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2017/07/31

AFT/Joanne Brackeen

Joanneaft
ジョアン・ブラッキーンのリーダー作過去盤聴き3日目。最初の3枚はチョイス・レーベルからだと思っていたのですが、録音の時系列的に並べると、タイムレスのこの1枚が割り込んできます。今回はドラムレスでギターのいる変則トリオですけど、この編成も多い割にはここではやはり硬派な場面が多いですねえ。やはり彼女ならでは、というところでしょうか。川崎燎さんからは、そう言えば昔、直接メールをいただいたことがありまして、内容的には、ホームページの参加作で抜けのあるものをお教えいただきました。もう20年近くも昔のことですけれどね。今回はソフトな曲もあったので、少々ホッとしてます。


AFT/Joanne Brackeen(P)(Timeless) - Recorded December 30, 1977. Ryo Kawasaki(G), Clint Houston(B) - 1. Haiti B 2. Charlotte's Dream 3. Dreamers 4. AFT 5. Winter Is Here 6. Green Voices Of Play Air

ギターの川崎燎を加えたピアノトリオ。彼の曲が5曲目、クリント・ヒューストン作が2曲目、他は全曲ジョアン・ブラッキーンの作曲。迫力かつ難解な曲もありますが、バラード系や、オリジナルとは思えないメロディアスな曲もあったりして、この人の幅の広さを見たような気がします。再演曲で7拍子系だしけっこう難解なようだけど、違うメンバーでまた印象も違って聴こえる1曲目、モード系でアップテンポの、フレーズもこれまた速い2曲目、メロディアスな出だしと、8分の6拍子でこの中ではややソフトな印象も受ける3曲目、ぶっ飛び系のアグレッシヴなテーマからアップテンポの4ビートでスピードを上げるタイトル曲の4曲目、割とゆったりとしていてメロディアスな5曲目、ボッサ的で比較的穏やかに、時に盛り上がりのある6曲目。

2017/07/30

Tring-A-Ling/Joanne Brackeen

Joannetring
ジョアン・ブラッキーンのリーダー作過去盤聴き2日目。このCDが出た時、確かチョイスレーベルをCDで全発売なんてことをやっていた、いい時代でした。今となっては全部買っておけばよかったかななんてことを思ってます。ここではマイケル・ブレッカーの4曲参加が注目で、当時はポップとかフュージョン路線が多かったと思うのですが、ここでの、当時の先進的なジャズでの演奏、けっこうインパクトが強かったですね。ブラッキーンもその演奏や作曲でインパクトが強く、リアルタイムではなかったけど(これがCDで出たのは’90年)、ほえー、とけっこうインパクトがありました。できればリアルタイムで聴きたかったですね。


Tring-A-Ling/Joanne Brackeen(P)(Choice) - Recorded March, May 1977 - Mike Brecker(Ts), Cecil McBee(B), Clint Houston(B), Billy Hart(Ds) - 1. Shadowbrook-Aire 2. Fi-Fi's Rock 3. Echoes 4. Haiti-B 5. New True Illusions 6. Tring-A-Ling 7. New True Illusions(Alternate Take)

全曲ジョアン・ブラッキーンの作曲。マイケル・ブレッカーが4曲(1、4、6-7曲目)に参加していますが、ジョン・コルトレーン(フレーズや音色はもちろん違います)が乗り移ったような、アグレッシヴな路線。フリーフォームの部分も一部あります。4ビートのアップテンポで後半は16ビート(ラテン?)になり、これでもかとフレーズを畳み込むように進んでいく明るめの1曲目、タイトなビートのリズムの上をアグレッシヴなピアノが転がっていく2曲目、幻想的なソロピアノから、時にゴンゴンいいつつ変幻自在に進む3曲目、12分ものエキゾチックでダイナミックな演奏の4曲目、淡く乾いたサウンドで、本テイクと別テイクではけっこう印象が異なり、別テイクの方にはサックスが加わる5、7曲目、フリーなようでカチっとキメのある6曲目。

2017/07/29

Snooze/Joanne Brackeen

Joannesnooze
ジョアン・ブラッキーンのリーダー作過去盤聴き、8枚あって’89年の録音のものまで聴いていきたいと思います。今度新譜がまとまって入ってくるのは8月下旬になりそうなため。彼女のアルバム、実はLPだけで出ていてCD化されていないものもいくらかあるようなのですが、手持ちはCDだけなので、それで紹介していきます。女性なのに男性的なピアノを弾く人って、自分は彼女が初体験でした。歴史的に見て、それ以前にもいたかもしれませんが。その豪快さや、難解な曲を作るところなど、当時私はけっこうハマりましたよ。ただ、彼女のアルバム、今世紀に入ってからは新譜を見かけなくなったのは残念なんですが。


Snooze/Joanne Brackeen(P)(Choice) - Recorded March 1975. Cecil McBee(B), Billy Hart(Ds) - 1. Nefertiti 2. Circles 3. C-Sri 4. Zuzu 5. Sixate 6. Old Devil Moon 7. Snooze 8. I Didn't Know What Time It Was

女性で、かつ、きわめて豪快なピアニストの初リーダー作。ジョアン・ブラッキーン作は3-5、7曲目。1曲目からウェイン・ショーター作の「ネフェルティティ」でピアノ・トリオでこれでもかとダイナミックに聴かせ、2曲目にマイルス・デイヴィス作の「サークルズ」で、やや静かながら男性的なアプローチ。曲によっては、マッコイ・タイナーが弾いていると言って聴かせたら信じてもらえそう。この頃からすでにオリジナルが難解でした。豪快なテーマともーと的なアップテンポの3曲目、ズシンときてスピーディーな4曲目、さらにゴンゴンと来る感じの5曲目、アップテンポの4ビートで重みをもたせながらメロディアスに走る6曲目、8分の6拍子でメロディアスかつ繰り返しのフレーズがやみつきになるタイトル曲の7曲目。8曲目は未発表テイク。

2017/07/27

サム・スカンク・ファンク/マンハッタン・ジャズ・クインテット

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同名のアルバムが過去にも出ているので、タイトル曲からして再演曲です。今回は集大成的に、今までのアルバムからも再演曲も取り上げて出しているのかと思います。3か月連続でアルバム発売は冒険ですしね。’80年代ではコンサートホールでライヴを演奏していたものでしたが、今回の9月のツアーは、ホールもありますけど、ややキャパ的には少なくなったような気がしてます。考えてみればデヴィッド・マシューズ氏も今は75歳前後のはずで、それでこれだけ精力的に活動しているのは見事ですね。個人的な考えからすれば、やはり今回の3枚は集大成になるんじゃないかと思います。それも今までとのベクトルは変わらず、という感じで。


サム・スカンク・ファンク/マンハッタン・ジャズ・クインテット(Paddle Wheel)
Some Skunk Funk/Manhattan Jazz Quintet(Paddle Wheel) - Recorded January 19-23, 2016. David Matthews(P, Arr), Michael Rodriguez(Tp), Chris Hunter(As, Ts), Hans Glawschnig(B), Cliff Almond(Ds) - 1. El Cumbanchero 2. Night And Day 3. Some Skunk Funk 4. Willow Weep For Me 5. Down By The Riverside 6. Fly Me To The Moon 7. Besame Mucho 8. Body And Soul 9. I Got Rhythm 10. Tea For Two

3か月連続発売の2枚目。スタンダードやジャズメン・オリジナル。同名のアルバムがあったので、今回の3枚の録音は再演曲が多いと分かりました。昔はこだわってアルバムにはオリジナルを入れていましたが、今回はそれもなし。今までの集大成的に出しているのだと思います。音は相変わらずシャープでアドリブも聴かせますが、テーマ部はけっこう分りやすく、2管のユニゾンも多め。このサウンド感覚は昔から変わってませんね。ポピュラーなアレンジで、演奏も素晴らしいんだけど、昔からのジャズファンには賛否両論出てきてしまう感じ。ただ、今回の録音がどの曲もアルバムを通して飽きさせず聴かせてしまう力があります。どんなメンバーでも、一定以上の力量を引き出して録音してしまうあたり、やはりタダものでない?(17年7月26日発売)

2017/07/25

Live At Montmartre/Stan Getz

Stanmontma
先日、無い無いと言っていたスタン・ゲッツのアルバム、探し当てました。いちおうジョアン・ブラッキーンのサイド参加作の区切りです。今まで、ホームページをはじめてから20年近く、何度かCDの処分をしてますけど、ホームページにあげたCD(新譜だけ紹介のCDは除く)はまだ間違えて処分してしまったことはありません。ラッキーです。さて、このゲッツ盤、改めて聴いてもけっこういいですね。ブラッキーンもサイドの役割に徹しているようで、時にたぶんフェンダー・ローズだと思うけど、エレピが出て来るのもこの時代らしいです。やはりゲッツのメロディアスなサックスは、何度聞いてもあきませんし。その割には追っかけしてなかったですが(笑)。


Live At Montmartre/Stan Getz(Ts)(Steeple Chase) - Recorded January 27-29, 1977. Joanne Brackeen(P), Niels-Henning Orsted Pedersen(B), Billy Hart(Ds) - 1. Morning Star 2. Lady Sings The Blues 3. Cancao Do Sol 4. Lush Life 5. Stan's Blues 6. La Fiesta 7. Infant Eyes 8. Lester Left Town 9. Eiderdown 10. Blues For Dorte 11. Con Alma

CD2枚組。スタン・ゲッツ作は4、10曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル等。チック・コリアやミルトン・ナシメント、スティーヴ・スワロウの曲も取り上げつつ、ディジー・ガレスピーと、ウェイン・ショーターの曲も2曲あります。彼の強い個性なのでしょうか。全てのサウンドはゲッツのために作られているようなライヴで、ジョアン・ブラッキーンはどちらかといえば脇役に徹しています。それでも、ピアノの力強いフレーズが、ところどころ。エレキピアノも使用。全体的にメンバーがいいからでしょうが、全体的にゲッツを盛り上げつつ、それをサポートにまわって、オーソドックスかつ安定した4ビートサウンドでまとめ上げているという感じ。ニールス・ペテルセンのベースも、さりげない割にはけっこうスゴすぎますね。名盤です。

2017/07/24

Sweet Return/Freddie Hubbard

Freddiesweet
今回は誰を追っかけしているのかというと、昨日のアルバムでは分らないかと思いますが、ジョアン・ブラッキーン(女性で唯一アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに参加した人ですね)の共演・参加作が残り今日の分とあと1枚あったので、それを聴いていくつもりです。今日のアルバム、聴きやすいジャズのアルバムと過去のコメントには書いてありましたけど、スタンダード比率もそんなに高くなく、メンバーがメンバーのため、音数が多いしバラードでもけっこう盛り上がったりします。まあ、この時代だからこういうメンバーが集まれたとも思いますけど、なかなかスゴい演奏ではありました。ところでこのアルバム、今でも聴こうと思えば聴けるようですね。


Sweet Return/Freddie Hubbard(Tp)(Atlantic) - Recorded June 13-14, 1983. Lew Tabakin(Ts, Afl), Joanne Brackeen(P), Eddie Gomez(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Sweet Return 2. Misty 3. Whistling Away The Dark 4. Calypso Fred 5. Heidi-B 6. The Night Has A Thousand Eyes

’84年頃の発売なので、ジャケ写にフル・デジタル・レコーディングとアピールが。フレディー・ハバードは当時たくさんレコーディングしてますが、これはスタンダードもあって聴きやすい。4曲目が彼の作曲で、元気で明るいカリプソの曲。ところが5曲目はジョアン・ブラッキーンの変拍子(8分の7拍子系)オリジナルがあってしかも13分の大作。しかもピアノソロがど迫力。1曲目は8ビートでおおらかな明るいタイトル曲。ソロからゆったりとバラードに入って徐々に盛り上がる、聴きやすいスタンダードの2曲目、ヘンリー・マンシーニ作のの哀愁のあるメロディアスなテーマからモーダルに盛り上がってしまう3曲目、けっこう豪快かつ軽やかで、スピーディに進んでいく、テーマがサンバで、アドリブ部がアップテンポの4ビートの6曲目。

2017/07/23

Bill Evans - A Tribute

Billtribute
過去盤コメント手直し聴き。お目当てのCDは見つかっていませんが、その次に聴こうかと思っていたCDを偶然発見、こちらを先に聴くことにしました。’82年というのは時期的にも良かったし、バブルの時期でもあり、こういう贅沢なオムニバスCDが作れたんだと思います。他の参加者はジョージ・シアリング、テディ・ウィルソン、ジョン・ルイス、アンディ・ラヴァーン、デイヴ・マッケンナ、ジミー・ロウルズ、デニー・ザイトリン、マッコイ・タイナーと非常に豪華。今回の手直しで、チック・コリアとハービー・ハンコックのところにモレがあったので、それを直すこともできましたし。やはりこのあたりの時代はジャズにとってけっこういい時代だったのだと思います。


Bill Evans - A Tribute(Palo Alto Jazz) - Recorded April 15, May 19 and June 11, 1982. (2曲目のみ)Richie Beirach(P), (4曲目のみ)Chick Corea(P), (8曲目のみ)Herbie Hancock(P), (9曲目のみ)Joanne Brackeen(P) - 1.Waltz For Debby 2. Blue And Green 3. But Beautiful 4. Time Remembered 5. I'll Remember April 6. Your Story 7. Emily 8. Dolphine Dance 9. Song For Helen 10. How Deep Is the Ocean 11. Quiet Now 12. We Will Meet Again

(2曲目)「ブルー・イン・グリーン」とも言い、マイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」が初演。ビル・エヴァンスに比べてリッチー・バイラークはもっとクラシックぽい感じでクリアーな演奏というイメージが強いですが、テクニックが非常にある人なので、まさに快演。(4曲目)チック・コリアらしい端正な、ちょっとカチッとした感じのある演奏に仕上がっていて、これも聴いていて個性的な演奏になってます。(8曲目)ハービー・ハンコックの曲だけれど、ビル・エヴァンスも取り上げてます。ちょっと彼を意識したような演奏か。(9曲目)女性ピアニストとしてはビル・エヴァンスというよりも、かなりダイナミックで個性的なピアニストですが、ここではビル・エヴァンスを意識してか、ダイナミックな中に繊細さを併せ持ったソロピアノの演奏です。

2017/07/22

昔のCDが探せない

今は新譜のCDが少ない時期だし、ちょっと時間もできたので、以前ここに書いた、あと774枚の過去盤CDのコメント手直し聴きを久しぶりに1月以来やろうかと思い、お目当てのCDを探しているんだけど、なかなか出てきません。

今やCDラックが前後2段積みにしてパンパンですが、’98年以前のCDは、奥の列に、楽器別、ミュージシャン別に分けて並べてあるし、コメントが今みたいな形式になったのは’99年以降(その後のCDはランダムに手前の列に並べてあることが多い)なので、手直しする’98年以前の分は整然と並んでいる奥の方を見れば、今まで比較的容易に探し出すことが出来ていたのですが。たまに探すのに1-2時間かかったことはありますけど。

ただ、リーダー作はともかく、サイド参加作となると、そのミュージシャンをめがけて探さねばならず、今回はスタン・ゲッツという、自分があまり追いかけてなかったミュージシャンのため、数枚しか持ってなくて、どこにあるか分らずてこずっております。じゃあ、別なアルバムから聴いていけばいいじゃん、とも思えるのですけど、今まで順番を決めたらその通りにやってきたので、なかなか融通がきかないところもありますし。まあ、気長にやることにします。

家族か勝手にCDを売っぱらうという事は、教育してきたので、あり得ないし、所在不明になったCDも今のところはありません。

(追記)夜になってお目当てのCDがやっと出てきました。これでお目当ての紛失してない記録がまたのびました(笑)。ただ、このCDが出てくるのは、それまでに2枚別なCDを聴いてしまったので、25日になるかな?

2017/07/20

Live Vol.2-4/Jim Hall

Jimlive24
昔はジム・ホールのリーダー作を集めていたんだけど(はずなんだけど)、この元になる「Live」が、CDラックにも見当たらないし、’96年のアルバムから(輸入盤は’98年からかな)網羅されているはずのホームページや、ブログでも見つからなかったので、おそらく買いもらしているんだろうと思います。今では輸入盤なら安いし、入手も難しくないので、そのうち買おうと思います。で、このアルバム、油ののった’70年代の演奏です。難しいことをやらない人だけど、よく聴くとけっこうテクニシャンだったりします。それを優しく聴かせているというか。聴き心地の良いCD3枚。最近こういう演奏をあまり聴いてないので、ホッとしますね。


Live Vol.2-4/Jim Hall(G)(Artistshare)(輸入盤) - Recorded on June 11-13, 1975. Dpn Thompson(B), Terry Clarke(Ds) - [CD Vol.2] 1. How Deep Is The Ocean 2. Emily 3. Valse Hot 4. Love Letters 5. Chelsea Bridge 6. Something Tells Me 7. Fly Me The Moon [CD Vol.3] 1. Secret Love 2. Baubles, Bangles And Beads 3. In A Sentimental Mood 4. Star Eyes 5. Where Would I Be? 6. Body And Soul 7. Careful [CD Vol.4] 1. Someday My Prince Will Come 2. Come Rain Or Come Shine 3. Prelude To A Kiss 4. Everything I Love 5. BLue Dove 6. Embraceable You 7. The Theme

(17/07/20)ジム・ホール「Live」の2-4枚目が、DVDを抜いてArtistshareから再発されました。この1枚目のジャケットは記憶にあるのだけど、ホームページやブログの記録にも、CDラックにもないので、過去に買いもらしたか。ここでは往年の油ののった時期でのライヴで、ジャズメン・オリジナルやスタンダードが中心でホールの作曲は[VOl.3」の7曲目のみ。Jane Hall作がここの5曲目と[Vol.2]の6曲目にあり。激しくはないけれど、メロディアスで、いかにも彼のジャズギターという感じでCD3枚にわたって、分かりやすく、緊密なトリオを疲れないで聴くことができます。彼はあまりアップテンポはやらないし、フレーズも速弾きというタイプではないけれど、皆がいいという演奏が詰っています。CD1枚当たりの収録時間も長めです。

2017/07/19

Passin' Thru/Charles Lloyd

Charlespassin
チャールス・ロイドの新譜が届いたので、早速聴きました。74分収録のライヴです。このメンバー、ECMの時にも同じメンバーで録音してますけど、演奏やサウンドからくるイメージはずいぶんと違ったものになります。やはり自分のイメージとしては幻想的な7曲目のイメージに近いかな。明るくてメロディアスでポップな感じで、この方が売れるとは思うんだけど、あのECMでのミステリアスなイメージが忘れられないというか。進行的には、お互いを分かりあっている4人なので、なかなかいいんですけど、個人的にはなんかイメージが違うなというのは、彼を聴きはじめたのがECMからだからかもしれないんですけど。’60年代の彼をよく知っている人なら、このアルバムにつながっている面も多いかもしれません。


Passin' Thru/Charles Lloyd(Sax, Fl) New Quartet(Blue Note)(輸入盤) - Recorded June 30(on 1) and July 29(on 2-7), 2016. Jason Moran(P), Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds) - 1. Dream Weaver 2. Part 5, Ruminations 3. Nu Blues 4. How Can I Tell You 5. Tagore On The Delta 6. Passin' Thru 7. Shiva Prayer

(17/07/19)全曲チャールス・ロイドの作曲。ライヴで、再演曲もあります。このメンバーでは過去にもECMレーベルで2枚吹き込んでいます。ブルーノートに移籍したという事で、演奏自体は割とポップになった気もするし、出てくる音がかなりジャズしているサウンド。ドラマチックな進行。おどろおどろしく始まっても、時間が経ってメインテーマがはじまると、モーダル基調なバックが徐々にメロディアスなってくる1曲目、叙情的にはじまったと思ったらフリー的なアクロバットなやり取りの後に中盤4ビートになる2曲目。他の曲も4ビートの場面が多いながらも時に叙情的になったりフリー的なアプローチにもなり、けっこう明るくなったり。やはりECM的な印象とはけっこう異なります。6曲目のタイトル曲は16ビートの明るいサンバ的。

2017/07/17

Morphogenesis/Steve Coleman's Natal Eclipse

Stevemorpho
スティーヴ・コールマンの、こちらの方は新作。5人組でドラムスも入っているファイヴ・エレメンツの方が好みなのだけど、今回は、ちょっと編成が大きくて、ドラムレスで曲によりパーカッションが入るという構図。これはこれでいいとは思うんですが、何となく聴く人を選ぶ雰囲気のオーラが漂ってくるサウンドで、フリー系とか、変わったものも好きな自分でも、この微妙な内向性と60分向き合うのは、どうすればいいかなあ、という感じも少々。ただ、どこをどう合わせているのか、有機的なようでいて、複雑なのに決まるところはちゃんと決まるアンサンブルは、どういう楽譜になっているんだろうと思います。


Morphogenesis/Steve Coleman's(As) Natal Eclipse(PI Recordsings)(輸入盤) - Recorded September 23-25, 2016. Jonathan Finlayson(Tp), Maria Grand(Ts), Rane Moore(Cl), Kristin Lee(Vln), Jen Shyu(Vo), Matt Mitchell(P), Greg Chdzik(B), Neejraj Mehta(Per on 3-4, 6-7, 9) - 1. Inside Game 2. Pull Counter 3. Roll Under And Angels 4. NOH 5. Morphing 6. Shoulder Roll 7. SPAN 8. Dancing And Jabbing 9. Horda

(17/07/17)全曲スティーヴ・コールマンの作曲。ここではドラムスがいなくて、パーカッションも半分ほどの曲に参加という、特殊な雰囲気での演奏。相変わらずの変拍子ぶりですけど、今の他のジャズと比べると、もっと有機的に動いているような気がするリズムとフレーズです。楽譜できっちりと押さえるよりも、心の目で合わせているような雰囲気。メカニカルなんだけど、その言葉を使ってしまうとちょっと違うかな、という印象。やはり30年も前からM-BASEを実践している人の唯一無二のジャズ。ただし、聴く人を選ぶかも。少し大編成で、ドラムスがいない(ある意味これが制限になる)ことによって、彼の新たな面が見えてきた、という事はあります。アンサンブルとしてもスゴいけど、サウンドはやや内側を向いている感じのよう。

2017/07/16

Steve Coleman's Music Live In Paris

Stevemusicpari
いや、久しぶりに実質ダブり買いをやらかしてしまいました。てっきりまだ未発表のライヴだったかと思っていたのですが、そういう音源、実際にはそう安価にはCD4枚組では出さないですよね。実質というのは、CD4枚目の20分強が初出でもあったからです。ただ、そのボーナス具合はちょっと微妙な長さと内容。この’95年の3枚のオリジナルアルバム、中古で安く探そうと思えば出てくるので、あえてこれを買うというのもいいですけど。当時は多方面になかなかすごいことをやっているな、とは思いましたが、果たして時代が進んだ今、これを聴いてどう思うか、分らないところはあります。

(追記)ある方からリマスターではある、という情報が。4枚目を先に聴いて、その後1-3枚目と進んでいるのですが、’95年にしては音圧があるなあ、と思ってました。ジャケットにもリマスター情報が。自分は最近リマスターでも買い直す方ではないので、ここも、皆さんのご判断で。音にうるさいお知り合いの方からは、他のリマスターとは音の鮮度が違うとのことです。


Steve Coleman's Music Live In Paris(SME France)(輸入盤) - [CD1]Myths, Modes And Means/Steve Coleman & The Mystic Rhythm Society - Recorded March 24 and 25, 1995. Ralph Alessi(Tp), Andy Milne(P), Reggie Washington(B), Gene Lake(Ds), Vijay Lyer(Key), Miya Masaoka(Koto), Josh Jones(Per), Ramesh Shotham(Per), Kokayi(Lyricist), Yassir Chadly(Vo, Per), Laila(Dance) - 1. Mystic Dub 2. Finger Of God 3. The Intiate 4. Madras 5. Song Of The Beginnings 6. Numerology 7. Transits [CD2]The Way Of Cipher/Steve Coleman(As) And Metrics - Recorded March 26 and 28, 1995. Kokayi(Lyric), Sub-Zero(Lyric), Black Indian(Lyric), Ralph Alessi(Tp), Andy Milne(P), Reggie Washington(B), Gene Lake(Ds), Josh Jones(Per), Laila(Dance) - 1. Freestyle 2. Fast Lane 3. Slow Lane 4. S-Ludes 5. Black Genghis 6. Chaos(Tech Jump) 7. Hyped 8. Lazed & Warped 9. Bight Breed [CD3]Curves Of Life/Steve Coleman(As) And Five Elements(BMG France)(輸入盤) - Recorded March 29, 1995. Andy Milne(P), Reggie Washington(B), Gene Lake(Ds), David Murray(Ts), Black Indian(Lyricist), Sub-Zero(Lyricist), Kokayi(Lyricist) - 1. Multiplicity Of Approaches(The African Way Of Knowing) 2. Country Bama 3. The Streets 4. 'Round Midnight 5. Drop Kick Live 6. The Gypsy 7. I'm Burnin Up [CD4]Bonus 1. Steve Coleman Speaks On His Music 2. Straight Out The Mind 3. Change The Guard

(17/07/16)CD1-3枚目は、’95年に一気に1週間ほどで録音してしまったライヴ3部作の再発。CD4枚目のボーナスのみが過去に収録なし。いわゆるダブり買いをしてしまったことになりますが。中古屋へ行けば安価に手が入る可能性もあるけど、今は元のアルバムは新品では出ていないようです。ある意味でM-BASEとワールドミュージックを融合していくようなサウンドの1枚目、スティーヴ・コールマンのラップのグループによる変拍子ラップ・アルバムの2枚目、おなじみファイヴ・エレメンツの演奏である3枚目という構成。CD4枚目は何やら音楽をバックにコールマンが語る1曲目、素直な4拍子でラップが思いっきり前面に出ている2曲目、ちょっと粘り気が強くなったラップだけど、不思議な魔力もある3曲目。リマスター盤。

2017/07/09

首都高速横浜北線を走ってきました

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昨日の朝は6月25日のライヴの日から友人の家で預かってもらっているベースを受け取りに、友人の家との間の途中のファミレス(ジョナサン東山田店)で待ち合わせ。その時に、行きは3月に開通したばかりの、首都高速横浜北線を走ってきました。

横羽線の生麦ジャンクションから第三京浜の横浜港北ジャンクションまでをほとんどトンネルで結んでいて、かなり早い到着で、高速を降りてから時間が少しかかったけど、それでも家から25分で到着。特にこちらからのトンネル入り口から下り坂になっているように、まだ道路も空いているし、スピードの出し過ぎに注意したいところです。

ただ、浅田ランプから入って首都高速、第三京浜の都筑インターで降りるまで計590円かかったので、この道路が威力を発揮するのは、さらに東名高速までつながった時かなと思います。今回は一度記念に乗ってみたかったという感じで、今回の目的地までは一般道でもそんなに時間がかかるというものでもないので、東名高速につながるまでは利用しない可能性が強いかな。

帰りは一般道路だったけど、東山だから綱島までがけっこう渋滞してました。それでも帰りは途中から知っている道だったのですが、50分ほどだったかな。まあ、楽しい経験にはなりました。さすがに高速をひとりで走りながら写真は撮れないので、今回は写真はありません。


(7月28日追記)今日、車を購入後3年間でただ1回無料のナビの地図書き換えにディーラーに行ってきました。12-14日の車検の時にやらなかったのは、24日に地図の新しいヴァージョンが出るとのことで、結果、3月に開通した首都高速横浜北線が掲載されてました。ラッキー。(写真はその画像です)

2017/07/07

Inland Sea/Stephan Micus

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ECMレーベル新譜の3枚目で一段落。便宜上ジャズの区分にしているけど、民族音楽という区分があったらそこに入れたいくらいの音楽。でも、特定の地域の民族音楽ではないので、それもちょっと困ったりする。ちょっとずつ楽器を替えながらも、JAPOの時代から22作目だそうで、少しはアルバムによって特徴があるものもあれば、他との区別がつきがたくて、書くことに困ったりすることもあります。まあ、大いなるマンネリなんだけど、世界的に見れば、これだけ発売が続いているのだから、やはりECMの中では特異な地位を占めているんだなあ、と思います。こっち方面が好きな方向け、という事にはなるんだろうけど。


Inland Sea/Stephan Micus(All Instruments and Voice)(ECM 2569)(輸入盤) - Recorded 2014-2016. - 1. Haze Spwing Wind 3. Dawn 4. Flor Del Sur 5. Reading Storm 6. Dancing Clouds 7. VIrgen De La Mar 8. For Shirin And Khosru 9. Dusk 10. Nuria

(17/07/07)全曲作曲と演奏はStephan Micus。無国籍的民族音楽。ここではフィンランドのフィドルNyckelharpaが新しいそうだけど、2曲目では尺八もあったりと、あっちへ行ったりこっちへ行ったりの、意外な民族楽器の組み合わせの無国籍的な民族音楽が、穏やかに、そしてミステリアスに展開していきます。ECMへの持ち込み音源だと思われますが、JAPO時代も含めてこれで22作目というのが、息も長いし、すごいです。それだけ独自の世界を築き上げてしまっているということ。ジャズでもなければ民族音楽というには、あまりにも雑多な楽器を使っていて、どこの国の音楽か特定できない。それでいて何となく気になるミュージシャン。ヴォイスも興味深い。おそらくは録音に専念しているんだろうけど、ライヴも聴いてみたい。

2017/07/06

Gyorgy Kurtag/Complete Works For Ensemble And Choir/Reinbert De Leeuw/Asko|Schonberg/Netherlands Radio Choir

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ECMレーベルの新譜聴き3枚中の2枚目(2組目)。今回はNew Seriesで、クルタークのアンサンブルと合唱全集。今回はクセのあるCDが多いですね。さすがにCD3枚組だと細かく昨日と今日に分けて聴かなければならす、合唱とはいってもやはり現代音楽なので、聴くのに覚悟を要します。An ECM Productionとはジャケ裏になってますけど、しっかりアルバムプロデュースはマンフレート・アイヒャーですし。こういう風に全集としてだせるのも、ECMだからという感じもするし、記録という点では、素晴らしいものではないかと思います。ただやはり現代音楽自体、聴く人を選ぶ、という用語がぴったりくるジャンルでもあるので難しいところ。


Gyorgy Kurtag/Complete Works For Ensemble And Choir/Reinbert De Leeuw/Asko|Schonberg/Netherlands Radio Choir(ECM New Series 2505-07)(輸入盤) - Recorded March 2013 - July 2016. Reinbert De Leeuw(Cond), Natalia Zagorinskaya(Soprano), Gerrie De Vries(Mezzosoprano), Yves Saelens(Tenor), Harry Van Der Kamp(Bass), Jean-Guihen Queyras(Cello)m Elliott Simpson(G), Tamara Stefanovich(P), Csaba Kiraly(Pianino, Spoken Word) - [CD1] 1-4. Four Capriccios Op.9 5-8. Four Songs To Poems By Janos Pilimszky Op. 11 9. Granstein Fur Stephan Op. 15c 10-30. Messages Of The Late Miss R. Troussova Op. 17 [CD2] 1-4. ... Quasi Una Fantasia ... 5-6. Op.27 No.2 Double Concerto 7. Samuel Beckett: What Is The Word Op.30b [CD3] 1-6. Songs Of Despair And Sorrow Op.18 7-10. Four Poems By Anna Akhmatova Op.41 11. Colinda-Balada Op. 46 13-15. Brefs Messages Op.47

(17/07/06)Gyorgy Kurtagは20-21世紀のルーマニア生まれでハンガリーの現代音楽家。彼のアンサンブルと合唱のための音楽を全て収録したCD3枚組ということです。作曲年代順に収録。現代音楽なので、やはりそのような合唱曲ですけど一番古い作曲時期は’59年からはじまっているものの、改定を加えたり、主なものは’70年代以降最近までなので、その時代の流れに沿った現代音楽なのだろうと思います。ECMらしい編集。

2017/07/04

Bells For The South Side/Roscoe Mitchell

2494
ECMの新譜が3枚届いてます。その1日目。ジャケ裏にはAn ECM Productionとしか書いてませんが、久しぶりにスティーヴ・レイクのプロデュース。という事はハードなフリージャズもある展開ってことですけど。耽美的、叙情的なECMサウンドはここにはあまりなく、けっこうハードにせまってくるので、聴く人をけっこう選ぶかもしれませんね。でも個人的にはけっこうこういうサウンド、好きです。なので、分かって聴いている人にはけっこうしびれる、という人がいるかもしれない。それにしてもCD2枚組で2時間以上収録、というのもロスコー・ミッチェルの記録をここに詰め込みたかったからだろうと思います。ラストの曲後半はライヴなんですが、他の部分はそんな感じがないので、ちょっとミステリーではあります。


Bells For The South Side/Roscoe Mitchell(Sopranino, Ss, As, Bass Sax, Fl, Piccolo, Bass Recorded, Per)(ECM 2494/95)(輸入盤) - Recorded September 2015. James Fei(Sopranino, As, Contra-alto Cl, Electronics), William Winant(Per, Tubular Bells, Glockenspiel, Vib, Marimba, Roto Toms, Cymbals, Bass Drum, Woodblocks, Timpani), Hugh Ragin(Tp, Piccolo Tp), Tyshawn Sorey(Tb, P, Ds, Per), Craig Taborn(P, Org, Electronics), Kikanju Baku(Ds, Per), Jaribu Shahid(B, Bass Guitar, Per), Tani Tabbal(Ds, Per) - 1. Spatial Aspects Of The Sound 2. Panoply 3. Prelude To A Rose 4. Dancing In The Canyon 5. EP 7849 6. Bells For The South Side 7. Prelude To The Card Game, Cards For Drums, And The Final Hand 8. The Last Chord 9. Six Songs And Two Woodblocks 10. R509A Twenty B 11. Red Moon In The Sky/Odwalla

(17/07/04)全曲ロスコー・ミッチェルのオリジナルで、スティーヴ・レイクのプロデュース。ミュージシャンは上記の記載順に2人ずつ、4つのトリオでの演奏になっているのですが、クレジットにははっきりとは書いておらず、演奏楽器から推測するしかない、と思う部分も。構築されている部分もあるけれど、基本はシカゴ派のフリーなので、けっこうハードです。聴く人を選ぶけれど、フリー方面が好きだと、ドシャメシャなフリーの部分もあるけれど、静かな部分も味わいがあり、深いところをいっているし、物語性を感じる部分はあると思います。収録時間が長くなったのも、聴いているとけっこう意味のあることだと思います。レーベルの中でも聴く人を選ぶアルバムですが、この世界を少し垣間見てもいいかも。ラストは普通の曲です。

2017/07/03

Hudson/Jack DeJohnette/Larry Grenadier/John Medeski/John Scofield

Hudson
いろいろ公私ともにバタバタしていて、CDを聴く時間が思うように取れないですけど、72分収録のこのアルバム、聴きましたよ。メンバーが素晴らしいので、自分的には大満足です。8ビート的枯れたファンク、という曲が多かったのですが、そういうのも大好きな方なので、特にジョン・スコフィールドのギターにはしびれました。まあ、これは好き嫌いが分かれるアルバムでしょうけれども、個人的にはけっこう好きなアルバム。ECMのビル・フリゼールとトーマス・モーガンのデュオみたいに、分ってくれる人が分かればいいかな、という感じです。それにしてもベテランというのは好き放題にアルバムを作ってくれるものですね(笑)。


Hudson/Jack DeJohnette(Ds, Wooden Fl, Vo)/Larry Grenadier(B, Vo)/John Medeski(P, Key Org, Wooden Fl, Vo)/John Scofield(G, Wooden Fl)(Motema Records) - Recorded January 2017. - 1. Hudson 2. El Swing 3. Lay Lady Day 4. Woodstock 5. A Hard Rain's A-gonna Fall 6. Wait Until Tomorrow 7. Song For World Forgiveness 8. Dirty Ground 9. Tony Then Jack 10. Up On Cripple Creek 11. Great Spirit Peace Chant

(17/07/02)4人の共作のタイトル曲が1曲目(8ビートのインプロヴィゼーション?)、ジョン・スコフィールド作が2、9曲目、ジャック・ディジョネット作ないし共作が7-8、11曲目、ボブ・ディラン作が3、5曲目、ジョニ・ミッチェル作が4曲目、ジミ・ヘンドリックス作が6曲目、ロビー・ロバートソン作が10曲目。ジャズというよりは枯れた8ビートファンクという感じの曲が多くてけっこう渋い。あまり派手さはないけど、72分収録。4人の共同名義でも、スコフィールドのギターが一番目立ってます。2、9曲目は4ビート的でも、あまりジャズという気もしない。カヴァー曲も含め、こういう自然体で臨んでいる彼らの音楽が好き、という感じ。8曲目はヴォーカルの曲です。どういうわけだか、ウッドゥン・フルートとヴォーカルで民族音楽的な11曲目。

2017/07/01

「BLUE GIANT SUPREME 第2巻」を読んだ

170701book2
「ブルージャイアントシュープリーム第2巻/石塚真一著」(小学館)を読みました。毎号読んだら書いていくと、以前のブログのブログに書いていて、読み返していたら、「ブルージャイアント第7巻」で途切れてました(笑)。その後、10巻までが日本編。その後、「ブルージャイアントシュープリーム」にタイトルが変わり2巻目が6月30日に出て、こちらの方は海外(ドイツ)編。いや~、話がますます面白くなってます。何と累計250万部を超えたようですね。純粋なジャズファンの読者だけでは達成しない数字ですね。日本で少しの成果(それでも彼らにとっては大きな意味を持つ)が10巻までであって、またドイツに渡ってゼロからのスタート。

何が魅力的って、主人公の人間性をはじめ、各登場人物のキャラクターも良いし、その人間模様が面白い。相変わらず、ジャズをうんちくでは一切語らず、絵で、音の出るような世界を見せてくれています。もうマンガそのものがジャズしてます。それをドイツという異国の中で表現できてしまっているのだからスゴい。果たして大はヨーロッパでメンバーを集めることができるのかどうか。

実は、毎号巻末に、その後主人公の大(ダイ)が大物になったことを語るその知り合いたちのインタビューのようなページが数ページずつ掲載されてるんですが、ここまで石塚さん、描ききれるのかどうか、最初のうちはちょっと不安でした。でも、彼ならそこまで行けるんじゃないかと思ってます。それだけ物語の構成力、描写力、筆力がありますもん。ミュージシャン視点だと、多少突っ込めるところもあるようですけれども、普通の人は気がつきませんし。

やはりこれは「BECK」と同じく主人公の成長の物語なので、「ブルージャイアント第1巻」から順番に、できれば一気読みしてほしいマンガです。それだけの価値のあるマンガ本だと思います。連載が続いているけど、雑誌では自分は読まないので、早速次の単行本が待ち遠しい状態になっています。

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