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2015/02/28

Phoenix/Cyminology

2397
ECM新譜聴き4日目で一段落。なんでこのところECMの新譜が続々と出るのか分かりません。今日のアルバム、もうECMでは3作目になるんですけど、当初タイトルとグループ名と、どっちがどっちなのかよく分からない時がありました(笑)。入れ違いにアップしてしまったのか、ちゃんとしてたのかの記憶も、もうなくなってますけど。ペルシャ語のヴォーカルというのもなかなかエキゾチックで、それを西洋楽器でのバックで歌い、時にECM的なインプロヴィゼーションが入るという、ECMならではの組み合わせ。もう3枚出ているということは、欧米的には売れているんでしょうね。やはり聴く人を選ぶかな、とは思いますが。


Phoenix/Cyminology(ECM2397)(輸入盤) - Recorded March 2014. Cymin Samawatie(Vo), Benedikt Jahnel(P), Ralf Schwalz(B), Ketan Bhatti(Ds, Per), Martin Stegner(Viola) - 1. Aaftaab 2. Che Gune Ast 3. Baraaye Tanj 4. Gozaraan 5. Harire Buse 6. Talaash Makon 7. Dishab 8. Phoenix Part I 9. Phoenix Part II 10. Baraaye To

(15/02/27)全曲Cymin Samawatieが曲作りに関わり、メンバーや他の人との共作も多いです。1、4-5、10曲目のForough Farrokhzadはイランの詩人/映画監督だそうで、その詩を使って、歌詞のペルシャ語がエキゾチックな雰囲気に。ドラムスはインド系だけど、西洋音楽のバックグラウンドを持つメンバーもいるし、あまり民族音楽的なサウンドにはならず、西洋音楽との折衷的なサウンドになっています。ECM3作目で今回はヴィオラが加わり、そのサウンドの幅が広がったような感じも。2曲目はリズミカルなサウンドながらそのテンポが良く、アクセントになっています。インプロヴィゼーション的なサウンドと歌のマッチングが面白い4曲目、ヴィオラとのデュオの8曲目と、それに続く9曲目の2部構成のタイトル曲もなかなか。

2015/02/27

Gefion/Jakob Bro

2381
ECMレーベル新譜聴き3日目。今日はヤコブ・ブロのECM初リーダー作のアルバムです。ギター・トリオなんだけど、ある時期のビル・フリゼールを思い出すような、そんな感じの牧歌的でゆったりした空間的なサウンド。そこに、トーマス・モーガンとヨン・クリステンセンが絡むとけっこういい味、だしてますねえ。でも、おとなしい曲が多めなので、そこで好き嫌いは分かれるかもな、とも思いますけれども。収録時間も短めで、ちょっともったいないかも、と思います。まあ、彼の通過点としてはこういうアルバムもあってもいいんじゃないかな。彼の好みなのか、マンフレート・アイヒャーの好みなのかは分かりませんけれども。


Gefion/Jakob Bro(G)(ECM 2381)(輸入盤) - Recorded November 2013. Thomas Morgan(B), Jon Christensen(Ds) - 1. Gefion 2. Copenhagen 3. And They All Came Marching Out Of The Woods 4. White 5. Lyskaster 6. Airport Poem 7. Oktober 8. Ending

(15/02/26)全曲ヤコブ・ブロの作曲。収録時間が39分ほどと、短めです。1曲目はタイトル曲で10分に及ぶ曲ですが、明るく牧歌的で、そこにゆったりとインプロヴィゼーションが絡むような、いかにもECMらしい曲。メンバーから見ても、想像はある程度つきましたが。その後も濃淡や長調、短調の差はあれど、そののんびりした風景が広がるような、そういう曲が続きます。刺激は少ないけれど、そういう中での落ち着いたインプロヴィゼーションというのも、このレーベルらしくて、まあいい感じではあります。その中でも3曲目は8ビートのベースの中をギターが揺蕩う感じで、躍動感も出てきます。この中でベースの存在感とセンスはなかなか良い感じ。ただ、空間的な静かな場面がずっと続くので、そのあたり、聴く人を選ぶかも。

2015/02/26

The Half-Finished Heaven/Sinikka Langeland

2377
ECM新譜聴き2日目。この時期繁忙期なので、なかなかCDを聴く時間がとれません。ただもうすぐそれも終わりますが、今度は聴くCDがなかなか届きません、ということにもなりそうです(笑)。今回、Sinikka Langelandの4作目のECM作ということで、今作はヴォーカル曲が12曲中3曲と少なく、ジャズ畑やクラシック畑のメンバーを引き連れてきて、北欧を基調にしてゆるいボーダーレスな世界が展開している、という感じです。これも自ブログに民族音楽というようなジャンルがあればいいのですが、それだけでは収まりきらない感じでもあります。そういうところがECMらしいというか何というか。


The Half-Finished Heaven/Sinikka Langeland(Kantele, Vo)(ECM 2377)(輸入盤) - Recorded January 2013. Trygve Seim(Ts), Lars Anders Tomter(Viola), Markku Ounaskasi(Per) - 1. Hare Rune 2. The Light Streams In 3. The White Burden 4. The Half-Finished Heaven 5. The Woodcock's Flight 6. Caw Of The Crane 7. The Tree And The Sky 8. The Magical Bird 9. Hymn To The Fly 10. Animal Miniatures 11. The Blue Tit's Spring Song 12. Animal Moment

(15/02/25)全曲Sinikka Langelandの作曲で、2、4、7曲目にはヴォーカルで登場、歌詞がついています。Tomas Transtromerの詩で、北欧のフォークソングの要素と、ボーダーレスなジャズ、クラシック的なものへの接近も参加メンバーから見られ、ECM的にいい感じのサウンドに仕上がっています。1曲目のインストルメンタルも5拍子だし。3曲目はサックスがゆったりと吹いていて、メンバーとの相性もなかなか。タイトル曲の4曲目もゆったりとしていて、割と静かに進んで行きます。哀愁のメロディが奏でられていく6曲目、明るめのメロディとほのかな郷愁が見える7曲目。北欧の香りも高いですが、ヴォーカルの曲が少なめなので、他のジャンルとのボーダーレスな演奏も、見られます。10-12曲目はインプロヴィゼーション的。

2015/02/23

Encore/Eberhard Weber

2439
ECMの新譜が4枚届いたので、また聴いていくことにします。エバーハルト・ウェーバーが’07年に倒れてから、’12年に「Resume」(ECM2051)というアルバムが出ていますが、それと録音時期も編集方法も似ているので、それで「アンコール」なのかな、という気がしています。新録音を聴くことができないのは少々残念ですけど、編集や多重録音を使って音源を新たに作り出すことも、いいんじゃないかなあ、と思えてきます。ただ、ECMにはもう少し新人の発掘もしてもらえたらなあ、なんてことを思います。最近のベテランが多い、あるいはベテランを引っ張ってくる録音は、マンフレート・アイヒャーの年齢に関係しているのかなあ、とも思ったり。


Encore/Eberhard Weber(B, Key)(ECM 2439)(輸入盤) - Recorded 1990 -2007. Ack Van Rooyan(Flh) - 1. Frankfurt 2. Kanstanz 3. Cambridge 4. Rankweil 5. Langenhagen 6. Granada 7. Sevilla 8. London 9. Klagenfurt 10. Bradford 11. Edinburgh 12. Hannover 13. Pamplona

(15/02/22)過去のライヴ・レコーディングからベースの音を抜き出し、編集や多重録音を加えて再構築したものだそう。’07年に卒中を患ったとのことなので、それまでの演奏。ライヴの録音とありますが、実際は編集色が強く、往年の時期のスタジオ録音のようなサウンド。1曲の長さが2-4分台と比較的短く、13曲あっても45分台と短めのアルバムになっています。ただその分ベース・ソロやベースやキーボード、フリューゲルホーンとの多重録音ばかりなので、ベースの露出度は多め。エレクトリック・ダブル・ベースも駆使して、彼の往年のサウンドがそのまま今に来ているような錯覚を覚えます。ジャズと言えるかというと、メインストリームのそれではありませんけど、少しのスリルとメランコリックな雰囲気がいい感じです。

2015/02/22

Second Look/Marc Copland Quartet

Marcsecond
やっとジョン・アバークロンビーの過去盤聴きが終了、ホームページの彼のページ、手直し終了しました。次は誰にしようかな、と思うも、新譜が4枚入ってきたので、また新譜に戻ろうかと思います。最後はそろそろ手をつけなければ、と思っていたマーク・コープランドのリーダー作でした。2人の相性はとても良くて、2人とも繊細なフレーズを得意とするので、個人的にはけっこう好きです。ただ、好き嫌いは分かれるかもしれませんけれども。これはサヴォイ・レーベルからの発売なので、繊細ながら盛り上がるところは盛り上がるという感じではあります。ベースとドラムスも、いい人選だと思います。


Second Look/Marc Copland(P) Quartet(Savoy) - Recorded April 1996. John Abercrombie(G), Billy Hart(Ds), Drew Gress(B) - 1. Second Look 2. Happy Stance 3. Timeless 4. Snow Fall 5. Au Private 6. Dark Territory 7. Suite Sixteen 8. Amie 9. If I Should Lose You

マーク・コープランド作は1、4、6曲目、ジョン・アバークロンビー作は2-3、7-8曲目でオリジナル中心。ちょっと内省的だけども割とスウィングするジャズの演奏。3曲目では「タイムレス」を静かにピアノとギターのデュオで再演します。8ビートになる5曲目はチャーリー・パーカー作、9曲目はスタンダードですが彼らの個性を生かしたアプローチです。繊細な者同士での盛り上がり方がカッコ良い、中途で4ビートもあるタイトル曲の1曲目、やはり繊細なんだけどラテン的なビートが出ている2曲目、雪が降る情景が浮かび上がるも中途で盛り上がる4曲目、やや静かなワルツと綾織り系のサウンドが心地よい6曲目、アドリブ以降は4ビートになってくる、けっこうゴキゲンな7曲目、デュオでかなり静かなバラードが展開する8曲目。

2015/02/21

Purple Haze/Lonnie Smith Trio

Lonniepurple
録音日は1日違うけれと、これも前日紹介したアルバムと同じセッションという扱いでいいでしょう。ジョン・アバークロンビーのロニー・スミスとの共演作3作目。こういう演奏なら、録音が白熱してきて時間が長くなり、結果として1枚のアルバムでは収まりきらなくなるってこと、分かります。十分にいい演奏をしているし、ギターも、いつもの彼の弾き方の時もあるし、けっこう凶暴なフレーズや音色の時もありますし、聴いていて飽きません。むしろスリリングですね。彼(ジョン・アバークロンビー)はECMでもオルガン・トリオのリーダー作を何枚も出してますが、やはりヴィーナスの3枚のアルバムがエキサイティング度は高いです。


Purple Haze/Lonnie Smith(Org) Trio(Venus) - Recorded March 20, 1994. John Abercrombie(G), Marvin "Smitty" Smith. - 1. Voodoo Chile 2. Up From The Skies 3. Gypsy Eyes 4. Purple Haze - Star Spangled Banner

「Foxy Lady」と同じセッション。もともと1枚だけ制作する予定が、演奏が長くなって2枚目が発売されたそう。これだけご機嫌なサウンドなら、2枚目も大歓迎。マーヴィン・スミッティ・スミスの、ロックでも食べていけるのではないかと思うほど、ドラムのビートへの柔軟な対応も面白いと思います。4曲目の後半がトラディショナルの他は全曲ジミ・ヘンドリックス作曲。こちらも4曲なので1曲ごとはけっこう長尺。ロック的なビートでドックの曲をやったらけっこう渋くなった感じのロック曲の1曲目、ロック的にカチッと4ビートをやってみました的なところが面白い2曲目、やや静かな曲だけど、こういう曲もオルガントリオではけっこう合うと感じる3曲目、意外に静かにはじまり、でもあの曲だと思わせ、メドレーで続いて存在感のある4曲目。

2015/02/20

Foxy Lady/Lonnie Smith Trio

Lonniefoxy
ジョン・アバークロンビーの共演・参加作で、ロニー・スミスらとのトリオの2作目。ロックの題材だし、ドラムスのビート感からすればフュージョンやファンクのジャンルに入れることもできると思うのだけど、やっぱりこういうオルガン・トリオはジャズかなあ、って思います。なかなか変わった取り合わせなので、通常のジャズ的なオルガン・トリオとは違うサウンドが出てきます。企画や顔合わせなど、やっぱりプロデュースの勝利かなあ、と思います。個人的にはけっこう好きなんですよね。一気にこの時期3枚発表して、このしばらく後に、マーヴィン・”スミッティ”・スミスはTVの仕事(?)が忙しくなったようで、アルバムの録音にはなかなか出てこなくなるのですが。


Foxy Lady/Lonnie Smith(Org) Trio(Venus) - Recorded March 19, 1994. John Abercrombie(G), Marvin "Smitty" Smith. - 1. Foxy Lady 2. Castles Made Of Sand - Star Spangled Banner 3. Third Stone From The Sun 4. Jimi Meets Miles

オルガン・トリオ2作目は、ジミ・ヘンドリックス集。4曲目はロニー・スミスの作曲で、2曲目後半がトラディショナル。ギターの性格が全然違いますが、ジョン・アバークロンビーのギターはロック色の強かったときもありました。サウンドのまとまりとしては面白いものがあります。このメンバーでもけっこうイケるのでは。ロックとオルガンジャズの折衷的なところがまた面白く、ギターも彼なりにロックなフレーズを弾いている1曲目、メドレーでトータル23分にもなる、静かな出だしからリズミカルに延々と進んで盛り上がったり静かに鳴ったり、フリーから「アメリカ国歌」になる2曲目、割とゆったり目のビートで、軽めのギターから中途で急にアップテンポで過激になる3曲目、’70年代マイルス的な16ビートのファンクで進んでいく4曲目。

2015/02/19

Afro Blue/The Lonnnie Smith = John Abercrombie Trio

Lonnieafro
ジョン・アバークロンビーの共演・参加作もコメント手直しが今日を含めてあと4作になりました。そのうち3枚が今日と同じメンバーです。ヴィーナス前史とでも言いましょうか、ハイパー・マグナム・サウンドでピアノ・トリオを聴かせる、というのが当たり前になる前にこういうアルバムも出していたんですね。このメンバーでジョン・コルトレーンを演奏するというのも異色かもしれません。それぞれのメンバーから想像するに、なかなか連想できないですし。特にドラムスのマーヴィン・”スミッティ”・スミスはエルヴィン・ジョーンズとは正反対の手数は多いながらカチッと叩くタイプ。でもその3人が化学反応を起こしてくれて、面白いアルバムに仕上がりました。


Afro Blue/The Lonnnie Smith(Org) = John Abercrombie(G) Trio(Venus) - Recorded June 17, 1993. Marvin "Smitty" Smith(Ds) - 1. Afro Blue 2. Impressions 3. Naima 4. Trace Of Trane(I Bring Love) 5. Lonnie's Lament 6. Bassie's Blues

個性的な3人が集まった、ジョン・コルトレーン集。4曲目のみロニー・スミスの作曲です。ギターはいつもの音色だし、オルガンはアーシーだし、ドラムスは元気だしと、3人のそれぞれに焦点をあてた聴き方をすれば3通り楽しめます。割と迫力のあるオルガン・ジャズです。静かなところから徐々にエキゾチックに盛り上がっていき、全体的にカチッとしたような雰囲気で進む1曲目、これまたアップテンポで速いパッセージをこれでもかと繰り出していく2曲目、しっとり感のあるバラードも、時に動きのある冒険もあっていいと思える3曲目、オリジナルでも雰囲気的にはアーシーで、他の曲に溶け込む4曲目、そして、落ち着いた雰囲気に切り替わって、渋い曲を聴かせる5曲目、一転バップ的4ビートでメロディアスな曲になる6曲目。

2015/02/18

長男がオーディオをいろいろやっているので

151218amp
大学生の長男が春休みに入っているので、最近は以前作ったギター用エフェクターをモノラルアンプに作り替えて、今朝一番で音出しのテストをやっていました。回路は多少いじった程度で、歪みも与えることはできるそうだけど、そうするとオーディオ用のスピーカーだと壊れてしまうそうです。そもそもオーディオで歪ませる必要はないのですが(笑)。

仕事で単純作業もあるので、BGMもかけたいなあ、と思うのだけど、あちこち配線をいじくりまわしてあって、ちょっと音出しすると危ない雰囲気もあるのでできません。また、ステレオを無理やりモノラルにしているので、なおさら、というところ。長男は今、夕方からのバイトに向けて寝ているし。昨夜もCDの過去盤聴きをやりたかったのですが、そんなわけでできずにいます。

まあ、繁忙期ということもあるし、なかなかブログ更新のタイミングがつかめず、少し困っています(笑)。

2015/02/15

スウィングジャーナルを処分しました

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以前、引き取り手を探していたスウィングジャーナル、とうとう荷物の置き場に困り、ブックオフで処分しました。’86年1月号から’10年の終刊号まで300冊近くあったけれど、児童書100冊ほどと併せて1,420円の買取価格(笑)。スウィングジャーナルは買取価格がつかないので、引き取ってもらいましたです。まあ、基本的にブックオフは古い本や雑誌には値付けしないですしね。

以前もブログで、譲ります、と書いてみたのですが、今日車に積んでみてエクストレイルの荷台がいっぱいになるくらい多いし、重いので、車で直接取りに来る方以外には送料がかかって送れないということもありました。希望者もいませんでしたしね。ディスクユニオンでも、’70年代以前のものしか置いてないようですし、結局、今となっては雑誌としては人気がないのね、と思います。実は今日、町内会の資源ごみの日なので、出そうかなとも思いましたけど、これだけの量を、ひもで結びきれないので、ブックオフに持って行ったようなものでした。

資料としてはもったいない、という方もいらっしゃるでしょうが、手持ちでないCDのリストなど、ホームページ初期(15-17年ほど前)には利用させてもらいましたが、ここ10年以上、新刊を見る以外は、この雑誌を引っ張り出して見たことがないということは、今後10年を考えても、本棚のこやしになるだけだな、と思っての決断です。その分CDや書類、書籍などを置くスペースが出来たので、助かりました。

ブログは自分はライナーから読み取るか、直接聴いた印象を書くのにとどまるので、たぶん、これでいいんだと思います。ただ、持っていた「モダンジャズ読本’95」から「’07」までは、ディスクユニオンでも多少なりとも買取価格が付きそうなので、取ってあります。

(追記)「モダンジャズ読本」もよほど古いのでないと、ディスクユニオンでも買取価格が付かないか、ついてもほんの少しのようです。

2015/02/14

Bella/Enrico Rava/Enrico Pieranunzi/Enzo Pietropaoli/Roberto Gatto

Enricobella
最近、再発されたので買ってみました。こういう再発って、入手できないことがあるんだけど、無事に手元に。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」が6曲中2曲(2テイク)入っていて、今日はバレンタインデーだけど、狙ってアップしたわけではないです(笑)。エンリコ・ラヴァとエンリコ・ピエラヌンツィが共演していると、いいですねえ。両者ともに哀愁感が漂っていて、しかもあまり甘ったるくはなく、ときどき鋭いフレーズや、特にピアノはフリー的なアプローチをすることもあって、聴いていて緊張感が味わえます。’90年の録音ですが、これが最初に出た時は、気が付かなかったなあ。なかなか好みです。


Bella/Enrico Rava(Tp)/Enrico Pieranunzi(P)/Enzo Pietropaoli(B)/Roberto Gatto(Ds)(Philology)(輸入盤) - Recorded May 29 and 30, 1990. - 1. Bella 2. My Funny Valentine(I) 3. So Near 4. Secrets 5. My Funny Valentine(II) 6. Free Tune

(15/02/14)4人のインプロヴィゼーションが6曲目、エンリコ・ラヴァ作が1、4曲目、エンリコ・ピエラヌンツィ作が3曲目、スタンダード(同じ曲)が2、5曲目。なぜ同じ曲を2回取り上げたか、アプローチが違って甲乙つけがたかったのでしょうか。2、5曲目の出だしはフリー的に聴こえますが、だんだんアップテンポの4ビートとしてまとまりが出てきて、またフリー的に。ここではピアノがなかなかスリリング。1曲目のタイトル曲は、これぞイタリア・ジャズというような非4ビート系の哀愁漂うサウンドが見事です。さて、哀愁的なサウンドは3曲目も続いて、やはり日本人好みかなあ、と思う内容。薄暮の中をゆったりとアクセントをつけつつ進んでいく、これも美メロの4曲目、フリーでも、少しはメロディ系でドラマチックな要素もある6曲目。

2015/02/12

Convergence/Dave Weckl/Jay Oliver

Daveconver
デイヴ・ウェックルの共作の新譜が出ましたけど、これはもともとダウンロード販売だけだったようです。自主製作のようだし、通販でもタワーレコードしか見当たらなかったので、久しぶりにタワーで注文してみました。値段の割にはメンバーはスゴいし、曲もけっこういいので、お買い得だったなあと思います。他のミュージシャンでもダウンロードだけ、っていうのが増えてきて、CD世代の自分にとってはちょっと戸惑うなあ、と思うことも。やっぱりCDの形式で出してくれるとありがたいと思うも、そういう時代もあとどれだけ続くかなあ、と心配です。このアルバムのように内容が良ければ、なおさら。


Convergence/Dave Weckl(Ds, Per)/Jay Oliver(Key, Prog)(自主制作)(輸入盤) - Released 2015. Gary Meek(Ts on 1-3, 5-6), Mike Stern(G on 2), Tom Kennedy(B on 2-3, 5, 7), Emile-Claire Barlow(Vo on 3), Zoe Conway(Fiddle on 4), Mick Donegan(Tap Dancer on 4), Maitu O Casaide(Piper on 4), Mairtin O'Connor(Button Accordion on 4), Claire Wockl(Vp. Claps on 5), Nita Whittaker(Back Vo on 6, 9), Dean Brown(G on 6, 9), Edwin Livingston(B on 6), Randy Brecker(Tp on 7), Chrissi Poland(Vo on 9), Raffia Ford(Back Vo on 9), Abdul Hamid Royal(Back Vo on 9), Brandon Fields(Ts on 9), Eric Jorgensen(TB on 9), Michael McGuffy(Tp on 9), Jimmy Johnson(B on 9), Chris Coleman(Ds on 9) - 1. Apocalypso 2. Sternoids 3. Carousel 4. Road To Connemara 5. Convergence 6. Cups (You're Gonna Miss Me) 7. Twelvin 8. Hand It Over 9. Higher Ground 10. Incantation

(15/02/11)2人の共作、あるいは片方の、あるいは他者を交えての作曲が大半を占め、6、9曲目が他者の曲。当初はダウンロードだけの販売だったですが、今年1月にCD化されて発売。メンバーもスゴいし、なかなか聴かせるフュージョンです。ラテンリズムでせまる1曲目、ちょっと渋めで4ビート的な、マイク・スターンに焦点をあてた2曲目、少しミステリアスなヴォーカル曲の3曲目、フィドル他民族楽器と絡むもフュージョン的な4曲目、クァルテットで堂々と勝負しているタイトル曲の5曲目、明るめでアコースティックなヴォーカル曲の6曲目、ジャズのアプローチが渋い7曲目、ドラム・ソロを聴かせる8曲目、割と大編成でスティーヴィー・ワンダー作をソウルフルに聴かせる9曲目、キーボード・ソロで静かに幕を閉じる10曲目。

2015/02/11

Switzerland 1974/Soft Machine

Softswitzer
今日はアラン・ホールズワースの参加作ということで、新たにCD化されたライヴ音源があるので聴きました。さすがにロックの方はあまり聴いてないので、コメントも少々苦しいですが、ギター度が全開なので、けっこう楽しく聴けました。ジャケットを見ると、ギターが2人いるようにも見えるけど、もう一人はフェンダーの当時の6弦ベース(今の6弦ベースとは構造が違う)を持っているんですね。ホームページの彼の特集、表ではあと手直しが14枚になっていたのですが、今日数え直したら、共演・参加作は終わっていて、リーダー作があと6枚に減っていました。表のメンテをするのを忘れていたんでしょう。


Switzerland 1974/Soft Machine(Cuneiform Records)(輸入盤) - Recorded July 4, 1974. Allan Holdsworth(G, Voice), Karl Jenkins(Key, P, Horner Pianet, Ss, Oboe), Mike Ratledge(Key, P, Org, Synth), Ray Babbington(B), John Marshall(Ds, Per), 1. Hazard Profile 2. The Floating World 3. Ealing Comedy 4. Bundles 5. Land Of The Bag Snake 6. Joint 7. The Man Who Waved At Trains 8. Peff 9. The Man Who Waved At Trains (Reprise) 10. LBO 11. Riff II 12. Lefty 13. Penny Hitch (Coda)

(15/02/11)DVD付き。12曲目がインプロヴィゼーション、アラン・ホールズワース作が5曲目、他の曲は他のメンバーの作曲。1曲目のみ16分台の大作で、他は5分程度までの曲が並びます。ホールズワースの短かったソフトマシーンへの参加時期での貴重な音源。割とストレートなインストロックという感じの曲もありますが、曲、あるいは曲の並び順にドラマ性があるので、これもプログレと言っていいんだろうと思います。静かな場面や曲もあるし。ちょっと時代を感じさせるサウンドのライヴではあるけれど、迫力があります。ホールズワースのギターも当時でもけっこう超絶で速いパッセージも目立ち、当時としてはスゴかったと思わせます。彼の露出度が高いのもありがたいところです。約60分間の収録。CD化はありがたい。

2015/02/10

What Is This Thing Called?/Jean-Michel Pilc

Jeanwhatis
更新間隔があいてしまいました。いろいろあるんでお許しください。なかなか新譜が入ってこないこともあります。さて、ジャン=ミシェル・ピルクの新作はソロ・ピアノのアルバム。68分ほどに31曲を詰め込んで、オリジナルというよりは即興演奏がダーッとあって、人によってはこれをフレーズの垂れ流しと受け止める人もいるんじゃないかと思います。ただ、この人の演奏は変化に富んでいて、飽きることなく31曲を聴きとおすことができます(って好きなピアニストだからかもしれないですけど)。でも1曲目の「Cスケールの練習」には面喰らいましたね(笑)。そこにも才能はあふれてるんですが。


What Is This Thing Called?/Jean-Michel Pilc(P)(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded April 2014. - 1. C Scale Warm Up 2. What Is This Thing Called Love 3. Cole 4. Dawn 5. Walk 6. Run 7. Glide 8. Look 9. Cross 10. Giant 11. Time 12. Prelude 13. Duet 14. Vox 15. Waves 16. Martial 17. Duke 18. Favtor 19. More 20. Quick 21. Odd 22. Grace 23. Float 24. High 25. Ode 26. Chimes 27. Dance 28. Elegy 29. Bells 30. Swing 31. Now You Know What Love Is

(15/02/09)2曲目のスタンダードを除き、全曲ジャン=ミシェル・ピルクの作曲。メロディのあるフリー的に通してピアノを弾いているという感じも。1曲目のCスケール・ウォーム・アップは読んで字の通り、ウォームアップをやっている曲で、人を食っている感じもありますが、この人はフレーズを解体再構築する人だと考えると、それらの一連の31曲もあるソロ・ピアノの曲も、面白く思えてきます。13曲目は口笛も加わって。感情のおもむくまま即興演奏をしているのが、なかなかタイトルに即していて興味深く聴けるし、ジャズ的でもクラシック的でもあって、テクニシャンでもあります。ただ、聴く人を選ぶアルバムだなあ、とも思えるのが正直なところ。これについていけると、なかなか面白いとは思うのですが。才気があふれてます。

2015/02/08

27年ぶりにライヴに3曲出ました

この「ライヴ・コンサート」というカテゴリーで、まさか自分のことを書くことになるとは思ってもいませんでした(笑)。

実は昨日、新宿のライヴハウス「DREAM STORE」で、知り合いの知り合いが企画した催しに参加して、Another Sideというバンドで3曲演奏しました。前回のライヴが’88年3月なので27年ぶり、その数年後に8曲ほど友人の結婚式の2次会で演奏したことはありますが、その後20年近く楽器にほとんどさわってなくて、’09年ごろからぼちぼちとまたエレキベースを弾きだしました。スタジオに割と定期的に入るようになったのは、一昨年の暮れごろからかな。それも、昨年夏に母が亡くなり、その間5か月間スタジオ入りがなしの時もありましたし。これを機会にまたボチボチと人前で演奏していけるようになりたいものです。ちなみに私はベースです。

ここで出られるに至ったことで、それに関係するすべての人に感謝です。あと、演奏している曲はジャズ風のものはあっても、基本的にはオリジナル曲の当時でいえばニューミュージックです。


「Two Years」 (2015.02.07)


「想い出の続きを」(2015.02.07)オリジナル曲 アマチュアバンド
間奏のところでファイル結合をやっているので、音がちょっと途切れます。
ジャズっぽさ(あくまでもジャズっぽさです)はこの曲がいちばんかな。


「泣き顔を見ないで」(2015.02.07)

2015/02/03

The Now/Aaron Goldberg

Aaronthenow
他の注文と併せてだったので、入手するのが遅れてしまいました。スゴいメンバーのアルバムですけど、このメンバーで飛ばしっぱなしというわけではなくて、割と静かな曲が多めです。個人的にはこの力加減的にはいいなあとは思います。他の方々の評判としては、そうか、と思わせるものもありますが、自分は購入を決めたアルバムで、聴いてないものを書いている人の文章を事前には精読しないです。自分が書いた後に読んで、なるほどなあと思ったりはします。読んでしまうと影響を受けたりしてしまうので。そろそろ仕事の繁忙期とちょっと近々プライベートな用事(ちょっとしたライヴの久しぶりの演奏)があるため、ブログの更新が開くことがあるかもしれません。


The Now/Aaron Goldberg(P)(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded April 2014(Track 1-3, 5, 7-8) and January 2009(Track 4, 6, 9). Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds), Kurt Rosenwinkel(G on 10)- 1. Trocando Em Minudos 2. Yoyo 3. Yhe Wind In The Night 4. E-Land 5. Perhaps 6. Triste Baia Da Guanabara 7. Background Music 8. Francisca 9. One's A Crowd 10. One Line

(15/02/03)速い曲もありますが、あまりバンバンやらない感じ。アーロン・ゴールドバーグ作は3-4、9-10曲目で、ジャズメン・オリジナルが5、7曲目で、他はラテン、ボッサ系の曲のようです。メロディだけで淡々と、しかも分かりやすく進む1曲目、ラテン的に楽しめる感じで聴ける2曲目、夜の中のそよ風といった雰囲気のバラードの3曲目、現代ジャズ的なリズムとコード、ドラムスがカッコいい4曲目、チャーリー・パーカーの曲を4ビートで仕上げる5曲目、ベースラインが印象的なバラードの6曲目、ウォーン・マーシュの曲をハイスピードで料理する7曲目、トニーニョ・オルタ作のメロディアスなバラードの8曲目、4ビートだけど現代ハードバップという感じの9曲目、ギターがホーンのように聴こえる幻想的なバラードの10曲目。

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