Beneath The Mask/Chick Corea Elektric Band
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き7日目。時期の関係か、このCDから音圧が急に高くなってます。長男がこのアルバムをちょっと聴いて「シンセの音が古い。カシオペアと同じ時期ぐらい?」とシンセの演奏経験がないのに聞いてきたという事は、音で収録された時期を判断する能力があるんでしょうね。確かにもう25年以上前の発売だもんね。このグループ、どこまで行っちゃうのかと思っていたら、突然の回帰だし、このメンバーではラストのアルバムだしと、やぱりメンバーの成長は予想を超えるものがあったのかもしれません。こういうストレートな表現も好きなんですけれども。
Beneath The Mask/Chick Corea(Key) Elektric Band(GRP) - Released 1991. Dave Weckl(Ds), John Patitucci(B), Frank Gambale(G), Eric Marienthal(Sax) - 1. Beneath The Mask 2. Little Things That Count 3. One Of Us Is Over 40 4. A Wave Goodbye 5. Lifescape 6. Jammin E. Cricket 7. Charged Particles 8. Free Step 9. 99 Flavors 10. Illusions
チック・コリア作もありますが、メンバーとの共作(1、3-4、6、10曲目)、およびメンバーでの共作(2曲目)か目立ちます。再びエレクトリック・ピアノが前面に出てくるようになって、全体的にシンプルなサウンドに戻ってきました。とはいえ、かなり高度なバランスで演奏されていて、他ではまねのできないサウンド。 タイトなリズムでシンセサイザーやギター、サックスが流れていくような曲が中心になっています。アコースティック・ピアノを封印し、曲をシンプルにしたことで、演奏(特にライヴでは)広がりが出てくるような気がします。ストレートなのも好みではありますが。割と長く続いたこのメンバーの最後の演奏なのが残念。この後大幅なメンバーチェンジをすることになりますが、こういうサウンドになると、必然かもしれません。
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