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2017/09/30

ジャズのホームページが20周年

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’97年9月30日にオープンした「ジャズCDの個人ページ」ですが、今日で20周年を迎えました。自分の年齢にして36歳から56歳になるまでの期間なので、人生で一番いい時をジャズ聴きに費やしてしまったかなと思います。まあ、ネットの記録には残っているんで後悔はしていないですけれども。今までで一番長いお休みは、母が亡くなった’14年のことで1か月半ほど(四十九日まで)でした。こういうのって本人にやる気があっても仕事や家庭の事情、あるいは経済的な事情で続けられなくなることも多いので、そういう意味ではラッキーな20年間でもありました。ホームページとブログをCDに関しては更新を連動させているので、ホームページの更新も意外に頻繁です。

レビューや批評になってないという事も時々言われたりしますが、実は自分のための記録と、そしてこれはこういうCDなんだよという事を伝えたい、という思いでやってます。CDを聴いている時間プラスアルファでホームページやブログにアップするための生活の知恵というか、なるべく時間をかけないでホームページ(ブログ)にアップするような仕組みにしたため、ひとりの個人が趣味でやっているジャズのレビューサイトでは日本では掲載枚数が多いサイトのひとつなんじゃないかと思います。内容はともかく。ミュージシャンやレーベルなど、完全ではないものも多いですけど、ECMレーベルやCriss Crossレーベルをほぼ網羅したり、ミュージシャンやグループでも日本でここだけの特集も多いですし。

ただ、今後は新譜は少しずつ減っていくんじゃないかと思います(以前にも何度か書いてますけれども)。ホームページを開設した時に亡くなっていたのは、ビル・エヴァンス(P)とジャコ・パストリアスだけだったのが、このところ、特集しているミュージシャンで亡くなる方が増えていて、ホームページに新しい特集を作ってないので、必然的に追っかけしているミュージシャンの新譜も減ってくるためでもあります。やはり時の流れを感じますね。また、アルバムコメントで’98年以前の短いものを、一部を残して直していきたいこともありますが、これもペースを上げてもあと数年はかかるでしょう。今日現在であと721枚。現実的な数字ですが、まだ多いかなあ。まあ、基本的にはやっていて楽しいという事もありますけど。

いつまで続くかは分かりませんけど、20年続いたんだから、少なくともまだまだやれるんではないかと思います。今しばらくの間、お付き合い願えれば幸いです。20年やってみて、とにかくコツコツ続けていくのがいいんだなあ、と思います。仕事がら、そういうのは好きな方ですし。要は自分が楽しめるかどうかですよね。こんなホームページ(ブログ)ですが、訪問してくださっている方々には感謝してます。今後ともよろしくお願いします。


(10月2日追記)知り合いとやり取りしていて、ネットで活動をしていて最大の収穫は、同好の士のネットの友人がたくさんできたということ、だそうです。ずっとやり取りしている人もいたり、実際に会ったりオフ会をしたりする人もいますが、今は疎遠になっているけど一時期活発にやり取りしていた人もいれば、突然プツっとやり取りがなくなったり消息不明になったり、亡くなったり。でも、その時々において、確かにこれは人生においての財産ですよね。

2017/09/29

Jazz Of The 80's/Freddie Hubbard, etc.

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ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴き4日目。今日のアルバムは、曲ごとのクレジットが掲載されてないので、部レッカー兄弟は3-4、6曲目に参加しているんじゃないかなあ、という予想はできるのですが、そのあたりの詳しいことは、徹底的にリスニングをしていないので、不明です。自分がCDプレイヤーを買ってジャズのCDを聴きはじめたのが’84年のことなので、これもリアルタイムでは聴いてないですね。でも当時の状況というのは、けっこう面白かったのを覚えています。よみうりランドのライヴ・アンダー・ザ・スカイに毎年行ったのは、’80年代後半じゃなかったかなあと。だんだんそのあたりからリアルタイムに近くなっていきます。


Jazz Of The 80's/Freddie Hubbard, etc.(Eastwind) - Recorded September 2, 6 and 7, 1980. Joe Henderson(Ts), Randy Brecker(Tp), Michael Brecker(Ts), Joe Farrell(Ts, Fl), Robben Ford(G), George Duke(P), Alphonso Johnson(B), Peter Erskine(Ds) - 1. Intrepid Fox 2. Bahama Mama 3. Baffled 4. Strap Hanging 5. Good Morning Heartache 6. Home Stretch

日本でオーレックス・ジャズ祭が’80年に行われ、いくつかあったライヴのひとつ。ジャズもけっこういいですし、フュージョン的な演奏も素晴らしいメンバーで演奏されています。曲ごとのクレジットは不記載。アルバムでは、個人的にはブレッカー兄弟の作曲による3,4曲目が一番好み。フレディ・ハバード作の、アップテンポの4ビートで、モーダルでスリリングなジャズが繰り広げられていて、これでもかと進んでいく1曲目、アルフォンソ・ジョンソン作のフレットレス・ベースが効果的な、素朴な味も出ている明るい2曲目、フュージョンの16ビートリズムが心地よい3曲目、おなじみの目立つテーマの4曲目、スタンダードを朗々と歌い上げるように吹いていく5曲目、ジョー・ヘンダーソン作のアップテンポの4ビートで、総出演の6曲目。

2017/09/28

All In All Out/Masahiko Sato

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ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴き3日目。だんだん手直しが進んでくると、ミュージシャンによっては、もう手直し済みのアルバムが多くなってきて、このように、手つかずのアルバムに偏りができてくることもあります。でも、このアルバムも久しぶりに聴いたけど、いいアルバムだなあ、と思います。国内盤CD全盛時代に、割と日本人ミュージシャンのCDも購入してました。落ち着いたら、今度は佐藤允彦、富樫雅彦あたりのアルバムにも手をつけたいなあ、なんてことを思っていますが、それはいつのことだろうか...。管ではここではデイヴ・リーブマンが圧倒的に目立っていましたね。まあ、それも面白かったですけれども。


All In All Out/Masahiko Sato(P, Synth, Per)(Sony) - Recorded April 1979. Dave Liebman(Ss, Ts. Afl), Ryo Kawasaki(G), Francisco Centeno(B), Harvey Mason(Ds), Rubens Bassini(Per), Randy Brecker(Tp), Alan Rubin(Tp), Barry Rogers(Tb), Tom Malone(Tb), Dave Taylor(Btb) - 1. Sapajou Walk 2. Grama Grass 3. Salamander 4. Moth Ball 5. Thus The Song Passed Out Of Their Mind 6. Fallout

佐藤允彦の作品なのにフュージョンでポップ(メンバーから想像つきますが)。そして、デイヴ・リーブマンのサックスのメロディは、聴きやすいようでハード。なかなかいいです。佐藤のピアノ・ソロの場面は聴きごたえがあります。 メロディアスで明るく、キャッチーかつシンプルなファンクが心地よい1曲目、少し愁いを帯びていて、それでいてメロディの印象が残るバラードの、そして中盤ではアップテンポのラテンのリズムになる2曲目、マイナーのメロディで忙しく飛翔する、ドスンドスンと来るバスドラが重い8分の6拍子と4分の4との複合のような3曲目、複雑なリズムの曲で、それでいてスムーズに進行する4曲目、どことなく異国情緒が漂う哀愁あるバラードの5曲目、メカニカルかつカッコいい展開で変幻自在なテンポの6曲目。

2017/09/27

The Joy Of Flying/Tony Williams

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ランディ・ブレッカーのサイド参加作過去盤聴き2日目。とは言いつつ、アルバムに1曲しか参加していないというものも多いですね。でもそのおかげで、普段は聴き返さないようなアルバムを聴くことができて、ラッキーな面もありますが。このアルバム、トニー・ウィリアムスがファンク、ロック方面にまで手をのばし、最後の曲でフリージャズのセシル・テイラーとのデュオという、まさしく彼が何をやりたかったんだか(少なくとも私には)分らないアルバムです。でも、曲ごとでは案外印象に残ったりはしています。CD化されていないリーダー作がこの間にあるのかどうかは分かりませんけど、’85年に新生ブルーノートで、リーダー作ではジャズの復活を遂げることになります。


The Joy Of Flying/Tony Williams(Ds)(Sony) - Recorded July-September 1978. Paul Jackson(B on 2, 7), Jan Hammer(Key, Synth on 1-2, 6-7), George Benson(G on 2, 7), Ralph MacDonald(Per on 2), Michael Brecker(Ts on 2), David Sanborn(As on 2), Ronnie Cuber(Bs on 2), Barry Rogers(Tb on 2), Randy Brecker(Tp on 2), Jon Faddis(Tp on 2), Stanley Clarke(B on 3, 5), Herbie Hancock(Key, Synth on 3, 5), Tom Scott(Lyricon on 3, 5), Mario Cipollina(B on 4), Ronnie Montrose(G on 4), Brian Auger(Org, Synth on 4), Cecil Taylor(P on 8) - 1. Going Far 2. Hip Skip 3. Hittin' On 6 4. Open Fire 5. Tony 6. Eris 7. Coming Back Home 8. Mogan's Motion

曲によってメンバーが替わり、ヤン・ハマーとの多重録音によるロックビートのデュオ作品(1、7曲目)があったり、ホーンセクションを従えた大編成の、なかなかカッコいいファンクの2曲目もあります。ブレッカー兄弟は2曲目に参加。2曲目にはジョージ・ベンソンやデヴィッド・サンボーンも参加。曲調はさまざまですが、ロック(クロスオーバー)寄りのアルバム。6拍子のファンクで、けっこう元気な3曲目、もろに硬派なロックという感じのメンバーと曲の4曲目、ファンクなんだけど、優しいドラマチックな進行の部分もある5曲目、プログレ的なメロディアスで哀愁のある曲の7曲目、なんとセシル・テイラーとのデュオでシリアスなフリーでせまりくる8曲目。 やはり時代がこういう方向へ向かわせたとか、そういう面はあると思います。

2017/09/26

Jaco Pastorius/Jaco Pastorius

Jacopastorius
今日から新譜が来るまでしばらくランディ・ブレッカー参加作が10枚残っているので、それを聴いていきます。そろそろいわゆる名盤というアルバムにも当たる確率が高くなり、耳の肥えたファンが多いので、コメントを書くのもためらわれるのですが、いつものペースで淡々とやっていくことにします。このアルバム、CD黎明期に購入したものなので、音圧がかなり低く、音も今のリマスターされたものよりは悪いと思います。でも、そのエッセンスを聴くだけでもけっこうスゴいことが分かります。初めて聴いたのが、大学の音楽サークルで、先輩がカセットで聴いていたのでピックりした記憶があるので’80年ごろかな。しばらくアルバムでジャコ追っかけもやってた時期がありました。と言っても正式なリーダー作は2作だけなんですよね。


Jaco Pastorius/Jaco Pastorius(B)(Epic Sony) - Recorded September, October and December, 1975. Don Alias(Per on 1-2, 6-8), Randy Brecker(Tp, Flhon 2), Ron Tooley(Tp on 2), Peter Graves(Btb on 2), David Sanborn(As on 2), Michael Brecker(Ts on 2), Howard Johnson(Bs on 2), Herbie Hancock(Key, P on 2-3, 6, 8-9), Narada Michael Walden(Ds on 2), Sam & Dave(Vo on 2), Alex Darqui(Key on 3), Lenny White(Ds on 3, 5, 8), Bobby Economou(Ds on 3), Wayne Shorter(Ss on 6) Othello Molineaux(Steel Ds on 6), Leroy Williams(Steel Ds on 6), Peter Gordon(French Horn on 8), Hubert Laws(Piccolo on 8), String Section(on 4, 9), etc. - 1. Donna Lee 2. Come On, Come Over 3. Continuum 4. Kuru/Speak Like A Child 5. Portrait Of Tracy 6. Opus Pocus 7. Okonkole Y Trompa 8. (Used To Be A)Cha-Cha 9. Forgotten Love

邦題「ジャコ・パストリアスの肖像」。彼の作曲は2-4曲目前半、5-9曲目。はじめて聴いたとき、1曲目「ドナ・リー」のベース・ソロにぶっ飛び、しかもどの曲もはじめて聴くようなベースのフレーズで、驚きの連続でした。エレクトリック・ベース(しかもフレットレス)のまさに新しい時代の幕開け。いろいろな音楽がてんこ盛りのアルバム。ヴォーカルとホーン・セクションを使って豪華なファンクの2曲目、エフェクターを使って、ドリーミングな展開を見せるバラードの3曲目、メドレーの豪華さもある、緩急自在な4曲目、ハーモニックスをうまく使ったバラードの5曲目、スティールドラムを効果的に使ったファンクの6曲目、アフリカンで雄大な7曲目、アップテンポのラテンでベースソロがスゴい8曲目、しっとりした美しいバラードの9曲目。

2017/09/24

Trip/Mike Stern

Miketrip
マイク・スターンの新作を、少し遅れたけど入手しました。プロデューサーはジム・ベアードなので、全曲に参加しています。それにしても曲ごとのゲストミュージシャンが豪華です。それでもメロディはスターン節を貫いている曲が多いのはお見事というか、大いなるマンネリというか。何曲かは特徴のある曲もありましたが、基調はやはりスターン節でしょうか。4ビートの曲も2曲あるけど、やはりジャズというよりはフュージョン・ファンクのジャンルに入れたいようなサウンドですし。自分はこういうサウンド、けっこう好きなんですけど、やはりスターン節中心という事で、好き嫌いはある程度分かれるんじゃないかなあ、と思います。


Trip/Mike Stern(G)(Heads Up)(輸入盤) - Recorded January - March 2017. Bob Franceschini(Ts on 1, 6), Jim Beard(Key, Org, P), Dennis Chambers(Ds on 1-2, 6), Victor Wooten(B on 1), Arto Tuncboyaciyan(Per on 1-2, 4, 7-8), Randy Brecker(Tp on 2), Tom Kennedy(B on 2, 6), Bill Evans(Ts on 3, 10), Lenny White(Ds on 3-4, 10-11), Teymur Phell(B on 3-4, 7-8, 10-11), Wallace Roney(Tp on 4, 11), Will Calhoun(Ds on 5, 9), Edmond Gilmore(B on 5, 9), Gio Moretti(Vo on 7), Leni Stern(Ghoni on 7, 9), Dave Wackl(Ds on 8), Elhadji Alioune Faye(Per on 10) - 1. Trip 2. Blueprint 3. Half Crazy 4. Screws 5. Gone 6. Whatchacallit 7. Emilia 8. Hope For That 9. I Believe You 10. Scotch Tape And Glue 11. B Train

(17/09/24)全曲マイク・スターン作曲。何とも豪華な曲ごとのゲストミュージシャン。相変わらずのウネウネフレーズで、ややハードコアなフュージョンを奏でてます。どんなミュージシャンを使っても、曲ごとの雰囲気は変わっても、だいたいの曲でスターン節になっているのは今までと一緒。1曲目のタイトル曲からして、メンバーがメンバーだけど、けっこう賑やかな演奏です。ただ、緩急がついて、2曲目はややテンポが1曲目よりはゆっくりだし、落ち着いた曲も中にはあります。それでもスターン節ですが。3、10曲目はアップテンポの4ビートだけど、それでも純ジャズには聴こえません。その中でもアコースティック・ギターの5曲目のバラードはしっとりとしてるし、7曲目も少し変わった感じ。9曲目は田舎的な広大な雰囲気を持つ曲。

2017/09/22

ライヴ・イン・モントリオール/上原ひろみxエドマール・カスタネーダ

Ueharamontreal
上原ひろみ(英語ではHiromi)の新譜が出たので聴きました。最近トリオでのアルバムが、メンバーの健康上の理由もあるのか出てませんけど、このアルバムも、けっこういいなあと思いました。出だしの2曲のあたりはちょっとマニアックかなあ、と思っていましたが、その後はポップなメロディも出てくる場面もあったり、通して聴くと興奮させられました。もはやハープというよりは、やたら音の範囲の広いギターという感じで、ハープの概念を覆すような超絶技巧の演奏も聴きどころです。ハープとピアノが混ざり合って、どちらがどちらか、なんていう親和性もあったりして、なかなか他では効くことができない音楽を聴かせてくれました。でも少し聴く人を選ぶかな。


ライヴ・イン・モントリオール/上原ひろみ(P)xエドマール・カスタネーダ(Harp)(Telarc)
Live In Montoreal/Hiromi Uehara(P) x Edmar Castaneda(Harp)(Telarc) - Recorded June 30, 2017. - 1. A Harp In New York 2. For Jaco 3. Moonlight Sunshine 4. Cantina Bando The Elements: 5. Air 6. Earth 7. Water 8. Fire 9Libertango

(17年9月20日発売)カナダでのライヴ。3、5-8曲目が上原ひろみ作曲、1-2曲目がエドマール・カスタネーダ作曲、5曲目はジョン・ウィリアムス作、9曲目がアストル・ピアソラ作。CDの収録時間72分にわたり、2人の超絶技巧を聴くことができます。特にハープは今まで聞いたことのない何か別の楽器のように聴こえ、2人とも楽器の限界に挑戦している感じです。1曲目からそれは全開で、もはやすでに、何かすごいものを聴いてしまったなあ、という感じ。それでいて曲としてもカチッと成立しているところがすごいです。通常の音ではない出し方の応酬の部分がある2曲目も、実験的だけど面白い。ただ、演奏曲を聴いていって少々マニアックかなとも。5-8曲目の組曲も意外にポップだと思うのですが。のどかな3曲目も。

2017/09/21

Pelagos/Stefano Battaglia

2570
ECMレーベルの新譜が3日目にして一段落。今日のアルバムはソロ・ピアノで2枚組、131分ほどの収録なので聴きごたえがあります。しかも名匠ステファノ・バターリア。彼のECM以外での録音ってほとんど聴いてきていないのですけど、ここでもECMに欠かせない存在のピアノになっています。2枚組としては、3回目の発売。これも、多い方ですね。演奏も2枚組の長さを感じさせず、多くは淡々と、時には緊張感を伴って聴くことができました。今はECMはベテランや有名なミュージシャンの取り込みと、新人路線と2つの方向があるようですけど、ベテランの取り込みで成功している例ではないでしょうか。


Pelagos/Stefano Battaglia(P, Prepared P)(ECM 2570/71)(輸入盤) - Recorded May 2016. - 1. Destino 2. Pelagos 3. Migralia 4. Lamma Bada Yatathanna 5. Processional 6. Hapiap 7. Dogon 8. Life 9. Lampedusa 10. Hora Mindi 11. Lamma Bada Yatathanna(Var.) 12. Exilium 13. Migration Mantra 14. Horgos E Roszke 15. Ufratu 16. Heron 17. Brenner Toccata

(17/09/20)イタリアでのライヴと客がいないところの録音らしく、CD2枚組。4、11曲目はアラブ地方のトラディショナルで、他は全てステファノ・バターリアの作曲。神秘的でクラシカルな場面も目立ち、ECMとしての想定の範囲での演奏を感じ取ることができます。ほとんど激しい演奏というのはなく、どちらかというと、いや、かなり静かな演奏で、作曲とはあるものの、整ったフリー・インプロヴィゼーションに近いものかもしれないです。そして心なしか瞑想的な音の繰り返しがあって、夢見心地な世界へ誘ってくれる場面もあります。それでも、曲によっては、激しくはないんだけど重々しい感じで多少緊張感を感じる曲も。また、プリペアード・ピアノを使っている曲はやはりある程度実験的か。彼のアルバムは2枚組が多いのも納得。

2017/09/20

Provenance/Bjorn Meyer

2566
ECMレーベル新譜聴き2日目。今日はベーシストのソロアルバムです。とは言うものの6弦エレクトリック・ベースとアコースティック・ベース・ギター(ギターの形状をしたベース)で、多重録音の部分もあるし、音域がちょっと上なので、あまりベースのソロアルバムという音ではないです。もっとカラフル。でもやっぱりECMから出したので、音響系というか、そういう方向性の音が出ています。好きな人は好きだろうなあ、と思わせる内容ですけど、好みははっきりと分かれると思います。まあ、ベースのソロアルバムを出してしまうあたりやはりECMだなあ、と思ってしまいますが。個人的には癒されるし、割と面白いアルバムだと思ってます。


Provenance/Bjorn Meyer(B)(ECM 2566)(輸入盤) - Recorded August 2016. - 1. Aldebaran 2. Provenance 3. Three Thirteen 4. Squizzle 5. Trails Crossing 6. Traces Of A Song 7. Pendulum 8. Banyan Waltz 9. Pulse 10. Dance 11. Garden Of Silence 12. Merry-Go-Round

(17/09/19)11曲目のみAsita Hamidi作(全曲この人に想いを寄せてというのがテーマ)で、他は全曲Bjorn Meyerの作曲。6弦エレクトリック・ベースとアコースティック・ベース・ギターとあるので、ギタータイプのベースを使用していると思う。ニック・ベルチュのRoninのメンバーでもあったよう。多重録音の曲もあって、出てくる音は音響系や、ミニマル系な、静かな演奏が多いけれと、曲によっては、Roninよりははっきりとしたメロディが出ている曲もあります(3、6-7曲目)。4曲目はフリー的な部分もある、やや激しさを持った曲。メロディよりはアルペジオでのコード(?)の変化で語り掛ける曲(5、8曲目)もあります。ギターの曲のような10曲目。しっとりとした11曲目。一部の曲を除いて、やはり環境系という言葉が似合います。

2017/09/19

Gnosis/David Virelles

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ECMレーベルの新譜が3枚(3組)到着してきたので、また聴いていきます。今日は、あの10インチLPのみで先日アルバムを出したDavid Virelles。そこに曲によってキューバン・ジャズの大御所の Romaz Diazがヴォーカルないしはパーカッションで加わるという構図。ただ、一部の曲だけ(他のパーカッション奏者も複数いるし、何曲目参加かのクレジットがないので、どのぐらいかは分からないけれど)の参加のようだし、ECM的なソロ・ピアノも目立つし、伝統的なキューバン・ジャズもあるしで、比率を考えるか、思い切ってどちらかに寄せても良かったのでは、と思います。短い曲(断片か?)も多かったので、これももう少し長い曲を望むかもしれませんが。


Gnosis/David Virelles(P, Marimbula, Back Vo)(ECM 2526)(輸入盤) - Recorded May 2016. Romaz Diaz(Lead Vo, Per), Allison Loggins-Hull(Fl), Rane Moore(Cl), Adam Cruz(Per), Alex Lipowski(Per), Matthew Gold(Per), Mauricio Herrera(Per, Back Vo), Thomas Mogan(B), Yunior Lopez(Viola), Christine Chen(Cello), Samuel DeCaprio(Cello), Melvis Santa(Back Vo) - 1. Del Tabaco Y El Azucar 2. Rititi Nongo 3. Lengua I 4. Erume Kondo 5. Benkomo 6. Tierra 7. De Lda Y Vuelta I 8. Lengua II 9. De Ida Y Vuelta II 10. Nuna 11. Epilogo 12. Dos 13. Caracola 14. Visiones Sonoras 15. De Portal 16. De Tres 17. De Cuando Era Chiquita 18. De Coral

(17/09/19)全曲David Virellesの作曲で、12曲目のアレンジはヘンリー・スレッギル。52分に18曲を詰め込んでいるので3-6分ほどの曲もあるけれど、短い曲も多い。メンバー表は大編成だけど、曲によってはその一部が参加という形。ソロ・ピアノの曲も多いし、これはECM的。冒頭少しおどろおどろしい感じで始まり、やや静かなフリーの感触や、2曲目の彼の出身地のキューバの民族色豊かな雰囲気で進む曲もあり。たまにヴォーカルの曲もあるけど、伝統的な歌い方になっていて、それとバックが今との混合になっています。サウンド的には硬質で、フリーにいきっぱなしではないけれど、聴くのに割と緊張感を要する面の方もある。全体から見ると、少しの伝統と多めの現代ジャズが混ざっているごった煮的なサウンド。

2017/09/18

Live At The Village Gate/The New Tony Williams Lifetime

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これを新譜と言っていいのかどうか。たぶん、ブートでは出回っていた音源ではないかとは思うのですが、収録時間が30分ほどだし、音質ももう本当にそれなりと言っていいくらいの音質だし、ここまでして出すかねえ、というしろものです。それでも、アラン・ホールズワースの参加で買う人は多いだろうなあ、と思います。音質が多少悪かろうが、あのギターが出てくればそれははっきりと聴き取れるし、そのフレーズもけっこうスゴいことになってますんで。だから位置付けがすごく難しい。好きな人はそれでも良かったら買って聴くだろうなあ、という感じです。今出てくるアルバムなんで、ある程度は予想できてはいましたけど。


Live At The Village Gate/The New Tony Williams(Ds) Lifetime(Hi Hat) (輸入盤) - Recorded September 22, 1976. Allan Holdsworth(G), Tony Newton(B), Alan Pasqua(Key) - 1. Intoro By Les Davis 2. Mr. Spock 3. Proto-Cosmos 4. Fred 5. Wildlife 6. Red Alert

(17/09/15)30分ほど収録のライヴ。元はブート音源だったのか、音質が極めて悪く、ロック的な音を出すグループのため、さらに歪んでいて、人によっては鑑賞はどうかなあ、と思えるレベル。ただし、アラン・ホールズワースのファンであれば、その混沌から浮かび出てくる彼特有の、そしてハイスピードのギターフレーズには歓喜できるんではないかなあ、とも思います。曲は「Believe It」からの曲が並んでいます。ライフタイムとしては第2期にあたるのですが、こういうメンバーで音源を残してくれていること自体、うれしい派なんですが、さすがにこの音質と、収録時間の短さは何とかならないものかと思ってしまいます。当時のジャズ方面からアプローチした完全ロックアルバムではあるんですけど。あくまでもファン向けのアルバム。

2017/09/17

iPhone SE 128GBを購入

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13日に、iPhone SEを購入しました(au)。色はスペースグレイ。実は2年間iPhone 6sを持っていたのですが、6から大きくなり、ワイシャツの胸ポケットに入れるとはみ出すものが多く、重さもその前の5sに比べると重くなり、胸ポケットに入れたままだとどうしても肩がこるというか、重さを感じてしまうので、あえてこの時期、もうすぐiPhone8やiPhoneXが出ようとするのにSEにしたわけです。そのかわりストレージは128GBの仕様ですけれども(6sは16GBだったが、容量が不足した時があった)。基本的に仕事のメールのチェックとFacebookや家族とのLINEメインなので、大きい画面も今はそんなに必要ないですし。新製品に興味はあるクチなのですが、さらに8は少し重くなるという事で、仕事優先の仕様を選びました。

さて、在庫の問い合わせをするも、いくつか販売店に電話したら、在庫がなく入荷予定も未定とのことで、おそらく生産の末期なのでは、と思わせる感じでした。でも欲しい。3月にはストレージの大きいタイプが出たばかりだというのにねえ。3軒目に電話したら在庫が有って、データをiTunesに保存して、急いで買ってきました。値段も比較的安かったでしたし。ただ、これは2年後に買い替えるときに下取り価格が安いという負の面もありますけれども。

ところがiTuneに移したデータが、破損していて元に戻せず、やむなく2年前のデータから元に戻しました。まあ、メールとFacebookとLINEが基本的に使えて、あとはアドレス帳のメンテ(この2年間でそんなに増減はなかった)をやればいい話なので、その日の夜のうちに何とかだいたいのところまでは戻せました。LINEもまたほとんど最初から(PCの方のLINEには過去のやり取りがある程度残ってはいる)だし写真もいくらかは消えてしまいましたが、75枚ほどの保存だったし、いくつかはPCに転送してあるので、そんなにガックリ来るほどのことはなかったでした。

あとはメインのスイッチが5sでは右上、6sでは右の横にあるのですけど、6sで使いづらいと思っていたのが、この2年間で慣れてしまって、再び5sと同じボディのSEになって、まだメインのスイッチの位置に戸惑ってます。まあ、こっちの方が位置が良かったので、すぐに慣れるでしょう。

15日に新しいiPhoneの機種代と料金体系が出ましたが、13日の段階では6sの下取り代金が29,160円だったのに、22日から17,280円に下がっている分、得をしました。ただし、通信料は今回は「スーパーカケホ+データ定額3GB」を申し込んでますけど「ピタッとプラン」とどっちが得だったろうか、とも思います。その辺は悩ましいですね。

2017/09/16

川口千里 密着 age18-20(DVD2枚組)

Kawaguchi1820
川口千里の映像ものはこれが何枚目かになるのですけど、自分はあまり映像は観ないため、これも発売されてから、18歳から20歳までのドキュメンタリーだからどうしようかな、と思っていて、ネットの友人の後押しもあって、購入、即観てしまいました。彼女のファンだという自認もあまりないですけど、うちの長男より若い年齢で、自分も歳をとったなあと思うとともに、彼女の日常や演奏などに興味を持っていました。ライブでは特にこの映像後半で多く一緒に演奏したギターの菰口雄矢の演奏が、音色、フレーズと共に、特に耳に残りました。彼女みたいに一流の人は、大きくなるにつれて、特に音楽に対する考え方も一流になっていくのだなあ、と改めて実感。ミュージシャンとしては一流なだけに、彼女の音楽に対する向き合う姿勢、というのもよく分ります。ここでしか分らない情報も多いので、1度だけでもこのDVD、観るチャンスがあれば、おススメします。


川口千里(Ds) 密着 age18-20
~千里の道も一歩から メジャーの先へ~(DVD2枚組)

5時間以上にもわたる、DVD2枚組のドキュメンタリーで、文字通り、川口千里の18歳から20歳までを追いかけています。この時期の彼女の成長は著しくて、演奏や語りなど、すべての面においてこのDVDの中で進歩している感じです。18歳当初はドキュメンタリーの企画がなかったためか、画像がブレているため静止画像の部分があったり自撮り画像があったりしましたが、だんだん映像なども進化していってます。特に20歳になってからのインタビューでは、完全に大人の考え方、しゃべりのようでもあり、1度はこのドキュメンタリーを観ておく価値は、彼女のファンならあると思います。後半(一部前半にも)の20歳バースデーライヴのあたりと、3枚目の発売ライヴのあたりは1曲まるまると収録されている曲も多く、ライヴのDVD的な見方もできます。その他、いろいろな要素を取り入れて作っているので、5時間は長くないと思います。(17年9月9日発売)

2017/09/15

The infinite Desire/Al Di Meola

Aldiinfinite
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き11日目にして、一段落。最後はアル・ディメオラのアルバムです。このアルバム、ドラムスやベースにあたる部分が打ち込みになっている曲もあって、判別しづらいのですが、曲ごとのクレジットがあって助かりました。まあ、ディメオラがデビューした頃の鮮烈さは薄まったかもしれませんけど、熟成されてきていろいろな曲を演奏してきて、’98年当時の結果だったので、当時はこのアルバム、何度も聴いていたような記憶があります。これで過去盤聴きは残り735枚。今回は特集ミュージシャンが2-3人重なっているアルバムも多く、枚数的にはだいぶ進みました。


The infinite Desire/Al Di Meola(G)(Telarc) - Recorded February - May, 1998. Ernie Adams(Ds on 6, 9), Pino Daniele(Vo on 12), Peter Erskine(Ds on 3, 7), Herbie Hancock(P on 7), Tom Kennedy(B on 3, 6, 8-9), Gumbi Ortiz(Per), Mario Parmisano(Key on 1, 6, 8-9), John Patitucci(B on 1, 4-5, 12), Steve Vai(G on 10), Rachel Z(Key on 1-5, 7, 10-12), etc. - 1. Beyond The Mirage 2. Shaking The Spirits 3. Vizzini 4. In My Mother's Eyes 5. The Infinite Desire 6. Invention Of The Monsters 7. Istanbul 8. Azzura 9. Big Sky Azzura 10. Race With Devil On Turkish Highway 11. Valentina 12. The Infinite Desire

全曲アル・ディメオラの作曲。ある時期サウンドがパット・メセニー・グループに似てきて気になったことはありましたが、ここでは再びエキゾチックで哀愁の漂うサウンドで独自の世界を切り開きます。エレキギターやアコースティックギターは相変わらず素晴らしく、複雑なサウンドやリズムはお手のもの。エレクトリックなフュージョンなんだけど、一聴してディメオラの曲やギターだと分かるスパニッシュやラテン系の要素満載のサウンドで、けっこう印象的です。そして、少々地味ですがシンセサイザー系のバックの使い方がうまくなっているような気がします。曲によってドラムスやベースの音の打ち込みも。それにしても参加ミュージシャンが豪華。ジョン・パティトゥッチは1、4-5、12曲目に、ハービー・ハンコックは7曲目に参加。

2017/09/14

Time Warp/Chick Corea Quartet

Chicktimewarp
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き10日目。今日もチック・コリアのアルバムですが、このアルバムだけ独立してポコッとあります。チックの描いた短い物語に合わせて、組曲が出来上がったようで、アルバム全体がトータルアルバムになっています。モーダル系統のジャズは合っても4ビートで演奏する曲はなく、ボブ・バーグのサックスのメロディが前面に出てきていて、この時期で偶然この顔合わせでなければできないサウンドだなあ、と思います。今回はジョン・パティトゥッチの参加作から追いかけてましたけど、チックとして追いかけていたら、その壮大なビジョンが、果たして今の自分に見切れたか、どうか。


Time Warp/Chick Corea(P) Quartet(Stretch) - Recorded 1995. Bob Berg(Ts, Ss), John Patitucci(B), Gary Novak(Ds) - 1. One World Over(Prologue) 2. Time Warp 3. The Wish 4. Tenor Cadenza 5. Terrain 6. Arndok's Grave 7. Bass Intro To Discovery 8. Discovery 9. Piano Intro To New Life 10. New Life 11. One World Over

全曲チック・コリアの作曲。久しぶりのクァルテットでのアコースティック・ジャズ。とはいうもののいわゆる普通の4ビートのノリではない。アコースティックで演奏するフュージョンに近い感じの曲も。CDジャケットに物語が書いてあって、それをモチーフにしたトータルアルバムのようです。国内盤には物語の和訳も入っていますが、ドラマチックな曲が多いので、気にしないでも十分楽しめますが。短い曲も2曲(1、4曲目)あるけれど、通常の長さのものや10分を超える、あるいは9分台の曲も2曲(8、10曲目)あって、それが一連の曲のドラマ性の流れと、個々の曲の曲としての完結性と、うまくバランスをとっています。当時のボブ・バーグのメロディの強力さもなかなかで、存在感があります。この時期だけの顔合わせによる物語。

2017/09/13

Live From The Blue Note Tokyo/Chick Corea Akoustic Band

Chicklivefrom
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き9日目。今日はチック・コリア・アコースティック・バンドの、おそらく最後の録音で、ブルーノート東京のライヴです。ドラムスがヴィニー・カリウタに替わっていますが、演奏はけっこういい。ここでもアコースティックとエレクトリックの垣根がなくなりつつありますね。惜しいのは音がもう少しよかったらなあ、ということですが、公式の発売スケジュールにはなってなかったCDだし、その辺はやむを得ないのかな、とも思います。このアルバムまで来たことで、チック・コリアのリーダー作も、’82年の途中から’93年のあたりまで、アルバムコメントが直ってきました。


Live From The Blue Note Tokyo/Chick Corea(P) Akoustic Band(Stretch) - Recorded November 1992. John Patitucci(B), Vinnie Colaiuta(Ds) - 1. Humpty Dumpty 2. New Waltse 3. With A Song In My heart 4. Chasin' The Train 5. Summer Night 6. Tumba 7. Autumn Leaves

チック・コリア作は3曲(1-2、6曲目)。ブルーノート東京でのライヴ。ドラムがデイヴ・ウェックルではなく、ヴィニー・カリウタ。ロック、フュージョン畑の人なのですが、デイヴ・ウェックルとヴィニーは両方とも割とメリハリのある音を叩いていて、大まかなタイプとしては似ているとは思うのですが、やや4ビート向けか。音は収録がライヴのせいもあるかもしれなくて、もう少し良ければと思う。それでも、意外な人選で良かったパターンかも。どの曲も結局は元気のある方向に行く気がします。アップテンポでガンガンと進むモーダルでダイナミックな1曲目、クラシック的なソロ・ピアノからはじまって、エレキ・ピアノも使用して4ビート的な8分の6拍子で盛り上がりもある2曲目、エレキ・ピアノとエレキ・ベースでの以外な曲調での6曲目。

2017/09/12

Unforgettable/Natalie Cole

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ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き8日目。やっとチック・コリアに関係していないアルバムが出てきました。ナタリー・コールの有名盤ですね。ほんの2曲参加しているだけなんですけど、これの発見は当時のスイング・ジャーナルのディスク・レビューのところのクレジットのデータがしっかりしていて分かりました。まあ、有名なミュージシャンも参加が多いですけど、クレジットを見るだけで目がくらくらするので、今回は一部の表記にとどまっています。彼女のアルバム、あまりないだろうなと思っていたら5枚、ありました。その彼女も ’15年に65歳で亡くなっているんですよね。時間がどんどん過ぎていきます。


Unforgettable/Natalie Cole(Vo)(Warner Bros) - Released 1991. (2、10曲目のパーソネル)Joe Sample(P), Dave Weckl(Ds), John Patitucci(B) - 1. The very Thought Of You 2. Pater Moon 3. Route 66 4. Mona Lisa 5. L-O-V-E 6. This Can't Be Love 7. Smile 8. Lush Life 9. That Sunday That Summer 10. Orange Colored Sky 11. Medley: For Sentimental Reasons, Tenderly, Autumn Leaves 12. Straighten Up And Fly Right 13. Avalon 14. Don't Get Around Much Anymore 15. Too Young 16. Nature boy 17. Darling Je Vous Aime Beaucoup 18. Almost Like Being In love 19. Thou Swell 20. Mon Dimenticar 21. Our Love Is Here To Stay 22. Unforgettable

ラスト22曲目の父ナット・キング・コールとナタリー・コールの時代をこえたデュエットが非常に話題になった作品。それだけではなく、全曲父親の歌った曲だそうです。有名なスタンダード・ジャズが中心で、ミュージシャンの物量作戦ではかなりのものです。オーケストラも共演。ジャズ・ミュージシャンもレイ・ブラウン、クレア・フィッシャーはじめ有名なミュージシャンが多いですが、当然ながら控えめ。クレジットだけでも書ききれないくらいのミュージシャンの数なので、ここではジョン・パティトゥッチが参加している曲のみ表記。当然ながらオーケストラ、ビッグ・バンドも入っていますが、その表記も省略してます。このアルバムはあくまでもヴォーカルが主体ですが、クレジットを気にしないでも上質なジャズが楽しめるのはいいところ。

2017/09/11

Beneath The Mask/Chick Corea Elektric Band

Chickbeneath
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き7日目。時期の関係か、このCDから音圧が急に高くなってます。長男がこのアルバムをちょっと聴いて「シンセの音が古い。カシオペアと同じ時期ぐらい?」とシンセの演奏経験がないのに聞いてきたという事は、音で収録された時期を判断する能力があるんでしょうね。確かにもう25年以上前の発売だもんね。このグループ、どこまで行っちゃうのかと思っていたら、突然の回帰だし、このメンバーではラストのアルバムだしと、やぱりメンバーの成長は予想を超えるものがあったのかもしれません。こういうストレートな表現も好きなんですけれども。


Beneath The Mask/Chick Corea(Key) Elektric Band(GRP) - Released 1991. Dave Weckl(Ds), John Patitucci(B), Frank Gambale(G), Eric Marienthal(Sax) - 1. Beneath The Mask 2. Little Things That Count 3. One Of Us Is Over 40 4. A Wave Goodbye 5. Lifescape 6. Jammin E. Cricket 7. Charged Particles 8. Free Step 9. 99 Flavors 10. Illusions

チック・コリア作もありますが、メンバーとの共作(1、3-4、6、10曲目)、およびメンバーでの共作(2曲目)か目立ちます。再びエレクトリック・ピアノが前面に出てくるようになって、全体的にシンプルなサウンドに戻ってきました。とはいえ、かなり高度なバランスで演奏されていて、他ではまねのできないサウンド。 タイトなリズムでシンセサイザーやギター、サックスが流れていくような曲が中心になっています。アコースティック・ピアノを封印し、曲をシンプルにしたことで、演奏(特にライヴでは)広がりが出てくるような気がします。ストレートなのも好みではありますが。割と長く続いたこのメンバーの最後の演奏なのが残念。この後大幅なメンバーチェンジをすることになりますが、こういうサウンドになると、必然かもしれません。

2017/09/10

Inside Out/Chick Corea Elektric Band

Chickinside
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き6日目。今日もチック・コリア・エレクトリック・バンドなんですが、久しぶりに聴いてみると、このアルバムで、行きつくところに行きついてしまった感がありますね。もうフュージョンとかいう前に、エレクトリックな楽器も使ったチック・コリアの世界、としか言いようのないアルバム。これだけ詰め込んだのだから、収録時間は今回は46分というのもうなずけます。特にピアノとドラムスが前面に出た掛け合い(?)の演奏の部分が多いですし。彼だからこういうことがなしえたと思いますけど、今だったらハードコア・フュージョンの方に近いんじゃないかと思える曲やサウンドですね。


Inside Out/Chick Corea(Key) Elektric Band(GRP) - Released 1990. Dave Weckl(Ds), John Patitucci(B), Frank Gambale(G), Eric Marienthal(Sax) - 1. Inside Out 2. Make A Wish, Part 1 3. Part 2 4. Stretch It, Part 1 5. Part 2 6. Kicker 7. Child's Play 8. Tale Of Darling, Chapter 1 9. Chapter 2 10. Chapter 3 11. Chapter 4

全曲チック・コリアの作曲。組曲の構成が多いアルバム。ピアノはだんだんエレクトリックとアコースティックの垣根がなくなってきて(Midi Pianoを使用、とあります)、シンセサイザーやエレキベースを使いつつも、そのノリがジャズだという場面もちょっと出てきます。曲作りもどんどんすごみを増してきて、曲によっては.かなりアヴァンギャルドです。まさにフュージョンがプログレ的な発展を見せたという感じ。聴きやすさよりも深みというか、構成重視になってきているアルバム。これでも売れてしまうのがチックなんですが、けっこう実験的な内容になっていると思います。個々の曲がどうこう言うよりも、アルバムとして通して聴くように考えられている感じ。シリアスなフュージョンという方向で、この時期推し進めていたのだと思います。

2017/09/09

Alive/Chick Corea Akoustic Band

Chickalive
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き5日目。ここまでチック・コリアのリーダー作が5作続きましたが、今回の11作のうちチック関連が9作あるんですよね。逆に言えば、パティトゥッチのいろいろな’98年以前の参加作は、すでにコメントの手直しが終わっているというわけ。でも、ここまでまとめてチックの作品を聴くと、彼の偉大さが改めて分かります。このトリオも、キース・ジャレットのスタンダーズ・トリオと並んで(アプローチの仕方は違いますが)、当時としては傑出したピアノ・トリオだったのだと思います。しかもチックの場合、エレクトリック・バンドと並行して演奏していますし。なかなか興味深いアルバム群ですね。


Alive/Chick Corea(P) Akoustic Band(GRP) - Recorded December 16, 1989. Dave Weckl(Ds), John Patitucci(B) - 1. On Green Dolphin Street 2. How Deep Is The Ocean 3. Humpty Dumpty 4. Sophisticated Lady 5. U.M.M.G. 6. 'Round Midnight 7. Hackensack 8. Morning Sprite 9. La Fiesta

ここではチック・コリアの曲は3、8-9曲目のみで、あとはスタンダードやジャズメン・オリジナル。全員カッチリしてなおかつスリルあるピアノ・トリオのライヴ。ライヴとは思えない緻密な演奏。1曲目のように、いきなりフュージョン的なキチッとしたノリのアップテンポではじめて、なかなか曲目が分からないような、アレンジも意表をついた曲もあります。ベースもドラムスも個性的で、当時としてはけっこう新しいピアノ・トリオというイメージでした。特に、デイヴ・ウェックルはエレクトリックの時もアコースティックの時も、特徴的には割と同じように叩いている感じ。そこにピアノが時々メカニカルに斬りこんでいくので、やはり新しかった。アップテンポでメリハリの効いた、チックの曲らしい3曲目、3人ながらスリリングな展開をする8曲目。

2017/09/08

Chick Corea Akoustic Band

Chickakoustic
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き4日目。チック・コリアはエレクトリック・バンドだけではなくて、ピアノ・トリオのアコースティック・バンドも立ち上げます。エレクトリックの方も生音に対して割合が上がっていたけど、偶然だったのか必然だったのか。この時期パティトゥッチとデイヴ・ウェックルはマンハッタン・ジャズ・クインテットにも加入していましたけど、出てくる音はけっこう対照的だったりします。MJQの方は基本的にはジャズ初心者向けのアレンジであり、選曲が目立ちますけど、こっちはけっこうマニアックだったり、当時としては先を行くような演奏だったと思います。3人で機材も少ないので、小回りがきく、というメリットもあったのかもしれません。


Chick Corea(P) Akoustic Band(GRP) - Recorded January 2 and 3, 1989. Dave Weckl(Ds), John Patitucci(B) - 1. Bessie's Blues 2. My One And Only Love 3. So In Love 4. Sophisticated Lady 5. Autumn Leaves 6. Someday My Prince Will Come 7. Morning Sprite 8. T.B.C.(Terminal Baggage Claim) 9. Circles 10. Spain

前半6曲がスタンダード中心、後半4曲がチック・コリアのオリジナル。チックがここまでスタンダードを取り上げるのは非常に珍しく、しかもこのベースとドラムスであれば文句なし。実はこの時期この2人はマンハッタン・ジャズ・クインテットも掛け持ち。スペインはロング・ヴァージョン(テイク4)で、カセットの方はショート・ヴァージョン(テイク1)が入っているそうで、コレクター泣かせではあります。すでにこの時期、エレクトリックからアコースティックの方に歩み寄りを見せていたけど、それを完全アコースティックのジャズで聴けたのは幸いです。このトリオだと、他のピアノ・トリオでは聴けない緊張感やジャストなシャープさを味わうことができます。決めどころも多い。オリジナルも既成曲でも、どっちもそのような印象なのがいい感じ。

2017/09/07

Eye Of The Beholder/Chick Corea Elektric Band

Chickeyeof
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作3日目。チック・コリア・エレクトリック・バンドも、今続けて時系列的に聴いていくと、けっこう興味深いです。このアルバムで、エレクトリックとアコースティックの垣根を取っ払ってしまって、このメンバーでどこまでやれるかを目標にしている感じがあります。ピアノ、ギター、ベースでそれぞれアコースティックが出てくる場面もありますしね。エレクトリックという名前は残ってますけど、それも生かしつつ、もっとトータルサウンドに違づいていますね。誤解を恐れずに言えば、フュージョンでプログレをやっているような雰囲気のアルバムとでも言えばいいのかな。今更ながら、このアルバムの完成度に驚きました。


Eye Of The Beholder/Chick Corea(P, Key) Elektric Band(GRP) - Released 1988. Dave Weckl(Ds), John Patitucci(B), Frank Gambale(G), Eric Marienthal(Sax)、John Movello(Add Synth on 2) - 1. Home Universe 2. Eternal Child 3. Forgotten Past 4. Passage 5. Beauty 6. Cascade - Part I 7. Cascade - Part II 8. Trance Dance 9. Eye Of The Beholder 10. Ezinda 11. Amnesia

全曲チック・コリア作曲。エレクトリック・バンド3作目では、特にエレクトリックにこだわらず、アコースティック・ピアノも前面に出てきて、トータルなサウンドが追求されてます。曲もぐっと深みが出てきて、ドラマチックな味わいが加わったアルバム。スパニッシュな曲もあり。こういうサウンドは彼独自のもの。ギターもアコースティック・ギターが使用されている場面も。1曲目から前作とは違った深みの味わいのある曲になり、その後、同じテーマでアルバム1枚分続くような雰囲気。 3曲目はアコースティック・ピアノのソロなので、より何か枠を取っ払ったところでのメッセージ性が強くなっているような気がします。その中で哀愁を帯びたフュージョン的な4曲目とか、11曲目はアコースティック・ベース使用のアップテンポの4ビートとか。

2017/09/06

Eklektik/Antonio Farao

Antonioeklek
新譜なんですが、3月に出てたのをネットの友人から教えてもらって注文。アントニオ・ファラオはEnja時代から好きですが、最近はあまり追いかけてなかったですね。これ、ちょっと目先が変わっているので興味を持ちました。リズムはファンクとかフュージョンとかラテンとかなんですが、曲によっていつものペースの彼と、ラップやヴォイスなどを織り込んだ彼と、2面性があります。ワーナーから出ているので、ゲストミュージシャンも豪華なんですけど、こういう場合、曲単位ではけっこう気に入る曲もありますが、ちょっと異次元の世界に迷い込んだような曲もあったりするのは、やっぱり自分の年齢のせいかもしれないですね。


Eklektik/Antonio Farao(P.Key, Prog, Arr)(Warner Music)(輸入盤) - Released 2017. Marcus Miller(B on 5), Dario Rosciglione(B, Prog on 810, 12), Enrico Solazzo(Co-Arr, Prog on 5-6, 8-9, 11-12) Manu Katche(Ds on 5, 8-10), Mike Clerk(Ds on 4). Walter Ricci(Voice on 6, 11), Claudia Campagnol(Voice on 5, 8), Fabiaba Rosciglione(Cho on 9), Didier Lockwood(Vln on 12), Snoop Dogg(Rap on 6), Krayzie Bone(Rap on 2), Bireli Lagrane(G on 12), Luigi Di Ninzio(As on 12), Robert Davi(Voice on 1) - 1. Eklektik "Intro" 2. Line 3. I Send To You 4. Motion 5. Europe 6. News From... 7. Quiet 8. Part Of You 9. Frammenti 10. Nueva Quarto 11. Through The Day 12. Rough

(17/09/06)アントニオ・ファラオの作曲か、共作も多い。曲によってラップとかヴォイス(ヴォーカル)が入っているし、エレクトリック的な曲が多いので、今までの彼のイメージと大きく変わる部分も。そんな中でも3曲目は、インストルメンタルでラテンっぽいノリの曲だし、彼らしい部分を残しつつややエレクトリックに傾いている曲もあります。4曲目はドラムスのマイク・クラークをフィーチャーして、アコースティック・ピアノを弾いているし。曲によって印象がはっきり変わる感じ。ただどの曲も短めで2分ほどの曲から6分弱の曲まで、短めに場面転換をしている感じです。ワーナーという大手からの発売なので、ジャズにとらわれることなく、ある程度売れることを目指しているのかと思います。ゲストは豪華なんだけど、ちょっと忙しいか。

2017/09/04

Joseph Brodsky/Elegie An John Donne/Christian Reiner

2513
ECM New Seriesの新譜聴き3日目にして一段落。今までの2日間の、録音が古くてECM番号が若いのが問題作だと思っていたら、今日のアルバムが一番の問題作でした。音楽はなく、語りだけのアルバムなんですから。もちろんECMではこれが何枚目かの語りだけのアルバムなんで、ここでビックリするわけではないですけど、音楽を期待して、うっかり購入ないし、注文をした人がいないか心配です。裏ジャケを見て、ドイツ語でgesprochenと書いてあったんで、もしや、とは思いましたけど。ただ、あきらめたように、なるべく音を聴こうとすると、けっこう落ち着くことは確かなんですけれども...。ところで、ジャケット表記や話している断片を解読してドイツ語としてますが、本当にドイツ語?


Joseph Brodsky/Elegie An John Donne/Christian Reiner(Speaking)(ECM New Series 2513)(輸入盤) - Recordede 2014 - 2017. - 1. In Memoriam Fedja Dobrowolskij 2. Strophen II, Xi, XXIV, XXVII 3. Grosse Elegie An John Donne 4. Aus Nirgendwo In Liebe 5. Der Polarforscher 6. Wiegenlied 7. Wir Sahen Damals Abends Dieses Ross 8. Fur G.P. 9. Grosse Elegie Fur John Donne

(17/09/03)Joseph Brodskyは20世紀ロシアの詩人。ここでは語りだけで進行するアルバムになってますが、なぜか言語はドイツ語になっています。通販でのジャンルはサウンドトラックという事ですけど、ECM (New Series)何枚目かの語りだけのアルバム。50数分の長さを、詩のような語りだけで通すのは、やはり意味が分からないとつらい面もあります。落ち着いた男の人の声なので、聴いていて落ち着きますけれども。評価が難しい。

2017/09/03

John Potter/Secret History/Josquin Desprez/Tomas Luis De Victoria

2119
ECM New Series新譜聴き、録音が古い(と言っても今日のは’11年録音ですけど)2枚目の2100番台が今日のアルバム。これあたり、プロデュースはマンフレート・アイヒャーとはっきり書かれているので、どういうわけだと思いますが、欠番になっていたと思っていたところが埋められたので、これで良しとしましょう。なぜか国も時代も違う関連性のない2人の曲を中心に取り上げたアルバムですけど、それに今のインスト小品その他の加わったアルバムでも、不思議に統一感はありますね。こういうところも、ECMらしい、といえば、らしいところです。いつもだったら、古楽と現代音楽の組み合わせになるのでしょうが、今回は古楽同士の組み合わせです。Vihuelaとは、検索してみたら古い時期のギターという見かけでした。


John Potter(Voice)/Secret History/Josquin Desprez/Tomas Luis De Victoria(ECM New Series 2119)(輸入盤) - Recorded February 2011. Anna Maria Friman(Voice), Ariel Abramovich(Alto, Tenor, Bass Vihuelas), Jacob Heringman(Tenor, Bass Vihuelas), Lee Santana(Alto, Tenor Vihuelas), Hille Perl(Viola Da Gamba) - 1. Nesciens Mater 2. Prelude I 3. Kyrie 4. Prelude II 5. Gloria 6. Prelude III 7. Credo 8. Prelude VI 9. Sanctus 10. Benedictus 11. Prelude V 12. Agnum Dei 13. Inviolata(Chant) 14. Inviolata 15. Absalom Fili Mi 16. Obsecro Te(Chant) 17. Obsecro Te 18. Salve Regina 19. Benedicta Es(Chant) 20. Benedicta Es 21. Nymphes De Bois 22. O Magnum Mysterium

(17/09/02)Josquin Desprezは15-16世紀のフランスの作曲家で、14-15、17-18、20-21曲目。Tomas Luis De Victoriaは16-17世紀スペインの作曲家で、3、5、7、9-10、12、22曲目。メンバーのJacob Heringmanの作曲のインスト小品での2、4、6、8、11曲目と作曲者不詳の13、16、19曲目その他で成り立ってます。演奏は歌唱やインストの古楽で、2人の関連性はないですが、サウンドは割と統一されています。

2017/09/02

Carl Philipp Emanuel Bach/Tangere/Alexei Lubimov

2112
ECM New Seriesが3枚届いたので、また聴いていきます。このCD、ECMではもう2500番台後半も出ているというのに、2100番台(今回届いたものにもう1枚ある)の発売で、録音が何と9年も前。何らかの事情でお蔵入りになっていた期間があったという事ですね。クレジットにはマンフレート・アイヒャーの名前はないですし。これはこれで悪くないけれど、Carl Philipp Emanuel BachとJ.S.バッハの才能にはけっこう開きがあるなあ、と、これはクラシック部外者からの印象なんですけど、詳しい人に聞いてみたい気もしますね。タンジェント・ピアノは木で弦を叩く方式の古楽器で、チェンバロよりははっきり音が出るそうです。


Carl Philipp Emanuel Bach/Tangere/Alexei Lubimov(Tangent Piano)(ECM New Series 2112)(輸入盤) - Recorded July 2008. - 1. Freye Fantasie Fis-Moll 2-4. Sonate II D-Mpll 5. Rondo II C-Moll 6. Fantasie C-Moll 7. Fantasie G-Dur 8. Fantasie D-Dur 9. Fantasie B-Dur 10-11. Clavierstuck Fur Die Rechte Oder Linke Hand Allein 12. Solfeggio C-Dur 13. Solfagio A-Dur 14. Solfegio Es-Dur 15. Solfegio C-Moll 16. Rond II D-Moll 17-19. Sonate VI G-Dur 20. Fantasie II C-Dur

(17/09/02)Carl Philipp Emanuel BachはJ.S.バッハの次男で、18世紀の作曲家。Alexei Lubimovはタンジェント・ピアノという古楽器で演奏しています。バッハの影響は感じさせず、バロックの要素もありますが、もう少し新しい時代のクラシック的な要素も入っているサウンド。フレーズの中にパラパラと速いフレーズが適度に織り込まれていて、この人の特徴なのかな、と思います。多少弾んでしまう感じですけど、こういう曲作りなのかなと。

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