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2014/05/24

Alive/上原ひろみ

Ueharaalive
上原ひろみの新作が出たので早速聴きました。このトリオでのCDは3枚目で、曲作りを含め、かなりの進化を遂げていて、実は1曲の中でさまざまに変化していく曲も多く、コメントは本当ならもっと長い説明を要します。ただ、私が長い文章を書いても皆さん読まなくなるだけだと思うので、いつもの長さで書きますが。まあ、そのドラマチックな曲の変化を聴いて下さい、としか言えないですね。今回は2、5曲目にけっこう長い4ビートの場面がありますが、それも曲全体に渡ってというわけではなく、曲の中の変化での出来事です。あとは表面的にはシンプルな曲が増えたかな、という気も(特に後半)。ただそれもよく聴くと、けっこういろいろやっているようですけど。3人の熟成度を楽しめます。ジャズ・フュージョンファン以外からも人気があるのが分かるような気がします。

(追記)1曲目のタイトル曲で「性急な感じの変化に富むリズムで突っ込んでくる」と感じたところ、ネットで検索したらインタビュー記事で「16分の27拍子」だということが分かりました。恐るべし、上原ひろみのトリオ。


Alive/上原ひろみ(P)(Telarc)
Alive/Hiromi(P)(Telarc) - Recorded February 5-7, 2014. The Trio Project Featuring: Anthony Jackson(B), Simon Phillips(Ds) - 1. Alive 2. Wanderer 3. Dreamer 4. Seeker 5. Player 6. Warrior 7. Firefly 8. Spirit 9. Life Goes On

全曲上原ひろみの作曲。このトリオのCDは3枚目。相変わらずスゴいトリオです。どの曲もドラマチックな展開。荘厳にはじまり、性急な感じの変化に富むリズムで突っ込んでくる緩急自在の1曲目、しっとりと静かにせまると思うと中盤4ビートの、ドラマチック感じが印象的な2曲目、7拍子基調で、やはり進行しながら変化していく3曲目、シンプルな8ビートで落ち着いた長調系の4曲目、変化していく安定したリズムの上を縦横無尽にピアノがかけめぐる5曲目、しっとりとはじまり、複雑なリズムを経て盛り上がって行くダイナミクスの大きい6曲目、クラシックのようにピアノが静かにはじまり、そのままソロ・ピアノで語りかける7曲目、シンプルにゴスペル的な進行をしていく8曲目、活発なリズムの曲でごキゲンな雰囲気で最期を飾る9曲目。(14年5月21日発売)

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コメント

私も予約して速攻で入手しました。
最初聴いた時は3枚目になって飽きたかな?という風に聴いたのですが、何度か聴くうちにいままでと違う部分が分かってきたりして、結局楽しく聴いています。
このトリオはすっかり熟成の域にあると思います。
安定した分スリルが後退しているような気もしますが、今までにない旨味が出てきているのは新たな魅力だと思います。
良い出来のアルバムだと思いました。
トラバさせていただきます。

>いっきさん

TBどうもありがとうございます。

もう3枚目だとそろそろメンバーチェンジかな、とも私も予感がしていたのですが、曲調がどんどん変わっていく曲などは、やっぱりこの3人のあうんの呼吸かな、とも思いました。恐るべし、上原ひろみ、ですね。さっそく次回作が気になります。

こちらからもTBさせていただきます。
前2作と同様に、基本的には難曲に挑戦しているのですが、場面によってはリラックスさも感じられるあたりは、同じメンバーで何年も一緒にやっているがゆえの余裕の表れなんでしょうね。
その辺と曲によっては4ビートもやっているところが新鮮だったです。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

3枚目だからある程度いい意味でのマンネリ感もあると思うのですが、それが吹っ飛ぶほどにいい演奏を3人でやってますね。やっぱり余裕で難曲をこなすという、3人のスゴさでしょうか。彼女のアルバム、いつもベスト3に選んでしまうのですが、今回もそうなるかもです。

自分も、彼女のアルバムは、"出ると買う"になってます。
で、毎回しっかり進化を感じさせられ、だんだんと聴き応えを増してきて唸らされます。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

これだけ売れると、やっぱりジャズ・フュージョンファン以外でもファンの方や支持している人が多いんでしょうね。確かにそれだけスゴい演奏になっていると思います。このトリオ3作目でも飽きないどころか、ますます気に入りましたです。

工藤さん,こんにちは。TBありがとうございました。

今頃になって私はこのアルバムを聞いているということで,上原ひろみに対する思い入れが全くないことはバレバレですし,やっぱり私の趣味ではないなぁということがわかっただけでもよかったと思います。彼女が今後どういう音楽的成熟を果たしていくのかはわかりませんが,こういった音楽が継続されるのであれば,私は当面買わなくていいかなぁって思いました。

まぁ,今後は皆さんのレビューを拝見しつつ,聞いてみるかどうするか判断すればいいかなってところです(本作もそうでしたが...)。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

例年ジャズのベスト3に参加しているのですが、やっぱり好みの違いで人によって出てくるのが見事にバラバラ、というのが常だと思います。旧譜しか聴かない、という方もいらっしゃいますし。ですので、好みか好みじゃないか、というのを確認する意味でもよかったんじゃないでしょうか。他にもちょっと「おなかいっぱい」という評も見かけてますし。

ただ、観客動員数やCDの売れ行きを見ても、ジャズやフュージョンの下支えはしてくれそうだな、と思っています。

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