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2015/11/03

Amorphae/Ben Monder

2421
ECMレーベルでまた新譜が届いたので、聴きます。焦って高い時に注文したら、到着した頃には500円近く値下がりしていて、ちょっと損した気分。でもそれもひと足早く聴ける、ということで、まあいいかと。今回、語彙不足に悩まされて、「ゆったりした」「空間」が短い文章なのに3つ、「重々しい」が2つも出てきてしまってます。他の人だったらもう少しうまく書けるんだろうなあ、と思うのですが、あえて少しわざとそのままにしておいた面も、受けた印象から、あります。ベン・モンダーは、ポール・モチアンのエレクトリック・ビバップ・バンドに参加していたこともあって、それで’10年当時の録音を出してきたのでしょうけれど、モチアンの2曲参加はちょっと少ないかも。今回のプロデューサーはSun Chungが担当しています。


Amorphae/Ben Monder(G, Baritone G)(ECM 2421)(輸入盤) - Recorded October 2010 and December 2013. Rete Rende(Synth on 4-5), Andrew Cyrille(Ds on 3-5, 7), Paul Motian(Ds on 2, 6) - 1. Tendrils 2. Oh, What A Beautiful Morning 3. Tumid Cenobite 4. Gamma Crucis 5. Zythum 6. Triffids 7. Hematophagy 8. Dinosaur Skies

(15/11/02)1、8曲目がベン・モンダー作曲、2曲目がスタンダード以外は演奏者のインプロヴィゼーション。2、6、8曲目が’10年の録音で、他の曲は’13年の録音。’11年に亡くなったポール・モチアンの演奏があるのは追悼の意味もあるか。1、8曲目はエレキ・ギターのソロで、空間を浮遊したゆったりした音。8曲目の方は少し重々しい展開。ゆったりとしていて明るいメロディなのに妙に重々しい音、ジャーンという音も入る2曲目、エレキのバリトン・ギターで、ホンワカと空間的にゆっくり進んでいく3曲目、やや不安定な持続音のシンセサイザーと滑らかなギターの4曲目、そのまま引き続きそこにあるような5曲目、小品でギターがやや不安なメロディを弾く6曲目、再びゆったりとした空間系のサウンドに戻っていく7曲目。

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コメント

こんにちは。

Ben Monderは個人的な長期フォロー物件でして、まさかECMからリーダー作が出るとは想像すらしていませんでした。
ここでもあい変わらずのMonder節ですが、結局、彼はどこに行っても変わりようがないことを再認識しました。
でも、案の定、聴く人間を選びますよね。

TBお送りいたしました。

>奇天烈音楽士さん

TBどうもありがとうございます。

自分もポール・モチアンのバンド時代から聴いてますけれど、ECMとベン・モンダーって相性がいいなあ、と思いました。5年前と2年前の録音なので、次は新しいものも聴きたいなあ、とも思います。確かに聴く人を選ぶと思います。

久々書き込みさせて頂きます。

Motian音源が発掘&リリースされ大変うれしく思っています。

後半生のMotianの功績は、大きく分けてEBBB系と、日本人が企画し当時のNew Yorkシーンに衝撃を与えたOn Broad Way系の2つの流れがあると思います。(Motian Trioの系譜も別にあると言う方もおられるかもしれませんが、この場では Motian Trio は On Broad Way の美学を踏襲する、On Broad Way系の亜種ととさせて頂きたく…)

私の愛聴盤である『I Have the Room Above Her (2004)』は後述の流れを汲む作品かと思っています。

いまだ同一の流れを継承するというか、Motianバンドの残党が作った様な下等の質の高い作品もありますが…
Jakob Bro - Time (2011)
Bridges & Chris Cheek - South Lamar Boulevard (2013)

最近のECMでは、Post Motianスタイルと言えるかどうか難しい所ですが、Motianの影響を継承・発展させた感のある下の様な作品のリリースが増えてきたと思っていました。

THIRD REEL - MANY MORE DAYS (2015)
Kenny Wheeler - Songs For Quintet (2015)
Enrico Rava Quartet & Gianluca Petrella - Wild Dance (2015)
LOUIS SCLAVIS ATLAS TRIO - SOURCES(2012)

年末近くになって、Motian臭が濃厚、かつ敬愛するBen Monder名義でECMからリリースされたのは素晴らしいサプライズでした。本盤は今年の漁盤の中でも、マイ・フェバリトのひとつと感じています。

今後も、この系統を掘り下げた作品がリリースされる事を願って止みません。

ではでは

>betta taroさん

お久しぶりです。コメントありがとうございます。

自分では浮遊系でひとくくりにしてしまうのですが、その中でも系譜的なものがいろいろあるんですね。

ECMの本家サイトにはこのアルバム、まだ掲載されていないし、扱っているのも大手通販ではAmazonだけという不思議な位置づけなんですが、自ブログのアクセスを見ていると、継続して比較的アクセスがあるので、やぱり注目作、ということなんだろうと思います。

工藤さん,こんばんは。TBありがとうございました。

Ben MonderがECMからアルバムを出すことは,私にとっては想定内って感じでしたが,Sun Chungのプロデュースが,またECM的なサウンドを作り出すのに貢献しているって気がしました。

そして,Andrew Cyrilleの参加には驚きましたが,どういうつながりで彼らが共演したのかは誠に興味深いですねぇ。いずれにしても,面白いアルバムだったと思います。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

Sun Chungはなかなか名前を見かけませんでした(確かこれで4枚目かな?)が、もしかするとこれからどんどんプロデューサーとして出てくるのかもしれませんね。

アンドリュー・シリルとの相性もここでは割と静かに叩いていて、良かったと思います。

相変わらず、タイミング外して聴いています。菊地さんのアルバムと抱き合わせで購入でした。
ギター一本で、こんなスケールの大きな世界が作れるんだ、って驚いています。

>kenさん

TBどうもありがとうございます。

周りを見ていると、やはり賛否が分かれているようですが、私は好きな方ではあります。ただ、語彙不足で、その表現を仕切れなかったのが少々残念でした。あえて’10年と’13年の録音を同居させた意味もあるような気がします。

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