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2017/06/30

私的2017年上半期ベスト3

2525
1395
Daynagratitude
もう今年も半分が過ぎてしまいました。上半期ベスト3を恒例で決めなければ。下半期が年間ベストを12月頭にやるので、上半期は前年12月から今年6月分までとなります。まだ聴いてないのが4枚ありますが、それはまた12月の年間の時に決めたいと思います。

順不同にはなりますけど、今年の上半期3枚を選ぶとなると、こんな感じでしょうか。ECMは、次点が2枚ありますが、この中で、どれがベスト3に入ってきてもおかしくないです。ちょっとレーベル間のバランスをとりました。いつもそうだけど、ザクッと手早く決めてしまってます。


Small Town/Bill Frisell(G)/Thomas Morgan(B)(ECM 2525)(輸入盤) - Recorded March 2016. - 1. It Should Have Happened A Long Time Ago 2. Subcouscious Lee 3. Song For Andrew No.1 4. Wildwood Flower 5. Small Town 6. What A Party 7. Poet - Pearl 8. Goldfinger

(17/05/31)ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ。2人の共作は7曲目、ビル・フリゼール作が3、5曲目、ポール・モチアン作が1曲目、リー・コニッツ作が2曲目、他は映画音楽など。2人での幽玄な、時にのどかな世界が68分続きます。でも、2人のやり取りは緊密です。モチアンとの演奏を比べてみたくなるけど、印象的には似ている、夢見心地で愁いを含む1曲目、コニッツの曲らしい醒めた4ビートで進んでいく2曲目、明るめで牧歌的な情景から哀愁に表情を変える3曲目、やや快活で明るいカントリー的な4曲目、8ビートでいつものフリゼール節が聴けるタイトル曲の5曲目、これまたビートはっきりめで明るくせまる6曲目、既成曲的なゆったりインプロヴィゼーションの7曲目、渋くて幻影的な演奏が続く映画音楽の8曲目。


Moments Captured/Alex Sipiagin(Tp, Flh)(Criss Cross 1395)(輸入盤) - Recorded September 21, 2016. Chris Potter(Ts), Will Vinson(As, Ss), John Escreet (Synth, Key, P), Matt Brewer(B), Eric Harland(Ds), Alina Engibaryan(Vo on 2, 5) - 1. Evija Bridge 2. Moments From The Past 3. Unexpected Reversal 4. Blues For Mike 5. Breeze 6. Bergen Road 7. Dream

(17/06/12)全曲Alex Sipiaginの作曲(2曲目の共作は詞の方?)。3管でメカニカルな今っぽいジャズが目立ち、高難易度だと思います。ベースはアコースティック、エレキ両方。そんな雰囲気で、エレキベースとキーボードも加えてはじまる、変拍子基調の1曲目はオランダの美しい情景からとライナーにはありますが、しっかり現代ジャズ。ヴォーカル入りだけど、やはり変拍子と浮遊感を感じるややゆったりとした2曲目、エレピなどをバックに管が吹きまくりシンセが登場するという構図の3曲目、メカニカルな3管のテーマとその後に続くソロが心地よい4曲目、少し乾いていて大らかなメロディに心を落ち着かせる5曲目、流れるようなメカニカルなテーマと緊張感あるアドリブの6曲目、バラードからゆったりとしたビートになる7曲目。


Gratitude/Dayna Stephens(Ts, Ss, EWI, Synth, B on 9)(Contageous Music)(輸入盤) - Released 2017. Julian Lage(G), Brad Mehldau(P, Tack P on 4), Larry Grenadier(B), Eric Harland(Ds, Cymbals) - 1. Emilie 2. In A Garden 3. Amber Is Falling (Red And Yellow) 4. Woodside Waltz 5. We Had A Sister 6. The Timbre Of Gratitude 7. Isfahan 8. Don't Mean A Thing At All 9. Clouds & Clouds

(17/05/30)Dayna Stephens作は6曲目のみで、過去や、特に今のジャズメンオリジナルその他の作品集。メンバーのJulian Lage作も4曲目に。なかなかスゴい同じメンバーで2枚目。前作はバラード集だったけど、今回はやや盛り上がりのある曲があります。バリバリのアップテンポの曲は無くても、力が入るソロなど、聴きごたえがあります。1曲目ではサックスは力を入れない程度にバリバリという吹き方も。でもやはりメロディ重視の部分も。2曲目のAaron Parks作とか5曲目のPat Metheny作とか、興味深い選曲。2曲目はバラードで、バラードと彼の相性もいいのかも。4曲目は分かりやすいのどかなワルツ。との曲も、リーダーと、ピアノ、ギターのソロがいい味出しています。6曲目を含め、それぞれの曲に深みを感じる。


(次点)
The Dreamer Is The Dream/Chris Potter(Sax, Cl, Fl, Ilimba, Samples)(ECM 2519)(輸入盤)
Up And Coming/John Abercrombie(G) Quartet(ECM 2528)(輸入盤)

2017/06/29

ジェリ・アレンの訃報

昨日、ジェリ・アレンの訃報に接しました。60歳。実は今まであまりブログやホームページで訃報を書いたことはなくて、ジャン・フランソワ=ジェニー・クラーク(B)とマイケル・ブレッカー(Ts)のことぐらいしか言及してないはずです。マイケル・ブレッカーも享年57歳と若くして亡くなったけれども、亡くなったのは’07年でもう10年前のこと。当時からすれば、まだ私と10歳以上の年齢差がありました。

ジェリ・アレンは、スティーヴ・コールマンらとM-BASEで活躍して、さらにいろいろ手を広げていった人。自分にとっても、当時(’80年代)の若い頃に受けた影響は大きかったし、追っかけもしてきました。今や自分も55歳で、亡くなるのは若すぎるにしても、そう年齢差のない人が亡くなるという事で、ひとつの時代の区切りを迎えたかなと思います。実は、’97年にホームページをはじめた時は、ビル・エヴァンス(P)とジャコ・パストリアス(B)以外のミュージシャンは皆現役だったんですよね。主に’70年代以降のミュージシャンを追っかけていた、という事もありましたし。そして、今までの間に、言及はしていないけれども、特集ミュージシャンが亡くなるのが増えてきています。時間が経っていくという事もありますけど、残念でなりません。

その分、次世代のミュージシャンがどんどん進出していますけれども、自分も、たぶん若かった当時の感性を引きずって生きていくんだろうと思います。まあ、その当時の記録を残しておいて、何かの拍子に見ていただくのもいいかなあと。

2017/06/28

モンク・スタディーズ/山中千尋

Yamanakamonk
やはり国内盤の新譜の方が人気があるようなので、先に聴いていきます。山中千尋のブルーノートからの新譜は、セロニアス・モンク集。なのですが、モンクらしく弾くとかそういうところが全然なくて、ピアノ・トリオのサウンドが、おそらく最先端を行くのではないかと思われる、カッコいい感じに仕上がってます。私が’80年代にM-BASEに触れて、ハマって行ったときに近い感覚。でも、当時と違うのは自分はあれから30年以上経ってしまったということで、個々のアルバム的にはカッコいいと思っても、そちらの潮流には流れては行かないだろうなあ、とは思います。オーソドックスなピアノ・トリオが好きな人は面食らうかも。でもこのぐらいやってもらうと、むしろ個人的には気持ちがいい感じではあります。


モンク・スタディーズ/山中千尋(P、Synth、Key、Org)(Blue Note)
Monk Studies/Chihiro Yamanaka(P, Synth, Key, Org)(Blue Note) - Recorded March and April, 2017. Mark Kelley(B), Deantony Parks(Ds) - 1. Heartbreak Hill 2. Pannonica 3. Nobody Knows - Misterioso 4. New Days, New Ways 5. In Walked Bud 6. Rhythm-a-ning 7. Ruby, My Dear 8. Criss Cross 9. Hackensack 10. Abide With Me

山中千尋作が1、3曲目の前半、4曲目で、他の10曲目以外(3曲目後半を含む)がセロニアス・モンク作。10曲目は彼のアレンジ。トリビュートでモンクっぽいサウンドというよりは、最先端のベース(エレクトリック)、ドラムスを使い、シンセサイザーやフェンダー・ローズなども組み合わせて、変拍子も目立った、解体・再構築ヴァージョンととらえることができます。なかなか革新的だけど、こういうことをやらせてもらえるのがブルーノートなんだろうな、と思います。モンクの当時もけっこう確信的だったと思うので、その部分を今やるとどうなるかってとこで勝負している感じがあります。全曲アレンジは山中だし、オーソドックスではないけれど、今の先端のジャズで演奏していることは間違いないと思います。少し聴く人を選ぶかも。(17年6月21日発売)

2017/06/27

スイングしなけりゃ意味ないね/マンハッタン・ジャズ・クインテット

Mjqitdont
何と今回、3か月連続で3枚のCDが発売されるそうです。自分がジャズにのめり込む原点になったのがMJQのファーストアルバムでもあったし、’80年代にコンサートを中野サンプラザまで観に行った記憶があります。デヴィッド・マシューズなら複雑なアレンジもお手のものだと思うのですが、なぜかテーマの部分に2管フロントのユニゾンを割と多く使っているのも、ジャズの入門者向けをある程度意識しているのかも。ただ、時代はめぐるで、ベースとドラムスのメンバーが交替して(またこれもビックリの人選)いますけど、さすがに9月の日本でのライヴスケジュールのハコは、昔に比べて、ローカルになり、小さくなったかなあ、という気も。でも現在日本に住んでいるマシューズ氏、マイペースでいいのかも、とも思います。


スイングしなけりゃ意味ないね/マンハッタン・ジャズ・クインテット(Paddle Wheel)
It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Thing)/Manhattan Jazz Quintet(Paddle Wheel) - Recorded January 19-23, 2016. David Matthews(P, Arr), Michael Rodriguez(Tp), Chris Hunter(As, Ts), Hans Glawschnig(B), Cliff Almond(Ds) - 1. It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Thing) 2. Les Liaisons Dangereuses 3. The Chicken 4. What A Wonderful World 5. I Love Paris 6. Satin Doll 7. Quizas, Quizas, Quizas 8. Someday My Prince Will Come 9. Take The A Train 10. Candy

3か月連続で発売されるCDの第1弾。ジャズメン・オリジナル、スタンダード、その他の曲からなっていて、デヴィッド・マシューズらしい洗練されたシャープなアレンジと、手練れの(ある意味マニアックな人選)ミュージシャンたちの演奏が見事。選曲も知っている曲が多く、初心者でも入っていきやすい内容で、それなりにジャズに親しんでいる人たちも、まずまず納得できると思います。都会っぽいカッコ良さがあるジャズで、やはり「洗練」という言葉が似合うかもしれない。ある意味ポップなんだけど、そういう要素も売れるためには必要だと思うし。フロントの2管のユニゾンが目立つのも、分かりやすさに重点があるのかも。4曲目のような、やはり有名なバラードを配して、親しみのある内容に仕上がっています。売れると思います。(17年6月21日発売)

2017/06/23

クロネコメンバーズに登録してみた

大手通販の運送会社は最近ヤマト運輸になることが多かったので、今までは、それをどうやって受け取るかがカギでした。だいたい配達は午前中だったのだけど、午前中の外出があっても、10時半とか11時に戻ってきても、その後に配達が多かった時は、だいたい無理なく受け取れていました。今の担当者になってから(何人かで交替しているようですが)、9時半から10時に配達になることが多く、外出時間に重なることも多いため悩みのタネでした。家族は外出して、いないか、あるいは大学生の息子たちはまだ寝ている時間の時は、呼び鈴に気付かなかったり。まあ、こちらで再配達を苦にしなければ、なんてことないんだけど、再配達の多さがヤマトで問題化してくると、やっぱり気になります。

ここ1週間ほど、午前中外出の日は少なかったのですが、ちょうど午前中外出する今日に配達予想がありました。そこで慌てて昨日の朝、クロネコメンバーズに加入したわけです。これに入っていると、伝票番号の分かる荷物を事前に配達日時を指定できます。必然的に再配達が少なくなるというわけ。ただ、朝登録手続きをしても、使えるようになるのは夜になってからだったですけど。

まだ今日の荷物が届いてないので何とも言えませんが、ネットで時間を(時に受け取り場所を)指定できるのは便利ですね。ヤマトがこういうの、いちばん進んでいるんじゃないかな。

佐川の方は、4月までの担当者は朝一番で10時前までに持ってきてくれたのですが、その後、担当者が変わって、夜になったり、ここ数回は11時半ごろ持ってきたりといろいろです。佐川の荷物は、事前に番号を教えてくれる取引先ではないので、これは成り行きにまかせるしかないかなあ、と。また佐川の人は、不在通知を入れないで、また改めて来ることが以前あった(インターフォンの履歴にだけ残っていた)ので、問題になったこともありました。まあ、こちらは大手通販を扱わなくなって数年経ちますけど。

2017/06/22

ネコ/ガトーリブレ

Gatoneko
藤井郷子さん関連のアルバムの3枚目。ライナーを読むと、このバンドは田村さんがリーダーだそうです。以前から味があっていいバンドだな、と思ってましたが、当初のメンバーだったベーシストとギタリストが亡くなり、それは非常に残念なことなんだけど、代わりにトロンボーンが入って、同じような味を違ったサウンドで出しているような気がします。ハードではないし、哀愁もあっていいし、親しみやすさという点ではあると思いますが、それでも、トランペットで猫の鳴き声というか、音を表現してみる場面もあったりと、全く別な路線でもないのだな、とも思ってみたり。メンバーは代わっても、続いてほしいですね。


ネコ/ガトーリブレ(Libra Records)
Neko/Gato Libre(LIbra Records) - Recorded August 18, 2016. Natsuki Tamura(Tp), Yasuko Kaneko(Tb), Satoko Fujii(Accordion) - 1. Tama 2. Momo 3. Mii 4. Hime 5. Yuzu 6. Tora

全曲田村夏樹の作曲で、ここでこの3人のメンバーに。ここでは藤井郷子はアコーディオンを弾く。ライナーには「淡々と、盛り上がることもなく、切ないかもしれないメロディーを紡ぎます」との説明があり、なるほど。ハードなフリージャズではなく、メロディ的なフリーに近くても、ちゃんとしたメロディを紡いでいって、曲としては親しみのある感じ。楽器で猫の鳴き声的な音の部分も。ちょっとした楽譜の断面があり、説明もなく曲が成立しているそうで、そういう意味でけっこうスゴいことなんだけど、本当に淡々と進んでいきます。ここには6匹の猫のジャケット写真と6匹の猫の名前がタイトルになっていますが、そういうことを関係なしにこういう哀愁の世界にどっぷりとハマってみるのもいいかもしれない。45分の切ないメルヘンの世界。(17年6月10日発売)

2017/06/21

June/Trouble KAZE

Kazejune
藤井郷子さん関連で3枚中の2枚目。これはライヴなんですが、やはり非イディオム系の要素が強く、メロディはごくたまに出てくる程度。そして盛り上がるところもあるけど基調は静かなインプロヴィゼーションです。やはり聴く人を選ぶかな。ただ、よそで、非メロディ系のライヴを観に行ったことがあるのだけど(その時はヴァイオリンとベース)、これはCDで聴くよりは、ライヴだとそのまま臨場感が伝わってくるので、やはりKAZEのライヴには行った方が良いという事だと思います。もちろん、このライヴも良いですけど、非イディオム系中心という事で、聴く人を選びます。めったに聴けないサウンドではあるし、こういうアルバムを出した英断には感謝です。


June/Trouble KAZE(Helix) - Recorded June 20, 2016. Natsuki Tamura(Tp), Christian Pruvost(Tp), Sophie Agnel(P), Satoko Fujii(P), Didier Lasserre(Ds), Peter Orins(Ds) - 1. Part I 2. Part II 3. Part III 4. Part IV 5. Part V

輸入盤国内仕様でライナーなし。通常のKAZEのメンバーに2人加わっての演奏。ライヴ録音ですが、2トランペット、2ピアノ、2ドラムスの6人でのフリー・インプロヴィゼーションで通しています。静かな出だしからはじまって、緊張感漂う中を、いろいろな技を繰り出しながら徐々に盛り上がっていったり、また静かになったり。メロディ以外の非イディオム系で勝負している感が強いけれど、それがその場の演奏の緊張感につながっているような感じ。全5パートに分かれているけれど、便宜上のもので46分間のフリーのドラマが展開しています。ドラムスももちろん、そのままドラムを叩いていたり、よりパーカッション的な使用法も目立ちます。時にメロディあり。こういう音楽は、ライヴの現場の方がより臨場感という点ではあるかも。(17年3月11日発売)

2017/06/20

如月/藤井郷子/田村夏樹

Fujiikisaragi
藤井郷子さん関連で3枚新譜が出ていて(うち1枚は3月に出ていた)届いたので、また聴いていきたいと思います。このアルバム、非イディオム系のインプロヴィゼーションで、ピアノやトランペットの本来の音を使わないで全8曲、48分を通してしまうというけっこうハードなアルバム。でも、静かな場面が多く、日本的な情緒も感じられて、ハードなインプロヴィゼーションの中では個人的には好みの方です。それでも普通の4ビートジャズとは対極の世界のジャズなので、聴く人をけっこう選ぶと思います。こういうジャズを聴くには、少し下地がないといけないと思うのですが、あまり類似の音楽がないだけに貴重です。、

(追記)25日に20分ほどながら、ライヴに出る予定があるので、その個人練習もあって、それまではブログへのアップが不規則になるかもしれません(すでになっているか...)。


如月/藤井郷子(P)/田村夏樹(Tp)(Libra Lecords) - Recorded February 3, 2015 and May 15, 2016. - 1.如月 2.薄氷 3.春雷 4.薫風 5.薄暑 6.鰯雲 7.野分 8.霧氷

全曲フリー・インプロヴィゼーション。全編を通して、本来の楽器の音ではない音のみを使って演奏するデュオのスタジオ録音。解説によれば、何度もの試行錯誤の上で、アルバム1枚分の録音が今回できたとのこと。まさに、それぞれのタイトルがあらわす通り、その空間的な間は日本的であり、ある意味、禅的なストイックさを持って演奏されています。これぞ非イディオム系のフリーの極致という感じですが、盛り上がる部分もあるけど、どちらかというと激しさよりは静けさの場面の方がかなり多く、それでいていろいろな奏法で48分通しているのは、やはり相当な神経を使っての演奏ではないかと思います。それぞれの曲のタイトルもマッチしています。かなり聴く人を選ぶけれど、よそではめったに聴けない演奏が詰っています。(17年6月10日発売)

2017/06/19

Gooブログの編集画面にログインできず

こちらのメインでやっているブログは@Niftyのココログなので関係ないのですが、知り合いと2人で以前からやっているGooブログの「CDショップ+αのおススメCD日記」というのがあります。私の記事はここからのコピペだし、2人で計月2回しか更新していないから、あまり負担にはなっていないのですが、今年3月の途中から、「編集画面にログイン」が、このパソコンからできなくなっています。インターネット・エクスプローラー、Google Chrome、Firefoxどれでやってもダメ。そのかわり、同じBフレッツ回線に繋いだ他のパソコンからはOKなんです。このパソコンだけWindows8.1で、他のパソコンは皆Windows7、というのと関係があるのかどうか。

あと、使っていないけどGooメールにも入れないし、Gooの星占いも見れなくなってます。こちらはあまり重要性はないですけど。その都度、auの携帯を使って見たり、他のパソコンに繋いで、ブログのデータを(もう一人の人からはメールで原稿が来るため)USBに移行してそれで別パソコンにつないだりと、ちょっと面倒です。他の記事は気がついているのは問題ないです。

先週の金曜あたりからGoo担当のNTTレゾナンスと何度もやり取りしているんだけど、向こうでは現象が出ずに、いろいろ質問や試してくれとの内容が来ても、それに何度も答えても、原因が分らなくて困ってます。向こうでも困っているんだろうなあ。3月の途中からという事で、その頃のWindows Updateが関係しているのかな、と思っても、そうだとすると、ネット上に同じ時期に繋がらないという情報が検索すると出るわけだし。早く解決することを祈ってますが、どうなりますやら。


(6月23日追記)NTTレゾナンスからも、パソコン固有の現象という事でさじを投げられました。PCの復元ポイントは既に3月までさかのぼれないし、このまま他人のPCをお使い下さいって...。以下、返事の引用。

「これまでにお聞かせいただいたエラーメッセージの内容などから、
やはり、通信環境や端末設定等による固有の現象と思われ、
あいにく弊社で原因を特定できない状況です。

すでに行われているかもしれませんが、
キャッシュのクリアやパソコンの再起動をお試しいただいても
解消しない場合は、恐れ入りますが、
閲覧可能なご家族の端末などからご利用いただけますと幸いでございます。

ご要望に沿った回答とならず申し訳ございません。
何とぞご了承くださいますようお願いいたします。

今後ともgooをご愛顧くださいますようよろしくお願いいたします。」

2017/06/13

Moments Captured/Alex Sipiagin

1395
Criss Crossレーベル新譜2枚目で一段落。Alex Sipiaginは高難易度の作曲と演奏の人っていうイメージがあって、今回は3管に、クリス・ポッターとウィル・ヴィンソンを使っているので、余計にそう感じます。まあ、自分の文章も「メカニカル」を多用し、変拍子とか、アンサンブルとか、こういうジャズを好む人とそうでない人がいるのは分っているけれど、自分にはたまらない1枚となってます。4曲目の「Blues For Mike」とはマイケル・ブレッカーに捧げるという意味らしく、ブルース色からけっこう遠いところを演奏しているんじゃないかなあ、と思います。でも好きなんですよねえ、こういうサウンドの曲たちも。


Moments Captured/Alex Sipiagin(Tp, Flh)(Criss Cross 1395)(輸入盤) - Recorded September 21, 2016. Chris Potter(Ts), Will Vinson(As, Ss), John Escreet (Synth, Key, P), Matt Brewer(B), Eric Harland(Ds), Alina Engibaryan(Vo on 2, 5) - 1. Evija Bridge 2. Moments From The Past 3. Unexpected Reversal 4. Blues For Mike 5. Breeze 6. Bergen Road 7. Dream

(17/06/12)全曲Alex Sipiaginの作曲(2曲目の共作は詞の方?)。3管でメカニカルな今っぽいジャズが目立ち、高難易度だと思います。ベースはアコースティック、エレキ両方。そんな雰囲気で、エレキベースとキーボードも加えてはじまる、変拍子基調の1曲目はオランダの美しい情景からとライナーにはありますが、しっかり現代ジャズ。ヴォーカル入りだけど、やはり変拍子と浮遊感を感じるややゆったりとした2曲目、エレピなどをバックに管が吹きまくりシンセが登場するという構図の3曲目、メカニカルな3管のテーマとその後に続くソロが心地よい4曲目、少し乾いていて大らかなメロディに心を落ち着かせる5曲目、流れるようなメカニカルなテーマと緊張感あるアドリブの6曲目、バラードからゆったりとしたビートになる7曲目。

2017/06/12

Kayemode/David Kikoski

1394
Criss Crossレーベルの新譜が2枚、8日に届いてました。ちょっとバタバタしていてやっと1枚聴けてます。デヴィッド・キコスキーのピアノ・トリオ作です。ベースがジョー・マーティンなので、4ビート系の曲が多いのですが、やっていることは、モーダルで現代ジャズっぽいことかなあ、と思います。もちろん曲によっていろいろなサウンドで趣向は凝らしているようですけど、ピアニストの中では割と男性的というか、硬派なことを得意とするのでは、と思います。6曲目にメランコリックな、とは書いたけど、フレーズとしては男っぽく盛り上がりもある感じ。Criss Crossって案外ピアノ・トリオのアルバムが少ないので、それでこの編成で出ているのは、やはり実力を買われてのことだと思います。


Kayemode/David Kikoski(P)(Criss Cross 1394)(輸入盤) - Recorded September 20, 2016. Joe Martin(B), Justin Faulkner(Ds) - 1. Au Private 2. Binge Watching 3. Morning Glory 4. H & H 5. Switching Roles 6. Mirror Mirror 7. Trinkle Tinkle 8. Smoke Gets In Your Eyes 9. Blues For Gerry

(17/06/11)デヴィッド・キコスキーの作曲が4曲(2-3、5、9曲目)で、他はチャーリー・パーカー作(1曲目)、パット・メセニー作(4曲目)、チック・コリア作(6曲目)、セロニアス・モンク作(7曲目)、スタンダード(8曲目)、と自作と他人の曲がほぼ半々。1曲目はアップテンポの4ビートだけど、フレーズが現代的でコードも意識しながらモーダルな感じ。オリジナルも4ビート系統が多いですが、モーダル的現代ジャズで、今っぽいサウンドが魅力。淡い乾いたワルツで盛り上がりもある3曲目。パット作の4曲目も4ビート基調ながら少し自由で興味深い。パーカッシヴな感じの5曲目、チック作のメランコリックな6曲目、やはりモンクらしい曲調の7曲目、メロディアスな優しいバラードの8曲目、ソロピアノでバラード風のブルースの9曲目。

2017/06/10

2017年上半期CD購入枚数(予定含む)

ちょっと早いけど、いろいろバタバタしていてCDを聴く暇があまりないので、6月を終わらずして、これから到着予定のものも含めて、今年の上半期のCD購入枚数を計算してみました。枚数がずれたら、適宜修正していきます。

’17年1-6月分

国内盤  13枚
輸入盤  17枚
ECM輸入盤 24枚
Blu-ray   2枚

計      56枚

この中にはクリヤマコトのリマスター廉価盤の買い直し4枚は含まれていません。また枚数に入れてあるBlu-rayはジャズではなくて、1枚はBABYMETALで、もう1枚はワルキューレ(アニメ声優のライヴ)です。

昔は年間200枚以上とか数年前でも160-170枚ぐらい買っていた記憶があるので、だいぶ厳選買いをするようになってきました。ところがここ数年、ECMが毎年50枚近く出しているので、厳選買いをしているつもりでも、なかなか枚数が減っていかないのです。まあ、こちらも好きでやっていることなので、やむを得ないのですが。厳選買いが一番表れているのは、ECM以外の輸入盤がかなり減った(減らした)という事もありますね。20-30年前から追いかけていたミュージシャンがひとり、またひとりと亡くなられている影響もあるのかもしれませんし、最近のCDで出さないでダウンロード音源でだけ出す、という動きも関係しているかもしれません。CDという媒体での新譜が無くなった時は、引退か、手持ちのCDをひっくり返して紹介する方向に行くか、のどちらかかと思います。できればそれは先延ばししたいところなんですが。

2017/06/07

Ballet - The Music Of Michael Gibbs/Cuong Vu 4-tet

Cuongballet
発売日より1か月以上遅れて、やっと入手しました。デジパック1枚なのにヤマト宅急便はちょっともったいない。ゆうパケットでいいのに、と思います。クォン・ヴーのアルバム、前作ではパット・メセニーの参加でけっこうフリーでしたが、今回はビル・フリゼールの参加でもう少しメロディ指向。大物ばかりですね。フリゼールは過去にジョン・ゾーンとも組んでやっていた時代もあるので、今でこそ牧歌的になってますが、けっこうハードな方もできる人。今回はフリーのところとか、ややハードな面ががちょろっと出ています。夕方聴こうと思ってたんだけど、5曲42分の収録なので、お昼休みの時間で聴けてしまいました。自分は気に入ったけど、やや聴く人を選ぶかな。


Ballet - The Music Of Michael Gibbs/Cuong Vu(Tp) 4-tet(Rarenoise Records)(輸入盤) - Recorded January 15, 2016. Bill Frisell(G), Lumke Bergman(B), Ted Poor(Ds) - 1. Ballet 2. Feeling And Things 3. Blue Country 4. And On The Third Way 5. Sweet Rain

(17/06/07)全曲マイケル・ギブスの作曲。ここでは、ビル・フリゼールの参加に注目。1曲目のタイトル曲からして、出だしから曲のようでいてフリーのようなバラバラ感があって。フリゼールがそれに対応しているのもスゴい。時折いつもの彼よりもハジけてますし。その後メロディが出てきて、曲としての展開になっていきます。やや自由ながらしっとり感のあるトランペットのメロディが印象的なバラードの2曲目、4ビートなんだけど、ややハマらない感(アウト感?)をもちつつ、それが不思議な味になっていて、ラストはユニゾンのキメがある3曲目、ボッサ的な8ビートの上を、浮遊感を持ちつつメロディが漂って、その後ロック的に割と激しく盛り上がっていく4曲目、これまた不思議しっとり系のバラードで、じっくりと進んでいく5曲目。

2017/06/04

East West Time Line/Kevin Eubanks

Kevineastwest
HMVでは5月20日発売でしたが、もっと早く入手できたところがあったようです。まあ、急がないんでいいんですけど。今でこそケヴィン・ユーバンクスのトンガリ度はややマイルドにはなってきてますが、ここでも前に共演していたデイヴ・ホランドや、最近は知る限りではケヴィンのアルバムにしか見かけないマーヴィン・”スミッティ”・スミスの参加が興味をひきます。前半と後半を参加ミュージシャンやオリジナルかカヴァーかというところで分けているのも、今回は色合いを変える意味ではいいんじゃないかな、と思います。全体的に少しおとなしいとはいえ、曲によってはアグレッシヴさはありますし。


East West Time Line/Kevin Eubanks(G)(Mack Avenue Records)(輸入盤) - Released 2017. Orrin Evans(P, Key on 3-5), Dave Holland(B on 1-5), Nicholas Payton(Tp on 1-2, 4-5), Jeff 'Rain' Watts(Ds on 1-5), Rene Camacho(B on 6, 8-10), Mino Cinelu(Per on 6-8), Bill Pierce(Ts on 6, 8-10), Marvin 'Smitty' Smith(Ds on 6-9) - 1. Time Line 2. Watercolors 3. Poet 4. Carnival 5. Something About Nothing 6. Take The Coltrane 7. Captain Senor Mouse 8. Cubano Chant 9. What's Going On 10. My One And Only Love

(17/06/04)ケヴィン・ユーバンクス作曲の1-5曲目と、ジャズメンオリジナルその他カヴァー曲の6-10曲目とに分かれ、それぞれ演奏メンバーが違います。1曲目は変拍子もあり、演奏はモーダルで少しラフな感じの4ビート的展開で、ややアグレッシヴながらも聴きやすい。曲ごとに参加しているメンバーが違い、ピアノやキーボードが入っている曲は3-5曲目のみで、より自由な形で演奏している感じ。2-3曲目のバラードも不思議な透明度があります。4-5曲目はファンク的なビート。6曲目からはもう少しビートがカチッとしてくる印象で、ちょっと覚めたなか、割と硬派なジャズが展開しています。9曲目はマーヴィン・ゲイの曲が途中から4ビートのアップテンポになって、楽しめな雰囲気です。10曲目のバラードは温かみが。

2017/06/03

LIVE2017”ワルキューレがとまらない”at横浜アリーナ/ワルキューレ(Blu-ray)

Walkure
BABYMETALを飛び越えて、アニソンの声優によるライヴです(笑)。まさか55歳の自分がこれを買うことになろうとは(もちろん子供たちと観ますけど)。実はヴォーカルも本格的だしバックバンドの4人のメンバーの素晴らしさととトレーラー映像を観て購入を決めたこともあります。ベーシストのBOH氏、この日にはBABYMETALのガンズ・アンド・ローゼスのオープニングアクトと重なったけど、BABYMETALの方は他の人に任せて、こっちの方に出てるんだよね。ただ、バックバンドの映像露出度は、BABYMETALより少なめです。それでもいいものはいいという事で、物議を醸しだしますけど、あえてブログにアップしてみました。ちなみに自分は「マクロス」第一世代で、20歳前後にそれを観ただけで、それっきり観てませんけど、このシリーズのアニメの予備知識、何もありません。


LIVE2017”ワルキューレがとまらない”at横浜アリーナ/ワルキューレ(Blu-ray)(株式会社フライングドッグ) - Recorded January 29, 2017. ワルキューレ:三雲ΛJUNNA、フレイアΛ鈴木みのり、カナメΛ安野希代乃、レイナΛ東山奈央、マキナΛ西田望見、西脇辰弥(Band Master, Band Arrrenger & Key)、佐野康夫(Ds)、BOH(B)、黒田晃年(G) - 1. ようこそ! ワルキューレ・ワールドへ 2. Hear The Universe 3. MC1 4. 不確定性☆COSMIC MOVEMENT 5. NEO STREAM 6. Absolute 5 7. LOVE! THUNDER GLOW 8. いけないボーダーライン 9. MC2 10. ジリティック□BEGINNER 11. おにゃの子☆girl 12. Silent Hacker 13. ワルキューレのバースデイソング 14. God Bless You 15. 風は予告なく吹く ~Freyja Solo~ 16. AXIA~ダイスキでダイキライ~ 17. GIRAFFE BLUES ~Kaname Solo Requiem~ 18. オーラ・サーラ~光る風~ 19. ザルド・ヴァーサ!~決意の風~ 20. ルーチェット・アルカーン~星の歌~ 21. MC3 22. 涙目爆発音 ~with Clair~ 23. 僕らの戦場 24. Walkure Attack! 25. 破滅の純情 26. 絶対零度θノヴァティック 27. MC4 28. 一度だけの恋なら 29. MC5 (アンコール) 30. MC6 (アンコール) 31. ワルキューレがとまらない (アンコール) 32. MC7 (アンコール) 33. 愛・おぼえていますか (アンコール) 34. 恋! ハレイション THE WAR (アンコール) 35. MC8 (Wアンコール) 36. ルンがピカッと光ったら (Wアンコール) 37. ENDING (Wアンコール)

マクロスΛの声優5人のグループ「ワルキューレ」が横浜アリーナでライヴを行ったときの映像。ヴォーカルは斉唱ではなくて、ちゃんと本格的にコーラスで歌っているし、けっこう上手い。それに、有名な4人のバックバンドという事で、曲や演奏は素晴らしいです。最近のアニメの曲はそれぞれの作詞、作曲家が渾身の力をこめて作っていることもあって、素晴らしいものも多いし、逆に、生バンドのライヴでは再現できないだろうと言われていた曲たちも、ここでは再現されていることで、バンクのメンバーの実力をうかがい知ることができます。基本的にはアニメのアイドル系ととらえられますが、なかなかの歌唱力だし、見ごたえ、聴きごたえがあります。しかし、観客席も最初からスゴい盛り上がりですね。実はここの中の何曲かは、息子のヘビロテ曲で、それが印象が強くて脳内をぐるぐる回ってます。それだけインパクトのある曲が多いという事か。なかなかこのクォリティのライヴを観ることはできません。それにしても本編193分というのもスゴい(プラス特典映像20分)。あと、おぢさんには、MCがアニメキャラで進行するのと長いお涙ちょうだい的しゃべりにはちょっとついていけないところもありますが、J-POP(アニソン)としてはそれを補ってあまりある素晴らしさではあります。

このアルバムのトレーラー映像。

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