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2016/03/10

エナジーズ・オブ・チェンジ/デヴィッド・ギルモア

Davidenergy
久しぶりの更新で、アルバムコメントがうまく書けません。って前からうまく書けていたわけではないんですが(笑)。この人を紹介するときは、必ず、ロックのギタリストではなくて、M-BASE出身のギタリストの方、と注釈をつけないといけないのです。それだけロックの方が有名だってことで。そもそも、私は’80年代後半、M-BASEの影響を強く受けていて、どちらかというとECMはまだ始まったばかり、という時期でもありました。これは彼の長いミュージシャン歴の中でも、まだ4枚目のリーダー作とのこと。パット・メセニーも変拍子は多いけど、メロディで聴かせて、あまりそれを感じさせないのですが、ギルモアの方は、変拍子をそのまま前にぶつけてくるようにメカニカルにアプローチしてくる感じが、またいいのです。


エナジーズ・オブ・チェンジ/デヴィッド・ギルモア(G)(Agate)
Energies Of Change/David Gilmore(G)(Agate) - Recorded December 19-20, 2010 and November 19, 2012. Marcus Strickland(Ss, As, Ts, Bcl), Luis Perdomo(P), Ben Williams(B), Antonio Sanchez(Ds), Kofo Wanda(Talking Drum on 3) - 1. Energies Of Change 2. Rajas Guna 3. Dance Of Duality 4. The Seeker 5. Sacred Pause 6. Over Shadow Hill Way 7. Awakening 8. Benerations 9. Trick Of I

6曲目がウェイン・ショーター作、8曲目がケニー・カークランド作の他は全曲デヴィッド・ギルモア作。曲もカッコよく、変拍子が随所に入っていて、けっこうイケます。M-BASEの影響を隠さないところが潔い。ややしっとりとした感じのギターのみではじまったと思ったら、雰囲気を保ちつつメカニカルで速い展開になっていくタイトル曲の1曲目からはじまり、どの曲も個性的で、まさに変拍子ファンクの世界が展開しています。メンバーにアコースティック・ベースを用いつつも、メカニカルな感じが強いです。2曲目はインド的(?)な雰囲気も。メロディアスでもありながらメカニカル的要素が強く、聴く人を選ぶかもですが、ハマるとかなりハマるサウンド。5、8曲目はその中でも穏やかな曲。難しそうな曲が多いけど、そこが楽しみでもあり。(16年2月25日発売)

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コメント

この方は、Unified Presence (2006)で気に入ったのだけど、その後がピンと来ないのです。
早速聴いてみます。

>kenさん

コメントありがとうございます。

この人、このアルバムでまだ4作目なんですよね。寡作な人です。自分としてはこのアルバム、けっこう良かったと思います。

こちらからもTBさせていただきます。
本作は自分のツボにバッチリ嵌った演奏で、最高に良かったです。
これで曲によっては不明瞭なベースの音がちゃんと聴こえていればもっと良かったのになあと思いました。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

私も何曲かはベースがエレキだったらいいのになあ、と思うこともありました。ただ全体的にはけっこう良かった印象です。意外にも’10年と’12年の録音だったんですね。

私はDavid Gilmoreに関しては初心者みたいなものですが、このアルバムは高音Saxがうるさくてあまり納得しませんでした。つまり彼のギターがあまり響いてこなかったんです。YouYubeなどのライブものを観ますと、トリオ位のシンプルな構成だとなかなか味があって良いのですが・・・・。まあコンテンポラリーな変拍子ファンクをアンサンブルでの評価はあると思いますが・・・そんなところでしたかね。これはあくまでも私個人の趣向の問題ですが・・・・・・。好きな人には良いのですね。
TBもさせて頂きます。

>風呂井戸さん

TBどうもありがとうございます。

私の場合、昔からM-BASE時代の彼のサイド参加作を聴いていたこともあって、予想通りというか、こういうサウンドってけっこう好きなんですよね。これは評価が分かれると思いますが、他で2つのブログで書いている方を見かけましたが、「好き」な方でした。聴く人を選ぶアルバムって注釈を入れた方がいいのかも。ただ、いろいろなご意見があっていいと思います。

こんにちは。

David Gilmoreはその昔「Lost Tribe時代」に聴いていて、Adam Rogersと並んで結構好きだったのですが、リーダー作を聴くのは実は初めてです。
一聴してM-BASE派とわかる無骨さが潔くていいですよね。

TBさせていただきます。

>奇天烈音楽士さん

TBどうもありがとうございます。

逆に自分は「Lost Tribe時代」のアルバムを聴いていないんですよ。ただ、M-BASE出身を明らかにしているサウンドは、私も潔くていいんじゃないかと思いました。

個人的には、M-Baseから継承されているサウンドというのを意識しなくても、コンテンポラリサウンドとして充分なクオリティを感じられています。(実は、そうM-Baseを聴いていないだけ)
しかし、これだけのメンツを揃えてアルバムが作れるDavid Gilmoreの存在感を考えると、今後も目を離せない存在であることは間違いないですよね。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

今の新しいジャズのシーンと、’80年代後半のM-BASEのシーンと、重ね合わせると、確かに今のジャズのくくりでも行けそうですね。メンバーもスゴいし、それと違和感なくリーダー作ができてしまうところが素晴らしいとことだと思います。先入観なくても、けっこういいと思います。

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» David Gilmore / Energies of Change (J) [Jazz & Drummer]
David Gilmore(G)Marcus Strickland(Ss, Ts, Bass-Cl)Luis Perdomo(P)Ben Williams(B)Antonio Sanchez(Ds)Kofo Wanda(Talking Drum)3Rec. December 19-20, 2010, NJ and November 19, 2012, NY(Agate AGIP3570)デヴィッド・ギルモアのリーダー作は、 ... [続きを読む]

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