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2015/09/08

Luys I Luso/Yerevan State Chamber Chior/Harutyun Topikyan/Tigran Hamasyan

2447
ECMレーベル新譜聴き5日目。ティグラン・ハマシヤンは他レーベルでリーダー作を何枚も出しているのですが、不幸にして聴いたことがありません。ネットで調べると、ジャズにとどまらずにロックとかアルメニアの民族音楽その他いろいろ踏み込んで広い範囲を取り入れて演奏しているようですね。ただ、ECMでのこの作品のようにここまでアルメニアの民族音楽中心で、というのは初めての事ではないでしょうか。時に、あっ、インプロヴィゼーションではないか、と思わせる部分はあるにしても、おおむね合唱団との相性も良く、合唱がメインに聴こえてくることが多いです。やっぱりこれも問題作かもしれないですが、このサウンド世界、受け入れる人はけっこういるのでは。

(追記)このアルバムはデジパック仕様になっていますが、ブックレットの厚いのをはさみこむためにこのCDだけこういう仕様になっていると思います。ECMがデジパックやペラペラの紙ジャケに移行するとは考えにくいのですが...。


Luys I Luso/Yerevan State Chamber Chior/Harutyun Topikyan(Cond)/Tigran Hamasyan(P, Prepared P)(ECM 2447)(輸入盤) - Rcorded October 2014. - 1. Ov Zarmanali(1) 2. Ankanim Araji Qo 3. Ov Zarmanali(2) 4. Hayrapetakan Maghterg(1) 5. Bazum En Qo Gtutyunqd 6. Nor Tsaghik 7. Hayrapetakan Maghterg(2) 8. Hayrapetakan Maghterg(3) 9. Havoun Havoun 10. Voghormea Indz Astvats 11. Sirt Im Sasani(1) 12. SUrb Astvats 13. Sirt Im Sasani(2) 14. Orhnyal E Astvats

(15/09/07)アルメニアの5世紀頃作曲された曲からコミタス(19-20世紀)あたりの作曲家までの曲(宗教音楽か)をティグラン・ハマシヤンのアレンジで聴かせる、いわばNew Seriesになってもおかしくないような音楽です。そこにアレンジが介在し、古い歌では当時はないはずのピアノを加えて、時に雰囲気を壊さずに自由に(インプロヴィゼーションか)弾いているところでECMの側の番号がふられているのでは、と思います。いわゆるジャズではないけれど、彼の音楽としてはルーツを探る意味でもこういうのはアリかなと思わせるサウンド。時に盛り上がりのある場面を垣間見せてくれますが、ECMがいかにもそれらしい場所を提供したという雰囲気。合唱団との相性もなかなかいい。心が洗われるようなサウンドでせまります。

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コメント

TBありがとうございました。
確かにNew Seriesでもいいような気がしますね。ジャズの音色は古楽と案外よくマッチしますね。
これからの活躍にますます期待しています。

>kenさん

TBどうもありがとうございます。

古楽をアレンジって、5世紀の頃の音楽ってどういう形で残っていたのか、興味があります。もちろんコーラスもまだなかった時代と推測されますし。伝承と書き記したものとを集めて、曲のアレンジをしたのだろうと思いますけれども。

New Seriesではないのは、やはりピアノのインプロヴィゼーション性だったのかな、なんてことを思っています。やはりこの方向でまた作って欲しいですよね。

書かれている通り、ECMならNew Seriesのほうがしっくりいくような内容と聴いています。

たてつづけに、中東(アルメニア)なサウンドに強いこだわりをもったアルバムをだしてきてますが、
もうこれはライフワーク的なものになっているんじゃないかと思っているんですが、次作も気になります。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

やはりアルメニア的な要素が最近多いですか。特に、このアルバムになると宗教音楽との融合みたいになってきているので、やはりジャズよりは他の要素(インプロヴィゼーションもあるでしょうが)、が強いかも、と思います。次はどこのレーベルで出るか、ですね。

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