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2015/01/30

Farewell/John Abercrombie/Andy LaVerne/George Mraz/Adam Nussbaum

Johnfarewell
ジョン・アバークロンビーの、アンディ・ラヴァーンとの共演作3日目でひと区切り。また、もうすぐ新譜が複数枚届きそうなので、そちらを聴いてから、戻ってくるか、どうしようか迷うところ。そういえば’90年代前半にはNEC Avenueというレーベルがあったんだなあ、と懐かしく思います。今はNECはBIGLOBEさえ独立させるほどなので、やはり当時のこのレコード会社は、そう長くはなかったような記憶があります。でも、いい演奏を残してくれました。ベースとドラムスが違うだけで、全体の印象もけっこう変わるものだなあと思います。どう変わるかは、文章では難しいので、実際に聴いてみないと、というのはありますが...。


Farewell/John Abercrombie(G)/Andy LaVerne(P)/George Mraz(B)/Adam Nussbaum(Ds)(NEC Avenue) -Recorded April 30, 1993. - 1. Beautiful Love 2. Monk Like 3. Ralph's Piano Waltz 4. Mother Of Pearl 5. I Mean 6. Opus 7. Opal 8. Farewell

1曲目のみスタンダード。ジョン・アバークロンビー作が5曲(2-3、5-6、8曲目)、アンディ・ラヴァーン作が2曲(4、7曲目)。前作の延長線上にありますが、ベースとドラムスが違います。繊細だけど大胆なところもある2人の、4ビート基調で割と飛ばす1曲目、セロニアス・モンクのフレーズをさらにミステリアスにしたような2曲目、少し温度感が低い、淡くて緊密感もあるワルツの3曲目、浮遊感と鋭さが混じり合う、速いパッセージがカッコいい4曲目、ミディアムの4ビートをバックにギターとピアノが弾きまくるオーソドックスな感じの5曲目、しっとり系のバラードがなぜか落ち着く、フレーズも割とゆったりめの6曲目、基本的にアップテンポで、鋭いフレーズで斬りまくる7曲目、抒情的なメロディが印象に残る、タイトル曲の8曲目。

2015/01/29

Now It Can Be Played/John Abercrombie & Andy LaVerne

Johnnowitcan


ジョン・アバークロンビーの共演作の過去盤聴きで、アンディ・ラヴァーンとの2枚目。手持ちは3枚ですけど、検索をかけてみると他にもあるようですね。ただ、過去盤については、最近はあまり積極的には購入しないようにしています。とりあえず手持ちで聴き直し、コメント手直し(今日あたりのアルバムはコメントになってない状態でした(笑))をすれば、お金がかからないってこともありますし、何より際限のないことはこれからあまりできないですね。今日のアルバムはクァルテットでスティープル・チェイスからの発売なのでけっこうジャズ的。盛り上がりが多くても、彼らの繊細な面もとらえられているので、なかなかいいアルバムだとは思います。


Now It Can Be Played/John Abercrombie(G) & Andy LaVerne(P)(Steeple Chase) - Recorded April 1992. Steve LaSpina(B), Jeff Hirshfield(Ds) - 1. Now It Can Be Played 2. I Wish I Knew 3. Shadow And Fog 4. John's Waltz 5. Cat Nap 6. Yesterdays 7. Labour Day 8. Waltz King

カルテット編成。ジョン・アバークロンビー作が2曲(4、7曲目)、アンディ・ラヴァーン作が4曲(1、3、5、8曲目)、他はスタンダード。割とジャズしています。また、リラックスできるサウンド。ラヴァーンはやはりビル・エヴァンス系か。メロディアスなテーマからドラマチックに展開する8分の6拍子と4分の4の複合のようなタイトル曲の1曲目、ややしっとりとはじまり、盛り上がりつつ中途は爽やかな2曲目、淡い静かなバラードが渋さを感じさせる3曲目、ジョンらしいリリカルかつ盛り上がるワルツの4曲目、ミステリアスなメロディと進行が印象に残る5曲目、おなじみのメロディが途中がら4ビートで進んでいく6曲目、繊細だけとテンポが良く、割と賑やかなサウンドでもある7曲目、堂々としたサウンドのワルツでコードも複雑な8曲目。

2015/01/27

Nosmo King/John Abercrombie & Andy LaVerne

Johnnosmo
ジョン・アバークロンビーの過去盤聴きをまた少し復活させてみます。今日のを含めてあと7枚で手持ちは終わるのですが、大多数を占めているECMは既に終了していて、他では今日のと併せて、アンディ・ラヴァーンとのアルバムが3枚、オルガンのDr.ロニー・スミスとのアルバムが3枚とまとまって出てきます。今日のアルバムはスティープル・チェイスで、このレーベルをけっこう買い込んでいた時期もありました。ポール・ブレイ作品を除いて大半は処分してしまったけれど。今日のアルバムも、彼らしいと言えば彼らしいけど、ECMよりはずっと普通にジャズしているのが聴きどころかもです。72分収録で、お腹もいっぱいになりますし。


Nosmo King/John Abercrombie(G) & Andy LaVerne(P)(Steeple Chase) - Recorded December 1991. - 1. I Hear A Rhapsody 2. Waltz For Debby 3. I Loves You Porgy 4. Blue Cycle 5. Silver's Serenade 6. John's New Waltz 7. Babes w/Babies 8. My Man's Gone Now 9. Nosmo King 10. Never Never Land 11. Softly As In A Morning Sunrise

ピアノとギターのデュオ。ジョン・アバークロンビー作が6曲目、アンディ・ラバーン作が3曲(4、7、9曲目)で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナルなど、ジャズ寄りのテイストが強く、しかもスタンダードの割合が高いです。ラヴァーンがどちらかといえば、リリカルなビル・エヴァンス寄りのピアニストだからかもしれませんが、72分間、飽きることなくこのデュオを聴くことができます。多くのオーソドックス系の曲では、ベースがいないけれどギターの低音だろうか、ウォーキング・ベースのような音列が聴こえてきたりと、けっこうジャズのど真ん中直球勝負をしている感じ。2曲目の「ワルツ・フォー・デビィ」はビル・エヴァンスそのものではなく、雰囲気は似ているものの、盛り上がります。オリジナルの曲は、やっぱりオリジナルらしい感じ。

2015/01/24

金と銀/藍色の空-Aisora-

Aisorakintogin
今日は久しぶりにホームページの「インディーズのジャズCDを応援するページ」からの紹介です。


「金と銀 藍色の空-Aisora-」(Silver Street Records)
価格:消費税抜き2,500円(発売’14年7月7日)
 
藍色の空-Aisora-: 中村尚子(Piano)、土屋祐介(Gut Guitar)、野々口毅(Fretless Bass)
1. CARILLON 2.大地と風と鳥と 3.金と銀「ワルツ Op.79」-Franz Lehar- 4.A・E・E・A 5.晩鐘 L'Angelus 6.Intermezzo Op.118-2より 「ピアノのための6つの小品」-Johannes Brames- 7.かはたれとき 8.A River Runs Through It 9.砂と水 10.ペパーミントと春の... 11.K'S NOTE

藍色の空-Aisora-のファーストアルバムで、作曲は中村尚子作が4、8、10曲目とクラシックアレンジが3、6曲目、土屋祐介作が1、5曲目、野々口毅作が2、7、9、11曲目になっています。ジャズでもありクラシックでもあり、ピアノとガットギターとフレットレス・ベースのトリオの演奏も興味深いところ。

1曲目は、落ち着いた明るい美しい情景が広がるようなサウンドで、ジャズでもクラシックでもない独自のクリアなサウンドで聴かせてくれます、基本5拍子系のメロディアスなコード進行に乗っかってフレットレスベースの絡みやピアノが躍動感を増している、それでいて繊細な部分もある2曲目、ワルツでクラシックからのアレンジがほのぼのとした温かみを伝えるタイトル曲の3曲目、ここで出だしがマイナーだと思うとワルツ(8分の6拍子)で、活発なメロディのやり取りを聴くことができるドラマチックな4曲目。

ミレーの晩鐘をモチーフにした、穏やかでどことなく素朴な味のあるバラードの5曲目、クラシックの小品もリラックスした雰囲気で聴ける6曲目、綾織り系とでもいうのか、まさに「かはたれとき」を表現するようなほの暗いサウンドで、明るさも少し見える7曲目、3分ほどで3者が絡み合いながら遊んでいるような、そんな雰囲気もある8曲目。

「金と銀」に対比するような「砂と氷」なのか分りませんが、こちらは短調のバラードで始まって、途中から8分の7拍子系の活発な演奏に展開していく、静かでもベースのアドリブフレーズが速く、再び静かになっていったりとドラマチックな展開の9曲目、ミステリアスなサウンドを持ち、やや静かに進んでいき、平穏で終わる感じの10曲目、優しいクラシックのような調べを持つ、アルバムの最後を飾るにふさわしい11曲目。

確かにジャズでもクラシックでもあるし、そうでもないと言えばないし、独自の音楽に仕立てあげています。速いパッセージとかもあるけれど、全体的には落ち着いて聴くことができます。こういうアルバムもひとつ持っていてもいいんじゃないかな。

2015/01/22

Souvenance/Anouar Brahem

2423
ECMレーベル新譜聴き6日目で一段落。今回は2枚組なんですが、無理して1-2曲カットすれば1枚になったんじゃないかという収録時間。あえてこれを2枚組で発売するところにこだわりが感じられます。最初、妙にマッチするドローンというか通奏低音が気になったのですが、エアコンの音も悪さしてました(笑)。もちろんエレキベースでその音が入っているところもありますが。途中でオーケストラの入っている曲が多くないことに気付きましたが、何曲目にオーケストラが参加しているなど、メモを取ってなかったし(すいません)、クレジットには何曲目に参加か未記載だったので、そのままにしておきました。確かにHMVのサイトではQuartet & Orchestraとなっているんですけれども。


Souvenance/Anouar Brahem(Oud)(ECM 2423/24)(輸入盤) - Recorded May 2014. Francois Couturier(P), Klaus Gesing(Bcl), Bjorn Meyer(B), Orchestra Della Svizzera Italiana, Pietro Mianiti(Cond) - 1. Improbable Day 2. Ashen Sky 3. Deliverance 4. Souvenance 5. Tunis At Dawn 6. Youssef's Song 7. January 8. Like A Dream 9. On The Road 10. Kasserine 11. Nouvelle Vague

(15/01/21)CD2枚組で88分収録。全曲アヌアル・ブラヒムの作曲で、オーケストラ・アレンジは主に共作(11曲目のみ他の人)。エキゾチックだけれども、ECMらしい静かな温度感の低い、哀愁が漂う世界が広がっています。出だしでウード中心の素朴な演奏から、だんだんオーケストラの広がりを見せていきます。ベースはエレクトリック・ベース。ゆったり感を残したまま、時にメンバーの一瞬アヴァンギャルドなフレーズも。ただ、これでもかというくらい異国の地の哀愁を見せつけるようなサウンドが続いているのが、聴いていて切ない。クァルテットの曲も多いし(クレジットでは未記載)、オーケストラはフルに活用するというよりは、メインのメンバーを包み込むようなサウンドで効果が逆に出ている感じ。素直に哀愁感を味わいたい。

2015/01/21

Break Stuff/Vijay Iyer Trio

2420
ECMレーベル新譜聴き5日目。今回の6枚は発売されている番号の若い順に聴いていってます。その方が迷うことがなくていいですし。ヴィジェイ・アイヤーのトリオは過去にACT盤で1枚しか聴いたことがなかったような気がするけれども、やっぱりレーベルによって出てくるサウンドが違ってくるんだなあ、と思いました。演奏自体、やはりECMを意識している部分があるだろうし、ミキシングやマスタリングでの印象も変わってくると思います。でもその中でも、マンフレート・アイヒャーのプロデュースの割にはけっこう自由にやらせてくれている方じゃないかな。1作目はピアノとストリングス・クァルテットとのアルバムで、明らかに傾向が違っていたので、比較するには今回がいいかもね、と思います。でも、個人的には好きな方。


Break Stuff/Vijay Iyer(P) Trio(ECM 2420)(輸入盤) - Recorded June 2014. Stephan Crump(B), Marcus Gilmore(Ds) - 1. Starlings 2. Chorale 3. Diptych 4. Hood 5. Work 7. Blood Count 8. Break Stuff 9. Mystery Woman 10. Geese 11. Countdown 12. Wrens

(15/01/20)5曲目がセロニアス・モンク作、7曲目がビリー・ストレイホーン作、11曲目がジョン・コルトレーン作で、他はヴィジェイ・アイヤーの作曲。バリバリの変拍子のトリオを聴かせてくれるのを期待してましたが、ECM寄りのところはあるにしても、その落ち着き加減もまたいい塩梅で、十分魅力的。幾何学模様のようなトリオ・サウンドの曲もあるし(例えば4曲目、8、9曲目の出だし、11曲目など)。ミキシングやマスタリング次第で印象も変わっているかも。でも、例えば2、3曲目の中途から盛り上がっていて、11曲目も、そのあたり彼自身の自由な演奏を感じます。フェードアウトの曲がいくつか。既成曲も雰囲気もあるけれど、よりオリジナルっぽく聴こえます。7曲目はソロ・ピアノ。アルバムを頭と体をフル動員して聴く感じ。

2015/01/19

Aquilonis/Trio Mediaeval

2416
ECMレーベル新譜聴き4日目。今回1月に6枚発売になったうち、このアルバムだけNew Seriesになっています。HMVのサイトを見ていたら、彼女たちの過去のアルバムはけっこう売れたようで、ヒットチャートをにぎわすほどだったとのこと。ヨーロッパではありそうかも。教会音楽とか民族音楽とか、古楽から現代の作曲家の曲まで幅広く歌っていますけど、今回は楽器も使っている曲もあるということで、印象的でした。このグループも、ECM6枚目になるのかな? やはり続くなりの良さがあると思います。ECMの難解な現代音楽に混ざって、このアルバムは美しいし、聴きやすいのもいいのかな、と思います。


Aquilonis/Trio Mediaeval(ECM New Series 2416)(輸入盤) - Recorded June 2014. Anna Maria Friman(Voice, Hardanger Fiddle, Melody Chimes), Linn Andrea Fuglseth(Voice, Portable Organ, Melody Chimes), Berit Opheim(Voice, Melody CHimes) - 1. Vespers Reponsory 2. Ama 3. Ave Rex Angelorum 4. Ecce Quod Natura Mutat Sua Jura 5. Ave Maris Stella 6. Vespers Antiphon And Psalm I, II, III 7. Ioseph Fili David 8. Ave Regina Caelorum 9. Alleluia: A Newe Work 10. Morgonljos 11. Vespers Antiphon And Psalm VI, V 12. Fammi Canter L'amor 13. Gud Unde Oss Her At Leve Sa 14. Benedicti E Llaudati 15. Klokkeljom 16. Special Antiphon 17. Ingen Vinner Frem Til Den Evige Ro 18. Fryd Dig, Du Kristi Brud 19. I Hamrinum 20. Vele, Dulcis Amice

(15/01/19)12、14-15世紀の歌から、トラディショナル、アンダース・ヨーミンの歌、そしてメンバーも含まれる作曲など10、15、19曲目にもあり、他にもメンバーでのアレンジの曲もあって、現代の作曲家の曲も混ざり合っています。時に楽器も使い、魅力的な女声3声によるポリフォニーを聴かせてくれるアルバム。教会での収録で、教会音楽のようにも民族音楽のようにも聴こえるので不思議。癒される美しい音楽がそこにあります。

2015/01/18

Made In Chicago/Jack DeJohnette

2392
ECMレーベル新譜聴き3日目。久しぶりにECMからジャック・ディジョネットのリーダー作が出ましたが、これはシカゴでのライヴで、シカゴと言えばフリー系です。曲間の話も入っているのはECMとしては珍しいんじゃないでしょうか。また登場するメンバーも、権利関係のややこしい人もいるようで、このメンバーでよくアルバムができたなあ、という感じもします。フリー系でも叩くドラムスは、一定の店舗を刻む場面などはディジョネットの音と分かるフレーズですし、フリーの場面でもそれを感じることができることもあります。ただ、あくまでもフリーのアルバムなので、聴く人を選ぶだろうなあ、とは思いますが。


Made In Chicago/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 2392)(輸入盤) - Recorded August 29, 2013. Henry Threadgill(As, Bfl), Roscoe Mitchell(Sopranino, Ss, As, Baroque Fl, B-Recorder), Muhal Richard Adams(P), Larry Gray(B, Cello) - 1. Chant 2. Jack 5 3. This 4. Museum Of Time 5. Leave Don't Go Away 6. Ten Minutes

(15/01/18)5人のインプロヴィゼーションが6曲目、ジャック・ディジョネット作が4曲目、Roscoe Mitchel作が1、3曲目、Muhal Richard Adams作が2曲目、Henry Threadgill作が5曲目。77分ものライヴで、最近のECMとしては珍しいメンバーでありフリーのサウンド。ミニマム的なフレーズが変奏的に繰り返される出だしから、フリーにソロが行きかってドラマチックな後、イケイケで展開する1曲目、ドラムスの静かな音から徐々に盛り上がったり静かになったりと緊張感のあるやり取りが続く2曲目、幽玄な感じもして静かなまま進む3曲目、牧歌的に流れる出だしからリズミカルでフリーにも入り込んでいく4曲目、テーマはあるけど自在に展開していきリズムも持続する5曲目、完全フリーで演奏してもこのメンバーだと違いがある6曲目。

2015/01/17

Songs For Quintet/Kenny Wheeler

2388
ECMレーベル新譜聴き2日目。昨年亡くなったケニー・ホイーラーの、現在のところこれが遺作になるのかな。コメントでは、フリューゲルホーンがラフだと書きましたけど、もしかすると、衰えなのかもしれません。ただ、それすらサウンドの一部になっているような気もしています。曲の方は哀愁感たっぷりで、ECMファンとしては非常にいい感じでせまってきます。プロデューサーがマンフレート・アイヒャーとスティーヴ・レイクの連名になっているのも珍しいところ。最近はスティーヴの名前を見ることが少なくなってきたので。ただ、音作りに関してはアイヒャー主導なのかなということがうかがえます。また、このアルバムは、通常のプラジャケの上に紙パッケージを付けたのと同じ大きさのデジパック仕様になってます。今後ECMはこの方向に行くのかどうか、まだ1枚だけなんで分かりませんけど。


Songs For Quintet/Kenny Wheeler(Flh)(ECM 2388)(輸入盤) - Recorded December 2013. Stan Sulzmann(Ts), John Oarricelli(G), Chris Laurence(B), Martin France(Ds) - 1. Seventy-Six 2. Jigsaw 3. The Long Waiting 4. Center No.1 5. Sly Eyes 6. 1076 7. Old Time 8. Pretty Liddle Waltz 9.Nonetheless

(15/01/17)全曲ケニー・ホイーラーの作曲。全9曲で52分と、ややコンパクト。しっとりとした哀愁のあるサウンドの1曲目が、ややラフにも聴こえるフリューゲルホーンの音と相まって、印象が深いです。そのしっとり感は2曲目にも続いています。曲のメロディは美しいものが多いですが2曲目など、各パートがけっこう自由に弾いている感じも。その後もECMらしい曲が続いていて、3曲目は繊細、4曲目はベースソロではじまる曲で、テンポが変わったり4ビートになったり。マーチング的なドラムスをベースにした5曲目、ゆったりしたメロディにリズムがフリーで絡む小品の6曲目、流れの勢いのあるやや哀愁路線の7曲目、メランコリックなギターとホーンが印象的な3拍子の8曲目、ずっと同じ基調で来たかのように幕を閉じる9曲目。

2015/01/15

Fragments Of A Year/Various Artists

Fragments
実はこのアルバム、’13年の発売なのだけど、国内の通販で注文するも、入手不可でいったんキャンセルになり、昨年11月に再び注文できるようになり、2か月待ちで到着したものです。直接海外に注文すれば、発売当初で入手できたかもしれませんが、コンピレーション盤でもあり、アメリカ制作でもあったので、急ぐこともないし、入手できればラッキーかなという程度で考えていました。当初はあまり作っていなかったのかな。ただ、こういう曲の配列で聴くと、’13年のECMの流れがけっこう分りやすく、まあ、持っていてもいいかなあと思えるCDではあります。でも限定生産のシールが貼ってあったので、買うなら今でしょ、っていうアルバムですね。


Fragments Of A Year/Various Artists(ECM)(輸入盤) - Released 2013. - [CD1] 1. Un Dia De Noviembre/Zsofia Boros 2. Besame Mucho/Stefano Scodanibbio 3. Suite In Old Style 1/Dobrinka Tabakova 4. Molto Adagio From String Quartet Op.11/Keller Quartett 5. Swart Makerd Semthes/The Dowland Project 6. Nobody Knows The Troubles I've Seen/Lucian Ban/Mat Maneri 7. Improvisation V/Kayhan Kalhor/Erdal Erzincan 8. Fragment III/Iva Bittova 9. Lassie Lie Near Me/Quercus [CD2] 1. Vashkar/Carla Bley/Andy Sheppard/Steve Swallow 2. This And My Heart/Susanne Abbuehl 3. Beat The Ground/Craig Taborn Trio 4. Furious Seasons/Third Reel 5. Baida/Ralph Alessi 6. Outstairs/Christian Wallumrod Ensemble 7. Azure/Gary Peakock Maliryn Crispell 8. Father Time/Ralph Towner/Wolfgang Muthspiel/Slava Grigoryan 9. In Full View/Julia Hulsman Quartet 10. Melancholy Baby/John Abercrombie Quartet 11. Caprichos De Espanha/Stefano Bollani/Hamilton De Holanda

(15/01/14)アメリカのユニヴァーサルで作った’13年のECMコンピレーション。CD2枚組。ECMとECM New Seriesが適度に混ざり合っています。公式サイトには発表されていないようだけれども、いちおうマンフレート・アイヒャーのプロデュースになっているので、選曲にかかわっている可能性はあります。また、ECM番号は記載されていませんが、どこかの番号を使っている可能性もあり。あまりコマーシャルにも走らず、かといって、対峙して聴かなければならないようなものでもなく、それでいてECMレーベルらしさを前面に押し出しているコンピレーション盤です。毎年出るのかな、と思っていたけれども、’14年のものは出たという情報がないので、これ1回で終わりの可能性もありますが。割と最近のECMを知るにはいいCD。

2015/01/14

Imaginary Cities/Chris Potter Underground Orchestra

2387
ECMの新譜が予定より早く6枚も届きました。順番を変えてECMから聴いていきたいと思いますが、そろそろ仕事も繁忙期なので、更新間隔もちょっとのびるかもしれません。さて、ECMのクリス・ポッターの2作目。今度は大編成ですね。ECMらしい静かな場面も目立ちますが、より自由にアレンジして、吹きまくる場面もけっこうあります。アレンジの他者の名前が書いてないところをみると、彼自身のアレンジかな。なかなかスゴいことをやってくれるものです。変拍子がバシバシ出てくるので、それなりのメンバーを集めないと、というのもあるでしょうけど、ECMという前提を考えても、けっこういいアルバムとなりました。


Imaginary Cities/Chris Potter(Ts, Ss, Bcl) Underground Orchestra(ECM 2387)(輸入盤) - Recorded December 2013. Adam Rogers(G), Craig Taborn(P), Steve Nelson(Vib, Marimba), Fim Ephron(B-Guitar), Scott Colley(B), Nate Smith(Ds), Mark Feldman(Vln), Joyce Hammann(Vln), Lois Martin(Viola), David Eggar(Cello) - 1. Lament 2. Imaginary Cities 1 (Compassion) 3. Imaginary Cities 2 (Dualities) 4. Imaginary Cities 3 (Disintegration) 5. Imaginary Cities 4 (Rebuilding) 6. Firely 7. Shadow Self 8. Sky

(15/01/13)全曲クリス・ポッターの作曲。以前のUndergroundを大編成にして、弦楽四重奏を加え、ECMのテイストを加えた感じ。統一感のある71分もの大作アルバム。弦楽四重奏の要素も大きく、現代音楽のように聴こえる部分もありますが、その中で自由にやっている部分も多めで、場面によっては元気です。変拍子なども随所に出てくる感じ。ホーンはポッター1人ですが、その分ソロの場が大きいのも魅力。荘厳で静かな感じは1曲目の出だし、7曲目で聴くことができますし、1曲目の中盤以降、2曲目から5曲目までの組曲(特に5曲目あたり)ではその上にそれぞれのメンバーのけっこう活発なソロもあって、ドラマチックな盛り上がりのある展開をしている部分もあります。6、8曲目あたりが彼ららしいジャズっぽいジャズか。

2015/01/12

グルーヴ・オブ・ライフ/神保彰

Jimbogroove
神保彰新譜2枚目。ディスコグラフィーを見ていたら、キングに移籍する前、5枚を入手していないことに気が付きました。まあ、中古で割と安い値段で入手できることもありますが、彼の場合、コンプリートを目指すよりは、毎年新年に、ああ、今年も変わりなく新譜を出しているなあ、と思いつつの新譜聴きなので、ちょっとコメントがコメントになってない面もありますが。相変わらずの安定感と、ややスムースジャズ寄りのサウンド、それでいて、テクニックはスゴそう、聴きやすいしノリやすい、といったあたりが彼の新譜を買う要因ですね。フュージョンとしてはけっこう心地よいし、メロディその他のサウンドもいいのです。


グルーヴ・オブ・ライフ/神保彰(Ds)(Electric Bird)
Groove Of Life/Akira Jimbo(Ds)(Electric Bird) - Released 2015. Abraham Laboriel(B, Vo), Otomaro Ruiz(P, Key, Vo), Allen Hinds(G, Vo), Guest: Paul Taylor(As on 2, Ss on 5) - 1. Smoke On The Quarter 2. Groove Of Life 3. Salud! 4. Samba Coconuts 5. Scent On Your Smile 6. Long Long While 7. Urban Safari 8. Adios 9. Silky Breeze

全曲神保彰作曲。通算19作目のソロ・アルバムだそうですが、そのマイペースぶり、いいいですねえ。基本のメンバーは同じなので、いつものサウンドが聴こえてきますが、それこそブレてないというか、安定しているというか。1曲目は「スモーク・オン・ザ・ウォーター」にテーマは似ているけれど、完全なオリジナルだそうです。今回は2、5曲目にサックスをフィーチャーしているけれども、けっこういい感じ。ファンクの曲もサンバの曲も、タイトル通りけっこうファンクでグルーヴしています。アメリカのラジオ局で多く取り上げられるような音を目指しているのか、どちらかというとスムースジャズの方向性もあると思うのですが、聴きやすいのにテクニックはスゴい、ということにもなっていて、作曲と演奏の絶妙なバランスが取れています。(15年1月7日発売)

2015/01/11

ジンボ・デ・CTI/神保彰

Jimbodecti
やっと新年最初の新譜CDが到着しました。神保彰の2枚です。オリジナル集と、カヴァー集の2枚を新年に出すようになって何年目かになりますが、国内盤が値段が高いと思いつつ(今回は1枚3,100円でした)、それでも毎年手を出してしまいます。オリジナル集の方がメインなのでしょうけれども、私も中学の頃に聴きはじめたのがCTIのクロスオーヴァーだったこともあって、今回はこちらを先に聴きました。やっぱりCTIはいいですねえ。多感な時期に聴いたせいかもしれませんが、思い出のメロディがいっぱい詰まっています。自分はボブ・ジェームスの方がデオダートより好きだった違いはあるにしろ、当時LPで持ってなくてもあちこちでこのレーベルの音楽、かかってました。


ジンボ・デ・CTI/神保彰(Ds)(Electric Bird)
Jimbo De CTI/Akira Jimbo(Ds)(Electric Bird) - Released 2015. Abraham Laboriel(B, Vo), Otomaro Ruiz(Key, P, Vo) - 1. Super Strut 2. Also Sparach Zarathustra (2001) 3. Tombo In 7/4 4. Carly & Carole 5. Stone Flower 6. Red Clay 7. Skyscrapers 8. Spirit Of Summer 9. The Answer Is Yes

CTIレーベルのカヴァー集。デオダートから5曲(1-2、4、7-8曲目)、アイアート・モレイラ(3曲目)、アントニオ・カルロス・ジョビン(5曲目)、フレディ・ハバード(6曲目)、ジム・ホール(9曲目)。CTIおなじみの曲が並びますが、神保彰の演奏の方が、今っぽくなっている感じ。トリオとは思えないほど、音が厚い部分も。勢いのあるファンクの1曲目、「ツァラトゥストラはかく語りき」もけっこう洗練されたファンクの2曲目、原曲は4分の7拍子を4拍子でやる3曲目、8ビートがしっかりとしている4曲目、ジョビン作もファンクになってしまう5曲目、フレーズが印象的でギターの音も聴こえるような6曲目、カッコいい16ビートファンクの7曲目、唯一哀愁のある曲も3拍子を4拍子にしての8曲目、この曲はジャズらしく4ビートもある9曲目。(15年1月7日発売)

2015/01/10

Jim Hall & Friends Live At Town Hall

Jimandfriends
ジョン・アバークロンビーのサイド参加作過去盤聴き4日目。彼の当時のサイド参加作を見ると、意外にジョン・スコフィールドもあちこち参加していて、当時はジョン・スコ追っかけもやっていたので、あの個性的なギターも懐かしく感じます。ジョン・スコのコメント手直し作業はまだ手を付けてないので、その時が来るのが楽しみでもあります。ここでの中心はジム・ホール。今となっては彼のミュージシャン特集を組んでないのが悔やまれます。年齢がいくにしたがって、普通は丸くなっていくのが、彼の場合、トンガってきましたから。いずれ時間が出来たらやってみたいとは思っていますけど。’90年代は国内盤CDの黄金時代でもありました。


Jim Hall(G) & Friends Live At Town Hall(Musicmaters) - Recorded June 26, 1990. Ron Carter(B), Bob Brookmayer(Tb), Gerry Muligan(Bs), Don Thompson(P, Arr), Steve Laspina(B), Terry Clerke(Ds), Gary Burton(Vib), Classical Heritage Ensemble, Gil Goldstein(P, Synth), Peter Bernstein(G), John Scofield(G), Mick Goodlick(G), John Abercrombie(G), Classical Heritage Ensemble: Kermit Moore(Cello, Leader), Shem Guibbory(Vln), Richard Henrickson(Vln), Deidra Lawrence(Viola) - 1. Alone Together 2. St.Thomas 3. Skylark 4. Begin The Begin 5. All The Things You Are 6. Prelude To A Kiss 7. 1953 "Thesis" 8. Abstract & Dream 9. Laura's Dream 10. Hide And Seek 11. How Deep Is The Ocean 12. Sancticity 13. My Funny Valentine 14. Careful

CD2枚組。ジム・ホール作は4曲(1、9-10、14曲目)で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナルなと。ジョン・スコフィールドは12、14曲目に、ジョン・アバークロンビーは13-14曲目に、ゲイリー・バートンは9、14曲目に参加するライヴ。ジム・ホールがアイドルだというギタリストは多いです。特に14曲目はこの2人とジム・ホールのほか、ピーター・バーンスタインとミック・グッドリックも参加して、5人で共演しています。他にも1-2曲目がロン・カーターと、3-4曲目がボブ・ブルックマイヤーと、5-6曲目がジェリー・マリガンとのデュオ。その後はコンボ編成で8-9曲目はストリング・クァルテットも加わり硬派。割と聴きやすい曲が多く、派手ではないけれども、ジム・ホールの演奏を堪能できます。当然他のギタリスト達も。

2015/01/09

My Foolish Heart/Marc Cohen (Copland)

Marcmyfoolish
ジョン・アバークロンビーのサイド参加作3日目。今回はマーク・コープランド(旧名マーク・コーエン)の日本制作による、初リーダー作で、どういうわけだか、これを発売時に買っているんですね。まだ彼の名前がそんなに知られてなかった頃。今でこそ彼のファンは多いですけれども、偶然初リーダー作から追っかけをしていました。まだ綾織り系でしっとりとした強烈な個性は出てないですけど、スタンダードなどのアプローチが個性的だったりしています。この頃はまだアップテンポの曲も普通に弾いていたんですね。ここではゲイリー・ピーコックの超人的なベースワークも聴きどころかと思います。


My Foolish Heart/Marc Cohen(P)(Jazz City) - Recorded June 1988. Gary Peacock(B), Jeff Hirshfield(Ds), John Abercrombie(G) - 1. Snow Fall 2. My Foolish heart 3. Walkin' 4. So Long Ago 5. I Fall In Love Too Easily 6. When Will The Blues Leave 7. At Night 8. Mash 9. Just In Time 10. In Blue

マーク・コープランド(旧名マーク・コーエン)作は共作も含め1、4、7、10曲目。他はスタンダードやジャズメン・オリジナルなど。1、4、6、10曲目に参加するジョン・アバークロンビーとリリカルな感じではよくマッチしています。レーベルとして売れることも意識はあるかもですが、内容的になかなか。当時は激しめの曲もありますけど、アプローチは独特。途中けっこう活発ながら、降る雪をイメージしていてその雰囲気が出ている1曲目、やや賑やかな部分もありながら、しっとりとしたピアノが後年彼を有名にさせるようなタイトル曲の2曲目、この繊細な雰囲気が彼らしいと思わせる4曲目、サウンドはちょっと違うけどスリリングな展開の6、9曲目、静かな曲で聴かせどころの多い7曲目、メランコリックなサウンドが印象深い10曲目。

2015/01/08

Emerald City/Richie Beirach & John Abercrombie

Richieemerald
ジョン・アバークロンビー共演・参加作過去盤聴き2日目。リッチー・バイラークとのデュオ作品ですけど、リリカルな感じではなくて、静かな空間系がメインながら、けっこうシリアスで、重い感じがしています。気軽に聴けるわけではないけれど、やはりこの2人ならではのサウンドなので、ハマる人はハマるんではないかな、とも思います。このアルバムも入手のいきさつは忘れたけど、’80年代後半は国内盤でこういうCDが出ていたんですね。今でも大手通販などで輸入盤の入手は可能なようですけれども。改めてバイラークとのデュオ作は、激しくなくてもなかなかスゴいことになっているなあ、と思いました。


Emerald City/Richie Beirach(P) & John Abercrombie(G Synth)(Pathfinder) - Recorded February 1987 - 1. Odin 2. Anse Des Flamonde 3. Sleight Of Hand 4. Emerald City 5. On Overgrown Path 6. Carnival (Suspone)

ピアノとギター・シンセサイザーによるデュオ。3、6曲目が2人のフリー・インプロヴィゼーションで、他がリッチー・バイラークの作曲。2人で空間を作り出していく、というイメージ。1曲目はドローンのような重低音が持続して、ピアノ側もシンセサイザーを使用しているかも。作曲されたものとはいえワンコード的で、やはりフリー的な緊張感のあるアプローチのようにも思えます。クリスタルのような出だしに続いて、マイナーのアルペジオで、薄暗い雰囲気で進んでいく2曲目、ランダムに2人で次々と音を選んでいるように聴こえるフリータッチの3曲目、硬質なアプローチで、宝石の質感のアプローチを見せるタイトル曲の4曲目、まさに空間的世界が15分も続くドラマチックな5曲目、重いけど活発なやり取りが続く緊張感のある6曲目。

2015/01/07

All Strings Attached (邦題「スーパー・ギタリスト5人衆」)

Allstrings
まだ新譜が届かないので、ジョン・アバークロンビーのサイド参加作過去盤聴きに行きます。彼の場合、ECMでのリーダー作やサイド参加作がけっこう多いので、大半は直っていて、それ以外のレーベルの、だいたい’86年から’96年の録音でまだコメント手直しをしていないアルバムということになります。30年もCDを買っていると、今日のアルバムのように、今ではレーベルもなくなったり再発がなかったりして、けっこう珍しいアルバムが手元にあったりします。同じレーザーディスクも持っていたのですが、それは処分してしまいましたが。今では大物ばかりの共演、個性が出ていて、久しぶりに聴いて盛り上がりました。


All Strings Attached(NEC Avenue) - Recorded December 1986. Tal Farlow(G), John Abercrombie(G), Larry Carlton(G), Larry Coryell(G), John Scofield(G), John Patitucci(B), Bill Hart(Ds) - 1. Introduction By John Scofield 2. Misty 3. Meditations 4. My Romance 5. Autumn Leaves 6. All Blues

邦題は「スーパー・ギタリスト5人衆」。同名でレーザーディスクにもなっていて、LDの方がメインで作られているような編集。タル・ファーロウへのトリビュート的アルバムで、彼が全曲に参加しているスタンダードやジャズメン・オリジナル集のライヴ。ジョン・アバークロンビーが4-6曲目に、ジョン・スコフィールドが3、5-6曲目に参加。ラリー・カールトンも2曲目でタルとツイン・ギターで演奏を楽しませます。特に5-6曲目にはギタリスト5人全員がソロをとっているので、それぞれの個性が面白いです。しかも、今となっては大物ばかりの演奏で、そういう意味でも興味深いアルバム。全員正装をしていて、映像的にも楽しませてもらいました(当時はLDも持っていました)。リラックスして聴けるような演奏だけど、やはりこの5人はスゴい。

2015/01/05

Now Is The Hour/Charlie Haden Quartet West

Charlienowis
チャーリー・ヘイデン・クァルテット・ウェスト作の過去盤聴き3日目で、ヘイデンのリーダー作のコメント手直しが終了しました。新譜がなかなか入ってこないので、このまま別のミュージシャンの過去盤聴きに行こうと思いますが、さて、誰がいいか。ホームページのページ数にしてまだ40ページ分残っているんですよね。ところでこのアルバム、「古き良き時代の懐かしいジャズ」という言葉で前の短いコメントではほとんどを語っていたのですが、聴き直すとそれだけではなくてストリングスの入ってない5曲へややアップテンポからアップテンポにかけての活発な曲でした。当時の表現が足らなかったと言うべきか。でもアドリブの語法は現代ジャズ色をなくしているので、やっぱり懐かしい感じはするのですが。過去の音源利用はなくなり、ストリングスが前面に出ています。


Now Is The Hour/Charlie Haden(B) Quartet West(Verve) - Recorded July 18-20, 1995. Ernie Watts(Ts), Alan Broadbent(P, Cond, String Arr), Larance Marable(Ds) with String Orchestra on 1-3, 5, 7, 9, 12 - 1. Here's Looking At You 2. The Left Hand Of God 3. Requiem 4. Back Home Blues 5. There In A Dream 6. All Through The Night 7. Detour Ahead 8. Blue Pearl 9. When Tomorrow Comes 10. Palo Alto 11. Marable's Parable 12. Now Is The Hour

チャーリー・ヘイデン作が(1、5、11曲目)、アラン・ブロードベント作が9曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。12曲中7曲にストリングスも加わって、サウンドの中のストリングス割合が高いのも特徴。古き良き時代のジャズの良さも増えてます。モダンジャズというよりも哀愁を帯びた昔の映画音楽を味わう感覚です。ただ、3分の1ほどの4、6、8、10曲目のように割とアップテンポ気味のジャズもありますが。これらも現代ジャズ色をなくして懐かしい感じではあります。哀愁の強さとメロディが出ているミディアムの4ビートの1曲目、 この曲も哀愁がカギとなるスロー、なバラードの5曲目、ゆったりとした心地よいバラードの9曲目、カリプソの明るい演奏がヘイデン作としては珍しい11曲目、渋いタイトル曲の12曲目。

2015/01/04

Always Say Goodbye/Charlie Haden Quartet West

Charliealways
チャーリー・ヘイデン・クァルテット・ウェストの過去盤聴き2日目。これは4枚目にあたり、次回5枚目を聴き直し当ブログではリーダー作手直し完了となりますが、’99年と間を置いて’10年録音と、息が長くアルバムをグループで発表を続けていました。やっぱりコンセプト・アルバムとなる3枚目からが何だかタダものではない雰囲気を漂わせ、モダンジャズ以前の雰囲気も少し取り入れて、何度も聴き返せる、そして聴きやすいアルバムに仕上がっています。彼の演奏の個人的好みからいくと、このサウンドトラックのようなアルバムの作りをしているこのあたりの時期が、彼のアルバムではけっこう好きな時期です。


Always Say Goodbye/Charlie Haden(B) Quartet West(Verve) - Recorded July 30 and August 1, 1993. Ernie Watts(Ts), Alan Broadbent(P), Larance Marable(Ds), Guest: Stephane Grappelli(Vln on 10) - 1. Introducsion 2. Always Say Goodbye 3. Nice Eyes 4. Relaxin' At Camarillo 5. Sunset Afternoon 6. My Love And I (Love Song From Apache) 7. Alone Together 8. Our Spanish Love Song 9. Background Music 10. Ou Es-Ts, Mon Amour! (Where Are You, My Love?) 11. Avenue Of Stars 12. Low Key Lightly (Variation On The Theme Of Hero To Zero) 13. Celia 14. Everything Happens To Me 15. Ending

チャーリー・ヘイデン作が3曲(2-3、8曲目)で、アラン・ブロードベント作が2曲(5、11曲目)で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。このアルバムには、サウンドトラックの一部も使われ、コールマン・ホーキンス、ジョー・スタッフォード、ジャンゴ・ラインハルト、デューク・エリントン、チェット・ベイカーの昔の録音が何ヶ所もそのままちりばめられていて、しかも違和感がありません。さまざまな曲でトータルアルバムに仕上げている70分間。 6、12曲目にはストリングスもあります。昔のジャズ的映画音楽的な渋いメロディを持つバラードでタイトル曲の2曲目、一転、明るく賑やかな曲調になる3曲目、メロディアスで古き良き時代に溶け込む5曲目、どこか懐かしい哀愁が漂う8曲目、しっとりと語り掛けるように演奏する11曲目。

2015/01/03

Haunted Heart/Charlie Haden Quartet West

Charliehaunted
次の新譜が到着するまで半月あまりありそうなので、それまでは過去盤聴きをします。チャーリー・ヘイデン・クァルテット・ウェストというグループをあと3枚聴いて、彼のリーダー作のコメント手直し作業は終わりです。今日のアルバムは、クァルテット・ウェスト3枚目なんですが、ここで方向性が決まったというか、渋い売れセンのアルバムという感じ。なんでも、架空の映画のサウンドトラックを想定しているのだとか。フリーでもなんでもござれのヘイデンですが、ここまでオーソドックスに演奏しているのもあまりないかと。アーニー・ワッツのサックスも、彼はフュージョンシーンで登場することが当時多かったですが、朗々としたいい響きのサックスでジャズをやっています。この時期、このグループの一連のアルバム、好きだったなあ。


Haunted Heart/Charlie Haden(B) Quartet West(Verve) - Recorded October 27-28, 1991. Ernie Watts(Ts), Alan Broadbent(P), Larance Marable(Ds) - 1. Introduction 2. Hello My Lovely 3. Haunted Heart 4. Dance Of The Infidels 5. The Long Goodbye 6. Moonlight Serenade 7. Lennie's Pennies 8. Ev'ry Time We Say Goobye 9. Lady In The Lake 10. Segment 11. The Bad And The Beautiful 12. Deep Song

邦題「魅せられし心」。チャーリー・ヘイデン作は2曲目のみで、アラン・ブロードベント作が5、9曲目で他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。最初がワーナーブラザース映画ファンファーレと「マルタの鷹」サウンドトラックではじまり、途中にジョー・スタッフォード、ビリー・ホリデイらの昔の録音がオーヴァー・ラップしたりと、凝っています。レイモンド・チャンドラーを意識しているそうですが、気にしなくても、そういう渋さが出ています。クァルテット・ウェストの新たな方向性が出たアルバム。別な言葉でいうと渋い売れセン。ヘイデン作の2曲目も、ミディアムの4ビートで、スタンダードのようなサウンドです。 8分の6拍子でこれまた洗練された渋さが光るメロディアスな5曲目、サックスがしっとりと歌い上げていくバラードの9曲目。

2015/01/01

寒中お見舞い申し上げます

この新年は喪中なので、正月行事はないのですが、だいぶ家の中も落ち着いてきて、新年の料理が出なかったり神社にお参りをしなかったりするほかは、通常通りの長い休みという感じです。長男は大みそかも元日からもバイト(正月手当が1日あたり3千円出るらしい)だし、次男も塾は2日よりあるようだし。

今年は、円安でCD価格が上がってきてしまったため、ますますCD購入枚数を絞らなければ、と思います。まあ、思うだけでペースは変わらないような気もしますけど(笑)。その反面、あと975枚ほどになったホームページのコメント手直し作業を、以前より多く進められるかもしれません。このホームページのコメント手直し作業、時間のある時にやっているため、’99年よりはじめて、中断を何度もしつつ、もう16年目に突入してしまいました。しかもやっているうちに、ホームページはすたれてきて、ブログ中心の世の中になってきましたし。果たして自分のやっていることがこの時期いいのかどうか、と思うときもあります。

またCDの聴き方にも昨年暮れより変化が出てきました。長男主導でネットワークオーディオをやり始めたんですね。これはCDのデータを非圧縮でハードディスクドライブに移し、CDをかけることなしにその操作をして聴く、という方法です。3TBのネットワークHDDを購入したので、CD1枚最大800MBのデータとして、3千枚以上は楽に入ってしまう計算ですね。ただし大みそか現在、データをため込むにつれて、出る音が音切れを起こすようになってきたので、その原因を究明中。

(追記)今日直しにトライしようと思ったら、今日は音切れの現象が出ていません。とりあえずラッキーです。

ネットラジオも便利で、以前は音を出すのはCDを聴いてブログにアップする時が中心でしたが、それ以外の時間も音楽をかけていることが多くなりました。さて、こういう変化で今後はどうなるか。

それでも淡々とブログは続いていくと思いますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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