Bella/Enrico Rava/Enrico Pieranunzi/Enzo Pietropaoli/Roberto Gatto
最近、再発されたので買ってみました。こういう再発って、入手できないことがあるんだけど、無事に手元に。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」が6曲中2曲(2テイク)入っていて、今日はバレンタインデーだけど、狙ってアップしたわけではないです(笑)。エンリコ・ラヴァとエンリコ・ピエラヌンツィが共演していると、いいですねえ。両者ともに哀愁感が漂っていて、しかもあまり甘ったるくはなく、ときどき鋭いフレーズや、特にピアノはフリー的なアプローチをすることもあって、聴いていて緊張感が味わえます。’90年の録音ですが、これが最初に出た時は、気が付かなかったなあ。なかなか好みです。
Bella/Enrico Rava(Tp)/Enrico Pieranunzi(P)/Enzo Pietropaoli(B)/Roberto Gatto(Ds)(Philology)(輸入盤) - Recorded May 29 and 30, 1990. - 1. Bella 2. My Funny Valentine(I) 3. So Near 4. Secrets 5. My Funny Valentine(II) 6. Free Tune
(15/02/14)4人のインプロヴィゼーションが6曲目、エンリコ・ラヴァ作が1、4曲目、エンリコ・ピエラヌンツィ作が3曲目、スタンダード(同じ曲)が2、5曲目。なぜ同じ曲を2回取り上げたか、アプローチが違って甲乙つけがたかったのでしょうか。2、5曲目の出だしはフリー的に聴こえますが、だんだんアップテンポの4ビートとしてまとまりが出てきて、またフリー的に。ここではピアノがなかなかスリリング。1曲目のタイトル曲は、これぞイタリア・ジャズというような非4ビート系の哀愁漂うサウンドが見事です。さて、哀愁的なサウンドは3曲目も続いて、やはり日本人好みかなあ、と思う内容。薄暮の中をゆったりとアクセントをつけつつ進んでいく、これも美メロの4曲目、フリーでも、少しはメロディ系でドラマチックな要素もある6曲目。
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