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2015/08/31

眼瞼痙攣とボトックス注射

150831byouin
今日は午後、病院の眼科に眼瞼痙攣を治すため、ボトックス注射を打ちに行ってきました。以前(症状が出だしたのが昨年7月、病院に行き始めたのが昨年10月)から、眼科、内科、神経内科、メンタルクリニックと渡り歩いても、割と調子の良い時に行ったとかで、症状がはっきり出なかったため、病名というか原因不明でしたが、今回ははっきりと、パチパチと速い瞬きが出来ないくらい調子が悪い時に行ったため、病名が確定しました。

(追記8月31日)ネットで調べましたけど、私みたいに過去にドライアイと診断されてしまった例とか、病院のあちこちの科を転々としている例も、珍しくないようですね。

まず、受付でトラブル。受付機が自分の病院のカードを受け付けてくれない。受付へ行ったら、私の持っている用紙の予約時間が14時なのに、病院のデータでは11時になっていたのです。怒りを抑えつつも、受付で、「どういうトラブルだか知りませんが、待ちませんからね。」と強気発言をしてしまいました。

そのせいか14時かっきりに呼ばれ、医師(若い女性の方です)から、何度も「やりますか?」とのことだけど、やってみなければわからないので、やります、と答えました。効く確率8割、効いても3-4か月なので、やっぱり聞きますよね。各片目の瞼あたり6か所の注射を打ち、痛かったけど、ドライアイの苦しみに比べれば何のその。会計が何と3割負担で16,190円。こっちの方が痛かった(笑)。脳のMRIの検査の時6千円ほどで高い!と思ったけど、それ以上。これを年数回やるのか、と思ってもみたり。

効き具合によっては目が閉じっぱなしだったり開きっぱなしだったりになることもあるとのことで、経過観察でまた10日後ぐらいに病院へ行きます。対症療法的かもしれないけど、今まで1年1か月、良くなったり悪くなったりしながら徐々にひどくなってきたので、これではっきりと効果が表れるといいなあ、と思います。効果が出るにも数日から2週間ぐらいかかることもあるとか。目のドライアイや瞼の調子が悪くて、必要最少限度の外出しか考えられなくなる状況はやっぱりつらいものがあるので...。

(追記9月1日)今日は様子見で外出を控えていましたが、いつもならドライアイと瞼の違和感で目がしんどくなる夕方になっても、まあ完璧とは言わないまでも、しんどい症状がほとんどありません。とりあえずは効果が出てきたということで、喜んでおります。

2015/08/30

Bent/Gary Willis

Garybent
ゲイリー・ウィリスのリーダー作2枚目で、リーダー作過去盤聴きは一段落。実はトライバル・テックのアルバム10枚のうち、最初の方から7枚、コメントを直す必要のあるCDがあるのですが、そろそろ新譜が届く頃合いなので、どちらに進もうか、悩みますね。ウィリスのアルバムを聴き直してみたけれど、トライバル・テックよりはリラックスした感じはあると思うのですけど、やはりハードコア・フュージョンの部類でしょうね。彼のシグネイチャー・ベースはイバニーズから出ていたのですが、40万円台と、このメーカーにしては高い値段だったので、手が出なかったですね。ここではベースを2種類使い分けていて、多重録音している部分もあります。


Bent/Gary Willis(B)(Alchemy Records)(輸入盤) - Recorded May-July 1998. Scott Kinsey(Key), Dennis Chambers(Ds), Kirk Covington(Ds), Steve Tavaglione(Ss, EWI), Bob Berg(Ts) - 1. Hipmotize 2. Armageddon Blues 3. Bent 4. It's Only Music 5. Do The Math 6. Bowlegged 7. Cadillac 8. Everything's Cool 9. Big Time 10. Before Your Eyes 11. Emancipation

タイトル曲の3曲目が参加者の、地に足がついたファンクのインプロヴィゼーションの他は全曲ゲイリー・ウィリスの作曲。デニス・チェンバースが1-3、5-7、9、11曲目に参加。強力なハード・フュージョン・アルバム。ベースの多重録音もあり。6拍子系ファンクでウィリスの刻むビートが心地よい1曲目、スピーディなフレーズ全開で進んでいく2曲目、ムードのあるメロディが心地よい4曲目、ややエキゾチックな小刻み突進型ファンクの5曲目、3拍子系ファンクが印象的な6曲目、シンプルな1コードファンクでも飽きない7曲目、ベースその他のテクニカルなソロがいい8曲目、マイナー進行が鋭く、渋く突進していく9曲目、ピアノ(シンセ)とソプラノ・サックスの静かなバラードの10曲目、エスニックな味わいのファンクの11曲目。

2015/08/29

No Sweat/Gary Wills

Garynosweat
次に、ゲイリー・ウィリスの過去盤で、コメント手直ししていないリーダー作が2枚あるので、それを聴いていきます。彼の新譜も通販には入荷しているんだけど、その注文の出荷が9月下旬になりそうです。基本的には彼のサウンドはハードコア・フュージョンに属しています。そして、私にとっては、一番のお気に入りのフレットレス・ベーシストでもあります。自分もフレットレスを弾きますが、若い時ほど弾けなくなっているし、練習不足から、ピッチも少しずれたりしますし。彼はミュートと速弾きをはさみこんで、かなりスゴ腕ベーシストなので、機会があれば聴いてみてもいいかもしれません。


No Sweat/Gary Wills(B)(Alchemy Records)(輸入盤) - Released 1997. Dennis Chambers(Ds), Steve Tavaglione(Sax, Ewi), Scott Kinsey(Key) - 1. No Sweet 2. Knothead 3. The Everlasting Night 4. Stagger 5. Liquified 6. Easy Street 7. 'Til The Cows Come Home 8. Knothead 2 9. Ancient Promise 10. Hymn

7曲目のみ4人の11分もあるワン・コード的なインプロヴィゼーションで、他は全曲ゲイリー・ウィリスの作曲。デニス・チェンバースとの重量級セッションは、期待通りのスーパー・テクあり、ちょっと抑えて渋めの曲もありの構成です。フレットレス・ベースの音が好み。ファンクなんだけど、細かいベースのフレーズが心地よいタイトル曲の1曲目、渋いややゆったりした、それでも少しハードな2、8曲目、美しいメロディを持ったバラードの3曲目、自由度が高いアップテンポのスリリングな、4ビート中心の4曲目、かなりゆったりの音数も少なく渋い展開の5曲目、ジャジーにスイングするようなサウンドの、これまた4ビートもある6曲目、ややゆったりして、メロディも少しホンワカ系の9曲目、そしてタイトルの通り静かに終わる10曲目。

2015/08/28

Phantom Navigator/Wayne Shorter

Waynephantom
ベーシストのゲイリー・ウィリスの過去盤聴きに行こうと思ったら、そこに共演・参加アルバムが1枚だけ残っていて、それが好きなウェイン・ショーターのアルバムだったので、こちらを先に聴くことにしました。もう30年近く前の録音だけど、今聴いてもけっこう今風の音が出ているなあ、と思ったり。ただただスゴいアルバム、というほかないです(個人的感想)。参加ミュージシャンも豪華ですが、そのサウンドで、当時は繰り返し聴いていたものです。当時はゲイリー・ウィリスの名前も知らなかったですが。その後、トライバル・テックというグループを知り、大好きなフレットレス・ベーシストになりました。


Phantom Navigator/Wayne Shorter(Ts, Ss, Vo)(Sony) - Released 1987. Gary Willis(B), Mitchel Forman(Synth), Tom Brechtlein(Ds), John Patitucci(B), Stu Goldberg(Synth), Chick Corea(P), Scott Roberts(Per), Bill Summers(Per), Alphonso Johnson(B), Jim Beard(Key), Jeff Bova(Key), Gregor Goldberg(Vo) - 1. Condition Red 2. Mahogany Bird 3. Remote Control 4. Yamanja 5. Forbidden, Plan-It! 6. Flagships

全曲ウェイン・ショーターの作曲。豪華なミュージシャンたちを交替で使っています。ゲイリー・ウィリスは1、2曲目に参加。今回クレジットを見て、意外なところに参加していると思いました。この1曲目がかなり迫力ある曲で、ショーターは当時から最先端のファンクを演奏していました。チック・コリアは2曲目に参加。この曲は静かなきれいなメロディ(といってもショーター流のですが)。2曲目のフレットレスベースの音色が渋いです。 ジョン・パティトゥッチは4、5曲目に参加。どちらの曲もドラムが打ちこみで、そのリズムの上をウエイン・ショーターのソプラノ・サックスがメロディアスに漂うといった感じの曲。打ち込みのドラムスの上をメロディが軽やかに舞っていく3曲目、少しパーカッションが聴いているゆったりバラードの6曲目。

2015/08/27

Prince Jazz/Bob Belden's Manhattan Rhythm Club

Bobprince
ボブ・ベルデンの過去盤聴き3日目で一段落。同時にマーク・コープランドもこれで一段落しました。ボブ・ベルデンのアルバムは曲ごとにパーソネルが違い、このアルバムのように1曲ずつ参加しているのはその参加した曲だけ書いていますが、本当は全部書いた方がいいんだろうとは思います。ただ、人力でやっているので限界もあり、特集を組んでいるミュージシャンだけで勘弁してもらっています。このアルバム1曲目のみエレクトリック・ベースでマイルスバンドのようなサウンドなのですが、他の曲もそれなりにビート感というか、ノリのある曲もあり、やっぱり元曲がプリンスだからなのかな、とも思います。過去盤聴きの目標、重複して数えてあと913枚。何とかいけるかな?


Prince Jazz/Bob Belden's (Sax, Arr) Manhattan Rhythm Club(Somethin'else) - Recorded 1993. (1曲目のパーソネル)Wallace Roney(Tp), Kenny Garrett(As), Mike Stern(G), Mike Cambell(G), Adam Holzman(Synth), Richard Patterson(B), Ricky Wellman(Ds), (3曲目のパーソネル)Jay Anderson(B), Marc Copland(P), Bob Belden(Ts), Tim Ries(Fl), Chuck WilsonAfl), Mike Migliore(Bfl, As), Charlie Pillow(English Horn, Flh), Tony Ladlek(Tp, Flh), Tim Hagans(Tp), Phil Grebadier(Tp), David Weiss(Tp), John Fedchock(Tb), Clark Gayton(Btb), Eric Friedlander(Cello), Jeff Hirshfield(Ds) - 1. Electric Chair 2. Ballad Of Dorothy Parker 3. Venus De Milo 4. Purple Rain 5. Power Fantastic 6. Love 2 The 9's 7. When We're Dancing Close & Slow

ボブ・ベルデンは「パープル・レイン」というプリンス特集のアルバムを以前に作っていて、ここではその続編にあたります。録音はほぼ同時に行われたらしく、他の曲も前作とメンバーはだいぶカブっています。1曲目は、マイルス・バンドの出身者が多く、しかもウォレス・ルーニーのトランペットだということで、マイルス・サウンドのような演奏が展開されています。マーク・コープランドは3曲目に参加。3曲目はオーケストレーションが心地よい。しかもそれをバックにピアノがソロをとっていて、これも楽しめます。原曲はあまり分かりませんが、このアルバムの曲は、いろいろなアレンジで面白く聴けます。アコースティック・ベースでもファンク/フュージョンのカテゴリーのビートの曲もありますが、曲のノリはけっこうあると思います。

2015/08/26

Puccini's Turandot/The Bob Belden Ensemble

Bobturandot
ボブ・ベルデンのリーダー作過去盤聴き2日目。イタリアのプッチーニという人のクラシックの作品のジャズ化です。これまた原曲は知らないですけれども、アルバムとして非常に良くまとまっていると思います。曲ごとに変化に富んでいますし。これまた非常に豪華なアルバムですけど、ボブ・ベルデンはこの後、マイルス・デイヴィスのアルバムのリマスターというか、リミックスというか、任されているので、やはりその才能はスゴいものがあったのでしょうね。こういうスケールの大きい作品ばかりをリーダー作としては世に出すことになるのですが。完成度もけっこう高いと思います。


Puccini's Turandot/The Bob Belden(Arr) Ensemble(Blue Note) - Recorded June 12, 1992, May 26 (and June 1, 1992.)Tim Ries(Ss, Fl), David Liebman(Ss), Tim Hagans(Flh), Ron Kozak(Bfl, English Horn), Fareed Haque(G), John Hart(G), David Miles(G), Adam Holtzman(P), James Genus(B), Steve Logan(B), Rocky Bryant(Ds), Jerry Gonzalez(Per), David Earle Johnson(Per), John Fedchock(Tb), Stacy Shames(Harp), Jay Anderson(B), Joe Chambers(Ds), David Earle Johnson(Per), Marc Copland(P), Gary Peacock(B), Mike Migliore(Fl), Chuck Wilson(Afl), Lawrence Feldman(Bfl), Glenn Wilson(Bs), Tony Kadlek(Tp), Jim Powell(Tp), Phil Grenadier(Tp), Peter Reit(French Horn), John Clerk(French Horn), Clerk Gayton(Btb), George Moran(Tuba), Kevin Hayes(P), Geoff Keezer(Org), Eric Friedlander(Cello), George Moran(Btb), Joe Lovano(Ts), Kevin Hays(P), Larry Goldings(Org), Paul Motian(Ds), Jeff Hirshfield(Ds), Bobby Previte(Ds), Bruce Hall(Timpani), - 1. Opening 2. Calaf's Theme 3. First Vision 4. Children's Song 5. The Princess Sleeps 6. The Execution 7. Signore Ascolta 8. Non Piangere Liu 9. In Questa Reggia 10. The Three Enigmas 11. In Questa Reprise 12. Nessun Dorma 13. Del Primo Pianto

マーク・コープランドは1、2、5、7-8、12-13曲目に参加。クラシックの20世紀イタリアのプッチーニのオペラのジャズ化作品で、演奏も豪華で、参加ミュージシャンも非常に豪華です。ソロイストも適材適所で素晴らしいです。ジャズとしては全体的に少々重い?ただ、完全にジャズになっていて、プッチーニの原曲を知らなくてもかなり楽しめる内容にはなっています。ビッグ・バンドの演奏と少人数のコンボでの演奏もうまく混ざっているし。アイデアとしての勝利かな、というのもあります。10曲目は打楽器中心のアフリカンなサウンドで、変化に富んでいます。聴くには根気がいるかもですが、素晴らしい作品です。デイヴ・リーブマンは3、5曲目に、ゲイリー・ピーコックは5、12曲目に、ポール・モチアンは12曲目に参加。

2015/08/25

Straight To My Heart/The Bob Belden Ensemble

Bobstraightto
マーク・コープランドの共演・参加作3日目といっても、どちらかといえば、これからボブ・ベルデンのアルバムが3回続くので、ボブ・ベルデンのアルバム1日目と書いた方がいいかな。まあ、時代的にいい時代だったというか、ジャズのアルバム1枚にかなりお金をかけられる時代だったんですね。曲ごとにミュージシャンを交替したり、それがかなり豪華だったりということができた時代。素材もスティング集ということでいいので、スゴいアルバムに仕上がりました。この後、彼はそういう大作のアルバムを多く作ることになるのですけれども。ジャズとは言い切れない部分もありますが、ここはジャズ、ということで。ところで、ボブ・ベルデン、今年亡くなっているんですね。ご冥福をお祈りします。


Straight To My Heart/The Bob Belden(Arr, Synth on 1-2, Ts on 10) Ensemble Performs(Blue Note) - Recorded December 1, 1989, August 19, 1990, May 6 & 9, 1991. Mark Ledford(Vo on 7), Kirk Whalum(Ts on 7), Jimi Tunnell(Vo, G on 11), Kevin Hays(P on 9, 11), Dianne Reeves(Vo on21), John Scofield(G on 2, 10), Billy Childs(P on 2), Fareed Haque(G), Rick Margitza(Ts on 3-4, 6, 8), Chuck Wilson(Fl, Afl, Cl), Mike Migliore(Piccolo, Fl, Bfl, As), Tim Ries(Bfl, Ss), Ron Kozak(Fl, Bfl, English Horn, Bcl), Glenn Wilson(Bs), Tony Kadlek(Tp), Jim Powell(Tp, Flh), Tim Hagans(Tp), Peter Peit(French Horn), John Fedchock(Tb), George Morgan(Btb), Bob Stewart(Tuba on 1-2, 5, 11), Marcus Rojas(Tuba), John Hart(G), Darryl Jones(B on 1-2, 7, 11), Jay Anderson(B), Dennis Chambers(Ds on 1-2, 7, 11), Abraham Adzeneya(Talking Drum on 1-2, 7), Ladji Camara(Hand Drum on 1-2, 7), Adam Holzman(Synth on 7) , Pat Rebillot(Org on 7), Marc Copland(P on 9, 10),Gerry Gonzales(Congas, TImbales on 4, 9,-10), David Earle Johnson(Congas on 4, 9-10), Phil Perry(Vo on 5), Bobby Watson(As on 5), Benny Green(P on 5), Joey Calderazzo(P on 3-4, 6, 8), Jeff Fershfield(Ds), Ron Kozak(Fl, Wood Fl, Bfl, English Horn, Bcl), Jim Powell(Flh on 10), Doug Hall(Synth on 3, 8-9) - 1. Introducion 2. Wrapped Around Your Finger 3. Roxanne 4. Straight To My Hear5. Sister Moon 6. Dream Of The Blue Turtles 7. Every Breath You Take 8. They Dance Alone 9. Shadows In The Rain 10. Children's Crusade 11. I Burn For You

スティング集。マーク・コープランドは9、10曲目に参加。9曲目はキーボードが3人いて目立たないが混沌としていて?いい曲。10曲目は渋く仕上がっていて、10曲目のジョン・スコフィールドのソロがいい。デニス・チェンバースは1、2、7、11曲目に参加。2曲目のダイアン・リーヴスの歌といい、2曲目のジョン・スコフィールドの抑制された渋いソロといい、聴いてみる価値はあると思います。それにしても今となってはよくこれだけ豪華な参加者が集まったな、と思えるくらい豪華なアルバムです。曲によって参加者が違っていて、他のトラックも、豪華な顔ぶれなので、スティングを好きな方のみでなく、広くおすすめ。スティングはジャズとある程度親和性があると思いますが、それをうまく表現していると思います。少しため息が。

2015/08/24

Autumn Leaves/Cindy Blackman Trio

Cindyautumn
マーク・コープランド共演・参加作聴き2日目。今日のアルバムは、昨日紹介したアルバムの翌日録音で、ウォレス・ルーニー抜きのピアノ・トリオ編成。ジャズだと1日あればアルバム1枚分録れてしまうので、こういうことができるんでしょう。このアルバムはトリオなので、よりコープランド色が強いです。それでいてリーダーのシンディ・ブラックマンを引き立てる曲もあって、なかなかバランスが取れています。日本制作なんですけど、それだけに今は入手が難しそうではありますが。ピアニストとしてアルバムに参加するようになってからは、このあたり初期なんでしょうけれど、だいたいの彼の個性は出来上がっている感じです。


Autumn Leaves/Cindy Blackman(Ds) Trio(Ninety-One) - Recorded May 8, 1989. Marc Cohen(P), Charnett Moffett(B) - 1. Autumn Leaves 2. On Green Dolphin Street 3. Now's The Time 4. Easy To Love 5. Rhythm-a-ning 6. Lover Man 7. Moment's Notice

ピアノトリオだし有名な曲のオンパレードだしというアルバム(スタンダードやジャズメン・オリジナルばかり)で、マーク・コープランド(当時はコーエン)のリーダー作としてもおかしくないような作品。コープランド度は満点です。曲のアレンジは2、4曲目を彼が手がけています。これらの曲は当然ながらコープランド色が強いです。シンディ・ブラックマンのリーダー作なので、当然トニー・ウィリアムスばりのドラムスが出てくる場面もあります。でも、ちょっと控えめかな。でも5曲目のインタープレイは迫力。7曲目も。トータルで43分ほどなので、ちょっと短いと思うくらい。メロディがいいので、じっくりと聴くにも、BGM的に流して聴くのもいい感じ。当時は皆若手でしたけど、今ではこのメンバーでの顔合わせは難しい、と思うと、貴重かも。

2015/08/23

What's New/Wallace Roney

Wallacewhats
マーク・コープランドの共演・参加作の過去盤聴き1日目。ウォレス・ルーニーの日本制作盤で、クァルテット編成なので、ピアノの露出度も高いです。当時のウォレスはやっぱり、マイルスの影響が強いなあ(今はあまり聴いてないので分らないけど)、と思いますが、演奏として聴いていると、それもまたいいかなあ、なんてことを思っています。コープランドもまだこの時期コーエンを名乗っていた時期ではありますけど、けっこういい演奏を聴かせてくれています。まあ、日本制作のアルバムって、どうしても売れセンになってしまうような選曲ですけど、それでも落ち着いて渋く聴かせてくれるので、購入当時は何度もかけていたような記憶があります。


What's New/Wallace Roney(Tp)(Ninety-One) - Recorded May 7, 1989. Marc Cohen(P), Charnett Moffett(B), Cindy Blackman(Ds) - 1. What's New(Take 1) 2. Sorcerer 3. Bemsha Swing 4. My Funny Valentine 5. Stella By Starlight 6. Just One Of These Things 7. You're My Everything 8. What's New(Take 2)

ウォレス・ルーニーがスタンダードを中心に演奏しています。マイルス・デイヴィス、クリフォード・ブラウン、リー・モーガンの愛奏曲をワン・ホーンで。中にはそのまんまマイルス・デイヴィスじゃないの、という感じもなきにしもあらずですが、曲も演奏も良いので、よく聴いたアルバム。当時ウォレスはミューズからアルバムを出していましたが、そちらよりも好みではあります。マーク・コープランドのピアノはもちろん曲調も合っているし、リリシズムにあふれています。2曲目のアップテンポの曲は、速いフレーズがバシバシ出てきますし。けっこう渋い出来で、曲目からもある程度売れセンではないかとは思いますけど、演奏もまた落ち着いた感じが良いです。1、8曲目のホワッツ・ニューは、甲乙つけがたくて両方とも収録したようですが。

2015/08/22

中等度難聴(中度難聴)

家族から言われて、本当に久しぶりに耳鼻科へ聴力検査に行きました。今まで健康診断でも聴力検査のなかったことが多く、他人からの指摘もあり、調べてみたかったのです。

そうしたら、まあ、簡単な検査ではありましたけど、おおよその傾向が分かりました。前は軽度難聴程度だったのですが、今の聴こえはだいたいの域で40db-50dbぐらい(これは平均的に健康な若い人は0dbが聴こえるので、その半分程度)の中等度難聴(中度難聴)にまで進んでいて、平均的には70歳代の聴力と言われました。医者からは補聴器をつけるかどうかはあなた次第だということを言われました。ただ、はっきりと補聴器が必要だと言われなかったことは、まだその程度だという解釈もできるのですが。

親からは小さいころの中耳炎が原因だというのを言われていて、それを信じていたのですが、医者は、そうではないが原因不明だと言われました。確かにはっきり話し声が聴こえる人と、何を言っているか分らないことが時々ある人と分れるので、今後、補聴器は必須だと思います。おそらく、仕事にも差し支えると思うので。

ただ、音楽は音楽として聴こえるので、それが大きく支障をきたさない限りはブログを続けていこうと思います。以前聴力が全くない人の映画「スウィング・ガールズ」試聴記を読んで感動したこともありましたし。ただ、音質などについて、以前から私は明記してなかったのは、そういう面があったからだと思います。こういう状況でも、音楽の全要素を吸収しようと聴いていれば、まだまだ楽しめるのですよ。

2015/08/21

Songs Without End/Marc Copland

Marcsongswith
マーク・コープランド過去盤聴き3日目で、とりあえずリーダー作は終了。これ以後は’99年以降に聴いたか、手直し完了しています。本当はこの後面白いんですけれども、それはホームページの方でご確認ください。このアルバム、日本制作盤なんですね。でも、デュオでなかなかいい録音をしたと思います。当時は彼のクインテットやクァルテットの演奏が好きでしたが、最近はピアノ・トリオ以下の少人数の編成を好みます。でも何でもできるんでしょうけれども。このアルバムも聴いたのも何年ぶりかなあ。過去盤聴きをしたい欲求はだんだん薄れてきたけれども、それでもまた聴いていいと思うアルバムって、多いです。


Songs Without End/Marc Copland(P)(Jazz City Spirit) - Recorded November 1993. Ralph Towner(G) - 1. Nardis 2. Zingaro 3. Tern 4. Goodbye 5. Freebop 6. All That's Left 7. Jamaica Stopover 8. Snowfall 9. Blue In Green 10. Love Walked In

ピアノとアコースティック・ギターのデュオ。2人のインプロヴィゼーションが5曲目、マーク・コープランド作が3曲(4、6、8曲目)、ラルフ・タウナー作が2曲(3、7曲目)、それを囲んで1-2、9-10曲目にジャズメン・オリジナル、ボッサ、スタンダードなど。この2人なので、神経質というか繊細かつスリルのある展開になってます。他人の曲も、意外なサウンドというかアレンジになっていてなかなか面白い。中ほどの6曲は2人のオリジナルですが、2人のインプロヴィゼーションが鋭く感じます。比較的おとなしい曲や演奏だけども。それでも、2人の会話は割と饒舌になっていることも。饒舌でありながら思索的なやり取りというと想像しやすいか。ECMよりは暖かい感じがします。メロディアスでもあって、なかなか味わいがあります。

2015/08/20

6月14日のライヴ動画

今日になって、6月14日のライヴが主催した公式のYouTubeが上がってきたので、再びの掲載です。
少し音質、画質に荒っぽいものがありますが、音の勢いでは一番あると思います。
ジャズを聴くのが好きな人が、ジャズを演奏するのが好きだとは限らない例です(笑)。昔のニューミュージックをやっています。


(以下、6月17日の記事です)

6月14日のライヴの動画データが、友人から届いたので、YouTubeにアップしました。(6月17日)

(6月27日追記)
また、別の方もアップしてくださいました。上の方の動画です。こちらは客席中央あたりから。



「The Voices 麻生音楽祭 2015」

客席からの手撮りなので、画質もちょっと粗めですが、客席ではこういう風に見えて、聴こえていたんだなあ、ということが分かります。こちらの方の映像はやや中央からは外れているため、低音が豊かに響いてくる感じです。

「麻生音楽祭」では1-2か月後に公式のYouTubeが出てくるのですが、そのアップを待っていられないので、取り急ぎアップしてみました。わずか15分ほどですが、お時間のある方は覗いてみてください。

2015/08/19

Stompin' With Savoy/Marc Copland Quintet

Marcstompin
マーク・コープランド過去盤聴き2日目。このアルバムが彼の繊細なアルバムが多いリーダー作の中で一番ハード・バップに近いんじゃないかなと思えます。サヴォイでも3作出てますけど、その中でもやはり一番彼自身の個性から遠ざかっているのかなあ、とも思います。ただし、これが悪いというんじゃなくて、普通にやってもジャズしてるじゃない、という感じで、けっこうアルバムとしてはいいんじゃないかなあ。彼の個性も全くないわけではないし、場面場面で出てくることもあります。ただ、後になって気がついたのですが、彼はやはりピアノ・トリオ以下の少人数の編成が似合うとは思いますけれども。


Stompin' With Savoy/Marc Copland(P) Quintet(Savoy) - Recorded March 4 and 4, 1993. Bob Berg(Ts), Randy Brecker(Tp), James Genus(B), Dennis Chambers(Ds) - 1. Equinox 2. I Got Rhythm 3. I Love You Porgy 4. Fottprints 5. Easy To Love 6. Lover Man 7. Woody'n You 8. Blue In Green 9. One Finger Snap 10. All Blues

全曲ジャズメン・オリジナルまたはスタンダード。しかも、有名な曲が多い。マーク・コープランドにしては珍しくストレート・アヘッドのハード・バップ的クインテット編成のアルバム。デニス・チェンバースがこれまた珍しく全面的に4ビートジャズを演奏。ソロの部分も出てきますがそれもまたすごい。 少しピアノが繊細かなとも思えますが、ストレートなジャズが前面に出てきて、マークの個性も引っ込んだような感じです。ただ、3曲目のようにバラードの曲だと個性も映えます。全体的にホーンなども含めてグループで楽しむような感じ。サヴォイに何作かあるうち、一番個性を押し殺している感じも。それでもスゴいメンバーに囲まれて、演奏全体としてはいい感じです。曲によってやや独特なアプローチがあるも、ジャズとして楽しめます。

2015/08/18

At Night/Marc Copland

Marcatnight
マーク・コープランドの過去盤聴きに行こうと思います。最近、だんだん遠ざかりつつある(’98年以前に聴いて短いコメントをつけたものの)過去盤聴き、昔ほどには情熱を持たなくなってきてはいるのですが、それでも聴いてみると、けっこういいんだなあ、これが、っていうのもあって、彼の諸作もそうなんですよね。忙しかったのも山を越えつつあるし。日本制作のリーダー作がこの前に2つあったので、実質彼の海外でのリーダー作はこのアルバムだろうと思います。ピアノ・トリオで真価を発揮しているような気もするし、この繊細さは他のピアニストでは真似のできないものだろうと思います。


At Night/Marc Copland(P)(Sunnyside) - Recorded June 16, 1991 and January 2-3, 1992. Gary Peacock(B), Billy Hart(Ds) - 1. All That's Left 2. Estate 3. All of You 4. At Night 5. Trading Places 6. Rain 7. Milestones 8. Masqualero

マーク・コープランド作は3曲(1、4、6曲目)で、5曲目を除き、他はスタンダードやジャズメン・オリジナルなど。サウンドは比較的オーソドックスですが、幾分思索的な部分も見え隠れします。有名曲もちりばめられています。哀愁漂う細かいビートで、ゲイリー・ピーコックのベースとマッチする1曲目、しっとりとした、ボッサと言うには淡い感じの2曲目、明るめなスタンダードも繊細な雰囲気が漂う3曲目、静かに進んでいく彼定番のバラードの4曲目、3人のインプロヴィゼーションが4ビートでもあり、端正なので既成の曲にも聴こえる5曲目、音での雨の情景描写がいい静かな、ドラム・ソロで少し盛り上がる6曲目、出だしも意表をついているマイルス・デイヴィス作の7曲目、ウェイン・ショーター作のこれまた繊細な味わいの8曲目。

2015/08/16

追いかけるのをやめたレーベルなど

お盆の休みというか、逆に休みはなくて仕事と目の不調で時間がとられてしまって、ブログの更新がなかなかできていなかったでした。手元に新譜が1枚もない状態も原因の一つです。

ホームページをご覧になっている方は分かると思うのですが、ブログだとなかなか分かりづらいところもあって、追いかけるのをやめたレーベルなどを書いておきます。

まず、澤野工房。’10年ごろまでは全部追っかけ買いをしていたものの、ローテーション録音に飽きがきて、その後はマニアックなものだけに手を出していました。でも、それもそろそろ飽きてきたので、よほど興味のあるミュージシャン以外は最近は追いかけているのをやめています。他に、Enja、Hatology、Winter&Winterなんかもそうですね。

ECMに関しても毎年新譜を何十枚もリリースするので、息が上がっている状態ですけど、何とか追いかけている状態です。

ミュージシャンも、特に国内盤でいくらか購入を絞っているけど、これについては、個々に書くのもアレなんで、最近あのミュージシャンないなあ、ということでお察しください。やはり年齢とともに、興味の対象も少しずつ移りつつあるようですし、昔みたいにバンバンCDを買えない状況もあったりします。

2015/08/09

Kjolvatn/Nils Okland Band

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ECMレーベルが1枚だけ残っていたので、それを聴きました。ジャズっていうよりは、ノルウェーの民族音楽的なサウンドではあるのですが、6曲目のように、インプロヴィゼーションにトライしているようなサウンドの曲もあるので、新上面としてはボーダーレスながらジャズかなあ、という気もしています。ヴァイオリンはじめ、それに似た古楽器(?)、民族音楽楽器(?)も使っていて、なかなか雰囲気は出ています。マンフレート・アイヒャーのプロデュースではないし、’12年の録音だったので持ち込み音源だと思いますが、それでもECMの雰囲気に沿っているところは見事です。また9月初めごろ、まとまってECMが出るので、それまでECMは夏休みだそうです。


Kjolvatn/Nils Okland(Viola D'amore, Hardanger Fiddle, Vin) Band(ECM 2383)(輸入盤) - Recorded June 2012. Rolf-Erik Nystrom(As, Bs), Sigbjorn Apeland(Harmonium), Mats Eilertsen(B), Hakon Morch Stene(Per, Vib) - 1. Mali 2. Undergrunn 3. Drev 4. Kjolvatn 5. Puls 6. Fivreld 7. Start 8. Skugge 9. Bla Harding 10. Amstel

(15/08/09)全曲Nils Oklandの作曲。アレンジは参加しているメンバーがやっているようです。その場で合わせて作り上げられた感じ。今回はノルウェーのトラディショナルは入っていませんが、曲の雰囲気はジャズというよりは、やはりかの地の民族音楽という感じ。ほの暗さ、時に明るく、そして郷愁感が、聴く人の心を揺さぶる感じ。メインのヴァイオリンその他のゆったりとしたメロディが、特に強く心にせまります。それでも6曲目のような割と実験的な音楽も入っています。トラディショナルが入ってないところも、ちょっとウェットな感じが少なめかな、と思いますが、その中で、多少はジャズに近い編成で聴かせてくれるので、ECM的折衷音楽的になってます。ジャズではないので聴く人を選びますが、音楽としてはなかなかいい。

2015/08/05

The Thompson Fields/Maria Schneider Orchestra

Mariathompson
最近、届くCDが少なくて、あと1枚聴くと、今度は今月末ごろの入荷かな。また過去盤聴きをやるとか、考えなければ。ところでこのマリア・シュナイダーのCD、ブックレット形式になっていて、安いところで買っても3千円超えました。4千円近い値付けのところもあります。ただ、そのブックレットは豪華だし、肝心のサウンドもジャズというよりはマリア・シュナイダーの音楽っていう感じだけれども、個人的にはけっこう好みのサウンドに仕上がっています。メンバーもけっこう豪華で、知っている名前の何人も。彼女の録音が人気があるんでしょうか。予算に余裕があったら聴いておいてみてもいいんじゃないかな。


The Thompson Fields/Maria Schneider(Cond/Comp) Orchestra(ArtistShare)(輸入盤) - Recorded August 26-30, 2014. Steve Wilson(As, Ss, Cl, Fl, Afl), Dave Pietro(As, Ss, Cl, Fl, Afl, Bfl, Piccolo), Rich Perry(Ts), Donny McCaslin(Ts, Cl, Fl), Scott Robinson(Bs, Bcl, Acl, Cl), Tony Kedleck(Tp, Flh), Greg Gisbert(Tp, Flh), Augie Haas(Tp, Flh), Mike Rodriguez(Tp, Flh), Keith O'Quinn(Tb), Ryan Keberle(Tb), Narshall Gilkes(Tb), George Flynn(Btb), Gary Versace(Accordion), Lage Lund(G), Frank Kimbrough(P), Jay Anderson(B), Clarence Penn(Ds), Rogerio Boccato(Per on 8) - 1. Walking By Flashlight 2. The Monarch And The Milkweed 4. The Thompson Fields 5. Home 6. Nimbus 7. A Potter's Song 8. Lembranca

(15/08/04)全曲マリア・シュナイダー作曲。ジャズのビッグバンドの形態をとっていてギル・エヴァンスの影響も感じるけれども、サウンドはあまりジャズっぽくなくて、抒情的な感じと、哀愁のあるクラシックとを融合させたような独自のサウンド。それでもソロをとっているメンバーは、やっぱり抒情的ながらもジャズのミュージシャンという感じで、そこでやっぱりジャズを感じます。壮大で物語性を感じさせる曲が8曲77分、せまってきて飽きません。ゆったりとした自然の風景が目の前に浮かぶようなサウンドが続きます。そして、少しジャズも感じさせるサウンドを使っているところがまたいい感じです。洗練されていていい雰囲気。ジャケットがブックレット(本)形式になっていて、ちょっと高価。ブックレットはけっこうきれいで豪華です。

2015/08/03

シンコペーション・ハザード/山中千尋

Yamanakasynco
ちょうどスピーカーのウーファーを修理に出したあたりで届いたので、聴くのが遅れてしまいました。実際にはエッジの直ったウーファーの音出しでもう何度もかけていて、だいぶこなれてきたようなので、ブログにアップしてみようかと。ラグタイムに接近したアルバムですが、もろにそんな雰囲気のところは多くなくて、やっぱり山中千尋のアルバムになっているところは見事です。相変わらず饒舌な部分もあるし。曲もスコット・ジョップリンの曲だけではなく、いろいろな方面から取り上げているのがうれしいですね。個人的には「Ladies In Mercedes」とか。聴いてみて損はないアルバムだと思います。


シンコペーション・ハザード/山中千尋(P、Key)(Blue Note)
Syncopation Hazard/Chihiro Yamanaka(P, Key)(Blue Note) - Rcorded March 2015. Yoshi Waki(B), John Davis(Ds) - . Syncopation Hazard 2. The Entertainer/Ritual 3. Maple Leaf Rag 4. The Easy Winners 5. Dove 6. Reflection Rag 7. Sunflower Slow Rag/Ladies In Mercedes 8. New Rag 9. Heliotrope Bouquet 10. Uniformity Rag 11. Graceful Ghost Rag

山中千尋作は1、2曲目後半、5、10曲目で、スコット・ジョップリンの曲が2曲目前半、3-4、6、7曲目前半、9曲目と多く、ラグタイムへの取り組みを見せたアルバムとのこと。他にもRagのタイトルが着いたキース・ジャレット作の8曲目、William Bolcom作の11曲目があります。いかにもラグタイム的な3曲目もありますが、キーボードを使って今っぽいサウンドになっている曲もあり変拍子の曲もあったりと、いつもの饒舌な彼女の演奏も楽しむことができます。タイトル曲の1曲目もけっこうカッコ良いし、4曲目などはけっこう渋いし。ラグタイム的な、だけではなくて、いろいろな曲調で表現しているのが、引き込まれる要因かも。もちろん、今回は少ないけどオリジナルもいいし、5曲目のしっとりしたバラードなどはなかなかです。(15年7月15日発売)

2015/08/02

「ブルージャイアント 第6巻」を読んだ

150801book
今、修理から上がってきたウーファーの音をこなれさすのと、いろいろ用事があるので、CD聴きのブログアップが遅れていますが、そんな中、注目のマンガ単行本が出ました。

「ブルージャイアント 第6巻/石塚真一著」(小学館)が7月30日に出ました。昨日法事があったので、やっと今朝読めたという次第。彼らの初めてのライブを絡めた物語。いや~絵から音楽がほとばしってますねえ。内容的にはネタバレになるし、彼らの音出ししているサウンドの絵が、そのまま読者にぶつかってくる感じに思えるので、ストーリー的には書きませんが、読むものを引き込ませてくれる展開と絵ですね。

気になるのは、サックス、ピアノ、ドラムスというベースレスの編成ですが、こういうのはジャズでは割と当たり前の編成でもありまして、意外に世間に多くアルバムが出ていたりします。

実は私、趣味でマンガを描いていた若い時期があって、その時にジャズをテーマにした漫画で24ページのものを描いてみたことがあるんです。今見直しても、力を入れて描いてみても、なぞっただけで、全然絵からは音楽が感じられるものではなかったでした。これはプロが描いても同じで、よほど筆力(画力)がある人でないと、絵から音楽がほとばしってくるということはないです。最近では「BECK 全34巻/ハロルド作石著」(講談社)がスケール的にも音楽的にもすごかったですね。石塚さんがその音楽的スケールのでかさを、後半に行くにしたがって表現できるかが個人的には興味のあるところ。

この本の主人公、10代でこれかよ、というような、やはりフィクションではあるので、現実的にはありそうでなさそうなんですが、それをすんなりと読ませてくれる作者はスゴい力量を持っているんだと思います。この主人公とバンド、どう発展していくのか、楽しみではあるんですけれども、7巻目が出るのはいつの日だろうかと思うと、雑誌では読んでいない身としては、待ち遠しくもあります。

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