え間違いもあるので、時々元の枚数が変動することもありますけど。直す法則として、基本的には直すページの中の枚数が少ないところから、というのが挫折しないいい方法なので、この順番で行くと、今のランディ・ブレッカーサイド参加作が終わると、次は12枚のミロスラフ・ヴィトウスの予定になりますか。重複ミュージシャンがあれば、その間に他のところの枚数も減っていきますし。新譜の購入枚数が昔ほどには多くなくなっているので、この手直し作業も、時間があればどんどん進めていきたいと思っています。

(追記)4月にも同じようなことを書いていて、そこではあと774枚になってました。そんなに枚数を直してないのに、表示枚数が53枚も減ったのは、取り上げたCDに重複ミュージシャンが多かったからだと思います。

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