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2017/05/21

ホームページ初期からの音楽サイト(ブログ)の功罪

自分が音楽ホームページをはじめたのが’97年9月(一般の個人がホームページをはじめだしたのは’96年ごろかな?)、分家してブログでもはじめたのが’04年5月(ネットでブログというものがはじまったのは’03年のこと)でした。かなり早い時期からネットに関わっていたわけです。

ホームページの数が圧倒的に少なかった当時は、存在するだけで注目をされたということもありますが、そこでやり始めたのは、自分の場合、ライナー的なバイオとか他の作品との関連は無視して、とにかく、アルバム単位で聴いたままの感想(アルバムコメントと自分では言ってますが)を書いていくことでした。それを積み重ねていって、ミュージシャンないしレーベルを浮き上がらせていく手法です。人によってはそれがニュートラルな視点とか、おほめの言葉をいただいてますけど。その印象を書いていくという手法、自分が始めたのか、当時の周囲もそうだったのかまでは分かりませんが(たぶんこっち)、後発組に影響を与えてしまいました。今でも読み物としてしっかりとしたホームページとかブログが少ないのはそのせいではないかと。でも無料で公開している趣味なのと、有料の出版物と無料のネットの性格上の違いを考えると、当然こういう方向になってくるんではないかと思いますけど。ネットで長文は読みづらいですし。

そう言えば、ブログをはじめた頃にアルバムコメントを掲載していたら、ある人から「ブログは日常を書くところで、アルバム評的なことはホームページでやるもんだ」と言われたこともありましたが、それも昔の話。これまた後発組に影響を与えてしまったのかどうか。

現在、ネットである程度有名な人が出版物で成功している人がほとんどいないのは、そのネットでの手法を身につけてしまっていて、原稿の方も、不具合があった都度、アップしてから何度でも書き直せる、という事に慣れてしまっているからではないかと思います。ネットである程度手ごたえあるけど、次は出版物、という考えのある人もほとんどいないだろうし。まあ、ジャズ批評誌のように、アマチュアに原稿料無料で書かせているのは、話が別ですが。

最近はプロの方からの、ネットへのアプローチも割と盛んになってきて、読み物として読みたい場合はそちらへ、っていうすみ分けはできてきてるんじゃないかと思います。逆に、アマチュアと差別化できないプロは淘汰されていくわけで。

このアルバムがどんな内容なのか、いいのか悪いのか、とか、そう言う点では、僕らのやっていることは無料で手軽で便利ですが、より深く体系的に、となると、今でも出版物(こちらに迎合している一部を除く)か一部のサイト(ブログ)という事にもなってくるのでしょうね。うまく使い分けたいものです。

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