アコースティック・ウェザー・リポート/クリヤ・マコト/納浩一/則竹裕之
12月は購入CD数が少ないのですが、国内盤が3枚、出てくると思います。まずはこの「アコースティック・ウェザー・リポート」から。このアルバム、11月30日の発売だったのが、28日に(ショップに入荷した頃でしょうか)、AmazonからCDの収録曲順と印刷の順番が違っていると連絡が来て、再制作するとのことで入手できたのは7日のことでした。それよりだいぶ早く出回っていたものは、その間違った盤かもしれないので、要注意です。さすが、クリヤ・マコトがメインになってアレンジした曲なので、けっこう洗練されていて、それでいてやや複雑な譜面を想像してしまいます。SACDとのハイブリッドなので、音質もいいんじゃないかな。ウェザー・リポートがこういう風に聴けるとは思わなかったなあ。
アコースティック・ウェザー・リポート/クリヤ・マコト(P)/納浩一(B)/則竹裕之(Ds)(Sony Music Labels)
Acoustic Weather Report/Makoto Kuriya(P), Koichi Osamu(B), Hiroyuki Noritake(Ds)(Sony Music Labels) - Recorded June 2 and 13, 2016. - 1. Cannon Ball 2. Elegant People 3. Havona 4. A Remark You Made 5. Palladium 6. Teen Town 7. Young And Fine 8. Birdland Bonus Track: 9. View The World
9曲目のボーナス・トラックのみクリヤ・マコトの作曲(TVのテーマ曲)で、あとはウェザー・リポートの曲がズラリ。作曲はジョー・ザヴィヌル(1、4、7-8曲目)、ウェイン・ショーター(2、5曲目)、ジャコ・パストリアス(3、6曲目)の曲に固まっています。テーマなどメロディ的なインパクトも大きいのですが、あえてアコースティック・トリオで演奏して、エレクトリックもパーカッションもなしというのが、面白いアイデアというか冒険的というか。1曲目では、アップテンポのモーダルな進行の部分もあって、しかもドラマチックな展開で、なかなか凝っています。アレンジは3人ないし2人でやっている曲もありますが、メインはクリヤ・マコトで、彼らしい曲に仕上がってます。やや複雑だけど洗練されてカッコいいウェザー・リポートの曲が聴けます。(16年11月30日発売)
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