Snooze/Joanne Brackeen
ジョアン・ブラッキーンのリーダー作過去盤聴き、8枚あって’89年の録音のものまで聴いていきたいと思います。今度新譜がまとまって入ってくるのは8月下旬になりそうなため。彼女のアルバム、実はLPだけで出ていてCD化されていないものもいくらかあるようなのですが、手持ちはCDだけなので、それで紹介していきます。女性なのに男性的なピアノを弾く人って、自分は彼女が初体験でした。歴史的に見て、それ以前にもいたかもしれませんが。その豪快さや、難解な曲を作るところなど、当時私はけっこうハマりましたよ。ただ、彼女のアルバム、今世紀に入ってからは新譜を見かけなくなったのは残念なんですが。
Snooze/Joanne Brackeen(P)(Choice) - Recorded March 1975. Cecil McBee(B), Billy Hart(Ds) - 1. Nefertiti 2. Circles 3. C-Sri 4. Zuzu 5. Sixate 6. Old Devil Moon 7. Snooze 8. I Didn't Know What Time It Was
女性で、かつ、きわめて豪快なピアニストの初リーダー作。ジョアン・ブラッキーン作は3-5、7曲目。1曲目からウェイン・ショーター作の「ネフェルティティ」でピアノ・トリオでこれでもかとダイナミックに聴かせ、2曲目にマイルス・デイヴィス作の「サークルズ」で、やや静かながら男性的なアプローチ。曲によっては、マッコイ・タイナーが弾いていると言って聴かせたら信じてもらえそう。この頃からすでにオリジナルが難解でした。豪快なテーマともーと的なアップテンポの3曲目、ズシンときてスピーディーな4曲目、さらにゴンゴンと来る感じの5曲目、アップテンポの4ビートで重みをもたせながらメロディアスに走る6曲目、8分の6拍子でメロディアスかつ繰り返しのフレーズがやみつきになるタイトル曲の7曲目。8曲目は未発表テイク。
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